幻影ヲ駆ケル太陽

登録日:2013/09/07(土)06:02:20
更新日:2018/05/18 Fri 22:27:43
所要時間:約 10 分で読めます




『幻影ヲ駆ケル太陽(il sole penetra le illusioni)』とは2013年7月から9月まで放送されていたsole;viola原作・AIC制作のオリジナルTVアニメ。全13話+未放映1話。
元は株式会社アニマでの『幻影のメサイア Blood of Fortune』という2011年のコミケに出展した企画が発展したものである。
略称は『幻影』『幻影太陽』『幻駆ケ(幻かけ)』『ヲケル』など。

タロットカードを主軸にした、少女達の戦いと葛藤を描く魔法少女もので、デフォルメの強い作画からダークな話が展開されていく。

ガンガンOnlineにて漫画版も配信中。月刊ニュータイプにて外伝小説も連載中。

◇あらすじ
今は亡き母親の影響で、タロットカードに夢中な中学生太陽あかりは従姉妹の一家と平和な日々を送っていたが、ある時不思議な異空間に巻き込まれ、不気味な怪物と対峙することになる。
自らが怪物「ダエモニア」と戦わねばならない、タロットカードを司る22の血族の一人であることを知ったあかりは仲間とともに過酷な戦いに突入し、運命に立ち向かっていく。

◇登場人物(声優も併記)
主人公。
明るく他人思いな性格だが、下記の能力もあいまって戦いの中で思い悩んでいく。
母親はすでに他界しているがその影響でタロット占いを嗜んでいた。父親は不明。
タロットの影響で育てる植物が異常生長する。
なぜかダエモニアの声を聞くことができ、体に触れてる相手にも同じ力を与えられる。
11話でひなたと高取 肇らしきのダエモニアに感染された自分の父親が、タロット使いとダエモニアの間に生まれたハーフであることが明かされた。
サーニャでもイリヤでもない。
◆誕生日:8月19日 獅子座
◆年齢:12歳
◆血液型:O型
◆タロットカード:太陽
◆テネブライモード
髪が伸びてイケメン度が増す。使用武器はレイピア。炎を纏わせることも出来る。

あかりのチームの一員。へそ要員
クールな性格でひたすら強くあろうとしている。
友達を目の前でダエモニアに殺されたゆえに殲滅への思いは人一倍深いが…
筋トレとササミサラダが好き。
「あたし完璧!」とか「あたしって、ほんとバカ」とか言わない。
◆誕生日:5月17日 おうし座
◆年齢:13歳
◆血液型:A型
◆タロットカード:星
◆テネブライモード
髪型が変わり、目が石川賢漫画ばりのグルグルになる。使用武器は水晶状の弓矢。

あかりのチームの一員。隠れ巨乳要員
優しい性格だが、引っ込み思案すぎるきらいがある。
月詠財閥のお嬢様だが、親戚からは疎まれている。
行方不明の双子の姉とあかりを重ねて強く慕っている
闇堕ちフラグが立ちまくっていたが…
「にっこにっこにー♪」とか言わない。
◆誕生日:11月18日 蠍座
◆年齢:12歳
◆血液型:AB型
◆タロットカード:月
◆テネブライモード
ツリ目になりケモ耳が生える。るなちゃんマジケモっ子。「癒しの力」を操るが、しょkツタ状の蔓を使った拘束なども行う。
実は爪を生やせば接近戦もできた

  • 白金ぎんか(巽悠衣子)
あかりのチームの一員。わき要員
お金にうるさくたこ焼きが好きな典型的関西人。
大型チェーン店社長の娘だがかつては貧乏暮らしだった。
正義感はあるが、戦いへの思いはあまり強くない。しかし・・・
父親はかつて暴れん坊ムカデ将軍だった。
◆誕生日:1月14日 山羊座
◆年齢:13歳
◆血液型:B型
◆タロットカード:節制
◆テネブライモード
天使を思わせる羽根と輪ができる。ぎんかちゃんマジ天使。使用武器は主にコインと盾だが、戦斧や槍も使う。
対消滅してもうたと思うたら、そんなことなかったで!

