神室町(龍が如く)

登録日:2013/08/18(日) 13:54:00
更新日:2024/04/06 Sat 05:01:55
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神室町(かむろちょう)は『龍が如く』シリーズの舞台となっている町。モデルは東京都新宿区歌舞伎町。
岐阜県岐阜市の地名である「神室町」との関連は恐らくない。


【概要】

東京都にある文字通りの不夜城のような巨大歓楽街で、関東最大規模の暴力団「東城会」のお膝元でもある。そのため、各所に二次(直系)団体・三次団体が事務所を構えている。
ヤのつく自由業の方々から一般人まで多種多様な人々がいるが、神室町の発展には東城会の「東城会の代紋を恐れる者であれば清濁併せ呑む」という意向があったが故。

常に金と愛と憎しみが渦巻いているような状態で治安が非常に悪く、路上での喧嘩沙汰は日常茶飯事で一種のパフォーマンス化しているのか、
住人は刀傷沙汰になろうが発砲事件にエスカレートしようが止めもせずにヤンヤヤンヤと囃し立て、それに巻き込まれて路上駐車されているバイクや自転車、果てには店の看板やノボリが破壊されている。
管轄の神室署も手が回り切らないのか殆ど野放しにしている。
青いブルゾンの生活安全課の刑事が違法風俗店に金をせびったり賭け麻雀で稼いだり暴れているところを見たという目撃情報もある)
神室町の路上に自転車やバイク、看板を置くということは すなわち喧嘩でブチ壊されても文句が言えない ということに等しい。

喧嘩沙汰が異常に多いせいかカタギの住民の中には人間をやめている部類の者もいる。ティッシュ配りのお姉さんとか夫婦喧嘩中の中国人夫婦とか某秘書とか。
街中でヤクザやチンピラやギャングやホストがとあるおっさん達に集中的に喧嘩を売っているのが目撃されているが、ほぼ確実に返り討ちにあって金品を差し出している。
更にやたらガタイのいいオカマがグレースーツのおっさんを追い掛け回していたり、
ハゲでタンクトップを着たおっさんが銃を撃っていたりキャバクラも経営している金貸しにビール瓶を投げつけられていたり、
その金貸しが同業者の襲撃を足で返り討ちにする光景も見られる。

また、その治安の悪さが災いして「木を隠すなら森の中」理論で一般人の中に指名手配犯などのヤバイ人間が紛れ込んでいる場合が多く、プレイヤーも被害を受けることも多い。

地上に見えているだけでも相当数の店舗があり、飲食店に映画館、キャバクラ、ドンキ、薬局、ラブホ、ゲーセン、彫師、パチンコと至れり尽くせり。
結構広いので走って移動すると端から端まで行くのに時間が結構かかるが、タクシーを引っ掛ければ短縮可能。
また、ストーリー上否が応でもMAPを頭に叩きこまなければならず、
サブストーリーやコンプリート要素を網羅するとなると、他の都市にも言えることだが店の位置や路地の名前や場所まで覚えなければならない。
ただしOF THE ENDは街が蹂躙された結果隔離エリア内部はかなり入り組んだ構造になっており、
ナンバリングで頭に叩き込んだMAPを便りに移動していると泣きを見ることもしばしば。


【町の裏側】

だが神室町の本性はその裏。
東城会系組織運営の違法カジノや違法風俗は無数にあり、
神室町在住ホームレスの情報網は異常なまでに発達している為困ったときホームレスに差し入れすれば手に入らない情報はないと思われる。
更に天下一通り地下や七福通り地下には地下闘技場があり、伝説の情報屋の花屋が地下施設賽の河原で神室町中の情報をいつでも掻き集めている。

また無数のチーマーがそこら辺で小競り合いしており、
神室町を分割するような形でシマを張って睨み合っているのが「キングダム」「DIS」「死霊兵団」「ディアボロ」の4大チーム。
2010年に4チームがとある事を発端として拮抗が崩壊して衝突し、その後死霊兵団は解散。
神室町のチーマー達はディアボロ主導の元平穏を手に入れたが、その後2011年に今度は神室町の新興チームと蒼天堀のチーマーを巻き込んで東西戦争が勃発した。
また、極道稼業から足を洗った元極道の一般社会復帰支援団体の「堅生会」、自警団組織の「神室の盾」が活動しているが、
神室の盾はあくまでも民間組織である*1以上手が回り切らない部分もあるため、ちょくちょくプレイヤー側に協力要請してくる。

