/バスター(遊戯王OCG)

登録日:2011/03/19 (土) 18:14:28
更新日:2024/02/19 Mon 09:15:40
所要時間:約 7 分で読めます





愛と!

怒りと!!

悲しみのぉ!!!

バスタァァア!モォォオド!!



/バスターとは遊戯王OCGにおけるモンスターのカテゴリーである。読み方は「スラッシュバスター」と長い



アニメにおける初出は遊戯王5D'sのDVDにおける特典映像、遊星VSジャックより。
アニメ(厳密に言えば特典DVD)初出のカテゴリーではあるが珍しくOCGオリジナルの/バスターも存在する。

●目次

概要

罠カード《バスター・モード》によって該当するシンクロモンスターをリリースしデッキから特殊召喚する。

/バスターと名のつくモンスターは元となったモンスターよりレベルが2つ高く攻撃力・守備力もそれぞれ500アップ、破壊された場合墓地から元となったモンスターを特殊召喚するという共通点がある。
/バスターはどれも元となったモンスターより強力な効果を持ち、バスターモードがフリーチェーンの罠カードであるため、バトルフェイズに発動すれば連続攻撃も可能!さらに緊急同調も交えれば相手のライフをごっそり削ることも!まさに切り札、フィニッシャーに相応しいカードと言える。


しかし何故か一部のカードを除いてあまり使われない! 不思議!

ぶっちゃけると効果自体は強力なのだが、それ以上にシンクロ召喚+特定の罠カードを用意する手間が大きい。
/バスターはデッキからしか出せないため、ドローしてしまうと完全に腐り、デッキに戻す系のカードも必要になる。
自動的に専用構築になり、見合うのは「スターダスト・ドラゴン/バスター」ぐらいという評価が一般的。
そして一番強力なスタバは出た当時デュエリストセット付属のため非常に高額で使うのが困難だった。
更にその他の微妙な性能の/バスターが「CRIMSON CRISIS」のウルレア枠を独占して行った為、ヘイトを買ったのも評価を下げた一因になっているかもしれない。

これらのカードは人気がなかったのか収録後早々に打ち切られた。

CRIMSON CRISISのカードが再録されたDUELIST EDITION Volume 3では/バスターモンスターたち*1はレアリティを下げられながらも生き残ったが、サポートカードの多くが再録からハブられた。

TFでもムービーと攻撃・効果時の専用ボイスも存在しないと不遇そのもの。

しかしバスターの鎧を纏ったシンクロモンスターは非常にカッコイイ。
バスター・モードからの連続攻撃でフィニッシュすれば脳汁出まくりんぐだろう。/バスターモンスターは安価で投げ売られているため是非一度デッキに投入してもらいたい。そして叫ぼう。



『バスタァァアモォォオド!』

と!









だが2019年1月発売の『DARK NEOSTORM』で新規バスターおよびサポートの追加が決定。
約10年ぶりの新規登場。
他のバスターにもスポットが当たるかもしれない。


パックが初出の/バスターと名のつくモンスターは全てウルトラレア(一部アルティメット仕様もある)
4種も登場したCRIMSON CRISISではウルトラレアの枠を4枠も取って盛大な枠潰しとなった。


/バスター一覧


スターダスト・ドラゴン/バスター


最強の/バスターとも名高い。通称スタバ。
自身をリリースしほとんどの魔法・罠・モンスター効果を無効にする非常に強力な効果を持つ。
高攻撃力も合わせ圧倒的な制圧力を誇り、序盤に出されると少々萎える。
アニメ本編の予告に一瞬出たような気がしたがそんなことは無かったぜ!(もし本編に出ていたら機皇帝涙目である)
/バスターの中で唯一初出はパックではなくデュエリストセット(約6000円)の付属であったため遊星編2で再録されるまでアホみたいに高かった。
昔は海外版を公認大会でも使う事が可能だったため海外産のTin缶(大体1000円ちょっとぐらい)の特典を使う手もあった。

尚TF6では遊星の初期デッキに入っており
「これが俺の-…俺達の絆の全て、来い!!スターダスト・ドラゴン/バスター!!」
との口上で召喚される。
アレ?その位置はクェー(ry


レッドデーモンズ・ドラゴン/バスター


深紅の炎に包まれる時、デュエルはクライマックスを迎える!発動せよ、バスターモード!

