Sin(遊戯王)

登録日: 2010/02/11(木) 20:40:44
更新日:2019/05/27 Mon 17:28:06
所要時間:約 7 分で読めます



次元の狭間より現れし闇よ
時空を越えた舞台に破滅の幕を引け!
シンクロ召喚!現れよ!

Sin パラドクス・ドラゴン!




●目次


◆OCGのSin


週刊少年ジャンプ2010年 2号に付属した《Sin 青眼の白龍》が初出。
多くが遊戯王原作内で主役級のキャラクターが使用したドラゴンを元にして作られている。

ほぼ共通した効果を持ち、要点を並べると以下の通り。

  • 対になるカードをデッキ(エクストラデッキ)から除外し、手札から特殊召喚する。
  • Sinと名のつくカードはフィールド上に1枚しか存在できない。
  • Sin以外の自モンスターの攻撃封印。
  • フィールド魔法が無いと自壊する。

緩い召喚条件と、強烈なデメリットを備えた上級者向けのカード郡と言える。
普通に使っても強いが、特に《スキルドレイン》との相性が良い。
効果が無くなるのでデメリット能力を踏み倒せるのだ。
ただし場の効果が無効になっても手札のSinのデメリットは有効なので複数並べられない。
他にも、《デーモンとの駆け引き》で《バーサーク・デッド・ドラゴン》を出すのも良い。《バーサーク》自体もレベル8の闇属性とシナジーがある。

それでも非常に手札事故を起こしやすく、どちらかと言えば【Sin】で組むより対となるオリジナルとセットで様々なデッキに出張する形の方が使いやすい連中である。
その出自ゆえ新規はムービーパックを最後に約8年ほど全く音沙汰なかったが『20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION』(通称レジェコレ)にて多数の新規追加、更にそれまで出た全てのSin関連カードも再録された。
なお同パックではSin同様映画初出カテゴリである方界にもテコ入れがなされ同様に関連カードもすべて再録されている。光のピラミッド?知ら管



◆Sinと名のつくOCGのカード(☆がレジェコレ新規追加)


Sin 青眼の白龍

記念すべき初Sin。ジャンプ付属の250円カード。
だが、超時空パックで再録決定。
正規召喚すれば他のカードで特殊召喚は可能。
だが、素材の《青眼の白龍》自体が豊富なサポートを持ち、除外との相性もよくないのであまり使われない。
《Sin パラドクス・ドラゴン》軸のデッキであれば素材として使えるか


Sin 真紅眼の黒竜

映画館で配布。こちらも再録決定。
しかも映画館で配布したのが余ったのか、コレクター用なのかソフト化した映画の特典に全く同じ仕様のこいつがついていた。
……まぁ、そう何個も買わない映画のソフトに新規カードついても困るけどさ。
このカードも《Sin 青眼の白龍》同様、正規召喚後は特殊召喚可能。
だが素材のほうも含めて全体的にステータス不足なので、【Sin】よりは【真紅眼】に投入される。
こっちは闇属性で除外サポートも使えるので、本体を帰還させて一緒に目玉やシンクロ素材になる簡単なお仕事。
デメリットが被る黒炎弾も使えるよ!
【Sin】においても灼銀の機竜などの☆9シンクロが増えた事でSin唯一の☆7を生かした活躍も可能。
…バトル要員にはなれない悲しさには触れるな。


Sin スターダスト・ドラゴン

Vジャンプ付属。このカードも再録が決定したが、入手できるのはジャンプフェスタのプロモーションパックとなっている。
青眼や真紅眼と違い、エクストラデッキから《スターダスト》を除外するため、手札にきてしまってデッキから除外できないなどの事態にはならない。
だが特有の構文が若干違い、このカード自身の効果による特殊召喚しか認められないようになっている。
元の効果を参考にしたのか、フィールド魔法の破壊を防ぐ効果が持つ。
他より場持ちがいいため【Sin】では主力となる。
その他、フィールド魔法を主体とするデッキに出張する事も多い。


Sin サイバー・エンド・ドラゴン

超時空パックから登場したSin。
他のSinと同じ特徴を持つが、《Sin スターダスト》と同様にエクストラデッキから《サイバー・エンド》を除外するため、デッキが腐らずほぼノーコストで特殊召喚できる。
貫通は持っていないが、通常の戦闘でちゃんとダメージは与えられる。
いきなりATK4000のモンスター出てくるのは相手にとっては脅威。
《Sin スターダスト》と並ぶ主力カード。


