等々力委員長(遊戯王ZEXAL)

登録日:2011/07/03(日) 05:33:52
更新日:2024/04/12 Fri 16:40:22
所要時間:約 6 分で読めます




等々力委員長…等々力孝(とどろき たかし)とは、遊戯王ZEXALに登場するキャラクターである。


主人公・九十九遊馬の前の席のクラスメートであり、クラスの学級委員長でもある。
水色の髪と、どことなくインセクター羽蛾を思わせるおかっぱ頭が外見の特徴。

「とどのつまり」が口癖で、丁寧な口調に混ぜて頻繁に使用する。
例)とどのつまり、あなたはアニヲタだったのですね!


視聴者からの呼称は「委員長」、「トド」「トド野郎」「トドクズ」(「とどのつまり」に由来)。

シャークこと神代凌牙に勝利した遊馬を、「がちょーん放送」……もとい「臥竜鳳雛(がりょうほうすう)」と褒め称えたのが初登場。

その後は遊馬のクラスメートとして遊馬のデュエルの観戦役としてたびたび登場する。



とどのつまり、追記・修正をお願いします。











以上は、漫画版ZEXALの等々力委員長の解説である。

アニメ版ZEXALにも登場。
(CV:村田太志)

「論理的に説明できない事は大嫌い」な性格らしい。
また、母親の髪型は彼とそっくり。

漫画版と同様、遊馬がシャークに勝利した次話の第3話で初登場し、遊馬とデュエル。
『バグマンX』(攻撃力)の攻撃で遊馬に勝利した。

その回で発生したコンピューターウィルス事件の犯人かと遊馬達に疑われるが、それは真犯人の罠。
真犯人とデュエルを行う遊馬を、前述の「臥竜鳳雛」の諺を用いて応援した。

そして事件が解決した後の第五話で、なんとOPの仲良し登校シーンに追加される。
OPの前半に遊馬の登校シーンがあり、第四話までは遊馬・小鳥・鉄男の三人だけだったのだが、第五話でまさかの映像変更。そのシーンに委員長が追加されたのである。
番組始まって初の映像変更だったこと、仲良し遊馬組が増えたことにより多くの視聴者が驚愕し感激した。





そして、ここが委員長の最盛期だった。


その回のBパート、遊馬はある人物の陰謀により、悪質ないたずらをしたとして陥れられてしまう。
全く身に覚えがない遊馬だが、委員長達クラスメートには遊馬がいたずらをしている写真が届いていたのである。
弁解する遊馬に委員長は、

「遊馬君、あなたとは絶交です。
さあ皆さん、行きましょう。遊馬君なんかに関わるとロクなことがないですからね」


なんと遊馬のことを信じようとしないどころか、クラスメート皆を扇動し遊馬をハブりはじめたのである。

ちなみに写真は合成で作られた捏造写真だった。
先のウィルス事件で委員長がコンピューター関連に強いことは判明していたので、彼は写真が合成である可能性も考慮できたはず。
(現に小鳥はその答えに行き着いた)
だがその考えに至らなかったのは、遊馬の人格を全く信頼していなかった可能性がある。


まだ中学生なのだから仕方がない、と言えるかもしれないが、あの年頃でクラスでハブられるのはイジメに近く、かなりの大惨事であるおまけにクラスにトラブルが起きた場合最善の方法を実行する立場とも言える委員長がこんなことやるとはいかがなものか。
実際それなりにメンタルが強い遊馬も、「さすがに凹むよな……」とアストラルにこぼした。


この回は、『ウィルス事件の犯人にされかけて遊馬に救われた回の翌週』であり、『委員長がOPに追加された回』である。委員長ェ…

多くの視聴者は遊馬に同情し味方となり、率先してハブった委員長を「ふざけんな」「謝罪しろ」「謝れよ!」と非難した。

その次の回、遊馬の疑惑はなんとか晴れるが、委員長の登場はなかった……
つまり謝罪ナシ。まあ、描写が無いだけで謝罪そのものはしていると思うが。




そして、第十話冒頭にて、久々に委員長が登場。
彼は開口一番、

「遊馬君、ちょっとデッキを見せて下さい」

と言い、半ば強引に遊馬のデッキを確認した。
中にNo.カードがないことに気づくと、

「とどのつまり、No.のカードがないという事は、遊馬君はへっぽこデュエリストですね」


とメッタメタに酷評。ちなみにナンバーズカードは全部で100枚しか無い上、世界中に落ちてるため遊馬が持ってなくても全くおかしくないことである。しかも、委員長自身はNo.を持っていない。
そして、「とどのつまり、遊馬君が今まで勝っていたのはデュエルの幽霊のおかげなんですね」、「とどのつまり、遊馬君のデュエルはNo.頼みなんですね!」と追い打ち。
*1

