作品厨(マナー)

登録日:2011/03/25(金) 22:50:52
更新日:2017/06/04 Sun 20:46:58
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◆作品厨とは
作品厨とは、その作品の悪質なファンとされる存在のことである。

作品厨とされるものの特徴としては、自分の好きな作品または神聖視する作品以外の話題の流れやそのファンサイト・掲示板などで、
自分の好きな作品の話しかしないか、その好きな作品を評価の物差しとしてでしか他作品を評価しない者とされる。

よくネタになる発言などとしては「○○はエヴァのパクリ(時系列上は○○の方が先、または聖書やウルトラマンなど元ネタに類似があるだけ)などだろうか。
とはいえ、これは単に若さゆえの過ちである、というパターンは結構ある。


また、自分の嫌いな作品を貶しめる為に悪質なファンを装い、そのような書き込みをするような輩も存在する。
こういうのは「ファン」ですらなく単なる対立荒らしである。

いずれにしても共通するのは、特定の要素にのみこだわりのある発言がその場の空気を悪くするという事。
例えば、全然ジャンルの違うような作品や同系統の作品であろうとなんだろうと、自分の贔屓の作品が一番だとしか言わない書き込みをしたりする。

例を挙げれば
  • どんな作品でも〇〇が基準
  • 〇〇より後の作品は全て〇〇のパクリ(酷いヤツはその作品の制作前の作品に対しても言いがかりをつける)
  • △△シリーズでは〇〇しか認めない。それ以外は全てカス
  • この雑誌の中では〇〇しか面白いものがない
  • この作品は一期又は二期しか認めてない

など。

また、作品ではなくその作品の制作スタッフや登場キャラクターに入れ込むパターンもあり、例えば

  • 〇〇さんが作った作品だから評価する
  • 〇〇さんが声優として参加しているから評価する
  • このキャラが好きだから評価する
  • このキャラは私の好きな〇〇の言う事を聞かないから嫌い
  • このスタッフ(もしくはキャラ)が嫌いだからとにかくこの作品は評価しない
  • 「これ絶対〇〇だよね(笑)」

など。


これらが問題視されるのは、一番の理由としてはそれらの行為をする場所である面が大きい。

2chには「アンチスレ」という専用の場が存在するし、それ以外の場合でも作品に対する愚痴を吐く場そのものは存在しているケースがある。
そうした所を知らずに悪口やごく一部以外を否定する感想を述べるのは前述の通り単なる若さという事もある。
よって適切な専用の場に誘導する、またはTPO上この場でその話題は相応しくないという指摘をする、というのがまずは必要である。
そうした措置が通用しなかった相手は何にせよ「荒らし」であるので、誹謗中傷等を理由に管理人の裁定を待つべきである。


人間誰でも、自分の好きなものは贔屓目に見てしまうのはむしろ当然の事なのだが、度を過ぎれば最悪荒らしも同然となってしまい、
結果的にその作品のアンチを増やしかねない状況にもなってしまう。

好きな作品について語るにしても、やはり節度やマナーだけは大切にしなくてはいけない。
これらは社会的に、特にネットを利用する者に支持を受ける作品などに特に顕著に表れ、
ファンが多ければ多い程やはり増えやすい為、結果的にメジャー作品に対する謂れもないアンチを生みかねない危険もある。

思春期などの人格形成期に深い影響を与えやすいタイプの厨二病的作品は作品厨を生みやすいと言われる。
一方でガンダム、スーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズなどの、歴史が深く種類が多い作品も思い出等による補正がかかりやすく、作品厨が湧きやすいとも。

その為それらの作品の単なるファンが「作品厨」と謂れも無い非難を受けるケースもある。
だが「全てのファンが作品厨ではないし、そもそも発言しているのは本当にファンか?」という前提の問題は前述の通り。
故に非難を行う人間もまた自分の節度を鑑みる必要がある。そもそも、非難すべき発言を見たら通報かNGがネットの基本であるが。(荒らしに反応したら荒らし的な意味で)
喧嘩腰自体作品とは関係のないものなので、それ自体を嫌う人も当然いるのを忘れてはならない。

ある作品の話をしている時に別の作品の話ばかりを、聞かれてもいないのに引き合いに出されてばかりでは不快に思われても仕方が無い。
ましてや顔も見えない相手同士ばかりのネットなどでは特に注意が必要である。
好きな作品だからこそ、マナーを持って付き合おう。

また他作品やそのキャラクターあるいは制作陣を引き合いにして議論を盛り上げる、という手法もあるので
他作品との関連性についての議論や特定キャラの批判などは必ずしも作品厨的行為とは言えない。


例えば、

  • あの作品はあのキャラが退場してから盛り上がりにかけその所為であの魅力的な悪役が魅力半減になってしまった。
  • 逆にあの作品はあのキャラを主人公の仲間にしてあの真ヒロインがより魅力的になった。
  • 新たなラスボスで凄い盛り上がり。
  • あの設定はどうなった? 伏線回収はいつか?
  • あの作品の劇場化はいつなのか?

こうした場合は「作品厨」という精神性の問題というより「言い方」の問題である。






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