2005年以降大体1年から数年、もしくは半年おきに大事件が発生しており、その度に街が何らかの危機に陥っているがその最中も街は通常運転。
往来は「いつものことじゃないか」と言わんばかりにノンストップに行き交うし、ゲーセンでUFOキャッチャーは稼働しているし、
カラオケでガラの悪そうなおっさん達がヒトカラするし、ガラの悪そうな少年はネコを追っかけまわしているし、白昼堂々キャバに行く。
更にその大事件の度にミレニアムタワーがえらい目に遭っているがその度に持ち直している。
大事件の数々によって、無理矢理心身ともに鍛えられるせいなのか、住民達は総じて異様に頑丈かつ逞しく、ちょっとやそっとの事件では動じなくなっている。
『OTE』のバイオテロでは、隣町のたこ焼き屋曰く「隔離エリア内に取り残されている連中は生き残るのに精一杯」と言われるまでに疲弊したが、多数の店舗は周辺の安全さえ確保されれば隔離エリア内だろうが構わずシャッターを下ろしたまま営業を続行している。

また、2005年以前にもちょくちょく大事件が発生しており、特にミレニアムタワー建設以前(1980年代後半)はかなりひどい有様だった模様。

そして、2018年には東城会の空中分解と近江連合と警察による圧政により秩序が崩壊。
カタギは近江連合に莫大なショバ代を要求され、警察組織は近江連合と共謀関係であるためアテにならず、近江連合にショバ代を払い続けて食い潰されるか、慣れ親しんだ神室町を離れるかの二択を住民は突きつけられる。


■2005年以前の神室町で起こった事

  • 1977年*2
    • 高級ソープ「桃源郷」を震源地としてトラブルが発生。
      東城会系三次団体氷室興産組長の娘との縁談を後の荒川組組長の荒川真澄が断った事がトラブルの原因とされ、恋人関係にあったソープ嬢が務めていた桃源郷から慌ただしく人員が出入りしている様子が目撃される。
      後の新宿駅のコインロッカーで荒川真澄が施錠されていたコインロッカー99番を手を痛める事も顧みず抉じ開け、冷たいロッカーの中で真冬の外気に晒され続けた事で低体温症を発症、衰弱して危篤状態に陥っていた赤ん坊を保護して逃亡。
      更にその直後、桃源郷のスタッフが施錠されていないコインロッカーを片っ端から開けた末にコインロッカー101番に入れられていた赤ん坊を保護する模様が目撃されている。
      同日同時刻、隣り合ったロッカーに生まれたばかりの赤ん坊がそれぞれ入れられる」という偶然の真相が関係者に明かされたのは、優に40年近くが経過した後であった。
      なお、母親と思われるソープ嬢は殺害されとされ、氷室興産の組長を含めた構成員はこのトラブルの後次々消息不明となり、氷室興産は自然消滅した。氷室興産消滅の真相は未だ不明である。


  • 1980年
    • 韓国から進出してきた「ジングォン派」を名乗るゴロツキ集団が、その余りの悪行から東城会直系堂島組組長に目をつけられ、彼の勅命を受けた幹部二名によって壊滅。
      生存者がいるにはいたが、それが判明するのは20年以上も経った後であった。


