ゴーストライダー(アメコミ)

登録日:2012/11/18(日) 18:50:56
更新日:2024/04/17 Wed 15:44:32
所要時間:約 4 分で読めます







俺がなぜ「復讐の精霊」と呼ばれているか教えてやろう


概要

ゴーストライダーとは1972年に登場したヒーローである。
燃え盛る骸骨頭にスパイクのついたライダースジャケットと革のパンツを身に纏い、これまた燃え盛るバイクに乗って現れるという中々ぶっ飛んだ見た目をしているが、れっきとしたヒーローである。
復讐の精霊(スピリット・オブ・ベンジェンス)の異名の通り善良な市民が血を流した時、ゴーストライダーに変身して相手をフルボッコにする。
因みに変身する時は全身の肉が溶けて血が沸騰するらしく、とても苦しいらしい。

下記の武器や能力抜きでも、完全にブチキレて地球のヒーローの殆どを手も足も出させず瞬殺した時のハルクとも互角に殴り合えるほどという身体能力を持つ(ハルクには地球に復讐する権利があると認め、決着を付けずに立ち去った)。

但し「復讐の精霊」ということは罪無き人が傷付いたでなければ活動できないということであり、基本的に動き出す時には全てが手遅れであり犠牲者を救うことはできない
できるのはただ犠牲者の無念を晴らす代理復讐だけという悲しい宿命を背負っている。

また「ゴーストライダー」という名前は復讐の精霊となった者の総称であり、作中にも複数のゴーストライダーが存在している。
中にはゴリラのゴーストライダーマンモスに乗るゴーストライダーなどの変わり種も……。

能力・装備


Look into my eyes!
俺の目の奥を見ろ!

  • 贖罪の目(ペナンス・ステア)
ゴーストライダー最強の技。相手は死ぬ(実際は廃人になるだけ)。
ライダーの目を見ることで自分が今までに犯した罪がいっぺんに降りかかる凶悪技。
ただし、魂の無い相手には効かない。
その性質故にハルクはおろか、ギャラクタスのようなコズミックビーイングにすら通用してしまう。

  • ヘルバイク(ヘルサイクル)
ゴーストライダーの代名詞的なアメリカンバイク。
そこら辺にあったバイクを変形させた。
壁を登ったり水面を走ったりと万能。

ゴーストライダー唯一の武器。
炎を纏っている。


人物


罪なきものに仇なす存在を復讐の精霊は許しはしない。

  • ジョナサン・ブレイズ/初代ゴーストライダー
通称ジョニー。
父の命と引き換えにメフィストと契約したバイクスタントマン。
だが、父は直後に事故死。ジョニーも契約を破ったため悪魔ザラゾスに憑依されることに。
ザラゾスが憑依したことでジョニーはゴーストライダーになれる力を得たのである。
実は贖罪の目も鎖も使わない(最近は使うようになったとか).

  • ダニエル・ケッチ/二代目ゴーストライダー
通称ダニー/ダン。
ジョニーがザラゾスを封印してから数年が過ぎた頃、貧弱な青年ダニーは姉と一緒にギャングの抗争に巻き込まれる。
そこでたまたまあった廃バイクの燃料キャップに触れたことでゴーストライダーになる力を得た。
誤解から初代と戦ったことがある。

  • アレハンドラ・ジョーンズ/三代目ゴーストライダー
歴代唯一の女性で、第7シーズンのみの登板。

  • ロビー・レイエス/四代目ゴーストライダー
2014年開始シリーズに登場する、歴代最年少のゴーストライダー。
現役高校生で、二輪車ではなく四輪自動車のライダーである。

  • カーター・スレイド/ファントムライダー
MARVELのゴーストライダーより前に別会社で連載していた「元祖ゴーストライダー」。
ジョニー版ライダーが登場してからはファントムライダーと言う名前に変わり、後にMARVELに買い取られた。
真っ白な衣装で頭は燃えておらずバイクでは無く馬に乗っているがゴーストライダーである。
なぜカウボーイ風なのかと言うと、「ゴーストライダーズ・イン・ザ・スカイ」と言うカントリーミュージックを元に作られたから(ジョニー版自体も同曲が元ネタ)。

実写版ではケアテイカーという別のキャラと設定が統合された上で、最初に復讐の精霊となった人間=初代ゴーストライダーという事になった。
こちらでは燃え盛る骸骨頭姿でこれまた燃え盛る骸骨馬に乗っているなど、ファントムとゴーストを折衷した姿に変身する。


他のメディア

  • UMVC3
ジョニー版が登場。しかし贖罪の目も鎖も使う。
カラーバリエーションで、ダニー版、FF加入版、元祖版などがあり、DLCカラーはゴーストライダー2099のケンシロウ版である。
DMC組やレッドアリーマーといった悪魔関係のキャラとの掛け合いが用意されている。
余談だがMVC2までは宿敵のブラックハートが登場しゴーストライダーがいない状態が続いたが
UMVC3ではゴーストライダーが出た一方ブラックハートは未登場と完全に立場が逆転してしまった。

  • 実写映画
2007年にニコラス・ケイジ主演で実写化された。
ジョニー版が元だがやはり贖罪の目も鎖も使う。
評価はあまり高くないが、ロックverのゴーストライダーズ・イン・ザ・スカイをバックに初代ライダーと元祖ライダーが併走するシーンはかっこいい。
アメリカでは2も公開されており、日本でも2013年の2月に公開される。
ちなみにニコラス・ケイジは腕にゴーストライダーのタトゥーを彫ってしまうほどコミック版の熱狂的ファン。

  • TVドラマ
マーベル・シネマティック・ユニバースの海外ドラマである『エージェント・オブ・シールド シーズン4』でまさかの登場。
映画版のイメージを避けるため、自動車乗りの四代目、ロビーが年齢設定を上げての登板となった。





追記・修正は贖罪の目を受けても無事だった人がお願いします。


俺なら祈る。強く、何度も。



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最終更新:2024年04月17日 15:44