ハイパーボム

登録日:2010/01/02 Sat 18:48:27
更新日:2024/01/25 Thu 14:16:18
所要時間:約 5 分で読めます




ハイパーボムとは、
1.ストリートファイターの技
2.ロックマンの武器


ストリートファイターのハイパーボム



You can't Escape・・・





Yeah!!Wow!!HyperBomb!!









ハイパーボッ!!





『ストリートファイターⅢ』の主人公(笑)ことアレックスのスーパーアーツ。

コマンド超必投げには珍しいレバー一回転+P(投げキャラの超必殺技は基本レバー二回転)。
そのため容易に出せ、威力とスタン値ともに高い。
さらに演出も二種類ありどちらも爽快感溢れカッコいい!
・・・なのだが、見てからジャンプで避けられる
(まさに「暗転見てからジャンプ余裕でした」。「You can escape!!」

自分が攻めているときに使っても決まることはないだろう。
そのため、(単体の決定力には欠けるものの)コンボに組み込めるので使用機会が多く、
唯一ゲージが2本ある(=1/2本消費のEX技が使いやすい)ブーメランレイドを選ぶのが定石とされている。
技のモーションは二通りあり、通常はバックドロップを二回行い、フィニッシュに頭から地面に叩きつける。

二つ目は相手の背後から投げる事で発生する通称「裏ボム」
これはバックドロップを5回繰り返す。ダメージも通常より高い。
フラッシュチョップからの連続技で狙えるが、フラチョの発生が遅いため中々当たらない……。

ただでさえアレックスを使うプレイヤーは多くない上に、SAの選択でも選ばれない、
更には選ばれても使う場合はフラッシュチョップからの裏ボムを狙われるという、
当時実際の対戦ではまずお目にかかることのない技であった。

カプコンファイティングジャム』では全SAを併用出来るため当てる機会が増加。
例えば、
スタンガンヘッドバッド→大フラチョ→裏ボム
というコンボはキャラによっては即死する威力を叩き出せる!
でも今度はスタンガンが当たらない…。
そもそも『カプコンファイティングジャム』がマイナーなゲームだが…。

タツノコ VS.CAPCOM』ではなんと通常技から繋がる。暗転回避は相変わらずなのでコンボに組みこむのが定石。
お手軽なのはジャンプ強攻撃だろうか。ヒット確認後コマンド入力余裕でした、なお手軽さ。
回避するにはメガクラッシュを出すしかない点も優秀。
ただし、ジャンプ強はガードされると隙だらけなのが難点。
ちなみにUSA版においては威力超強化、暗転後回避不可能と大幅強化された。

ロックマンのハイパーボム

初代『ロックマン』における特殊武器のひとつ。ボンバーマンから入手できる。
低く短い放物線を描く爆弾を投げつけて攻撃する。爆弾そのものには攻撃判定がなく、爆発を待って敵に爆風を当てなければならない。
燃費は1発で2メモリ消費と初代の特殊武器の中では悪めだが、ジョーやピッケルマンのような高耐久の敵も一撃で倒せる高火力を誇る。

しかし残念ながら使い勝手はお世辞にもいいとは言えない。
正直に言うと、ものすごく使いにくい。
もっと正直に言うと、シリーズ全体を見通しても最底辺を争うレベルでどうしようもない弱武器である。

最大の欠点は投げてから約2.5秒という爆発までの絶望的なタイムラグの長さ。
ただでさえ射程が短く、連射もきかず、爆弾を直接当てることもできないのにこの体たらくであるため動き回る相手に当てるのは不可能に近い。
じゃあ動かない敵に使えばいいのでは、というとそうでもなく、この粗大ゴミが爆発するのを律儀に待っている間に他の特殊武器かロックバスターを連射した方が早い
あまりその場から動かず、他の武器やバスターでの処理が比較的面倒なジョーを一撃で処理できるのが唯一の長所……と言いたいところだが、あろうことかジョーはボンバーマンステージにしか出てこない
ついでに言うと初代ロックマンは範囲・威力・燃費の全方位に非の打ちどころのないサンダービームに、同じく低燃費高威力で連射も利き迎撃性能にも優れているファイヤーストーム、敵の動きを止めた上で安全に処理できるアイススラッシャーと硬い敵への対抗策が充実しており、唯一強みになりそうな火力面でさえ大して傑出していないという有様。
攻撃手段としてはそもそもブロックがないと使うことすらできないスーパーアームよりは幾分マシ……かもしれないが、あちらには邪魔なブロックをどかせるという別方面での使い道*1がある一方こちらは攻撃にしか使えない。
とはいえ目くそ鼻くそレベルの話で、あちらも大概悲惨な使い勝手をしているが。
ボス戦ではガッツマンとCWU-01Pに対して有効だが、前者は動きが鈍くパターンも単調な上にロックバスターが1発2ダメージ通るので特殊武器に頼らなくても割と簡単に倒せるし、後者は動き回るタイプの敵であるため当てづらく、スーパーアームとロックバスターで処理する方が遥かに楽なのでわざわざハイパーボムを持ち出す意味があるかというと微妙。
なんならガッツマンにすら安定して当てるのは難しいため、バスターで倒すのとどちらが楽かというと疑問。
よほどのこだわりがない限り使う意味自体が存在しないと言ってもいいレベルであり、「シリーズ最弱の特殊武器は何か」という議論ではそこそこ高頻度で名前が上がる。

一方リメイク版であるロックマンロックマンにおいては爆弾が敵に接触すると同時に爆発するようになり使い勝手が大幅に改善。
ジョーやシールドアタッカーのような盾持ちの敵に当てると盾を吹き飛ばして無防備にできるという効果も追加され、さらに他の特殊武器の燃費が軒並み悪くなっている*2中で元通りの燃費を維持しているため相対的に普段使いしやすくなり、別物レベルで便利な武器となった。
放物線軌道であるため使いこなせれば上方・下方の両方を狙え、ロックバスターの射角の狭さを大幅に補うことができる。
また本作にはボス達を自機として使えるという要素があり、もちろんボンバーマンも自機にすることが可能。
彼はハイパーボムを画面内に2発まで連射することができ、さらにキー入力によって射角を3方向に調整することもできるため、エレキマンやファイヤーマンのような強キャラ連中には及ばずともそこそこ使い勝手のいいキャラに仕上がっている。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』にロックマンが出演した際にもカスタマイズ必殺技として登場。
直接当たれば爆発し、角度の投げ分けも可能と「ロクロク」の仕様に近い性能となっている。



3.『ダブルドラゴン』に登場するアボボの必殺技。
半身になって相手を片手で掴み上げて飛び上がり、地面に叩きつける。
ボタンの強さに応じて回数が増える。

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最終更新:2024年01月25日 14:16

*1 サンダービームでも同じことはできるが、他にも使い所の多いサンダービームを無駄遣いせずにブロックをどかせるのでギリギリ存在意義として成り立ってはいる。またエレキマンステージを2周しなくてもマグネットビームを確保できるという明確な利点もある

*2 特に元々強武器だったサンダービームとファイヤーストームは燃費の悪化が著しい