登録日：2011/02/06(日) 17:03:35
更新日：2022/04/28 Thu 01:15:01
所要時間：約 4 分で読めます
りぼんで連載されていたえばんふみの漫画。
男女間の恋愛ではなく二人の少女の友情を作品の主題に置いており、非常に重い内容となっている。
【あらすじ】
中学二年生に進級したばかりの栗原歩はまだ恋愛の経験もなく、自分には無縁な世界だと感じていた。
クラス替えで偶然隣の席になった学園一の美少女月島美鈴に興味を持ち、彼女に話しかけていく内にお互いに惹かれあうようになり、友達になる。
周囲に理解されず、孤立している彼女の魅力を感じていながら、「他の女の子と話さないで」と言う彼女の重い友情を心のどこかで窮屈に感じていた。
彼女を「キライにならない」ことを誓った歩はしだいに美鈴の秘められた過去に触れていく……。
【登場人物】
「ははっそんなの言わせとけ言わせとけ」
本作の主人公。
ソフトボール部に所属しており、男勝りな性格もあって女子に人気がある。
端正な顔立ちではあるのだが、自身の容姿、その人を惹き付ける魅力には否定的で恋愛は無縁だと思っている。
性格は一言で言うとお人好し。
「美鈴が好き」な気持ちを肯定して一緒にいるが、彼女の恋愛感情に近い重い友情を心のどこかで窮屈に感じている。
「あたしは歩だけでいい」
学園一の美少女として有名で、男子には人気があるが、寡黙な性格もあって女子の間では嫌われ、孤立している。
偶然隣の席になった歩が頻繁に話しかけてくることを煩わしく感じていたが、ただ純粋に優しいだけだと知ると、次第に彼女にだけ心を開いていく。
要するに歩大好きな
ヤンデレ。
父親が医者で裕福な家庭で育ったが、実の父親ではないため家庭にも居場所がなかった。
過去にあった出来事が原因で男嫌いになっている。
二年五組に在籍し、バスケットボール部に所属するイケメン。
長身にそのルックスから女子の人気の的。
歩のことが「ずっと好きだった」と言い、彼女に告白するのだが……。
実際は歩のことを好きではなく、過去に何度も告白している美鈴の友達である彼女に近づき、利用しようと考えていたクズ。
校内の窓ガラスを割り、停学処分になっていた少女。
美鈴とは別の意味で校内では有名で、多くの生徒から恐れられる存在。
また、人の心を見透かしたような言動をとるため、歩ですら不快感を感じた。
美鈴とは小学校時代の同級生で彼女の過去を知っている。
歩とは親しい友人なのだが、美鈴のことを嫌っており、度々歩に関係を絶つことを忠告していた。
何か噂話を聞きつけると井戸端会議を頻繁に開いている。
ソフト部に所属する友人達で、あまり男っ気がない。
美鈴との関係を窮屈に感じた時の歩の心の安らぎとなっている。
三巻から舞台は女子高、主人公達も変わり、全巻までの繋がりは無い。
シリアス分も減っており、不器用な2人の関係を楽しむ物語になっている
…それでも女子の関係特有のエグい描写はあるが
【あらすじ】
自分の意見がなかなか言えない少女、可菜子。
周りに流されずまっすぐに前を向く少女、青。
正反対の2人はときに傷つけ合いながらも惹かれ合っていく―
【登場人物】
｢私は あんたがいい！｣
周りに合わせていい子ぶってしまう高校一年生。
自分をさらけ出せないことに疲れていたが、周りに流されず正直な青に出逢ったことで変わっていく。
｢―もうあたしに構わないで｣
もう一人の主人公。正直者でひねくれ者で、周りに合わせることをしないため孤立している。
女子に嫌われたことしかないため、可菜子のアプローチに戸惑う。
可菜子に対して素直になれない筋金入りのツンデレ
可奈子達のクラスメイト。今時の女子高生。
プライドが高く、可菜子達2人にやたらと強く当たる。
最終更新：2022年04月28日 01:15