  • 1988年
    • 東城会直系堂島組内風間組組長、自身が任されていたカジノを摘発された影響で逮捕され、刑務所に。
    • 神室町21世紀再開発計画の要となる「カラの一坪」で殺人事件発生。これのせいで再開発に向けて土地買収に勤しんでいた堂島組は大パニックに陥る。
    • ディスコ「デボラ」で殺人事件発生。事件発覚から少し前に店から出た元堂島組有力組員をとある車が回収。
      また、それより更に前にゴルフ場の風呂とカレーライスが大好きなことで有名な堂島組内泰平一家組長が入店したとの目撃情報もある。
    • 神室町全域で大規模な停電が発生。
      幸い10秒程で回復したが、劇場前にオフィスを構える立華不動産オフィスの一部フロアが停電していないなど、作為的な背後を感じさせる停電であった。
    • 組長夫人に事務所への出入りを禁止されてから暇を持て余していた堂島組の御曹司が、顔馴染みの元有力組員と一緒に行動していたのを目撃される。
      安全上の問題から渋る元有力組員を、御曹司が自分の立場を駆使して説得していたとの証言も残っている。
      その際に組内の不穏分子の襲撃を受けるが、件の元有力組員が撃退して事なきを得た。
    • 近江連合五代目会長の長男が修学旅行中に町内を見学。元堂島組有力組員とぶつかるアクシデントが起きたが、特にこれといった問題には発展しなかった。
    • 億万長者集団「神室町ファイブビリオネア」によるマネーゲームが勃発。
      杉田ビルを拠点とする不動産屋の社長の活躍により壊滅、黒幕の金融王も逮捕される。
    • 天下一通りで元堂島組有力組員が死闘の末に堂島組二次組織組長以下から暴行を受けていたが、真紅の外車が乱入し元有力組員を回収して逃走。
      数人がその際に轢かれ、現場にいた堂島組内久瀬拳王会会長も死にこそしなかったが轢き逃げの被害に遭う。
    • 商店街近くのクレッシェンドビルにて暴行・殺人事件発生。
      数日前から行方をくらませていた立華不動産社長・立華鉄が殺害され、立華に致命傷を与えた堂島組構成員・米田も久瀬拳王会会長によりその場で殺害されたが、
      立華の遺体を「カラの一坪」へ運ぶ元堂島組有力組員と、盲目の女性を「カラの一坪」へ案内する堂島組組員の目撃情報がある。
    • 芝浦埠頭にて東城会傘下組織同士の大規模な抗争が勃発、渋澤組組長が逮捕。それとほぼ同時刻に堂島組本部に元東城会傘下組員が一人で殴り込みをかけ、結果的に堂島組の大幅な弱体化へと繫がる。

  • 1992年~1993年辺り
    • 神室西高校に在籍していた堂島組の御曹司が、神室工業高校の生徒たちを相手取り喧嘩沙汰を起こす。
      これは、甲子園出場がかかっていた野球部を守るためであったが、結果的にこれが原因で御曹司は退学・少年院行きとなってしまう。
    • 喧嘩に明け暮れていた高校生程度の見た目の青年がヤクザに喧嘩を売ったために監禁され、そこで荒川組の名を出したために絶体絶命の危機に陥るも、本物の荒川組長が現れて事なきを得る。
      その後、件の青年が荒川組の事務所前に100日間佇んでいる様子が目撃される。

  • 1995年
    • チャンピオン街の焼肉屋「紫禁城」が不審火による火事で全焼。これにより紫禁城店長とその妻、パート従業員の女性の3人が死亡。
      店主夫妻には一人娘がいたが生き残っており、女性パート従業員の遺族である内縁の夫が引き取ることに。
    • 堂島組の有力組員を何者かがゴルフクラブで襲撃するが、返り討ちにされる。
    • 堂島組組長、殺害される。真犯人と親しい間柄だった上記の有力組員が自ら身代わりとなって逮捕され、服役。この事実が判明するまで10年ほどかかった。
    • 東城会の新興三次団体である錦山組の組長、親族の治療費をよりにもよって、その親族の主治医に持ち逃げされてしまう。
      その後、治療費工面に協力した、風間組から出向していたとある組員が殺害される。
      この組員は錦山組組長に対して相当な不義理を働いていたため、組長に殺害されたのでは、との説もある。

  • 2000年
    • 12月31日、荒川組組長の息子が、付き人である荒川組若衆と共にキャバクラで豪遊する。
      21世紀を迎えたその日に、坂木組の組員が射殺される事件が発生する。

