パッフェル(サモンナイトシリーズ)

登録日:2012/01/17 (火) 02:24:23
更新日:2022/11/16 Wed 15:09:59
所要時間:約 4 分で読めます




お手伝い、どうもありがとうございました〜♪



パッフェルとは、サモンナイトシリーズに登場するキャラクターである。
初登場はサモンナイト2

笑顔が絶えない程陽気で軽い性格の持ち主で、配達屋やらケーキ屋やらをこなしているアルバイター。
本人いわく「老後の為に稼いでいる」らしい。その為タダ働きになると嫌がる。
他にもボディーガードやスパイのバイト(?)も経験しており、そのせいかナイフの扱いがとても上手い。
(投げたリンゴが地に着くまでに皮を剥き、食べやすい大きさに切ってしまうほど)
このスキルは実は昔は暗殺者をやっていたためで、作中でもその腕前を生かして化け物がさ迷う砦に潜入したり、ケルマの助っ人のバイトもやっている。

神出鬼没、蒼の派閥総帥のエクスのエージェントをやっていたり、更に元暗殺者というアルバイターとは思えない経歴と、とにかく謎が多い女性。
更には夜会話にて「あなた(主人公)は心から信じられる3番目の人…」と言う発言もしており、ぶっちゃけサモンナイト2だけではこの人の事はよくわからない。



①けどまぁ可愛いから良し!
②戦闘で凄く便利だから良し!
おっぱいおっきぃから良し!

…で済ませられる所が彼女の魅力か。


序盤からちょこちょこ顔を出すが、仲間になるのは物語中盤かつ、ある条件が必要になる。
だが仲間になってしまえば、高い移動力と銃による遠距離攻撃、バックアタックで大ダメージ狙い、霊属性召喚獣回復とマルチな活躍が出来るだろう。


それに何と言ってもレアアイテムをGET出来るお宝発見が便利なので、特に理由が無い限りは入れておきたい。
というか、無限界廊ではお宝発見限定のギャラリーアイテムが多数あるので、コンプしたいなら必須メンバー。

耐久が紙過ぎるのと暗殺者の割りに上下移動力が妙に低いのが玉にキズ。





《以下、彼女の正体が明かされるネタバレ》










私は珊瑚の毒蛇のようにはなれない…






彼女の名はヘイゼル。
《紅き手袋》と呼ばれる凄腕揃いの暗殺組織に所属する女性であり、
パッフェルの約20年前の姿である。


この頃の彼女は今の陽気な一面など微塵もなく、依頼主に言われるがままに暗殺を実行するだけの存在だった。そうして付いた異名が《茨の君》。
「幼い頃から殺しの訓練をさせられて、目標の急所を上手く狙えれば褒めてもらえ、ご褒美として飴を貰えた」と語っている通り、もはや常識を逸脱した生活をしてきた。
攻略本の短編では………暗殺者として誰だろうと油断するタイミングを狙うため、暗殺対象の男と寝るなど、かなりハードな過去を持つ。_つまり非処j(ry


物語中ではオルドレイク率いる無色の派閥に派遣され襲ってくる。
回避率が非常に高く、クリティカルを連発するので強力な召喚獣で早めに撃破したい。
倒すと貰える《黒薔薇のナイフ》は強力。


しかし、そんな生活もある人物との出会いによって変化が訪れる…



三度彼女を倒すと専用イベントが発生し、レックス/アティ(以下先生と記す)がオルドレイク達に見捨てられた彼女をラトリクスへ連れていく。
最初は茨の棘を剥き出しにするヘイゼルだったが、先生のひたすらにお人好しな性格に惹かれ、次第にその棘が無くなっていった。
彼女が《心から信頼出来る人物》の第1号である。

そして最終話、見捨てられて置き去りにされただけのヘイゼルを自分達の無茶に付き合わせるわけにはいかないと判断した先生は、ヘイゼルを安全な所へ逃がすようメイメイに依頼。
現在の島の状況下で、負傷して置き去りにされたヘイゼルが未だ生存しているとは『赤き手袋』も考えないと判断したメイメイの手引きにより、ヘイゼルは島を脱出。
ヘイゼルの名を捨ててからおよそ数十年後の姿が、サモンナイト2に登場するパッフェルである。

ヘイゼルの時点で既に少なくともハイティーンは過ぎていたはずなので、その頃とあまり変わらない容姿であるというのはあり得ないが、
これは『3』から『2』の間に若返った上に歳を取らなくなる『何か』を受けた(された)ためと説明されている。
同時期にエクスを暗殺しようとしたらしいこと、そのエクスも見た目が異様に若いことなどから、エクスが関係していることは察せられるが、
『2』でも『3』でも、その詳細が明かされることはなかった。

『3』の番外編では、マグナ(トリス)やその仲間たちと共に島に里帰り(?)したパッフェルの顛末が語られる。
時間転移で逃がしてくれたメイメイにはとても感謝しており、彼女を二人目の《心から信頼出来る人物》と評している。


そして、小説『サモンナイトU:X』の3巻において、ようやく『3』から『2』の間、エクス暗殺未遂周辺の真相が語られた。
要約すると、
島の騒動の後普通に結婚して普通に暮らしていたが、「組織に発見されることはおそらくない」というメイメイの予想とは裏腹にとうとう組織に見つかり、夫を殺された上に子供を人質に取られてしまったパッフェル。
落とし前としてエクスの暗殺を強要され、潜入には成功するがエクスの護衛についていたのはあのメイメイであり、手が出せなくなってしまう。
経緯を打ち明けるも組織の再襲撃で瀕死の重傷を負ったパッフェルは、エクスの禁術によって蘇生(&若返り)され、そのまま彼のエージェントとして再就職することになった――という流れになる。

組織に囚われていた彼女の子供はスカーレルが文字通りその身を削って救出に成功しており、日頃のアルバイト代は全て離れて暮らす我が子の養育費として送っていたという泣かせるエピソードまでついた。
が、U:Xの作風と状況からこの子供が最後まで無事で済む保障はどこにもない。サモンナイト5に登場したパッフェルによく似たケーキ屋店員がパッフェルの子孫だったなら話は別だが。

…とまあ非処女通り越して実は未亡人だったことが明かされたわけだが、何の因果か先生の周囲ではこれで3人目である。



私は…あなたに!…お礼の一言さえ、まだ言ってないのに…



…本当の名前さえ、まだ言ってないのに…




聞いて!!




私の本当の名前は…名前はっ……!!



パッフェルよ……お願い…忘れないでっ……




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最終更新:2022年11月16日 15:09