Sin レインボー・ドラゴン

超時空パックから登場したSin。
他のSinとは違い《レインボー・ドラゴン》を手札からも除外出来る。
しかしそもそもオリジナルが手札にこない《Sin サイバー・エンド》を使えば済む話。攻撃力もあちらと同じである。
《Sin サイバー・エンド》との大きな違いはドラゴン族であることで《ドラゴン・目覚めの旋律》に対応していることである。
オリジナルの方を引いてしまっても《竜の交感》でSinの方とデッキからトレードすることもできる。
また、素材を《救援光》で回収したり、墓地に落ちてからも《悪夢再び》で回収できる。
仮に素材指定のない(もしくは非チューナー側の指定がドラゴン族)のレベル12のシンクロモンスターがでれば、
《パラレルギア》とともに《悪夢再び》で回収し、そのシンクロモンスターをシンクロ召喚するという戦法もとれるようになるだろう。

フィールド魔法が重要な本家宝玉では本体が召喚できない時でも4000の攻撃力をたたき出すカードとして使用可能。
…確かに相性自体は悪くないのだが、こっちでも《Sin サイバー・エンド》の方が採用される悲しい実情。
なんだかんだで召喚権も使わず軽いコストで出てくる攻撃力4000の為弱くないのだが《Sin サイバー・エンド》の壁が非常に高く不遇な子。

究極宝玉神の名を持たないため、【レインボー・ネオス】での採用は皆無。
上述の《救援光》による間接的サーチには使えなくはないが、ネオスの強化によりデッキから融合素材に出来る様になった為、採用理由が消えた。


Sin トゥルース・ドラゴン

2010年Vジャンプ6月号に付属。
フィールドのSinが破壊された時にライフ半分をコストに手札または墓地から特殊召喚する。
手札に持てる最大攻撃力かつ最大レベルの☆12のATK5000のモンスター。
自分でフィールド魔法を張り替えれば気軽に召喚できる【Sin】の切り札。裏サイバー流でも使えるいい子。


Sin パラレルギア

超時空パックから登場するSin専用のチューナー。
他のSinモンスターとしかシンクロ出来ない縛りがあるが、素材となるSinは手札から使用出来る。
というかこいつ以外のSinは場に1体しか存在出来ない効果持ってるため手札のSinとしかシンクロできない。
ちなみに制約効果なので、仮に並べられても手札のSinとでしかシンクロできない。
Sinモンスターのレベル帯の都合から、☆9〜☆12の高レベルシンクロモンスターを使うことになる。
かつては《パラドクス・ドラゴン》専用だったがカードプールの増加に伴い出せるモンスターが増えた。

《悪夢再び》で回収できるのも強み。
また《リミット・リバース》を使えば《Sin トゥルース・ドラゴン》の特殊召喚のトリガーにも使用できる。


☆Sin パラドクスギア

10期の『20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION』で登場する非チューナーモンスター。
OCG化した他のSinモンスターと違い映画には登場していない新規のカード。
フィールド魔法がある時にリリースする事で《パラレルギア》リクルート+同名以外のSinサーチが出来るので一気に高レベルシンクロに繋げられる。
実用性は薄いが《パラレルギア》+《パラドクスギア》で☆3シンクロも可能となった。
また、Sinモンスターの召喚コストの代わりとして場・墓地から除外出来る(オリジナルの方がデッキ・EXデッキになくてもOK)お陰でSinにありがちな手札事故を軽減可能。
それでいて☆1・闇属性・機械族・攻守0と豊富なサポートに対応している、見た目通り*1に【Sin】を回す為の歯車(ギア)となる存在。


Sin World

Sin専用のフィールド魔法。
《パワーツール・ドラゴン》と似たような効果を持ち、デッキから3枚Sinのカードを選択し、相手にランダムで選ばせて手札に加える。
但し、効果を使用したターンはドローが出来ない。

後述の《パラドクス・ドラゴン》の維持に必要なカードだが、新規カード《神縛りの塚》のせいで立場がいろいろと危うくなるが、後述する《Territory》の登場で何とか持ち直す事は出来た。