上記のキャッチコピーでお馴染み(?)のCRIMSON CRISISのパッケージモンスター。
250円の魂が鎧を纏った姿。カッコイイ
攻撃したダメージ計算後に他のモンスターを全て破壊するデモンメテオをさらに強化したような派手な効果を持つ。
しかし自分のモンスターも破壊してしまうのがたまに傷。あとカッコイイ。(もし本編に出ていたらry)
DUELIST EDITION Volume 3で/バスターが次々とノーマルに格下げされる中このカードだけが唯一レアに踏みとどまった。パックの表紙を飾ったモンスターの意地と言うところか。
/バスターで唯一ホログラフィック仕様があるカードであり六期パックのパッケージを飾ったモンスターの中で唯一シンクロモンスターではないカード。

ちなみに俗称は某Wiki曰わく「レモンスカッシュ」。

ジャンプフェスタでは、ジャックの中の人がスカーライトにバスター・モードを使い、まさかの再臨を果たした。
灼熱の鎧身に纏い、王者ここに降臨!
出でよ、レッドデーモンズ・ドラゴン/バスター!



アーカナイト・マジシャン/バスター


皆大好きアカナイが脱いだ姿。魔力カウンターを2つ取り除き相手のフィールドだけ更地にする。
実に派手だがその後に残るのは攻撃力900の貧弱魔術師。

効果を使うための魔力カウンターは進化前と違って他の魔力カウンターを代用できないため効果を使う場合どうしても攻撃力が下がるのは避けられない。
効果を使ったら魔力掌握などで魔力をチャージするか、一気に勝負を決めてしまいたい。
進化元のアカナイ自体もカードを2枚破壊できるのでややオーバーキル気味。
そのため、こいつは出しても効果を使わないのが普通。
進化前のアカナイの効果であらかじめ相手フィールドを更地にしておいて、魔力カウンターを使い切り攻撃力400になったアカナイを素材にアカナイバスター(攻撃力2900)を出して攻撃、というのが王道戦術となっている。

なお、破壊されて特殊召喚するアカナイには魔力カウンターが乗らず守備力1800の壁にしかならないので注意。

また後に登場した青天の霹靂のおかげでこのカードはかなり使いやすくなった。
青天の霹靂は効果を無効にせずにこのカードを出せるため、使い捨てのメガトン魔導キャノンをぶっ放せる。
さらにデメリット効果としてデッキに戻ってしまうが、このカードはデッキにある方がむしろ良いのでデメリットにほとんどなっていないという相性。



ギガンテック・ファイター/バスター


海外で知らないうちに/バスターしていたギガンテック・ファイター
パック出身ではあるが海外産のためEXTRA PACK Volume 2の出身でやっぱりウルトラレア。
特殊召喚時にデッキから戦士族を2体墓地へ送る効果と、墓地の戦士族の枚数分相手を弱体化させる。
墓地肥やしには目を見張るものがあるが、専用デッキを組んだ要のカードでやることかという問題があり、/バスターの中でもひときわ地味。
海外ではシークレットレア。


ハイパーサイコガンナー/バスター


アカナイ同様CRIMSON CRISISで初登場したハイパーサイコガンナーが早速/バスターした姿。
ハイパーサイコガンナーにバーン効果が加わりライフゲイン効果がパワーアップ!と言いたいところだが、

/バスター前 貫通効果&ダメステ終了時貫通した数値分回復
/バスター後 ダメステ終了時に戦闘したモンスターの攻撃力分ライフを回復し守備力分相手にダメージを与える

性質が大きく変わっており、守備力が低いほどダメージもライフゲインも大きくなるのが通常版だが
/バスターは逆に守備力が高いほどダメージが大きくなるので、マシュマロン等の耐性で耐える壁モンスターが苦手になりどちらが有効かは相手による。
相手フィールドに大型モンスターと低ステ守備モンスターがいて、後者を通常版で殴ってバスターモードして前者を殴れるケースが理想。
最近だと守備の概念がないリンクモンスターに対してはどっちも残念なことになる。

素体が縛りありで使いにくいうえ、素体含めてライフアドばかりでボードに全く干渉できないという残念さが目立つが、
言い換えればバーン効果を持つ唯一の/バスターであり、バトルフェイズ追撃というバスターモードの長所とは噛み合っている。
半端なアド稼ぎでは食っていけない現代遊戯王において、あえて殺意に特化するのは差別化としては良いかもしれない。
攻3500/守3000という立派なステータスのせいで見落とされがちだがフレイムウィングマン効果ではなく戦闘さえすれば発動する効果なので、
F・G・Dみたいな攻守クソデカモンスターに対して自爆特攻でプレイヤーを葬ることも可能。
戦闘に強いデッキであってもちゃんと効果で除去しないと大変なことになる。

