石鍛冶の神秘家 > Stoneforge(MTG)

登録日:2011/06/07(火) 15:15:26
更新日:2019/04/25 Thu 08:02:17
所要時間:約 6 分で読めます




Stoneforge Mystic / 石鍛冶の神秘家(1)(白)
クリーチャー コー(Kor) 工匠(Artificer)
石鍛冶の神秘家が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。
その後、あなたのライブラリーを切り直す」ことを選んでもよい。
(1)(白),(T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
1/2

◇概要◇
ワールドウェイクで登場したクリーチャー。レアリティはレア。
戦隊の鷹等と同じキャスティングコストであり、戦場に出た時にハンドアドバンテージを即座に回復する能力を持つ。

しかもその手段が「好きな装備品をサーチ」というもの。
今をときめく「饗宴と飢餓の剣」等の強力な装備品が、たったの2マナでサーチ出来る上に戦場にはクリーチャーが残る。これだけでも十分なアドバンテージである。

これだけでも強力だが、もう1つ効果がある。

(1)(白),(T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
さて、どういう事か。
  • 本来は3マナかかる「〇〇と〜の剣」や6マナ必要な「アージェンタムの鎧」のコストを踏み倒せる
  • 装備品をカウンターによって打ち消されずに場に出せる
  • インスタントタイミングで装備品を出せる
つまり、どんなに重い装備品だろうが、こいつ1枚でサーチを行った上で安全かつ普通よりも軽いコストで戦場に出すことできる。これって、壊れてる


◇登場から現在までの活躍◇
しかし、登場当初はゼンディガーブロックにはロクな装備品が存在していなかったことから評価は低かった。
エターナル環境でも十手をサーチ可能な点が評価されてはいたものの、今ほどは使われておらず登場当初の値段はあまり高いものではなかった。
だが、2マナで何らかのカードがサーチできてコストを踏み倒せる能力を持ったカードが弱いはずも無く、彼女の春が訪れるのに時間はかからなかった。



ミラディンの傷跡「やぁ!」



そう、ミラディンの傷跡の登場である。
このミラディンの傷跡・ブロックが引き起こした装備品のインフレは瞬く間に石鍛冶をスターダムへと押し上げたのだった。
特に石鍛冶と相性がよく、彼女と共に環境を支配するにまで至った極悪装備品が次の3つである。

~ミラディンの極悪装備品達~
Sword of Body and Mind / 肉体と精神の剣 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(緑)とプロテクション(青)を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体戦場に出し、そのプレイヤーのライブラリーの一番上から10枚のカードをそのプレイヤーの墓地に置く。
装備(2)

Sword of Feast and Famine / 饗宴と飢餓の剣 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(黒)とプロテクション(緑)を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨て、あなたはあなたがコントロールする土地をすべてアンタップする。
装備(2)

Batterskull / 殴打頭蓋 (5)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0の細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体戦場に出し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+4/+4の修整を受けるとともに警戒と絆魂を持つ。
(3):殴打頭蓋をオーナーの手札に戻す。
装備(5)

前者の2本の剣は自身が装備することもあれば、装備先として優秀なアドバンテージ確保手段兼飛行持ちである戦隊の鷹に持たせることが当時は多かった。
後者の殴打頭蓋に至ってはなんと装備先を用意する必要すらない上に、セルフバウンス能力と石鍛治のコスト踏み倒しがとてつもない相性の良さを誇っている。

こうしたぶっ壊れカードたちに加えて、安定したアドバンテージを得つつ装備先を引っ張ってこれる戦隊の鷹
更にその戦隊の鷹と抜群の相性を誇った同じくワールドウェイクのトップレアこと神ジェイス
最早、彼らが手を組むのは必然を通り越して宿命であったと言えるだろう。

~石鍛冶のゆかいな仲間たち~
Squadron Hawk / 戦隊の鷹 (1)(白)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
戦隊の鷹が戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーから《戦隊の鷹/Sqadron Hawk》という名前のカードを最大3枚まで探し、それらを公開してあなたの手札に加えてもよい。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
1/1

Jace, the Mind Sculptor / 精神を刻む者、ジェイス (2)(青)(青)
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
3

彼らが手を結んで生まれた壮絶な化学反応【Caw-Blade】は当時のスタンダートの中心として確固たる地位を築き上げ、
遂には石鍛冶とジェイスが禁止になるという騒動にまで発展してしまった。
とある大きな大会ではベスト8のうち7人が石鍛冶を採用していた程である。
ん、ジェイスはどうだったのかって?ハハハ、言うまでもないだろう。

この頃には下手をすればストレージで見かけることもままあった石鍛冶の値段はとんでもないことになり、
イベントデッキに2枚入るという情報が流れるや否や飛ぶように売れていくほどになった。
もちろんこの頃にはスタンダードはおろかエターナル環境でも大活躍するようになり、
特に上述の【Caw-Blade】はスタンダードのまま使ってもレガシーで勝てると言われ、話題となった。

現在ではスタンダード禁止の流れを受けモダンでも禁止にされているため、
活躍の場はレガシーだけに限られているものの、【青白石鍛冶】や【エスパーブレード】【デスブレード】などの有力デッキが存在し、常に一定の使用者数を誇る優秀なカードとして認知されている。
所謂「2マナ最強生物」の一角。


追記、修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/