☆Sin Selector

『LEGEND COLLECTION』で登場した通常魔法。
墓地のSinを2枚除外して《Selector》以外のSin2種類をサーチ。
条件が厳しめかつ除外したSinの再利用も難しいが、《パラレルギア》+適当なSinのセットでシンクロに繋げたり、《パラドクスギア》や後述する《Territory》を引っ張って来たりと効果自体はかなり強力。


☆Sin Cross

『LEGEND COLLECTION』で登場する速攻魔法。
なんと召喚条件を無視してSinを蘇生する
効果は無効となり、エンドフェイズに除外されるものの、デメリットの自壊や攻撃制限を無視出来るようになるので非常に使い勝手が良い。
ただし、他のSinのデメリットは無効にならないのでSinを2体並べるのは不可能。
また蘇生制限は無視出来ないので、正規の手順で出してからじゃないと蘇生出来ないので注意。


☆Sin Territory

『LEGEND COLLECTION』で登場するOCGオリジナルの永続魔法。
なんと、Sinの「フィールドに1体しか表側表示で存在できない」デメリットを「1種類につきフィールドに1体しか表側表示で存在できない」効果に書き換える恐るべきカード。
さらにバトルフェイズ中にSinのモンスター効果を無効化する効果も備えているので攻撃制限がなくなり、
Sinを複数並べた一斉攻撃が可能となる。
《スキドレ》と違い、Sin以外のモンスター効果を無効にしないので複数並べて一斉攻撃→メイン2でランク8・ランク10のエクシーズ召喚にも繋げられる。
オマケに発動時にデッキから《Sin World》を直接発動出来る効果もあり、この効果で出した《Sin World》があれば互いにフィールド魔法を対象に取れなくので自壊もしにくくなる。
サーチではなくデッキから直接発動しているので《うらら》などに止められず、また任意効果であるので万が一デッキに《Sin World》が無くても使える。
比較的出しやすく打点も高めなSinの足枷を取り払い、イマイチ使い所が少なかった《Sin World》の居場所を作るぼくのかんがえたさいきょうのかーど画期的なカードであるが、
《Sin スターダスト》のフィールド魔法を破壊から守る効果と《Sin トゥルース》の全体破壊効果も無効になってしまう点には注意したい。


Sin Claw Stream

超時空パックで登場の通常罠。
Sinがいる時限定のモンスター破壊カード。
フリーチェーンだが条件付きでやや使いにくく、元々打点が高めのSinにはモンスター除去は持て余し気味になりやすい。


☆Sin tune

『LEGEND COLLECTION』で登場する通常罠。
Sinが戦闘破壊されたor相手の効果で破壊された時に2枚ドロー。
Sinが戦闘以外で破壊された時に墓地から除外してSinサーチも可能。
前半の効果は相手依存でやや狙いにくいが、後半の効果はSinの自壊もトリガーに出来るお手軽さ。出来る限り墓地に送っておきたい。


Sin パラドクス・ドラゴン

Sinのシンクロモンスター
レベル10なので《Sin パラレルギア》+《Sin 青眼》か《Sin スターダスト》で召喚するのが基本となる。
フィールドが《Sin World》でないと自壊してしまうが、《Sin トゥルース・ドラゴン》と同様に自軍モンスターの攻撃制限はない。
また、シンクロモンスターを蘇生する効果を併せ持つ。こちらは《Sin World》がなくても使えるので最悪シンクロ蘇生カードとして使うのも手。
《神縛りの塚》の登場により《Sin World》がなくても自壊しなくなり、耐性付与により場持ちも良くなった為、使いやすくなった。


◆相性のいいカード

総じて召喚制限はあるものの高レベルのモンスターの特殊召喚が容易なカテゴリとの相性がいい。


機皇帝ワイゼル
自壊したSinをトリガーにして手札からの特殊召喚できる後続として優良なカード。
シンクロと魔法対策にもなり攻撃力もSinスタダと同等値である。
闇属性なのでSin共々闇属性サポートを共有でき、主力の一角である《Sin サイバー・エンド》は機械族な為にリミッター解除などの機械族サポートも共有できる。
正にパラドックスとアポリアの絶望同盟コンボだ!


