聖堂教会(TYPE-MOON)

登録日:2011/03/31(木) 19:02:45
更新日:2024/01/21 Sun 12:06:15
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TYPE-MOON世界にある組織団体。

キリスト教の中の「異端狩り」が特化して巨大な組織になったもの。
コンマテ3にはカトリック教会の裏組織と書かれている。
TYPE-MOON世界最大の組織であり異端狩りに特化した代行者、各教会の騎士団、切り札の埋葬機関など強大な戦力を保有している。
死徒をはじめ、人の範疇から外れてしまった異端者達にとって最大の天敵として君臨している。

目的は全ての異端を消し去り、人の手に余る神秘を正しく管理することである。
このため、魔術の神秘の発展と隠蔽を第一主義とする魔術協会とは当然仲が悪く、過去幾度となく殺し合いを続けてきた。
尤も教会にとって最大の標的は死徒である為、現在は協定が結ばれ、表面上は不可侵としている。
実際のところは、記録に残さない事を前提に、陰では現在もなお殺し合いを続けている。
しかし死徒討伐の為には協会に協力要請をしたりもする。
ロア曰く腐れた所。魔女狩りにしか興奮しない聖人さまの集まり。



〇代行者
聖堂教会における異端審問員。教義に存在しない異端を排除するモノたち。
悪魔を追い払う(同時に犠牲者の魂を救う)のではなくその場で消滅させるのが目的。
救うのではなく消し去るという神父というよりも殺し屋じみた聖職者たち。簡単に言えば異端狩り。

彼らは神の教えを超越し、神の代行として異端を消滅させるために代行者と呼ばれる。
武装された戦闘信徒で、教会の虎の子部隊。破綻者が多い。
聖堂教会の最高純度の信者。その信仰を守るため異端である魔術師、魔術協会とは法王ないし司教の許可なくして手を組むことはない。

当然、魔術なども禁止されているが洗礼詠唱のみ認められている。
物理的な干渉は弱いが霊体に対しては絶大な効果がある。



〇埋葬機関
聖堂教会の最高位異端審問機関。
教義に存在しない異端を力ずくで排除する戦闘信徒の代行者の中でもエリートを集めたトップエリート集団。常に単体で行動する。

サーヴァントと渡り合えるとされる人物もいる怪物集団でNo.1からNo.7までの席があり、補欠を含めた全八名で構成されている。
No.1は代々ナルバレック家から出ることになっている。
権限は司祭ほどで状況次第では教会の意向に背くことも出来るほどの強権が与えられており、それゆえに教会からすら厄介者扱いされている。
原型は800年前にミハイル・ロア・バルダムヨォンと当時のナルバレックが作り上げた埋葬教室とされている。
メンバーの証として普段は見えない羽の生えた十字架の刺青を施す。そこに刻まれている数字が機関でのナンバー。
年功序列の節が強いとされている。
鉄甲作用と呼ばれる埋葬機関にのみ伝わる黒鍵の投擲技法がある模様。
月姫2で埋葬機関が壊滅することが示唆されている。

リメイクにおいては「埋葬機関のメンバーは単独で一つの秘蹟会に匹敵する、聖人のなり損ない」とされる。


構成員※以下はリメイク版のメンバー

  • 局長 ナルバレック
埋葬機関のリーダーである埋葬機関長。
死徒二十七祖を3体仕留めた怪物。外見は長髪の女性。
実力は凄まじいが性格は最悪(殺人狂に近いらしい)でメンバー全員がその内必ず殺してやると思っている。いじめっ子。
死徒二十七祖第二十四位エル・ナハドから作り上げた「胃界教典」という切り札をNo.2と共に持ち、その時は事実上無敵の強さを発揮する。
ちなみに先祖のナルバレックはロアの知り合いで彼の死徒化に反対するどころか子孫に手を出さないように協力した。
オリジナル版では局長と第一位を兼任していたがリメイク版では別枠となっている。