■2005年以降神室町で起こった事


注:一部出来事(ゾンビパニック等)は公式では「正史」扱いされておらず、2016年以降の東城会関係者に関しては現状2つの時間軸が存在している。

●2005年

  • 街の各所でグレースーツの男と眼帯をつけたヘビ革ジャケットの男が所構わず乱闘を繰り広げている模様が目撃される。
    目撃情報の中には、「ヘビ革ジャケットの男と思われる人物が警察官の格好をしていた
    キャバクラで女装してグレースーツの男を接待していた」「マンホールから出てきた
    というトンチキなものもあるが、全て事実であることが確認されている。
    それどころか、ポケサーサーキットでグレースーツの男と数回にわたり対決していたとの目撃情報もある。
  • 人気のショットバー、バッカスで大量殺人事件発生。グレースーツの男と少女に関する目撃談がある。
  • ショーパブ・エイジア等、複数の箇所で射殺、刺殺事件が多数発生。指定暴力団東城会が関係していると思われる。
  • デボラにて謎のパーティーが開催。参加者の証言から「自分のパートナーが必ず見つかる」という噂が流れ、これによりスターダストをはじめとした神室町中のホストクラブの売り上げが低迷、音を上げたスターダストオーナーがパーティーの潜入調査をある男に依頼。
    調査により、主催者はかつて蒼天堀にて活動していたとされる新興宗教団体の残党と思われる男である事や、主催者側の不正が発覚した事でパーティーは強制終了となった。
  • ホテル街にあるバッティングセンターで刺殺未遂事件発生。
    真島組構成員がとある人物を刺そうとしたところ、その人物をよりにもよって真島組の組長が庇ったため、間違えて刺してしまう。
  • とある店にピンク色のダンプが突っ込む。この影響で店は店舗が半壊し、廃業の憂き目に。
  • ホームレスの溜まり場、賽の河原がカラーギャングの3団体によって襲撃。ホームレスに多数の死傷者を出して半壊状態に陥る。
  • カラーギャングが一夜にして3団体全て壊滅。グレースーツの見るからに893な男がギャング構成員に一方的に暴力を振るっていたという。
    一説では、賽の河原襲撃に対する報復ではないかとも推測された。
  • 指定暴力団、東城会直系錦山組率いる暴徒が神室町内で暴動を起こし、発砲事件も発生。
    暴徒の狙いはグレースーツの男とされるが、彼に一蹴されたとの噂もある。また、劇場前広場にて手榴弾と思しき爆発物の使用も確認されている。
  • ミレニアムタワー最上階が爆発、100億と大人2人分の肉片が空から降る。
    その爆発で国会議員の神宮京平・東城会錦山組組長の錦山彰が爆死(遺体はこの時降ってきた肉片となった)。
    100億の一部は燃えてしまったものの、その大半はそのままミレニアムタワー近辺にいた人たちへのクリスマスプレゼントに。
  • 神宮による100億円のマネーロンダリング発覚。
    100億円が本来貯金されていた口座の管理元である東都銀行は、その年の頭に横領で解雇された社員の単独犯という見解の一点張りだった。
    解雇された元社員は地獄を味わったが、上記の爆発事故で天国も味わうことになる(この男も上記のクリスマスプレゼントを受け取った一人)。