時戒モンスター
Sinモンスターと並べてしまうとSinの効果で時戒神が戦闘に参加できず効果が発動できないことに注意すれば、
ランク10エクシーズ要員として活用するもよし、手札にSinモンスターがなければ時戒神で壁にするなど役に立つ。
《サンダイオン》は《セフィロン》以外で唯一打点4000を持っており《スキルドレイン》発動下なら打点4000のバニラとして機能するので相性がいい。
Z-ONE、パラドックスと絶望同盟との相性は比較的良好なためここまでくるともう一人にも欲しいところである。


壊獣
もっぱら相手の強力なモンスターを除去することが多いが、Sinとは召喚制限を持っているもの特殊召喚が容易な高レベルモンスターばかりの共通点とレベル共有できるものが多く、相手に送り付ける壊獣もレベル10Sinで戦闘破壊も容易、フィールド魔法の破壊耐性などもあって非常に相性がいい。


《神獣王バルバロス》《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》
【Sin】で通常召喚をすることは少ないため妥協召喚モンスターとの相性は良く、特にこの2枚は妥協召喚すればエクシーズ素材、
《スキルドレイン》発動下ならばどちらも打点3000のアタッカーとして機能するので腐ることが少ない。
勿論それぞれのレベルは異なっているためどちらのレベルを主軸にするかで採用枚数も変わる。


破滅竜ガンドラX
レベル8・闇属性と相性も良く高打点モンスターの召喚が容易なSinとの相性は良好。
フィールドのすべてのモンスターを破壊し、その中で一番高い攻撃力分のダメージを与えつつ自身にもその攻撃力を与えるため対象をレベル10のSinに出来ればワンキルも十分に視野に入る。
ただしサーチ手段はあるもののSinとは微妙に相性が悪く、またその効果を使うために手札から召喚可能にするために《死皇帝の陵墓》など専用の構築をする必要性がある。


《青眼の精霊龍》
《蒼眼の銀龍》に続くブルーアイズのシンクロ体。
素材指定がチューナー以外の「ブルーアイズ」モンスターなのでバニラでもSinでも素材にできる。
1ターンに1度墓地で発動した相手のカードを無効にする効果を持っており、《ネクロバレー》と合わせると相手の墓地が死に札と化す。
お互いのプレイヤーのモンスター2体以上の同時特殊召喚を封じる効果もSinを複数展開しにくい【Sin】にとってはデメリットになりえない。


No.107 銀河眼の時空竜
バトルフェイズ開始時に自分以外のモンスターの効果を無効化し、ステータスをリセットする効果の汎用ランク8。
リリース無しで通常召喚可能なレベル8モンスターを入れるだけで採用可能。
最近では《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》や《銀河眼の光波刃竜》の素材になる事が主な仕事であるが、この効果は今でもSinと相性抜群。
上記のように複数のSinを並べることも可能になったためSin青眼とSinスタダでエクシーズすることもできる。


宵星の機神ディンギルス
ランク8でレベル8を2体以外の縛りがないため銀河眼の時空竜と同じ素材で召喚でき下記の効果なため攻めの時空竜、守りのディンギルスと使い分けが容易。
特殊召喚成功時に2択の効果が存在し、相手フィールドのカードを1枚選んでで墓地送りor自分の除外されている機械族をエクシーズ素材として回収。
前者は1枚とはいえ対象をとらず破壊せずに墓地へ送ると強力、後者は機械族のみだがギアは勿論Sinサイバーエンド、その召喚で除外されるサイバーエンドも素材にできる。*2
Sin Selectorで除外してもその中に機械族があればそれを素材として回収することでディスアドバンテージも軽減できる。
素材を使う効果も自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊されるの防ぐ効果で、守りという点ではSinスタダと用途は被るがスタダが表側表示カードのみだったのに対し、こちらでは裏側表示も守れ戦闘破壊も防げるようになっている。
発動にはターン1制限もないため素材がある限り何度でも発動でき、一見万能に見えるSin Territoryのバトルフェイズの無効化で守りに隙ができるのにも対応ができる。
ただしSinスタダ同様バウンスや自身も召喚成功時に使える破壊しない除去などには無力であることは変わりない。