  • No.1 ノイ・セオナトール・グランファティマ
結論兵器と呼ばれるものを語る枢機卿。Fate作品において時たま語られる「ノイ司祭」と同一人物だと思われる。


  • No.2 アンドレイ・ゴッドビバーク
シエル曰く「本当におかしな人」と評する人物。

  • No.3 キアラ・キッショウイン
リメイク版の追加要員。いつの間にか埋葬機関に紛れ込んでいた尼(シスター)。
サバトによって真性悪魔化し同次元全能の存在となったが、高次元においては駆け出し全能の自分など塵芥に過ぎなかったため、まだ自分に価値のある当世で力を振るう事にしたという。

…名前といい、系歴といい、劇中で言及された喋り方といいどう見ても月姫世界線の魔性菩薩
下記のメレムといい、魔境過ぎる埋葬機関。

  • No.4 ミスター・ダウン
キャラクターマテリアルでは第六位だったがリメイク版で変更された。
二人一組の代行者で二人で「第六位」であり、ダウン一人では暫定。
『相棒』は某毒舌シスターとの共通点が多く彼女ではないかと思われる。
既に人の形をしていないらしい。持ち物は花山椒。
教会でただ一人成体となった悪魔憑きを祓ったとされる人物。
ミスター・ダウンは任務に一緒に行きたくない代行者ランキング、ぶっちぎりの1位とか


  • No.5 不明
ノエルは知らないとのことだが、リメイク前の設定や、リメイク後の『四肢』の原理が教会に封印されているという設定から十中八九メレム・ソロモンだと思われる。
死徒二十七祖第二十位。
敵対組織の教会に協力している死徒だが、何故か死徒からは裏切り者扱いされていない。
少年の姿だが埋葬機関に赴く際には老人の姿を取る。
コレは年功序列のため。
少年の姿を知っているのはナルバレックとシエルの二名のみ。


  • No.6 アーガレオン


カレー。


  • アインス
故人。五十すぎのオッサンらしい。埋葬機関所属でシエルのアインナッシュ討伐の任務に協力及び監視役として派遣される筈が
力不足と判断したメレムに殺害され、殺害したメレムの「食べちゃった」の一言で片付けられた。哀れ。
推定だが、彼の席が欠けた為ミスター・ダウンとその相棒によって補完されたと思われる。


リメイク前の設定ではNo.2 No.3 No.4については詳細不明だが禁止されている魔術を好む者や捕らえてきた異端者を奴隷として扱う者
近代兵器マニアや殺人快楽性と破綻者揃いの人物が集まっている。



〇騎士団
聖堂教会の対異端戦闘組織。教会ごとに保持する。
埋葬機関とは違い吸血鬼の討伐は基本的に団体行動。連絡員や救護班、整体師などが随行する。
数で圧倒する戦術を執り一騎打ちを希望するものなど殆どいない。
使用される武器の中でハルバードは廃れつつある。


構成員

ヴェステル弦楯騎士団の団長。
吸血鬼討伐数はシエルと同等。三咲町のタタリの3年前のタタリに通常の概念武装で立ち向かい、壊滅する。
本人も死亡するも…



〇第八秘蹟会
聖遺物の管理および回収を任務とする特務機関。
『秘蹟』とは聖堂教会において神から与えられる七つの恵みを指す。『第八秘蹟』とは正当な教義には存在しない恵みを指し、この名を冠する彼らは異端と深く関わる部署であることを意味する。
構成員の一部は代行者。


構成員

マーボー神父。


マーボーの父親。純粋な八極拳の使い手としての技量なら息子を上回る。聖堂教会、第八秘蹟会の司祭。
世界中に散った聖遺物の回収を巡礼の試練として世界中を巡り歩いた。
綺礼は巡礼中に生まれた子供らしい。
息子の事を誇りに思っている。



○関係者
タバスコ。見習いなので代行者としてまだ未熟らしい。


  • 初代ロア(ミハイル・ロア・バルダムヨォン)
聖堂教会の元司祭。生まれたときから無感動で人間らしさもなく
機械じみていたが、司祭の頃は理知的で穏やかな人柄で人徳もありかなりの人気者だったらしい。


山椒女。冬木教会の後任代理人。身分は修道女だが期限付きで冬木教会の司祭を代行している。





神の名の下に追記・修正を宜しくお願いします。

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最終更新:2024年01月21日 12:06