元が☆9であるため数少ない☆11モンスターの中の1体であり、フューチャー・グロウで除外できるモンスターの中で最もレベルが高い。
このカードをフューチャー・グロウで除外した場合、サイキック族を破格の2200ポイントアップできるカードになる。


デスカイザー・ドラゴン/バスター


相手モンスターを1体NTR効果が、お互いの墓地のアンデット族を可能な限り復活させるという驚異の蘇生効果に進化した/バスター。
ある意味アンデット版の真炎の爆発を内蔵したモンスター。
/バスターの中では最もコンボ色が強く、効果はもちろん元となるデスカイザー・ドラゴンがギチギチのアンデット縛りなので活用するには専用構築が必要になる。
その分爆発力も高く蘇生したモンスターは効果が無効化されエンドフェイズに自壊してしまうがそれまでの間に殴るなり素材にするなり好きに使える。
性質上効果が通った時点で最悪でもデスカイザー・ドラゴンとそれを出すために使ったシンクロ素材ぐらいは蘇生できる。

自分の墓地だけでも十分効果を活用できるようになったが相手からモンスターを取れるかは相手依存なのは相変わらず。
しかしアンデットワールド下では相手のモンスターまでNTRれる。
蘇生したモンスターはエンドフェイズに自壊するが出てきたら大概そのままゲームエンドされるのでデスカイザー・ドラゴンを出されたら警戒しよう。
しかもこのカードを破壊してもデスカイザー・ドラゴンが特殊召喚されるためアンワを処理しておかないとまたNTRれる。

/バスターの弱点である手札に来たら死に札になる点もゾンビキャリアの自己蘇生効果と噛み合っている。
ただし蘇生後フィールドから離れると除外されるのでデスカイザー・ドラゴン/バスターの蘇生効果とは相性が悪い。
地味にトレード・イン対応。捨ててしまうと出せないのだが。


TG ハルバード・キャノン/バスター

およそ10年ぶりの新規/バスター。
TGの切り札(笑)、ハルバードキャノンの進化体。
元がレベル12のため、進化してもレベルは変わらず。
レアリティも他のパック出身の/バスターと違いスーパーレアへ降格している。まあ、ハズレア扱いされているのは変わらないのだけれども。
そのためアルティメットレア仕様は存在しないが、代わりにシークレットと20thシークレット仕様が存在する。
効果は相手の特殊召喚を無効にし、さらに特殊召喚された相手モンスター全てを除外する、という条件付全体除去。
かなり強力だが、進化元がデルタアクセル体で正規の召喚難易度は/バスターでもぶっちぎり。
新マスタールール時代は、シンクロを2体以上展開するには基本的にリンクを経由しなければならずルール的にも向かい風だった。
ハルバードキャノン本体がクェーサーコズミック・ブレイザー・ドラゴンに席を奪われがちで、効果が強力になったとはいえ受動的という弱点は全く変わっていない。
そのため正規の方法で出すには割に合わず、使うなら「バスター・リブート」で他のバスターから出すべきだろう。


主なサポートカード

  • バスター・モード
対応する/バスターをデッキから特殊召喚。
これがなければ始まらない。英語名はアサルト・モード・アクティベイト、そっちのがかっこよかった…
対象カードが手札にある場合は出せないので注意。
カードが違います」の迷言を生み出したカードでもある。


  • バスター・ビースト
バスター・モードをサーチする。
☆4の1900打点なのでアタッカーとしても運用可能で腐りにくい。
獣戦士族のため炎舞-「天キ」でサーチ可能。
最近はリフレクターとバスター・モードと一緒に出張している。


  • バスター・マーセナリ
手札、墓地のバスター・モードをデッキへ戻し魔法罠を破壊。お触れも怖くない。
1800アタッカーとしても運用しよう。


  • 黒翼の魔術師
可愛い。居ればバスター・モードをセットしたターンに発動できる。可愛い
しかしテンポを上げるために他の使い道もない弱小モンスターを余分に立てるテンポロスをする必要があるため極めて使いづらい。可愛い
新顔のリフレクターのお陰でアーカナイトに繋げる仕事が何とか出来るようになった。可愛い
かと思ったらスナイパーの登場でまたしても仕事がなくなった。可愛い
WCS2009ではツンデレな黒翼たんが見られる。可愛すぎて俺のシンクロ素材もバスターしそ(ry