超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》・《超巨大空中宮殿ガンガリディア》
レベル10軸なら上記のようなモンスターを素材にすることで召喚が容易になる。
Sinと並べると攻撃には参加できないが2000バーンは確実に入りステータスの高さもあって壁としても十分機能する。
同じ列車エクシーズの《スペリオルドーラ》も召喚可能だが、基本高打点で速攻をかけるSinでは攻守やその効果は魅力的ではあるものの、総合的に5000ダメージが見込める《グスタフ》の方が優先されがちである。
勿論その優秀な効果と高い守備力から壁としての機能は《ドーラ》が優れているので無駄ということはない。
《超巨大空中宮殿ガンガリディア》は相手フィールドのカードを1枚破壊、1000ポイントのダメージを与えるが効果を使用したターン戦闘に参加できないデメリットを持つが【Sin】では上記のようにほぼ問題とならず、むしろ魔法・罠の除去手段が乏しい【Sin】にとってはカードを除去しつつバーンを与えられるため相性がいい。
こちらも新規によりサイバーエンドとレインボードラゴンによるエクシーズで出せるようになった。


《禁じられた聖杯》
モンスターの効果を打ち消す速攻魔法。バトルフェイズでも発動できるため使い勝手がいい。
相手モンスターの展開や除去の妨害にも使える攻守に長けた一枚。


《トレード・イン》
手札交換カード。レベル8軸だと必須。
フィールド魔法やそのサーチカードが無いと何もできないので無理矢理にでもデッキを回す必要がある。
その場合数少ないSinで同じレベルのSin青眼の採用も必要になるため《ドラゴン・目覚めの旋律》も必須。


《竜の交感》
手札とデッキのドラゴンを交換。
手札は増えないがうっかり引いちゃったオリジナルを戻して《Sin 青眼》《Sin 真紅眼》《Sin レインボー》をサーチしてそのまま特殊召喚に繋げられる。


《闇の誘惑》
Sinモンスターは総じて闇属性でありSin特有の召喚制限もあって採用するメリットは少なくない。
勿論レベル8軸なら《トレードイン》と共有が可能である。
なお絶望同盟混成デッキで比較すると時戒神は闇属性がいないため相性が悪く、機皇は主力となる《ワイゼル》が帝・兵共に闇属性なためそこまで悪くない。


《アドバンス・ドロー》
レベル8以上のモンスターが多く、特殊召喚が容易なSinではリリースすることも苦にはならず、前述のような《時戒神》や妥協召喚モンスターを駆使することで不要なモンスターを処理しつつ手札を増やすことも可能。


《愚鈍の斧》
デメリットアタッカー用の装備魔法。
維持にライフを500払わなければいけないが、モンスターの効果を打ち消し、攻撃力を1000ポイントアップする。
フィールドが破壊されてもこのカードが残っていれば装備したSinは自壊しない。


《歯車街》
古代の機械専用のフィールド魔法。
破壊されてSinが自壊しても《古代の機械巨竜》が呼べるため戦線を維持できる。
ただし現在の裁定ではフィールド魔法の張替えは破壊扱いにならないので《歯車街》を張り替えての特殊召喚はできない。
当初は特殊召喚が容易な上級モンスターの少なさと相性のいいモンスターの少なさからある程度相性のいいカードであったが、より相性の良いモンスター・フィールド魔法が増えた事から現在では採用する意義は薄い。


《D・D・R》
除外されている自分のモンスター1体を選択して攻撃表示でフィールド上に特殊召喚する装備魔法カード。
除外したオリジナルを戻せるので無駄にならない。
但し、その場合は《青眼》と《真紅眼》に限られる。


神縛りの塚
レベル10以上のモンスターに対象と効果破壊に対する耐性を与えるフィールド魔法。
レベルが10以上のSinは《トゥルース》、《パラドクス》、《レインボー》、《サイバー・エンド》の4種類のみだが十分に強力。
特に《パラドクス・ドラゴン》は《Sin World》がなくても維持できるようになった。
上記のように《時戒神》と組み合わせると自分のスタンバイフェイズにデッキに戻るものの強固な壁となる。
《オレイカルコス》と比較するとモンスターの耐性は強固となるが肝心なこのカードは耐性を持っていないので
どちらを採用するかは悩みどころ。


