コジロウ(ポケモン)

登録日:2010/02/27 Sat 07:05:25
更新日:2024/02/18 Sun 19:01:03
所要時間:約 5 分で読めます




アニメポケットモンスターにレギュラーで登場するロケット団のひとり。
外国ではJames。

CV.三木眞一郎
ちなみに緑川光もオーディションを受けたらしい。

■概要

年齢は劇場版『ルギア爆誕』でのセリフから25歳説がある。

元々はロケット団の幹部候補生だったが、目立った活躍がないのと相次ぐ失態が原因となりいつの間にか登録抹消され、AGあたりからは下っ端扱いとなっていた。
しかしDP終盤でギンガ団やポケモンハンターJを壊滅させた(というほぼ虚偽報告)功績によりボスからの信頼が回復、BWからXYに至るまでに待遇がかなりよくなっている。後述のポケモン図鑑は恐らく支給品だろう。
ニャース共々ムサシを止めるストッパーである(立場が変わる場合もあるが)。

顎下ほどまで伸ばした青髪に緑の瞳。他の団員とは違う白い団服はムサシと共に特注で作ったものである。

アニメ版オリジナル団員だが、『ポケットモンスター ピカチュウ』で名前は出ないものの彼らを思わせるロケット団員が出ている。
ピカブイではハッキリと「コジロウ」と名乗り、ムサシとともに主にダブルバトルのトレーナーとしてゲーム出演を果たしている。


■来歴


出身は『カントー地方のどこか』。
世界有数の財閥の一人息子として生まれ、幼少の頃からしつけや英才教育に追われていた(このため、自由を好んでいるようである)。

本人曰く、少年時代は家庭教師が23人居た上にピアノやバイオリンの稽古もさせられていたらしい。
分刻みのスケジュールを押し付けられることに不満を抱いていたものの、根がお人よしのせいか親のことを完全に嫌うことはできず、
今でも両親のことは「パパン」「ママン」と呼ぶ。
カントーの別荘を管理している老夫婦のことは、ありのままの性格を受け入れてくれたこともあり今なお慕っている。
この頃に本物のロケットを買って貰い、実際に遊んだことがあるらしい。

金持ちの子供がポケモントレーナーを目指すため入る事が多い「ポケモンゼミナール」の受験に落ちたことで、
苦手だった婚約者・ルミカと結婚させられることになり、実家から逃げ出した(家出した)という経緯を持つ。
なお「ポケモンゼミナール」に関してはムサシも落ちている。

その後のことは詳しく語られておらず、家出からチャリンコ暴走族に入るまでの経緯は明かされてない。
チャリンコ暴走族では「補助輪のコジロウ」として暴れまわっていた。
この頃ムサシもチャリンコ暴走族だったのだが、お互いに面識はなかったらしい。

ロケット団員養成学校を経てコジロウと時を同じくして入団したムサシ、ニャースとトリオを組むことになる。
入団当時はロケット団の若きエースとして期待されていた感があり、サカキ様からお中元としてドガースを貰ったり、指名手配書が配られていた。


しかし、そんな彼にもどうしようもない不運が訪れるのである…

そう、ムサシとの出会いである…
苦手な婚約者と似た顔、似たような性格の同僚…そのとき彼はなにを思ったのか…

その後2話でサトシピカチュウに破れて以来、なんだかんだと彼らを追い続けることになる。
そして、エースとして期待されていた彼はムサシ共々連戦連敗…

現在に至る。


■人物

好きなものは(ジュースの瓶などの)王冠集め、女装、自由、自分のポケモン
嫌いなものは窮屈な生活、ルミカ(と自己中モードのムサシ)、自分のポケモンを傷つけられる事、みじめな生活、コイキング
ルミカの影響で女性に対し強く言えない性格である事がうかがえる。