その次の回では、「とどのつまり、遊馬君にはプライドがないってことなんですね」

これらの発言により、視聴者の委員長株はさらに暴落。
「そういえばウィルス事件の時に、ウィルスによる被害を心配するよりも自分が犯人にされないかと保身優先だった」
「遊馬を臥竜鳳雛と呼び応援したのも、遊馬が負けたら自分が事件の犯人に仕立て上げられてしまうため」
などとも言われてしまっている


このあたりから、「トドはこんな役回りのキャラ設定なんだな」と一部の視聴者に認識されはじめる。
たしかに、過去のシリーズには優等生キャラだったのがだんだん出番が少なくなっていき最後には失踪したというキャラも存在する。
そんな遊戯王ワールドを「とどのつまり」という口癖だけで生き残るのは難しいため、イヤミキャラにシフトしたのかもしれない。
また、彼の発言をストーリー進行のきっかけにできる便利キャラであるとも言える……それでも謝罪はしておくべきという視聴者も多いが。


大体の視聴者には暴言キャラとして忌み嫌われてしまい、一部からは「トドはもう出てくんな」「もうこいつの顔はもう見るのもいやだ」「お前がこんなクソ野郎だったとはな」「次回の委員長からどんな暴言が飛び出すか逆に楽しみだ」「委員長は悪、それも自分で悪だと気づいていない最もドス黒い悪」などと言われたり、「とどのつまり、〇〇〇ですね!」と口真似レスに使われたりと、ネタキャラとしても認識されている。


まあ何やかんやで遊馬のためにナンバーズの事を調べたり、怖がりながらも変なロボに立ち向かったりなど、根はいい子である。最近はWDC決勝進出者のサインを欲しがるなどのミーハーな一面も見せた。

そのWDC編では死亡フラグを建て、IVさんのファンサービスを受けて病院送りにされた。これにより委員長ザマァwと思った視聴者は少なくなかったとか………。

ちなみにII序盤で行われたクラス委員長の選挙の際、真月がよかれと思って遊馬を勝手に推薦したため決選投票となったのだが、ここで委員長は一票差で遊馬に敗れた。
この回ではアイデンティティが崩壊したせいか終始ダウナーで、バリアンに洗脳された生徒会長・神宮寺の言いなりで「特命風紀コマンダー」として規則違反を取り締まっていた(ただ、異様にスカートが短いとはいえ学園の制服にまでNGを出していた当たり、神宮寺の一存で正否を決めていたと思われる)。

結局この回のBパートで例のごとく遊馬先生のカウンセリングフェイズを受けて立ち直り、話のラストで遊馬が委員長をやめたことで元の鞘に納まった。

アストラル消滅時には落ち込んだ遊馬を元気づけようとナンクラのメンバーと共に天岩戸作戦に出たが空振り。
その話では蝉丸に記憶を吸われて抜け殻になるなど割と散散な目にあった。

バリアンとの決戦では遊馬とアストラル、小鳥の三人だけであちらに向かったためにフェードアウトした。
そのお陰で、本編では一度も死亡・消滅していない。

●ゲームにて
3DS専用ソフト「激突!デュエルカーニバル!」では、アニメ本編で右京先生が使用した「バグマン」モンスターを軸にした【ランク3】を使用する。
初期デッキには除去カードが「奈落の落とし穴」や「地砕き」ぐらいしか入っておらず、モンスターの攻撃力も低めなので全体の中では弱い方。
しかし、「デスガイド」や「スーパーバグマン」や「エフェクト・ヴェーラー」や「開闢」などの厄介なモンスターもいるので、油断は禁物。


●いいんちょ発言集

「や〜っぱり、勉強のできない遊馬君が、僕に勝てるはずないんですね〜え
とどのつまり、馬鹿じゃデュエルには勝てないってことです。」

「絶対に勝ってよ〜、でないと僕が犯人にされちゃう〜」

「うあ〜、マズいですよ〜! いくら利用されたとはいえ、ウィルス爆弾を起動させてしまったのは僕! とどのつまり、僕も犯人にされちゃう〜!」

「遊馬君! 君があんな人とは思いませんでしたよ!」

「委員長でなくなった僕は他の何かになるしかないんです!」

「これが等々力孝のとどろビングです!」




とどのつまり、この項目には追記・修正が必要って事なんですね!


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最終更新:2024年04月12日 16:40

*1 右京先生とのデュエルでは、アストラルのアドバイスが無ければ負けていたので的を射ていると言えばその通りなのだが…