マーク(FE)

登録日:2012/05/01(火)18:12:26
更新日:2024/04/17 Wed 12:05:47NEW!
所要時間:約 4 分で読めます




ファイアーエムブレム』シリーズの登場人物。数人いるため、この項目でまとめて説明する。


①『ファイアーエムブレム 烈火の剣』の登場人物にして、プレイヤーの分身。特技は行き倒れ。
『烈火』ではプレイヤーがゲーム内容に感情移入できるよう『軍師システム』が導入されており、開始時に名前・性別・生年月日・血液型を設定する。
この時、生年月日と血液型によって属性が変わり、同属性ユニットの命中率・回避率・必殺回避を総合評価分上昇させることができる(最大+7)。
この補正は通常の支援効果と違い闘技場でも適用される。
だが属性によってユニットの数や質に偏りがあり、闇や光はあまりオススメできない。ただし違う属性でも必殺回避は上がる。
また、性別を女性に設定するとセインなど一部キャラクターの台詞が変化する。

草原で行き倒れていたところをリンに救われ、修行に旅立つ彼女に軍師として同行することになる。
キアラン公国の危機を救った後はリンの元を去ったが、後にエリウッド達の軍師となりネルガルとの戦いを勝利に導いた。
ゲームの進め方次第では、ロイリリーナの名付け親になる事もある重要人物である。

中盤でアトスから貰うアフアのしずくをお気に入りのキャラに使うと、本編クリア後の戦績を評価してくれるのだが、
そこで高評価を獲得した場合、後日談で『神軍師』と呼ばれその身を巡って戦争が起きたと言われる……プレイヤーが戦争を終結させるために頑張り過ぎた結果と考えると、何とも皮肉な話である。
逆に最低評価だと『迷軍師』となる。

二周目以降ではエリウッド編もしくはヘクトル編開始時に、
「軍師を登場させますか?」という質問が出るようになるが、アフアのしずくは軍師がいる時にしか貰えない。もちろん能力補正も同様。
登場させるデメリットはないので、特に理由がないなら登場させた方が良いだろう。

シナリオに大きく関わり、キャラクター達と触れ合うプレイヤーの分身という点では『新・紋章』以降の作品に登場するマイユニットの原型とも言える。
ただし他のマイユニットの様に口調を選ぶことが出来ず完全に無口な上に戦闘参加や支援会話もなし、
話にちゃんと絡むのもリン編全編からエリウッド編序盤までで、それ以降はたまに触れられるくらいの扱いになるため、後輩たちと比べると空気気味ではあるが。
ちなみにこの無口という設定、システム的な都合だけではなく、なんと戦場で喋らずにテレパシーの様な以心伝心で指示していたという事が、
ファイアーエムブレム無双』でのリンとルフレとの絆会話で明かされた。

こういった扱い故かルフレやカムイの様な外部出演は長らく無いものの、存在自体を忘れられているわけではなく、
前述の様に外部出演したリンが会話の中で言及する事が多々あった。
また『覚醒』のDLCではリンが登場し仲間になるシナリオがあるが、その際の選択肢次第でマークとルフレが同一人物となる展開がある。
さらに『ファイアーエムブレム ヒーローズ』でも、リン(伝承英雄)がエクラに対してマークと同一人物かのように語り掛けてくるなど、
本人の再登場こそないものの、現在では定着したFE界におけるプレイヤーの分身の先駆けとして、長いシリーズの中で確かに生き続けている。


しかし、ついに――

■FEH
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2023年4月にまさかの子ども超英雄でさらに原作序盤で出会うリンと比翼英雄として参戦。イラストはワダサチコ氏。
青属性の魔法・歩行ユニット。
マークが喋らないキャラと戦闘しないという問題を「原作さながらにリンが一方的に喋る」ルフレの兵種「軍師を魔法で扱う」という事でクリアしており、マークにはCVが存在しない。

