高石タケル

登録日:2011/05/16 Mon 23:42:42
更新日:2024/02/23 Fri 15:21:38
所要時間:約 4 分で読めます






あきらめないよ…最後まであきらめない!


ボクたちが死んだらこの世界もボクたちの世界も滅んでしまう!


だから、あきらめちゃダメなんだ!






エンジェモーン!!!!!










デジモンアドベンチャー』及び『デジモンアドベンチャー02』の登場人物。見方によっては真の主人公ともいえる。詳しくは後述。
名前は漢字だと『岳』。

CV:小西寛子/潘めぐみ(小学2年時。前者はTV版、後者はPSP版及び『デジモンアドベンチャー:』、コトダマンコラボ。また劇場版1作目も違う声優が担当している)
  山本泰輔 (小学5年時)
  榎木淳弥 (デジモンアドベンチャー tri.デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆、デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING)
  平田広明 (25年後)

年齢:8歳(小学2年時)→11歳(小学5年時)→36歳(25年後)
パートナー:パタモン





【デジモンアドベンチャー】
河田小学校2年生。他のメンバー同様サマーキャンプの最中、デジタルワールドに漂流してしまう。
紋章は希望

兄である石田ヤマトと名字や学校が異なるのは両親が離婚し別居している為で、タケルは母親と2人で暮らしている。
ヤマトが三軒茶屋まで送っている描写がある為、三軒茶屋付近に住んでいる模様。
両親の離婚が原因で争い事を強く嫌っており、メンバーの顔色を窺いながら旅をしていた節がある。

デビモンとの決戦で、パタモンをエンジェモンに進化させデビモンを打ち破る事に成功するが、
その戦いでエンジェモンは力尽きデシタマへと戻ってしまう。この事が後のトラウマとなる……
このトラウマはかなり根強く、02になった際=三年後にも抜け切れていないほど。
またこの時の彼は「泣いていることしかできなかった」ということも大きく関係していると思われる。

当初は泣き虫だったが、エンジェモンとの別れやメンバーとの離散、同い年の八神ヒカリの加入を経てたくましく成長、
終盤では究極体のピノッキモンを出し抜いたり、ピエモン戦では、仲間たちが次々と人形に変えられていく中、
最後まで希望を捨てなかったことによりホーリーエンジェモンへの進化に成功し、反撃のきっかけをつくった。

まぁ最終回を見る限り、泣き虫は治らなかったようですが……。


なおPSP版では、『デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち』で洲崎アイルを演じた潘めぐみが代役を務めている。
この経緯はPSP版の公式サイトに載っているので興味のある人はチェックしてみよう。



もうやめだ…付き合ってらんねえ!




ケリつけてやる!!!!!





【デジモンアドベンチャー02】
1話でお台場小学校5年A組に転校してくる。バスケットボール部に所属。劇中にフランス人の祖父が登場し、クォーターであることが判明する。
前回の冒険では"最も小さき選ばれし子供"と呼ばれるほど小柄だった身長もグングン伸び、爽やかイケメンに成長、女子生徒からの人気もなかなかの様子。
前回の冒険の経験者であるためか、以前のような幼さはなりを潜め、落ち着いた雰囲気を醸し出すようになった。

ヒカリとの仲を疑われて大輔にライバル視されるも、大輔からは仲間として大切にされているので、本人たちにその気はない…ハズ

36話ではゴマ団子が好物らしいことが判明する。


終盤でベリアルヴァンデモンが見せた幻影により、家族の団欒にまだ未練がある模様(ある意味で希望を捨てきれていないというべきか)。
劇中で危機に陥ったヒカリが太一を頼る発言した際に語気を荒げたのは、兄妹共に暮らし、甘える事ができるヒカリへの羨望の裏返しだったのかも…
ちなみにこの幻覚、他の子供が見ていた幻覚と比べるとダントツでえげつない幻覚だというのが彼の家庭事情及び年齢を考えると分かる。
何せ、彼の家族の団欒には、パートナーであるはずのパタモンがいないのだから。


上記のデビモンとの一件により、闇の力を強く憎んでいる*1
そのため、デジモンカイザーキメラモン作成のためにデビモンのデータを回収しているのを目撃した際に、
過去のトラウマを刺激され、闇の力を使役しようとするカイザーに激怒。