●2006年

  • 東城会直系植松組組長が何者に襲撃されて死亡。直前に真島組構成員と思われる青年が植松組事務所に入るところを目撃される。
  • 白いブルゾンを着たボンボングレースーツのおっさんにラーメン屋の看板で殴られる。
  • 真拳派と近江連合による神室町侵略事件。街全域でヤクザ同士の小競り合いが起こり、カタギが多数巻き込まれる。
  • スターダストに暴走族『ブラックサンダー』が殴り込み。先々代総長であった店長が先代総長である亜天使のママと、グレースーツの男の手助けを得て撃退。
  • ピンク街通りにある店で乱闘騒ぎが発生。原因は権田原組の組長がグレースーツの男に因縁をつけてきた組員の非礼を詫びるために行きつけの店に招待するが、自分の趣味を否定されて怒りを爆発させた事に起因する。その後組長は返り討ちにされるも、報復に出ようとした組員達は1人もいなかった模様。
  • カラーギャングチーム「カラーズ」と悪徳不動産「武藤不動産」、伝説の地上げ屋「地上げ三銃士」による神室町ヒルズ侵攻事件が発生。ヒルズ計画の強奪を目的とした襲撃を何度も仕掛けるが、真島建設社長と現場監督の活躍によって阻止され、武藤不動産社長カラーズ総帥も敗れる。なお、襲撃した五人は後に真島建設に入社した模様。
  • 近江連合直系千石組が大挙して街全体にカチコミ。町内で新参の大手建設会社を経営する元極道の社長が半死半生になりながらもたった一人で撃退。
  • 街の各所に真拳派が爆弾を仕掛ける。ミレニアムタワーにある某事務所が爆破されるも、爆弾の内の一つは上記の建設会社社長が何とか解体。
    神室町ヒルズ屋上に設置されていたものだけ、何故か信管が抜かれていたことが後になって判明。
  • 建設中だった神室町ヒルズの屋上で近江連合と東城会の最終決戦勃発。
    近江連合の六代目会長と総本部長兼近江高島会会長、真拳派幹部が死亡し、五代目会長の長男も生死不明のまま姿を消すという凄惨な結果に終わる。
    この決戦の影響でヒルズ建設は頓挫。残された敷地は建設を担当していた建設会社の事務所となる。


●2009年

  • 東城会六代目会長堂島大吾が東城会本部で何者かに銃撃され、生死の境を彷徨う。立場と東城会内の情勢故に入院先はごく一部の幹部を除き非公開とされていた模様。
  • ミレニアムタワーが謎の武装ヘリの機銃掃射を受け、男性1名が瀕死の重傷で発見される。
    不幸中の幸いで緊急搬送が迅速に行われたため一命は辛うじて取り留めたが、そのまま昏睡状態で生死の境を彷徨い予断を許さない状況が長く続くことに。
  • ホテル街にあるラブホテル「赤レンガ」にて沖縄のとある暴力団関係者と思しき二人が同ホテル内にいた錦山組相手にカチコミ。
    ホテルはスイートルームを中心に甚大な被害を受ける。
  • 蛇華日本支部がグレースーツの男への報復のために東城会直系浜崎組との取引に乗って大挙してカチコミ。
    この戦いで第三者の介入により構成員二名と日本支部総統が戦死。
  • 2003年に喫茶アルプスで発生した殺人事件、グレースーツの名探偵の活躍で真犯人が明るみとなり、当時犯人と目され有罪判決を受けた元店員の無実が証明される。
  • 近くにある東都大学病院にて白峯会及びCIAに潜入していた武器密輸組織相手にグレースーツの男がカチコミ。
    この戦闘のドサクサで意識を取り戻した堂島大吾が武器密輸組織構成員を射殺。
    直後に白峯会会長が落とし前をつけるため、堂島大吾の必死の制止を無視して武器密輸組織の首領を道連れに屋上から飛び降り自殺。
  • 劇場前広場で刺殺未遂事件発生。被害者のグレースーツの男性は生死の境を彷徨ったが、一命を取り留める。