幼くなっているだけで、リンとの関係性は原作でのそれとあまり変わらない。
最大の違いはリンはまだロルカ族で幸せに暮らしている頃であることで、原作で実際にマークと出会った時のことを思うと何ともいたたまれないものがある。

武器は『戦神の破界の戦記』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、周囲5マス以内にいる、最も近い敵とその周囲2マス以内の敵の攻撃、速さ、守備、魔防-5、【混乱】*1、【空転】*2を付与(敵の次回行動終了時まで)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防-5、自分は絶対追撃、かつ敵の周囲2マス以内に弱化を受けている敵がいる時、戦闘中、自身の奥義発動カウント変動量-を無効

Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+7、魔防+10、かつ、戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減する『鬼神明鏡の離撃』
Bスキルは『攻撃魔防の混乱3』
ターン開始時、敵同士が隣接していて、かつ、魔防が自分より1以上低い敵の攻撃、魔防-6(敵の次回行動終了まで)
戦闘開始時、魔防が敵より1以上高い時、戦闘中、敵の攻撃、魔防-3、さらに敵の攻撃、魔防が減少
(減少値は、敵とその周囲2マス以内にいる敵のうち弱化が最も高い値(能力値ごとに計算))
Cスキルは自分の周囲4マス以内で、再移動を発動した敵に【再移動制限】を付与する『再移動制限3』

空転・再移動制限で移動系能力を咎めることができ、2つの「混乱」で各能力を激減させる。
比翼スキルではさらに補助不可、キャンセル、奥義カウント増加と弱化効果のオンパレード。
ステータスは攻撃と魔防に極振りでデバフ能力に特化している。
絶対追撃などで最低限殴れる能力は確保しているが、凄まじい魔防を除いて戦闘面ではやや頼りないのが難点。




②『ファイアーエムブレム 覚醒』の登場人物。

出典:任天堂公式LINE、https://www.nintendo.co.jp/social/index.html#section-line、2015年9月22日、
ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、
(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
CV:細谷佳正(男)/沢城みゆき(女)

外伝12の舞台「時の神殿」で倒れていた所を屍兵に襲われ、クロム達に助けられる。
自分の名前と親のことしか覚えておらず、支援会話では失くした記憶を取り戻そうとする場面も。
夢は「父さん(母さん)のような立派な軍師になること」。
プレイヤーからは男の子ならマー坊、女の子ならマー子、マークちゃんなどと呼ばれる。

以下ネタバレ


















実は、未来から来たマイユニットの子供。誕生日は5月5日。
声優も見ての通りマイユニットとの兼役……というかボイスがほぼマイユニットのボイスパターンから流用されている。
性別は開始時に選んだマイユニットの性別と逆になる。つまりマイユニット♂だとマーク♀になる。
また、通常子供は父親から髪色を受け継ぐが、マーク♀のみ例外的に母親の髪色を受け継ぐ。
初期クラスは結婚相手によって変化(例:リズシスターノノorンンorチキマムクートロンクーorウードorレンハ→剣士)。
ただしクロムorヴァルハルトorオリヴィエorルキナが相手の場合は「戦術師」になる(ロード系、踊り子にはなれない)。
スキルは他の子供同様両親から一番下のスキルを受け継ぐが、クロムからは「王の器」、ヴァルハルトからは「覇王」、
ルキナからは「天空」、インバースからは「暗闇の加護」で固定になっている。
マイユニットの子なので上記の通りロード系と踊り子、性別限定クラス以外にはなんにでもクラスチェンジ可能。
マムクートタグエルの職資質も継承できるが、クラスに関係なく竜(獣)特効の弱点を継承してしまうので注意。

