剣崎順

登録日:2011/09/18(日) 17:14:29
更新日:2022/12/26 Mon 21:21:09
所要時間:約 3 分で読めます




無敗こそが俺の勲章。


剣崎順とは、漫画『リングにかけろ』に登場する人物である。
CV.置鮎龍太郎

1965年 7月4日生まれ
身長164㎝ 体重51kg

フィニッシュブローは『ギャラクティカ・マグナム』と『ギャラクティカ・ファントム』。


剣崎順とは、リングにかけろに登場する主要キャラクターであり、主人公高嶺竜児の生涯のライバルである。
剣崎コンツェルンの御曹司であり、また、竜児の姉、高嶺菊と後に結ばれる人物。

また、彼には双子の弟の殉がいるが、双子を忌み嫌う剣崎家の掟により影道一族に養子に出されている。
登場当初は、大変傲慢な性格をしており、金持ちのジャイアン野郎にしか見えなかった。
例えば、竜児から、彼の父の形見のグローブを金と力で無理矢理奪おうとしたり(まるで某社長である。)、
彼の婚約者加奈子を足蹴にしていたりしていた。竜児のことも最初はミミズ野郎と言っていじめていた。

しかし、最初の竜児との闘いによって彼に敗北したことにより、段々改心していくようになる。
そして、彼は竜児との闘いを求め、彼の姉、菊に惹かれるようになっていくのである。

思えば、剣崎は親の愛に飢えていたとも考えられる。
現に、彼の親は本編に全く出てこないし、弟とは幼少期から離れ離れの生活をしてきた。
だから、自分に初めて意見してきた高嶺姉弟に惹かれていくのも当然かもしれない。

チャンピオンカーニバルの際には、腕の治療のためアメリカ留学に行っていたたので、日本Jr.チャンピオンの称号は得ていない。
しかし、団体戦では、副将を勤め、最強の相手は大将である竜児が担当しているとはいえ、大体の場合敵を瞬殺している。

ドイツJr.との対戦のみ大将を勤めていたが、そこでも敵の大将・スコルピオンを瞬殺していた。剣崎は作中でもトップクラスの実力者なのである。

世界大会以降の対ギリシア十二神戦に向けて、剣崎以外の日本Jr.のメンバーが新たなフィニッシュブローを開発する中、
剣崎だけは最後まで二つのフィニッシュブローを使い続けた。

そして最後に欠かせないのが竜児の姉、菊との関係である。
最初の頃は菊のことをカッペなどと馬鹿にしていた剣崎であったが、竜児との最初の対戦の際、
反則を使った剣崎にブチ切れた彼女に軽くボコされてから、意識するようになっていった。

そして菊からアメリカ留学に出発する際貰ったお守りを肌身離さず大切に持ち歩いたり、菊を世界で一番大事な女と言う程彼女を愛している。
それは世界タイトルマッチに向かう途中、同じく菊を恋い慕う男・石松から決闘をふっかけられた時も、
チャンピオンベルトよりも一人の女の方が大事だと言う程である。
今思えば、初期の頃と最後の方で、竜児の次に大きく成長したのは彼かもしれない。

余談ではあるが、文庫本第一巻は彼の迷台詞の宝庫である。
例えば、『俺はよ、一度欲しいと思ったもんは手に入れねぇと寝付けねぇタチでよぉ。』とか、
小学六年生の時点で、『お前は将来俺の妻になる女だ。あまり勝手に動くな。』とか、他にもいろいろある。
剣崎さんパネェっす。


ちなみに、Sammyのスロット版では無限ART時に戦うキャラになっており、剣崎がアポロンに勝つまで(つまりはボーナス当選するまで)ARTが継続する


  • 必殺技

☆ギャラクティカ・マグナム
強烈な右ストレート。
初使用した際にはその風圧だけで100m以上離れたガラス窓やコンクリートにヒビを入れ、スコルピオンを国立競技場の外まで殴り飛ばした。

☆ギャラクティカ・ファントム
左で放つマグナム。本来強力な左を持つ剣崎の放つ技のため、威力はマグナムを上回る。
ギリシア戦で初披露し、テーセウスを場外ホームランした。


『俺はよ、一度追記・修正したいと思ったらしねぇと寝付けねぇタチでよぉ。』

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最終更新:2022年12月26日 21:21