単身カイザーに勝負を挑み、言葉責め+リアルファイト(馬乗りになって複数回顔面フック)でカイザーをフルボッコにした。



この一件はファンに強い印象を植え付けたようで、公式サイトの「最強だと思うキャラ」で見事一位に輝いたのだった。

ただ、どれだけ強い腕っぷしを見せようとも所詮は幼い少年。穏やかに振る舞っているとはいっても自分の本心を口にするのが苦手で素直になれない天邪鬼。
しっかり者とはいえどあくまで年齢にしてはで、敵の圧倒的な強さや凶悪な殺戮等を見ると自信を無くしてしまう事も・・・
決して、大輔が一人で戦って済むことでもなければ、タケル達が大輔抜きで戦って済む事でもないのである。



以下、ネタバレ注意











25年後は小説家になっており、自身の体験をもとに「デジタルワールドの冒険」という本を出版した…そう、初代から02に続くこの物語は…









タケルの回想録だったのだ…






初代、及び02のナレーション(CV.平田広明)は、実はタケルだという設定。
元々、初代デジモンは、子供たちの内のひとりの回想録話として終わる予定だったが、予想以上に人気が出た為にシリーズ化したらしい。
この「タケルの回想録」という設定は、無印12話のサブタイトルから読み取ることができる*2
彼の父親もナレーションと同じ平田広明氏が演じているのも、伏線の1つであったと言える。
また、彼の名前はデジモンシリーズの主人公格の名前の多くの特徴である「タ」「ダ」が含まれている名前であり、これは主人公格以外では彼のみ。

『時ハン』によく似た名前の人が出ているが全く関連性はない。


デジモンアドベンチャー tri.
中学2年生になり、ヒカリとは同級生。
デジモンアドベンチャー02から地続きの時系列であるため、ヒカリとともにデジヴァイスがD-3になっている。

別々に暮らす兄のヤマトとの仲は良く、度々ライブを見に行っている。何人かの女の子を連れて。

何人かの女の子を連れて。
大事なことなので(ry

前作から度々モテているような節があったが、選ばれし子供達の中でもオシャレな服装、
大人になりかけの男らしさと子どもっぽさが同居する顔立ちで、同級生や年上の高校生にもモテているのだ。

高校の文化祭を訪れただけで周囲の女の子がどよめきたったり、ファッションを意識し始めた光子郎が真っ先に相談したり、絵に書いた様なイケメン男子である。
……まあ、ヤマトもモテる方なので予想できた未来ではあるが、モテることを自覚しているような節がある分質が悪い。

同世代の仲間として身近な異性であるヒカリがどう見ているかというと……特段ヤキモチを焼くというワケでもなく、呆れつつも度々話し相手になっており、
「友達」とか「恋人」とかそういうのを超越して「双子の姉弟」とでもいった方がしっくりくる独特の距離感である。

同じく同世代の選ばれし子ども達である本宮大輔一乗寺賢らとの交流があるかは不明。
そもそも02勢全員行方不明だし。

感染クワガーモンによる羽田空港襲撃からパートナーのパタモンと合流し、感染デジモンの騒動に巻き込まれていく。
パタモンとの関係は変わらず良好で、今作ではエンジェモンへの進化に躊躇がない。
ペガスモンへのアーマー進化が可能であるかは不明。

以下、第3章のネタバレ


【余談】
上記のように担当した声優の人数が選ばれし子供たちの中でも特に多い。
tri.公式サイトのキャストコメントのコーナーではパタモン役の松本美和氏に「パタモンにとって(tri.の)「タケル」は(ゲームをいれると)4人目」と言われている。
(この他にもパタモンがまだ出ていない劇場版1作目での菊地祥子氏やエピローグの平田広明氏もいる)

兄のヤマトと名前を合わせるとヤマトタケルとなる。



心の中の光は、追記修正をする力を忘れなければ大丈夫だ。新しいアニヲタWikiのページをめくるのは、君たちだ!



※脳内でButter-Flyを流しながら追記・修正願います

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最終更新:2024年02月23日 15:21

*1 ただし、「ぼくは、闇の力そのものが憎いんじゃない」と本編で言っているように、どちらかというとタケル本人の憎しみ自体は「デビモン」や安易に闇の力を使おうとする者そのものに向いている節がある。ただ、それが行き過ぎて初対面のブラックウォーグレイモンを一方的にホーリーエンジェモンと一緒に断罪し、抹殺しかねない雰囲気だったが。

*2 アドベンチャーシリーズ全話を合わせて、ただ一つこの話だけが「一人称」が使われている。例外は02最終話の「ぼくらのデジタルワールド」と無印劇場版2作目の「ぼくらのウォーゲーム!」だが、こちらも使用されているのが「ぼく」であるため彼の一人称ということになる。