  • エティア・ヴィスコンティ(遠藤綾)
セフィロ・フィオーレ永瀧支部の隊長。
穏やかな性格だがたまに黒い。
仲間の身を案じ、上位組織レグザリオへの不信を深める。
◆誕生日:3月21日 魚座
◆血液型: O型
◆タロットカード:世界

  • アリエル・ヴァルティエル・ウェストコット(井上喜久子)
セフィロ・フィオーレ永瀧支部の副長。
厳格で容赦のない性格。
エティアとの付き合いは長いらしい。
◆誕生日:10月20日 天秤座
◆血液型: A型
◆タロットカード:審判

  • プリシラ・トワイライト(青木瑠璃子)
あかりたちよりベテラン
陽気な姉御肌だがちょっと脳筋。
特技はピアノ。
◆誕生日:6月9日 双子座
◆血液型: B型
◆タロットカード:愚者
◆テネブライモード
「愚者」らしく道化者らしさが増す。ナイフと必殺用の槍を持つ。

あかりたちよりベテラン。
プリシラよりは落ち着いたタイプで、結構な策士。
◆誕生日:2月14日 水がめ座
◆血液型: O型
◆タロットカード:魔術師
◆テネブライモード
「魔術師」らしく魔法使いらしさが増す。メルティナさんマジ魔女っ子。爆弾や大砲を操る。拘束も得意。

  • 天道三姉妹(種﨑敦美)
人造人間(ホムンクルス)の幼女三姉妹
情報分析や開発の担当。
アストラルクスにタロット使いを送り込むことも役目。ボッシュート。
口火を切るのがいつき、補足するのがむつみ、便乗するのがななせ
◆タロットカード:運命の輪

  • ラプラス(堀井茶渡)
人語を解するカラスで使い魔。
結構イケボ。
レグザリオの命令の下、セフィロ・フィオーレの監視をしている。


  • シュレディンガー(井澤詩織)
人語を解する猫で使い魔。
2匹あわせてラプシュレ。
以下同文。

あかりの従姉妹。
優等生の文学少女。
人気者だったあかりに複雑な感情を抱いた果てに・・・

タロット占い師だったあかりの母親だが、故人。
かつてはセフィロ・フィオーレに所属して戦っていたが、娘に同じ轍を踏んでほしくはなかったようである。
小説版の主人公。

  • 永瀧の母(内野真生)
  • リムロ(高橋未奈美)
  • 華夢(近藤浩徳)
永瀧の占い師であかりの知人。
上からババア、お色気姉さん、オカマ。

  • ケルブレム(近藤隆、洲崎綾、葉山いくみ、久野美咲)
「ディアボロス・タロット」を司る存在で、人間を誘惑してダエモニアに変えて回っている。
さまざまな姿に変身可能。
ド畜生。でも結構小者
◆タロットカード:太陽

ネタバレ注意!

クレシドラであかりを精神を崩壊し、交配しようと企むが、冬菜と和解した彼女に失敗に終わった。が、野望が未だに消えておらず、青い炎を纏った巨大なダエモニアに変身し、あかり達と途中から加勢したプリシラとメルティナの攻撃が通用しないほど恐るべき防御を誇る。腕から光線であかり達を蹴散らしまくるが、彼女によって腹部にディアボロス・タロットが突き刺さり、遂には断末魔の声と共に完全に消滅した。

◆キーワード

  • エレメンタル・タロット
自然の力を根源とするタロット。大アルカナの22枚が存在する。それぞれの力を司る血族がおり、本編の登場人物はおおむねその血統のタロットの使い手である。使い手になるのは女子のみ。
タロット使いは通常のルーメン(ラテン語の光)・モードからテネブライ(ラテン語の闇)・モードに変身して力を発揮させる。変身といってもコスチュームではなく顔や髪型の変化が大きい。