  • アーケイン・ファイロ
シンクロ素材に使われて墓地に送られたらバスター・モードをサーチする効果を持ったレベル2チューナー。
こいつとTHEトリッキーで、一族の結束しながらアカナイバスターになれるという、素晴らしい利点がある。
アドは稼げるが特殊召喚の手間がかかる分、バスター・モードを握る手段としてはビーストの方が確実であり、種族の活用なしでは活躍は厳しい。
…だったのも昔の話水晶機巧-ハリファイバーの登場により、コイツを手札・デッキから直接リクルートしシンクロ召喚を行うことでこのカードでも後攻1ターン目からの/バスターの召喚が現実的となった。
10年近い年月を経てようやくサポートカードとしての面目躍如といったところか。

しかしその後、全ての/バスターチューナー*2を過去にするカードが登場した事と当のハリファイバーが投獄されてしまい、再び立場を失ってしまった。
魔法使い族統一デッキにおいて一族の結束を阻害しないアカナイバスターサポートぐらいしか役割がなくなってしまったのは非常に苦しい。


  • サイキック・リフレクター
10年ぶりの/バスターサポートその1。
召喚・特殊召喚時に「バスター・モード」自体かそのサポートをサーチする効果、そして手札のバスター・モードをチラ見せして墓地から/バスターサポートを蘇生しレベルを4つまで上げられる効果を持つ。
さらにこいつがチューナーで、「緊急テレポート」「ワン・フォー・ワン」対応と言う至れり尽くせりっぷり。
レベル4を蘇生するとこのカード1枚からレベル6~9まで出せることとなり、
「リフレクターを出す→バスター・ビーストをサーチ→ビーストを捨てバスター・モードをサーチ→ビースト蘇生・レベル調整→シンクロ召喚」という流れで、
今までの苦労が何だったのかってくらい簡単に、かつ手札消費も1枚止まり*3というお安さで初手/バスターに繋がる文句なしのパワーカード。
便利すぎるのでむしろビーストとバスターモードと共に出張して/バスターは無視して他のシンクロモンスターやハリファイバーを出すために使われまくっているのが現状だが。


  • バスター・スナイパー
10年ぶりの/バスターサポートその2。
自身をリリースして同名以外の/バスターサポートを手札・デッキから特殊召喚と、自分の場のモンスター1体の種族をEXから公開したシンクロモンスターと同じ種族に変更できる効果を持つ。
リフレクターのサーチに対応し、リフレクターを呼べ、呼んだ後は墓地からリフレクターに釣ってもらえる、と「リフレクターと組ませて使え!」と言わんばかりのシナジーを形成している。
種族変更効果により、リフレクター+スナイパーでアーカナイトとサイコガンナーにも対応でき、特にレベルの高さと相まって方法が限られるサイコガンナーにとっては朗報に。
一方、チューナーが指定されているデスカイザー・ドラゴン、指定が全てシンクロ絡みのハルバード・キャノンには対応できない。
/バスターサポートを呼んだらEXからシンクロ以外を出せなくなるのでリンク召喚に悪用させないと言う絶妙な調整がされている。
まあ肝心のリフレクターの方が全く自重してなかったんだけどな。
勿論、獣戦士なのでビーストと同じく天キのサーチにも対応。
実質リフレクター11枚体制*4となり、ファンデッキとしては破格の安定初動を手に入れている。うらら投げられたら止まるけど。


  • バスター・テレポート
手札の/バスターをデッキへ戻し2枚ドローする魔法。
/バスターは手札にあって困りデッキになければならないカードなので一挙両得ではあるが、
/バスターの採用枚数は性質上基本的に3枚程度なうえに当然ドロー以外で手札に来させることもないのでこれ自体が腐りやすく
このカードのために/バスターを増やせばさらに事故の確率も上がるというジレンマ。
事故回避のために事故要因を積むという本末転倒を体現したかのようなカードだが、戻すのはコストなので発動を無効化されても最低限の役割を果たせることぐらいが利点か。
ありがちな凡サポートの一角だがDUELIST EDITION Volume 3では再録漏れせず生き残った数少ないサポートカード。