女の子の場合、母親固有の子供がいればさらに妹属性が追加。
男の子が弟になるのはルキナが姉のときのみ。

マイユニットが結婚さえすれば必ず登場し、子世代相手でも生まれるため、
子世代でありながら孫世代ということが起こりうる唯一のキャラクター。

生まれて間もない、あるいは生まれてすらいない子供の顔どころか、
その子の結婚とさらに孫の顔まで一気に見せられた親世代の心境やいかに……。

現代に来た経緯はルキナ達子世代チームと同じようだが、
外伝12のタイトル「時の迷い子」から考察すると、別の時空から飛ばされた可能性も高い。
DLC「絶望の未来」では、絶望の未来のマークがマイユニットから戦術書を贈られ、優しかった頃のマイユニットから既に同じ物を貰っていたと零す会話イベントが発生。
戦意を喪失したマークはギムレーの罰を受けることを覚悟しながら戦線を離脱している。
「絆の秘湯」では、マイユニットの添削付きの全く同じ戦術書を何故か2冊持っていることが判明している。

また、過去に何か嫌なことが起きて、その時のショックで記憶を失くしたらしいのだが……
屍兵が明確に抹殺対象として認識しているセリフを吐いたり、
子世代との間に生まれた子の場合本来の歴史には存在しえない等、子世代に分類されるキャラの中でも輪をかけてイレギュラーな存在。


と、まあ状況は結構複雑な上に記憶喪失という境遇にいるが、本人は至って前向きで明るい性格。むしろ明るいを通り越してアホの子。
記憶を思い出そうとして戦術書で頭ゴンゴンして気絶しちゃうぐらいにアホの子。

そんな子なので支援会話の内容も中々にカオス。
ド天然なマークの奇行にしか見えない行動に、特に血の繋がりがある面々は振り回されてしまっている。だがそれがいい。
ただ、女の子ならともかく男の子の場合、ボイスが細谷氏そのまんまの低い声なので違和感がすごい。

しかし普段はアホの子とはいえ大好きな父親(or母親)であるマイユニの戦術師としての才はきちんと受け継いでおり、
マイユニとの支援会話では最終的にマイユニを本気にさせる程の戦術を見せた(……まぁ負けちゃったけどね)。


ちなみに支援会話の量はマイユニに次ぐ多さ。当然嫁候補、もしくは婿候補もたくさん。

しかも同じキャラが相手でも、

1.通常版
2.兄弟版
3.親子版

……で会話が異なる。スゴい。
スタッフお疲れ様です……。
まあぶっちゃけ兄弟版と親子版は内容が同じで相手が違うだけのマイナーチェンジではあるのだが。


EDでは親と違って記憶を取り戻すことはなかったが、
マーク本人は記憶のことに囚われることなく、夢に向かって頑張っている様子が分かる。
もちろん、恋人がいるとEDも若干変化する。

名前の由来は、上記①の『烈火』の軍師のデフォルトネーム・マークから。
一種のファンサービスである。……中の人的な意味でも。
一部のプレイヤーからは「『烈火』マークと同一人物なのでは?」と推測されているとか……。
①にある様に、覚醒のDLCの選択肢次第でマイユニットの方と『烈火』マークが同一人物になる展開もあるため、
この辺りは「プレイヤーの数だけ答えがある」といった事だろう。

当然だが、マイユニットとは絶対に結婚できない。
そもそもマイユニットが結婚しなければ出現すらしないキャラなので結婚のしようがない。
第一倫理的に危なすぎる。

しかし実親ときょうだいとは結婚できないだけで、マークはインセストタブー……つまり近親婚が出来る
まずクロムをマリアベルかオリヴィエと結婚させて息子を登場させる。
次にマイユニと異性にあたるクロムの子供と結婚させる(マイユニ♂の場合はルキナ、♀の場合はブレディかアズール)、これでクロムのもう一方の子供と異性の関係になるマークが産まれる。
そして、残ったクロムの子供とマークを支援Sにすれば叔父(伯母)と姪(甥)の結婚が成立する。
しかし三親等以内の結婚はまずいのか、この場合妻・夫と表示される箇所が伴侶と言葉が濁されている。
この点から、製作側も仕様上こういったことが起こることを認識していたことがわかる。

