ジェームズ・トレードモア(KAMENRIDER DRAGON KNIGHT)

登録日:2012/01/22(日) 00:01:41
更新日:2023/03/20 Mon 19:17:03
所要時間:約 3 分で読めます






お前の悲鳴を聞いてみたい……!!




KAMENRIDER DRAGON KNIGHTの登場人物。

演:スコット・ベイリー
吹替:杉田智和


【概要】

「JTC」のハンドルネームで知られるその筋では有名なハッカーでありブロガー。
主人公キット・テイラー/仮面ライダードラゴンナイト(日本名仮面ライダー龍騎)の協力者であるマヤ・ヤングの記事を信じ、仮面ライダーやモンスターの目撃情報を提供する謎の青年。

その正体は地球制服を企むゼイビアックス将軍の忠実な部下であり、仮面ライダーストライク(日本名仮面ライダー王蛇)に変身する。



狩りの時間だ……!



【人物】

一見すると温厚な好青年だが、実際は非情且つ残忍な性格。
戦闘時には穏やさは消え、戦闘狂と呼ぶに相応しい口調になる。この二面性を利用し、キット達を翻弄していた。
本性を現す際、本家の王蛇よろしく首を回すクセがある。

ゼイビアックスの命令には絶対服従を誓っているらしく、不要となった仮面ライダーは容赦なく排除する。

「ざぁ~んねんだよ、ブラッド選手……やっぱりお前は選手失格だってさ」

と、オリジナルのようにブラッド・バレット/仮面ライダートラスト(日本名仮面ライダーガイ)をガードベントにした後、ファイナルベントでベントした際には、

「フハハハハハッ!! ブラッド・バレットの華麗なフィニッシュでぇーす!!☆」

と高笑いを挙げていた。それにしてもこの杉田、ノリノリである。

ライダーになった理由は明示されておらず、本編においては「勝ち組についた」と本人の口から語られるに留まっている。
小説版にて、無実の罪で捕まった弟がいるらしく、弟を捕らえた理不尽な権力を越える力を欲した為ではないか……という理由が示唆されている。

残忍性は仮面ライダー龍騎の浅倉威に通じるものがあるが、あちらが狂気を常に表出していたのに対し、こちらはその狂気を隠している為、別の意味でタチが悪い。
だが、前述の弟の件があるからか、チョウ兄弟(ダニー・チョウ/仮面ライダーアックス(日本名仮面ライダータイガ)とアルバート・チョウ/仮面ライダースピアー(日本名仮面ライダーインペラー))のことを何かと気にかけたり、クリス・ラミレス/仮面ライダースティング(日本名仮面ライダーライア)を失い怒りに囚われたドラゴンナイトに弟を倒されたダニーがゼイビアックスに逆らった際にも「弱者は強者に従うものだ! ゼイビアックスに従え!!」と力づくで諌めようとするものの、一度だけ見逃した。
また、最終的にダニーをベントした際にもゼイビアックスに「……責任は取ります」と言いながら、本意ではなさそうな表情をしていた。



KAMEN-RIDER!!



【仮面ライダーストライク】

基本的には仮面ライダー王蛇と同じだが、王蛇がベントインの際にしか使わなかったベノバイザーを武器として使っている。
流用映像はもちろんのこと、新撮カットにおいても王蛇と同様の凄まじい強さを発揮しており、本編におけるキルスコアは5人と浅倉よりも多い
(外伝も含めるのであれば、TVスペシャルでシザース、RIDER TIME龍騎でタイガも葬った浅倉の方が上)
正式名称は不明だが、ドラゴンナイトやウイングナイトと同様、アドベントサイクル(ライドシューター)とは別に専用バイクも所持している。

また、ドラゴンナイトの設定上、王蛇のようにメタルゲラスエビルダイバーを契約のカードでは従えず、レン/仮面ライダーウイングナイト(日本名仮面ライダーナイト)から奪った二つのデッキをゼイビアックスの技術により自分のデッキに融合する――という回りくどいやり方でジェノサイダーを使った。

現地で使用されたスーツは『龍騎』当時のものと比べてやや紺色っぽくなっている。


【結末とその後】

二つのデッキを融合させた力で、ケイス/仮面ライダーセイレーン(日本名仮面ライダーファム)をベントするも、彼女をベントされて怒りに燃えたレンの手によりベントされる。

最後は「もっと遊んでくれよぉぉぉ!!」と狂気に取り憑かれながら消滅していった。

最終回、ライダーに関する記憶を消され、地球へ帰還した。

本編の後日談である小説版では、地球のライダーとして再度召集され、ストライクへ変身。キットの側は彼を危険人物と警戒していたが、心境の変化があったらしく味方に。

力に溺れたラスボスに向かって、龍騎ファンには有名な、

「英雄はなろうとした時点で失格」

というセリフを投げかけた。


【プライス】
ベンタラ人であり、かつてレンと共に戦っていた正規のストライク変身者。
ベンタラでの戦いではアダムの裏切りによってベントされてしまうが、物語後半でチャンス及びハントと共にユーブランに救出され、レンが奪還したデッキを受け取って戦線に復帰した。
JTCと同じDNAを持っており、外見は瓜二つだが、こちらは戦いを楽しむ様子こそ見せるものの基本的には紳士的な好青年。

JTCに利用された苦い経験からマヤには敬遠されていたものの、一般人上がりでありながらゼイビアックスとの戦いに加わった彼女を本気で気遣う姿から次第に心を開かれ、エピローグでは相思相愛となっていた。

変身して戦う姿も勿論描かれており、ギャグ時空ではない正真正銘の正義の戦士として戦う王蛇を見ることができる。


【余談】
基本的に真面目なキャラなのだが、プライス共々吹き替え声優が杉田氏である為、たまにかなり自由なアドリブが飛び出す時がある。


「凄く……悪そうです……」

(変装したゼイビアックスに「この姿……どうかね?」と尋ねられた時)

またNGを出されて本編では聞けなかったが、最初デッキからカードを抜く際「ウェーイ( 0w0)」と声アテしたらしい。……自由過ぎだろう杉田。

原語版に忠実なセリフも異様なハイテンションで大熱演し、日本の視聴者からは「極悪人にして清涼剤」という立ち位置でネタキャラ的な人気も得ている。
勿論シリアスな場面での落ち着いた演技も評価が高く、杉田氏の声優としての実力を存分に堪能できる。

また、杉田氏は日本でTV放送された際のおまけコーナー『DRAGON KNIGHT: FACT FILE』のパーソナリティも担当しており、そちらでは本編以上の大暴走を見せている


さあ、追記・修正の時間だ!!


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最終更新:2023年03月20日 19:17