  • バスター・バースト
/バスターをリリースしレベル×200のバーン。しかしリリースのため/バスター共通の蘇生効果が使えない。
そのため速攻魔法だがサクリファイスエスケープとしても微妙。ちょっと何したいかわかんないれす。
でも基本2000バーンは侮れない。
だがダメージを受けるのはお互いのため劣勢時だと発動したら死ぬ。引き別けを意図的に引き起こせるカード。


  • Re-BUSTER
何故かこれだけ英語。/バスター専用蘇生カード。召喚条件無視という珍しい効果だが蘇生制限は無視できない。ちゃんと一回は正規召喚しよう。
発動時墓地のバスターモードを除外し自分のモンスターが全て破壊される。
更にこの効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、リリースする事もできず、フィールド上から離れた場合ゲームから除外されるという重い制約が課せられる。
/バスターの蘇生効果は破壊されるだけで良く墓地へ送られる必要はないので後続に繋ぐことはできる。
墓地に落ちた/バスターは元々使い道が少ないので除外もさほど問題はない。


  • バスター・カウンター
/バスターが存在する時専用のパーフェクトカウンター。
スタバと組み合わせるとより強固な盤面を作れる。
強力だが例によって/バスターを立てないと使えないため腐りやすいというありがちなカテゴリカウンター罠。
とはいえ/バスターデッキなら当然進んで/バスターを狙っていくので、テレポートよりは理に適っており、そのためかテレポートと並んで再録されている。


  • バスター・スラッシュ
/バスターがいる時、フィールドの表側表示モンスターを全破壊。/バスター自体も含めて。
バーストと異なり/バスターを破壊するので、蘇生効果を使えということなのだろう。
だが/バスターの蘇生効果はタイミングを逃すためサクリファイスエスケープとしては使いにくく、追撃専用。


  • バスター・モード・ゼロ
10年ぶりの新規サポートの1枚。速攻魔法版バスター・モード。正規の召喚とはなるがこちらは手札からしか出せない。
さらに墓地から除外することで、デッキから即座にバスター・モードをセットし即発動可能にできる。
普通に使うにしても墓地効果を使うにしても、/バスターの悩みどころである「追撃に使いたいのに罠カードである」という部分を解消できる性能。
墓地効果の方がメインになるため手札コストとして捨ててしまったり、おろかな副葬などで直接デッキから墓地へ送るのも手。
ありがちな「墓地に送られたターンには使用できない」がないので落として即座に使える。
普通に使う場合、ドローしてしまった/バスターの処理手段としても捉えられる。


  • バスター・リブート
自分の/バスターをリリースし、別の/バスターをデッキから守備表示で特殊召喚する罠カード。
墓地除外で墓地から/バスターをデッキに回収する効果もある。地味に便利だがそのために入れるものでもない。

/バスターの入れ替えカードだが、リリースなので蘇生もされないし、守備限定なので追撃には使えず、
蘇生制限を満たさないので返しに立てておいて強いスタバとの相性も悪い。
そもそも/バスターは進化元の召喚方法も、進化後の運用もほぼバラバラなので、複数を混ぜるのに向いていない(リフレクターの登場でやりやすくはなった)。

長所は召喚条件を無視するところ。
とはいえ大半の/バスターの素体はモンスター2体、ひいてはリフレクター1枚で出せるのでその方が早いのだが、
前述の通りハルバードキャノン/バスターに限れば普通に素材を揃えるより手軽で、追加のカード消費に見合う活躍は期待できる。
またデスカイザーもレベルこそ低いがリフレクターでは出せず、デスカイザー/バスターの効果は守備表示で立とうが強力なので比較的狙う価値アリか。



このカードは通常召喚できない。「バスター・モード」の効果でのみ特殊召喚できる。1ターンに1度、追記・修正する。このカードが破壊された時、墓地のWiki篭り1体を特殊召喚する。


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最終更新:2024年02月19日 09:15

*1 肝心のスターダストバスターはデュエリストパックで再録経験があったためか未収録。

*2 このカードのことでしかない。

*3 シンクロモンスターを立てた時点では消費0、バスターモードを使用したうえで-1。

*4 リフレクター3枚+スナイパー3枚+天キ2枚+緊急テレポート2枚+ワン・フォー・ワン1枚