これはやはり問題だったのか、次作『if』でのマイユニの子・カンナは叔姪婚が不可能になっている。


父親・母親を自由に選べるため、他の子世代よりもカスタマイズの自由度が高い。
シャンブレー以外の子世代が親なら「疾風迅雷」+「槍の達人」や「斧の達人」+「一発屋」等、異性専用スキルも2つ同時に習得できる。
その他に他の子世代が得られない能力や特典を得る例としては、

■マーク♂の場合
  • クロムを父親にしての「王の器」習得+万能資質ルキナ誕生(ロード系資質継承不可、ルキナが「武器節約」を得るのはマイユニ母のみ)。
  • クロム父アズールorブレディを父親にしての「王の器」とクロム父以上の上限付与。
  • ヴェイクジェロームを父親にしての力特化。
  • リヒト父ブレディorロランを父親にしての魔力特化。
  • ドニまたはその息子を父親にしての「良成長」「下克上」習得。
  • シャンブレーを父親にしてのタグエル資質習得(クラスに関係なく獣属性に)。
  • ヴァルハルトを父親にしての「覇王」と力・守備上限+4付与(オーバーロード資質継承不可)。
  • パリスを父親にしての「天空」……えっ、無理?

■マーク♀の場合
  • ルキナまたクロム父シンシアorデジェルを母親にしての「天空」習得。
  • サーリャを母親にしての高い魔力+万能資質ノワール誕生。
  • リヒト父ノワールを母親にしてのサーリャ母以上の魔力(「居合一閃」がないのでやや微妙か)
  • セルジュを母親にしての高い力+万能資質ジェローム誕生(「居合(ry
  • ノノorンンorチキを嫁にしてのマムクート資質習得(クラスに関係なく竜属性に)。
  • ンンを母親にしてのマムクート資質とノノ母以上の上限付与、ンンの父親によっては男性専用スキルも同時習得(クラスに関係なく竜属性に)。
  • ベルベットを母親にしてのタグエル資質習得+万能資質シャンブレー誕生(クラスに関係なく獣属性に)。
  • ドニの娘を母親にしての「良成長」「下克上」習得。
  • あぶれたスミア(クロム、フレデリクガイアヘンリーが結婚)を活用+万能資質シンシア誕生(シンシアが「武器節約」を得るのはマイユニ父のみ)。
  • インバースを母親にしての「暗闇の加護」習得(特にマイユニが魔力得意なら「異界のミカヤ」「迷える軍師カタリナ」よりも強くなる)。
  • マイユニット♂から「力の叫び」を継承することで、神軍師及び女性専用職のスキルと合わせて叫び系スキル全種を習得。
  • ↑母親がスミア、ソワレティアモ、ノノ、サーリャなら叫びマスターがもう一人(マイユニの娘以外で可能なのは「異界のパオラ」「迷える軍師カタリナ」のみ)

等々……。
もっとも、汎用親世代や他のマイユニ専用結婚相手等を選択しても元が元なので自軍最強クラスに育つこともザラなので理論上最強を目指すのでなければ好みで決めて良い。

  • FEH
2018年3月に実装。親同様男女同時に登場。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
女性版の通常版。イラストはTobi氏。
青属性魔法・飛行ユニット。これは原作でいうとダークペガサスにあたる。
武器スキルは弓、暗器、魔法、杖の敵から攻撃された時、戦闘中、守備、魔防+6『ブラーサーペント+』
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、魔防+4『鬼神明鏡の構え2』
Bスキルは戦闘開始時、自身のHPが80%以上なら敵の奥義発動カウント変動量-1(同系統効果発動時、最大値適用)『キャンセル3』
Cスキルはターン開始時、十字方向にいる、自身より魔防が1以上低い敵は、攻撃-5(敵の次回行動終了まで)『攻撃の謀策3』

