宝石剣ゼルレッチ

登録日 :2012/09/24(月) 10:01:22
更新日 : 2017/09/10 Sun 17:16:35
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宝石剣ゼルレッチ


Fate/stay night』に登場する武器。

正式名称:宝石剣キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ


『剣』と名付けてられているが刀身は宝石で、剣というより棍棒のようなゴツゴツした外見である。

魔導元帥ゼルレッチが生み出した、自身の名を付けた魔術礼装。
限定的ながらも、第二魔法を行使する限定礼装でゼルレッチに系譜する家系にしか使う事は出来ない。

その能力は使用した空間に平行世界へとつながる小さな穴を穿ち、大気中のマナを採取。
人間が通れるような穴はあけられないが、無限にある平行世界からマナ供給を得る事で光の斬撃を無限に放つ。

かつてゼルレッチが気に食わないという理由で朱い月のブリュンスタッドに闘いを挑んだ際に使用され、空想具現化で作り上げた朱い月の切り札「月落とし」を受け止めたとされる。
TYPE-MOON fesのパンフレットQ&Aによると、朱い月の鏡像化した月を落としてくる月落としに対して、型月世界においてゼルレッチだけが使える特殊な魔方陣展開法によって放たれる事実上の『無尽エーテル砲』で対抗しただとか。


その後、弟子の一人である(正確には弟子とすら言えない)遠坂永人に設計図が伝えられた。
遠坂の家宝の様なもので、遠坂の魔術師がたどり着かなければならないゼルレッチからの宿題。

HFルートで無限大の魔力を得た間桐桜セイバーオルタに対抗する為に凜が衛宮士郎投影させて作り上げた。

余りにも高度かつ複雑な魔術理論を使用されているが故に『剣』に特化した魔術師である士郎にもその内を把握する事は出来なかった。

投影する前に凜は50%ぐらいの完成度を想定していたが、イリヤは完璧な投影と称えていた為にどの程度の完成度かイマイチ不明。
ただ凛は士郎の投影の本質を完全に見誤っているので、イリヤの方が正しい見解なのだろう。

しかし、完全品ではないにも関わらずその威力は凄まじく、セイバー(Fate)約束された勝利の剣には及ばないもののかなり出力を誇るという(エクスカリバーに例えて小カリバーとか)。

但し、ペナルティとして、使用するごとに腕の筋繊維が一本一本切断されていくという弱点がある。
コレは士郎が作り上げた不完全品故の欠陥なのか、それともオリジナルにもこの弱点があるか、はたまた凜の細腕が原因かどうかは不明。

作中では凜対桜の姉妹対決に使用され、桜が使役する影の巨人に対抗する為に使用し、影を根こそぎ切り払った。

この影の巨人は一体一体がサーヴァント宝具にも匹敵する存在にも関わらず、それを6体程纏めて葬る辺り、その凄まじさが分かる。まさにチート。

因みに何故圧倒的な魔力差がある凜が桜と拮抗出来たかというと、魔力貯蔵量自体は雲泥の差を誇る両者だが最大放出量は共に一千弱と拮抗していた為。

毎回、無尽蔵の魔力を貯蔵庫から引っ張り出して一千弱の魔力を使用する桜に対し、凜は毎回宝石剣を使って平行世界から一千弱の魔力を引っ張り出して使用している。

最大魔力量自体は遠く及ばなくても、攻撃に使用出来る魔力量自体に差がない為に拮抗した闘いが可能という事である。
凜はコレを魔力の無駄な貯蔵と評していた。
曰わく桜が第三魔法の出来損ないなら、自分は第二魔法のコピーキャット。

尤も前述の通り、宝石剣にはペナルティがある為にこのまままともに闘い続けていれば、いずれは凜が負けていた模様。
結局の所、勝因は桜が戦闘に慣れていなかったという所が大きかった。

姉妹対決の末に作り上げた宝石剣は砕けて紛失したが、HFルート後の遠坂凛は設計図及び魔術理論も把握したため、材料と相当の時間が掛かるものの宝石剣を再現することができるとか……

因みにゼルレッチは元々遠坂永人は弟子というよりも、ただの門下生に過ぎなかった故か、遠坂家は弟子の中で最も芽がないと思っていたようで、この事を知った時は驚いていた。



ちなみに、Fate/Grand Orderにも概念礼装として登場している。
レアリティは☆3と、☆5である本家カレイドスコープと比べると随分と控えめではあるが、NP獲得量が5%。開始時のNPが25%上昇する腐らない効果を持つ。
限界突破すると獲得量は10%。開始時NPは40%となるので、龍脈と同じくコストの穴埋めに使える良礼装である。


追記・修正は平行世界からお願いします。

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