平和

登録日:2011/10/03(月) 12:52:03
更新日:2024/01/03 Wed 22:22:58
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もしかして:ピンフ



「平和」というのは戦わなければ自動的に手に入るような「安物」じゃないんだ
大昔から連綿と続く数え切れないほどの人々の数え切れないほどの努力と命……
想像すら及ばない莫大過ぎる血と汗と骨を積み上げて積み上げて……
ようやく得られた殺し合わずとも生きていけるだけの富と軍事力……
その上に初めて成り立つ「尊すぎる財産」それが「平和」だ
誰もがほしくてたまらない「この上ない贅沢」
それが「平和」なんだ
だから皆、「平和のために殺し合う」んだよ



平和


人類が目指すべきもの。

簡単に言えば、「戦争でない状態」「社会が安定している状態」「災害からの復興」である。
漢字にするとたった二文字の単語。
しかし、考えてみると非常に複雑である。

「平和」は史学的に「戦間期」と呼ばれることがある。先の戦争の終結から、次の戦争開始までの間という意味だ。

つまり、平和戦争の裏返し。コインの表と裏のように、切り離せないものといえるのではないか。

また、一見平和に見える国家・地域があったとしても、こういう捉え方ができる。
「その国家が保有する兵器等の抑止力が、内外の脅威を抑止している状態」
要するに、「俺らを攻撃したら、もっと強い武器でやり返すぞ」と脅している状態である、と。

この考えを「抑止論」という。
武器をちらつかせて相手を牽制している状態である。

核兵器を行使した世界規模でのそれが、冷戦という状態である。

実際に戦ってはいなくとも、武力により牽制を行い、他国の特定の勢力を援助し、戦争を代行させ、水面下で憎しみあう
…果たしてこれが本当の「平和」だろうか?


■武力による平和
かつて、侵略者からの「自衛」を名目に二度の世界大戦が起きた。
規模を家屋レベルにして考えよう。泥棒が家に侵入してきたとする。
そいつを撃退するのは当然といっていい。それで財産が無くなることを防げるからだ。
これが「武力による平和」である。
しかしそれで相手を傷つけることは、たとえ相手が犯罪者だとしてもやり過ぎととられるかもしれない。

■武力なき平和
もし相手が抑止力として武器を持つなら、こちらも同じように武装して備えなければならない。
だがそうすると、相手がそれを察した場合、「さらに強力な武装をしなければ今度はこちらが殺られる」とまた武装を強化されてしまうかもしれない。
するとこちらも武装を強化し、するとまた相手が…
かつてある宇宙人血を吐きながら続ける悲しいマラソンと呼んだ無限ループである。

このループを防ぐには、源である武力を互いに捨てればいい。
これが「武力なき平和」である。
だが、武力の一切を放棄しても、人間が人間である限り−−人間的な上昇思考や征服意欲、嫉妬を捨てない限りは、武力なき平和は訪れないだろう。

また、『こちらが武器を捨てても相手が同じように捨てるとは限らない』という考えも出てくる。


だが、戦うと失うものがあるのは自分も相手も同じである。
その逡巡に「妥協」や「譲歩」といった余地が生まれる。

誰しにもある根本は己の、生存本能という究極の利己であって、殺戮ではない(一部の異常者は除く)。
生きる為殺すのであって殺す為に生きるのではない。
それが生物というものだ。

相手も自分も交渉という名のテーブルに着く意思があるなら分かり合うことはできる。


ではもし、相手がテーブルに着くつもりが無かったら…?





戦争とは手段であり、状態である。

国家が採択する外交手段の1つである。
この場合、戦争という手段の反対は話し合いである。
ちなみに、孫子の兵法で戦争は外交の最終手段とされている。

戦争を混乱期、騒じょう状況という"状態"と捉えるならば、その反対は平和という"状態"である。
実のところ、未だにどんな状態が真の平和なのかわかっていない。
感性は人それぞれ、平和の形も人の数だけある。



これまで人類は、戦争と平和を繰り返しながら生きてきた。
これまで人類は、数多の国家体制を産み出しながら繁栄してきた。
そして数多の人物が平和を実現すべく考え、行動してきた。

しかし、永続的なそれを考えつくには、
あるいは実現するには、人類は短命で、あまりにまとまりがなかった。

やがて永遠の平和が実現する前に、戦争が人類そのものを滅ぼしてしまうかもしれない。


だがそれでも、何百年、何千年、いやもっと遠くてもいい、人類に真の平和が訪れる時を望む。

その為に少しずつでもいい、皆がしあわせに、笑顔でいられるにはどうしたらいいか考え、行動していこう



より良い平和を見つける為に、追記修正お願いします

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「きっとみんな笑顔でいたいんだと思います。隣の人が笑っていられる……そんな未来が、私は愛おしい」












どこからか声が聞こえる

「諸君等は考えた事があるだろう?あの人物やあの国が滅べば、日本や世界は平和になると」

「諸君等は考えただろう?隣のいじめっ子のタカシ君(仮名)がいなくなれば、周りの秩序は保たれると」

「諸君等は考えただろう!!人口爆発を防ぐ為には、多少の犠牲も平和ではないかと……人を減らせば、流される毒も減るだろうと……
 おいそこのお前、お前は考えたはずだ?そうだろう?」

(;冥ω殿)「んな訳ないだろwwwww中二病乙wwwww」



パァン



ドサッ



「これでも中二病と言うかね?私は本気だ。誰かコイツの死体を片付けろ」


<ハッ!


「……さて、話を戻そう。私は真の平和を手に入れる為に、諸君等の力を借りたい。勿論、私に協力すれば諸君等にも真の平和をプレゼントしよう」

「私に従う者は、手を挙げてこの項目を追記・修正せよ!手を挙げぬ者は、敵と見なして私が射殺する」


……などと意味不明な供述をしています。


さて、次のNEWSです。
老朽化に伴う冥殿のアナル拡張工事の予算について政府は……

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最終更新:2024年01月03日 22:22