数少ない通常排出枠の貴重な飛行魔法ユニット。サーペント効果で遠距離から攻撃する、とくに魔法武器の相手にはかなり強い。
しかし魔法の遠距離だけには強いが近距離、弓、暗器は無力。
ステータスは攻撃と魔防に振ってそれ以外は中の下。
守備自体は16ぽっちで強化を受けても22しか上がらず、飛行特攻持ちの弓相手はどんな攻撃でも一撃。
速さ自体も中途半端で追撃も貰いやすく、絶対追撃はどうしようも出来ない。

2020年2月のアップデートで専用武器に『父の戦術書』を習得。
効果は戦闘開始時、自身の魔防が敵より1以上高い時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4で問題だった攻撃面は一応改善。
特殊錬成は周囲2マス以内の味方は、戦闘中、攻撃、速さ+3 周囲2マス以内に味方がいる時、自身の攻撃、速さ+3
仲間がいると攻撃と速さは上がる個性を獲得したのだが得意の魔防防御が落ちるデメリットもあるのでそのままサーペントで使うのも有り。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
男性版もイラストはTobi氏。
男性版は赤属性魔法・歩行ユニット。これはソーサラーにあたる。
女のほうが星5のみの登場であるのに対し、こちらは星3~4の枠で登場するため入手が容易。
武器はスキルは『魔書ギムレー』ファウダーの武器が何で彼の手に…。
守備+3
戦闘中に攻撃していれば、戦闘後に敵と、その周囲2マスの敵の攻撃、速さ-5(敵の次回行動終了後まで)、かつ、自分と周囲2マスの味方の攻撃、速さ+5(1ターン)
Bスキルは敵が弓、暗器、魔法、杖の時、戦闘中、敵の強化の+を無効にする(無効になるのは、鼓舞や応援等の+効果)
『強化無効・遠距離3』
Cスキルは周囲1マスの味方は、戦闘中、守備魔防+3『守備魔防の紋章2』

攻撃するだけで自分と味方を強化&戦闘した敵を周囲の敵は弱化とサポート系。
倒せなかった(弱らせたい)敵は味方で補う軍師らしい効果。
遠距離武器相手の強化も消せて遠距離の相手はかなり有利に戦える。

ステータスは攻撃と速さは平均寄りで魔道士らしくHPと守備は低い。

反面、守備と魔防はそれほど高くないので攻められる、もしくは反撃が弱い。
女性版同様に近距離武器相手は無力のも共通。
スキルも実用性が低いのも欠点で活躍したい場合は継承必須。

2021年4月のアップデートで『魔書ギムレー』が錬成対象。
ターン開始時、周囲4マス以内に敵がいる時、最も近い敵の攻撃、速さ、魔防-5(敵の次回行動終了まで)、かつ自身の攻撃、速さ、魔防+5(1ターン)と条件も変わって自分と敵の対象も劇的変更。
つまり、範囲は広がるも容易に味方の強化も敵の弱化も出来なくなった。
特殊錬成は戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防-4、かつ敵が攻撃、速さ、守備、魔防の弱化を受けていれば、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防が弱化の値だけ減少 (能力値ごとに計算) (例えば、攻撃-7の弱化を受けていれば、-7-7-4で、戦闘中、攻撃-18となる)
弱化を受けている相手にさらに追い打ちで弱らせて攻撃を突く闇魔道に相応しい新個性である。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2021年5月には覚醒のDLCに収録していたある未来から来たバージョンが闇堕ち版として実装。こちらも男女同時。
イラストは男性版が三登いつき氏。女性版はTobi氏。
どちらも、それでの登場時のクラスを再現したものになっている。

