米国の戦術機

登録日:2011/12/07 Wed 23:47:48
更新日:2023/08/11 Fri 00:22:44
所要時間:約 5 分で読めます





戦術機
―BETAと戦う為の、衛士たちの鎧―


マブラヴ オルタネイティヴに登場する戦術機の内、世界最大戦力を持つ米国製戦術機と、その主なバリエーション機について解説する。
戦術機という兵器がそもそも米国によって生み出されたものである為、世界の戦術機のほとんどは米国製戦術機のライセンス機・改修型であり、他国の同世代機と比較しても一歩進んだ技術が使われていることが多い。
また、砲戦に重きを向いた設計思想から多くの国が重視する入り組んだ地下要塞(巨大なアリの巣を想像すると分かりやすい)であるBETAハイヴの攻略における有効性を疑問視されることもあるが、
これはアメリカの対BETA戦略がG弾ないし核弾頭によるハイヴの殲滅後、残敵を戦術機が掃討するというものであるからであり、最初からハイヴ内に突入しての近接戦闘などを想定していないという事情がある。
また、重視していないとはいえ格闘を含めた近接戦闘能力も低いわけでは無く、水準以上のポテンシャルは有している。

【第一世代戦術機】
世界初の量産実戦型戦術機。
現役を退いた後も各国で改修が重ねられ、主力として運用されている。


  • F-5 フリーダムファイター
対BETA戦線激化により、実戦配備の追い付かないF-4の穴埋めとして訓練機から改修された戦術機。
装甲は薄いが機動性の高さと価格の低さから、最前線である欧州ではF-4以上に評価された。
改修型のF-5E タイガーUは準第二世代機の性能を誇る。
実際、欧州製戦術機の殆どはこの機体がルーツである。


  • F-11 タイガー
海軍向けに開発された戦術機だが、ノウハウ不足から様々な問題点が出てF-4の海軍向け改修機に居場所を奪われた要らない子。
しかし、こいつがいなければ名機F-14は生まれなかった。




【第二世代戦術機】
F-11の失敗から生まれた海軍向けの戦術機。
空母から発進し、長距離攻撃の開発された大型ミサイル「AIM-54 フェニックス」運用を主にされ、標準で複座式となっている。
重心の高さ、軽装甲・高機動やOBWなど、後に第二世代機とされる特徴を持った機体である。


  • F-14Ex スーパートムキャット
イランで運用される(はずだった)F-14の改修機。
F-18の登場により実戦配備はされていないが、改修プランとしてプロミネンス計画に参加。
フェニックスミサイルをオミットし、高速機動戦に対応した中距離戦仕様機として生まれ変わる。


  • F-14 AN3 マインドシーカー
国連がオルタネイティヴ3の為に独自調達した機体。
F-14Dをベースにし、両肩のフェニックス用マウントは複合センサーポッドになっている。


  • X-29
F-14をベースとした新世代技術実験機。性能こそ第二世代級だが、OBL等の第三世代機の技術が初導入され、データは各国の戦術機開発の礎となる


第二世代機の中でも傑作と言われる性能を誇る戦術機。
F-15E、F-15ACTV、F-15SEなどの強力な改修機も存在する。


  • F-16 ファイティングファルコン
F-15が性能を突き詰めた結果、非常に高価であった為、Hi-Low-MixのLowとして開発された軽量高機動戦術機。
拡張性に乏しいが、安価さから諸外国に輸出され、機動力を生かす格闘戦にも強い機体として評価されている。


  • ラビ/J-10 殲撃10型
イスラエルと共同開発されていたF-16格闘戦強化型。
計画撤退後は統一中華戦線の協力により、イスラエルのラビ/中華の殲撃10型として同時期にロールアウトされた。


  • F-18 ホーネット
コンペに敗れたYF-17 コブラに目を付けた海軍が改修した機体。
F-15より安価かつF-16より汎用性の高く、F-14と共に海軍を支えた。


  • F-18E/F スーパーホーネット
マブラヴ アンリミテッド THE DAY AFTER主人公機。
センサー容積拡大やスラスター増設がされた全面改修型。
圧倒的なコストパフォーマンスを誇る2,5世代機で、世界各国で採用。
単座のE型は海兵隊で、複座のF型は海軍で使用される。




【第三世代戦術機】
ATSF計画において次期主力機の座をF-22試作機と競い合った「世界一高価な鉄屑」
結局、対BETA戦術転換やコストの高さから正式採用されなかった不遇な機体。


最強の第三世代戦術機、戦域支配戦術機が売り文句の主力機。
設計段階から対人戦が想定されており、高い砲戦能力、機動力、ステルス性を持つ。


  • F-35 ライトニングⅡ
米国主導による国際共同開発の第三世代戦術機。
各国による要求仕様の食い違いなどから、開発は難航。
ageの設定画初披露がエイプリルフールネタで行われたという奇妙なエピソードが。


【強襲歩行攻撃機】
世界初の水中移動が可能な強襲歩行攻撃機。
母艦と対で一機であり、水中→上陸戦闘を行う。


A-6同様の阻止能力を地上運用することを目的とされた機体。
A-6を直接陸戦型に改修するコンセプトには矛盾があり、基本フレームを流用して制御系の新設が行われた。
A-6の生産ラインを流用可能で生産性が高く、前線へ積極的に配備され、単機火力の高さから次第に評価され高い信頼を得た。


  • A-12 アヴェンジャー
A-6以上の単独制圧能力が要求された新世代攻撃機として開発。
4基の多目的兵装庫に120mm砲、上腕部に2連装36mm砲×2と2連装重機関砲、上腕先端部に近接戦用スパイクマニュピレータという重装備を持つ。その上、専用の潜行ユニット共々F-22と同じく高いステルス性を持つ超スペック機。
しかし、複雑な変形機構や詰め込まれた先端技術から高価格化し、調達が遅れている。




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最終更新:2023年08月11日 00:22