オレイカルコスの結界
《盆回し》で相手に送りつけることで悪用されることの多いカードであるがフィールド依存の高い【Sin】ではターン1の破壊耐性も持っており《幽鬼うさぎ》などの採用率の高い除去カードにも強い。
2つのデメリットがあるが1つは特殊召喚されたモンスターがいなくても発動可能であり、多くのデッキはEXデッキからの特殊召喚封じの方が問題となるが、EXモンスターは素材で使うことの多い【Sin】にとってはあまり問題ない。
攻撃力500アップと微弱ではあるが《Sin スターダスト》を3000まで強化できるので意外と馬鹿にならない。
自分フィールドにモンスターが2体以上並んでいる場合は攻撃力の一番低いモンスターを攻撃対象にできず、《Sin トゥルース》などの高打点が並んでいればそちらしか対象にできないので心強い。
ただし《神縛りの塚》のようにモンスターの効果耐性などはつかず、あくまで破壊耐性でありバウンスなどの破壊しない除去には弱いので注意。


《魔のデッキ破壊ウイルス》
攻撃力2000以上の闇属性モンスターをリリースすることで、相手の場と手札の攻撃力1500以下のモンスターを粉☆砕&発動後3ターンの間、相手のドローをピーピングしてまた1500以下のモンスターを破壊する。
各種EXデッキからの召喚に使われるモンスターは攻撃力が1500に満たないものが多いため、どのデッキにも割と有効な罠カード。
さらに《パラレルギア》と《パラドクスギア》以外のSinなら何でもコストに出来る上、手札にSinが複数いれば攻め込める。


スキルドレイン
モンスターの効果を打ち消す永続罠カード。
相性の良さは上記の通り。



《虚無空間》
お互いにモンスターの特殊召喚ができなくなる。
後攻1ターン目で《神縛りの塚》+《Sin サイバー・エンド》がいる状態にこのカードを発動されると無理ゲー臭が漂い始める。
更に《ドラゴキュートス》や《Sin スターダスト》辺りも出されると何をして良いか分からなくなる。
フィールド張り替えや手札交換でこっちからどかすのも簡単。


◆映画において


パラドックスが使用するモンスター群。
映画のSinはOCGとは異なり、召喚条件はデッキから除外せず墓地へ送るだけでよい。
このままだった場合いきなり強力なモンスターが湧いて来る上に墓地肥やしも出来ると言うハイスペックさ。

一応《マクロ・コスモス》等の発動下では召喚できなくなるというデメリットにもなりうるが、遊戯達が除外をメインにした戦術を使うキャラクターではないので普通に召喚され、歴戦のデュエリスト達を苦しめた。

更にパラドックスはフィールド魔法《Sin World》を使用することで、Sin共通のデメリットを打ち消している。

しかしアニメ効果の《Sin World》には発動中にライフが0になるとプレイヤーがSinでしまうというデメリットがある。
まあ、遊戯王ではよくあることだ。

さらにOCGとは違い、元となったモンスターの効果も備えている。
《レインボードラゴン》は宝玉獣効果がSinに代わっている。
ただし、Sin化したスターダスト・ドラゴンのテキストには致命的な矛盾が発生していたりする。

Sin スターダスト・ドラゴン
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分のエクストラデッキから「スターダスト・ドラゴン」1体を墓地へ送る事でのみ、手札のこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
「フィールド上のカードを破壊する効果」を持つ魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースする事でその発動を無効にし破壊する。
この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、この効果を発動するためにリリースされ墓地に存在するこのカードを、自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
フィールド上に「Sin World」が存在しない場合、このカードを破壊する。

なぁにこれぇ...


○映画に登場したSin


Sin 青眼の白龍
Sin 真紅眼の黒竜
Sin サイバー・エンド・ドラゴン
Sin レインボー・ドラゴン
Sin スターダスト・ドラゴン
Sin パラレルギア
Sin Cross
Sin Claw Stream
Sin Force(未OCG)
Sin Tune
Sin Selector
Sin World
Sin パラドクス・ドラゴン ATK4000 星10シンクロ
Sin トゥルース・ドラゴン ATK5000 星12

尚、Sinとは宗教、道徳上の「罪」を意味し、それに「新」を掛けた形でのダブルミーニングとなっている。




以下重大なネタバレ?





作中で遊星たちの前に現れたパラドックスは《スターダスト・ドラゴン》を奪うが、幾らデュエルしなかったとはいえ、
その場に居合わせた元キングの《レッド・デーモンズ》はパラドックスから完全に無視された。

Sin化すればかなり強力なモンスターになったと思われるのだが、ともかくそんなわけで《Sin レッド・デーモンズ・ドラゴン》は存在しない 

華麗にスルーされた我が魂(250円)


ちなみにミラーマッチがこのデッキにとって最大にして最強の敵である。


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