女性はドラゴンマスターにあたる緑属性の斧・飛行ユニット。
武器スキルは『絶望の邪斧』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備-6、かつ、自分の強化の合計値+敵の弱化の合計値によって異なる効果を発動。*3
Aスキルは周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、守備+7の『攻撃守備の孤軍4』
Bスキルは戦闘開始時、自分と敵のHPが共に80%以上で自分から攻撃した時、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う『空からの急襲3』
Cスキルはターン開始時、周囲4マス以内に敵がいる時、最も近い敵の攻撃、守備-6、かつ自分の攻撃、守備+6の『攻撃守備の脅嚇』

絶望の邪斧の「異なる効果」とは強化の合計値+敵の弱化の合計値に満たした条件が発動。
全て満たすと敵は追撃不可となり、自身は絶対追撃して敵の奥義発動カウント変動量-1。
複雑で条件も厳しいが、攻撃で優位に立てる効果を複数得られる優秀な性能。
ターン開始時に脅嚇を発動させるだけで絶対追撃まではどの敵にも保証され、能力を下げた対象の相手に攻撃すれば奥義カウント変動量-1も得られる。
ドラゴンに乗ったおかげで苦手の守備が大幅上昇し攻撃も上がるが、速さが大幅に低くなるのが難点。
固いが飛行特攻は普通に刺さり、見切り追撃では戦力がガタ落ちして火力も出なくなる。

他方、男のほうは通常版と同じソーサラーにあたる赤属性魔法・歩行ユニット。
武器スキルは『破滅の邪書』
攻撃+3
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、魔防-6、かつ、自分の強化の合計値+敵の弱化の合計値によって異なる効果を発動。*4
Aスキルは周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、魔防+7の『攻撃魔防の孤軍4』
Bスキルはターン開始時、敵同士が隣接していて、かつ魔防が自分より3以上低い敵の守備-7の『守備の混乱3』
Cスキルはターン開始時、周囲4マス以内に敵がいる時、最も近い敵の攻撃、魔防-6、かつ自分の攻撃、魔防+6の『攻撃魔防の脅嚇』

武器こそ女性版と同じだが守備から魔防に変わっているだけで脅嚇も同じく守備から魔防に。
しかし混乱のスキルがある分、武器効果の発動がさせやすい点で異なる。
ステータスは女性版と同じ傾向で同属性でいうソフィーヤに近い性能。神装化したソフィーヤと比べるとHPと速さでは下回り、それ以外では上回る。

想いを集めてではギムレーの配下として登場。正気を失っている闇堕ち英雄の中では対話ができる方なので、毎年恒例の想いを集めてでは度々登場す
る。
個別ストーリーではマークくんは終始シリアスだが、闇マークちゃんは通常マークちゃんに押し負け茶飲み友達に。

追記・修正は記憶を失くして行き倒れになってからお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ファイアーエムブレム
  • FE
  • 烈火の剣
  • FE覚醒
  • FEヒーローズ
  • 子世代
  • 孫世代
  • 軍師見習い
  • 軍師
  • 行き倒れ
  • 記憶喪失
  • 子世代
  • 時の迷い子
  • アホの子
  • 結婚できない不具合←仕方ない
  • 最強
  • 万能
  • 疾風迅雷
  • ソーサラー
  • ドラゴンマスター
  • 細谷佳正
  • 沢城みゆき
  • マーク
  • 近親相姦
  • プレイヤーの分身
  • リンの相棒
  • 比翼英雄
  • 神装英雄

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月17日 12:05

*1 戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防が減少する状態異常。減少値は、自分と周囲2マス以内にいる味方のうち弱化が最も高い値(能力値ごとに計算)(敵の次回行動終了まで)

*2 「移動+1の効果が移動を最大1マスに制限する効果として扱われる状態異常(敵の次回行動終了まで)

*3 5以上なら、敵は追撃不可、10以上なら、さらに自身は絶対追撃、15以上なら、さらに敵の奥義発動カウント変動量-1

*4 5以上なら、敵は追撃不可、10以上なら、さらに自身は絶対追撃、15以上なら、さらに敵の奥義発動カウント変動量-1