  • ディアボロス・タロット
不幸を引き起こす悪魔のタロット。大アルカナの22枚が存在する。 人間をダエモニアに変える。

  • アイオーン・タロット
上記のタロットは、本来一つのアイオーン・タロットであったが二つに分裂していた。

  • セフィロ・フィオーレ
表向きは占いの学校だが、ダエモニアの殲滅・およびタロット使いの育成を目的とする機関。モスクワ、永瀧など各国に支部がある。
一応普通の教育も行っている。
上位組織のレグザリオにはいまだ不透明な部分が多い。

  • アストラルクス
タロット使いの戦闘用の異次元空間。なかなか禍々しい。
複数の層が存在するらしい。

  • ダエモニア
ディアボロス・タロットを司る悪魔的な存在。
人間の負の感情に取り付いて増殖し、怪物的な姿へと変わってさらなる不幸を呼び起こす。
エレメンタル・タロットの力のみで打倒できるが、取り憑かれた人間は倒されると同時に死亡する。
その人間についての記憶・痕跡はレグザリオが抹消している。
大アルカナの根源のダエモニアを倒さない限り根絶は不可能。その根源のダエモニアはタロット使いのそっくりさんである。

各固体

花のダエモニア
◆登場:1話
◆対象者:心崎冬菜
花を逆様にしたような姿をしている。蔓であかりに絞め殺そうとしたが、突如タロット使いを覚醒したことによって返り討ちにされた。
だが、彼女は冬菜を殺してしまったことで、トラウマに植えつけられるようになってしまった。
・・・しかし、12~13話でまさかの再登場していたりとする。

炎のダエモニア
◆登場:1話
◆対象者:男
文字の通りに炎を纏ったダエモニア。攻撃手段は口から火炎放射や触手で締め付けるなど、あかりを苦しめたが、チームメイトの形で出現したたせいら、ぎんか、るなの活躍により消滅した。

虫のダエモニア
◆登場:2話
◆対象者:男
蟷螂らしきのダエモニア。腹部から無数の虫を送り込むのが得意だが、劇中に鎌は使用していない。
あかりを狙い定めるも、るなが過去を思い出してしまった彼女を守るためにアストラルクスから脱出してしまい失敗に終わる。
その後、描写はないものの、恐らくせいらに倒されたと思われる。

船のダエモニア
◆登場:3話
◆対象者:男
禍々しい船のような姿をしたダエモニア。
2話のラストに先行に登場していた。
アストラルクスでは錨であかりを拘束したり、無気力するなどに苦しめた。プリシラとメルティナに狙われそうになるが、自分をあかりが庇った隙に逃亡するが、2度目では、あかり達に対しても何も攻撃せずに苦しんでおり、息子が亡くなったことを語りついていた。

列車のダエモニア
◆登場:3話
◆対象者:不明
船のダエモニアと共に出現したダエモニア。幼虫のような姿をしており、猛烈な突進でぎんかの盾を粉砕している。
船のダエモニアが消滅すると同時に姿を消し去った。

絵の具のダエモニア
◆登場:4話
◆対象者:岡倉聖音
下半身が海老らしきの姿をしたダエモニア。上半身に黒い服を着た人間らしきの姿をしているが、黒いお面にはかなり不気味である。なにこれ怖すぎる。
邪魔する者には容赦のない性格で、絵画から無数の小型ナイフを飛ばすなど、触手であかりを締め付けるなど窮地に追いやるが、せいらの水晶状の弓矢により命中され、2度目の命中されたことで敗れた。



  • 対消滅現象
大アルカナを同じくする「対カード」になっているエレメンタル・タロットの使い手とディアボロス・タロットを司るボス格のダエモニアが互いを消滅させあう現象。だと思ったがそんなことはなかったぜ。

  • クレシドラ
アストラルクスの中でも上位の、観察が困難な階層。
ダエモニアと人間が交配出来たり、記憶を追体験したりと妙に便利。

  • 永瀧
物語の舞台。モデルは長崎市。7話はほぼ観光回
ダエモニアが異常に多く発生している。



追記・修正は大アルカナの下でお願いします。

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