ポケモンに関する知識は、ムサシと比べるとそれなりに豊富である。
ロケット団がポケモン図鑑を持たないためか、単語帳にポケモンの情報をまとめたもの、あるいは食玩のポケモンカードを持ち歩いている。
XY編でついにポケモン図鑑を持つようになった。これはサトシ達の持っているものと違う、オリジナルデザインのものとなる。
サトシのヌメラを捕まえようとしたときは図鑑でヌメラについて調べ、進化して強くなると判断していた。
その後別の回でサトシのヌメラが進化してロケット団の前に立ちはだかったときもすぐに「ヌメイルに進化してる」と言っており、ヌメラの進化形態を把握していることがうかがえる。

ジュース瓶の王冠集めが趣味で限定品などについても詳しいが、ことあるごとになくしている。
王冠についてのエピソードは「おニャースさまのしま!?」あたりも参照のこと。

初期(無印あたり)では『使えないから』という理由でコイキングを捨てたりもしたが*1、時間がたつにつれ、自分自身のポケモンだけではなく、ロケット団としての作戦が絡まない場面であれば他のポケモンにさえ優しい一面が見えるようになってきた。
AG篇からは手持ちのポケモンは基本的に過保護レベルで溺愛する様子が目立ち始め、特にチリーン・マネネの扱いが割と顕著。チリーンやマネネを矢面に立たせる類の作戦には猛烈に反対する事が多い。
ポケモンオリエンテーリングでは当初の目的を忘れてマネネと共にスタンプ集めに没頭し最終的に優勝したこともある。
またDP編の頃までは手持ちポケモン達に愛されるがあまり、繰り出した瞬間に飛びつかれて意味もなく痛い目に遭うのがお約束だった。
更にごく稀にやってくるコジロウ主役回では悪役とは思えないほどポケモンとの強い絆を見せることが多い。

金銀編辺りまで何故かことあるごとに女装するシーンが多かったが、最近の変装はメガネ+髪を束ねた姿が多い。
XY編からはアドリブがめっちゃくちゃ増えた。



■手持ち、もしくは手持ちだったポケモン


手持ちポケモンは草タイプ、次点でエスパータイプの割合が多い。
特にナタネからは彼を草タイプトレーナーとして見られており、コジロウからは彼女に振り回されている節もあった。


■ポケモンマスターズ

映画連動イベント「世界の平和を守る悪」で登場し、イベントクリアで仲間になる。バディはマタドガス。
一応LPLEでも出演するが、声優や性格がまんまアニメ版なため、実質アニメコラボキャラである。
こちらのイベントではムサシ共々主人公と敵対。2VS1の超変則バトルをすることに。立ち回りかたに注意。

どくタイプのテクニカル。レアリティは3
ディフェンダーで防御をあげたり「不屈の精神」でHP回復と盾役である。
もちろんただの盾役でもなく「どくガス」でどく状態を狙える。

ムサシと違い玄人むけの需要。
注目は「どくガス」で能動的に、かつ主要目的でどく状態にできること。どく状態でより効果が発揮する技やパッシブスキルでのお膳立てが可能になる。これによりベノムトラップを使えるアンズの株が急騰した。
…しかしアップデートによりエリカ&モンジャラが実装され、毒撒きとしての希少性はダウン。こちらはちょっと面倒だけど特殊なイベントはなく頑張れば確実に手に入る権利は与えられるうえ、性能も単体とはいえ「どくどく」で「もうどく」にするうえ、まとわりつくでこれでもかと行動時にダメージを与える仕様なので、レジェンドバトルでの価値は大暴落
それでも弱点タイプは違うし、相手全体を瞬時にどくにできること、毒撒きが終わっても盾役としての役割もできるため差別化はできている。役割をきちんと決めれば競合はしないどころか共存も可能であり、プレイヤーのプレイスタイルが問われるだろう。


追記・修正たのんだぞ、ニャース

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最終更新:2024年02月18日 19:01

*1 一応フォローしておくと、この『使えなかった』というのは「沈没した船に閉じ込められ、命からがら脱出するも今度遭難状態」という状況下で「跳ねるだけで事態の打開に何の貢献もしていなかった」というものである。