●2010年

  • 3月2日深夜0時過ぎ、ニューセレナビル裏で上野誠和会若頭補佐射殺事件発生。
    現場に居合わせた同ビルで金融業を営む社長が取り押さえられたが、秘書により無実が証明された為翌日の日中に釈放。
    また、若頭補佐の遺体から神室署生活安全課勤務の刑事の指紋が大量に発見され、同刑事到着直前に東城会直系柴田組内金村興業若頭・新井弘明の姿が現場から立ち去る姿が目撃されている。
  • 3月2日未明に先述の金融業社長が射殺事件直前に取り立てに訪れていた金村興業組長・金村大が組事務所の執務室にて刺殺体で発見され、
    第一発見者の金村興業若衆と殺害された組長を除き、若頭を含めた3人の構成員が消息不明となる。
  • 元銀行員の金融会社社長が、劇場前広場から天下一通りにかけてのビル群をニンジャめいた人間をやめつつある動きで飛び移りながら警官から逃げている姿が多数の通行人に目撃される。
    程なくして、ニューセレナビルの裏階段から極道関係者3人が落下したという目撃情報も出た。
  • その日の朝に釈放されたばかりの金融会社社長、金村興業若衆と共に警察へ連行される。今度の容疑は公務執行妨害だったが、同日の夕方に柴田組構成員と乱闘している姿も目撃されたが、柴田組に追われていた金村興業若衆を逃がすために囮になった末の乱闘と判明し2人揃って再度釈放された。
    なお、同金融会社の従業員兼事務員兼社長秘書の女性がニューセレナビルから落下した柴田組構成員3人を下した張本人であったが、状況的に正当防衛が認められたため不問とされた模様。
  • バッティングセンターでメジャーリーガーがグレースーツの男と野球対決。
    グレースーツの男のバッティング技量は凄まじく、メジャーリーガーの放った魔球「ひねくれたカーブ」をも打ち取ったとの目撃情報が出た。
  • マンホールから河童が長髪の大柄な曽田地道場関係者を見つめていたとの怪情報が流れる。
  • 神室町に沖縄の刑務所から脱獄した死刑囚が逃げ込み潜伏中という情報が流れ、街全域に警察官が配備される厳戒態勢に移行。
  • ミレニアムタワーからホテル街にあるバッティングセンターまでの道を真島組組員が占拠。
  • 中道通りとピンク通りの間にある雀荘「六蘭荘」にて神室署生活安全課勤務の刑事が賭けマージャンで金銭をふんだくっているというタレコミが神室署に入る。
  • 劇場前広場に上野誠和会構成員が大挙。神室署捜査一課の刑事が現場にパトカーで突っ込み一騒動に発展。
  • フィリピンからやってきた謎の犯罪者『GG』、神室署生活安全課勤務の刑事の協力を得たフィリピン警察の手で逮捕される。
  • 神室の盾の代表、神室署生活安全課の刑事と共に組織の活動を妨害する暴力団の事務所に抗議に行く。
    件の代表の怒声と生活安全課の刑事のツッコミ、暴力団員達の悲鳴が事務所から響き渡った。
  • 26年前に事故死した加賀祐介元刑事と、25年前に荒川で水死体となって発見された谷村大義元刑事が秘密裏に追っていた、
    「ブリッジ」こと社会法人「アジア地域女性交友協会」理事長・勝浦勇司が神室署生活安全課勤務の刑事により不法就労助長等の容疑で逮捕される。
    同時に勝浦が風俗界の黒幕として、30年近くに渡り自身の汚職の隠蔽とODAを貪るための金を調達するために行っていた所業も明るみとなる。
  • 検察による、脱税容疑を受けた金融会社「スカイファイナンス」のガサ入れ。
    会社の入っているビルに検察のトラックが横付けされ、フロアを改造して設置された隠し金庫から、会社運営資金の1000億が押収される。
    後にこれは東城会と事実上の対立状態下であった上野誠和会による犯行であると発覚。
  • 埠頭で神室署捜査一課の刑事1名が死亡。直後に亜細亜街の中華料理店「故郷」で生活安全課課長が自殺。
    更に両名と上下関係のあった生活安全課の刑事が死亡したという報告が生活安全課課長により行われていたが、それは部下を守ろうとした課長の虚偽報告であった事が後に判明。
  • ミレニアムタワー屋上で乱闘騒ぎ。東城会四代目会長六代目会長が激突した他、
    その場に乱入した警視庁副総監及び護衛一同を神室署生活安全課の刑事が叩きのめして無力化するなど、壮絶な死闘となった。
  • 上記マネーロンダリングに警視庁副総監宗像征四郎が関与していたことが暴露され、それに関する記事が書かれた号外と一緒に1000億が空から降る。
  • 号外による真実暴露で逆上した宗像が屋上に乗り込んだ金融業社長を実弾で銃撃。あわや死にかけるが胸元に仕舞っていた札束で命拾いをする。
  • ミレニアムタワー屋上で宗像が追い詰められた末に拳銃で頭を撃ち抜き自殺、同現場で潜入捜査官1名逮捕。
    その後、芋づる式に宗像がマネーロンダリング以外にも裏で繰り広げていた所業も明るみとなり、
    この余波でマネーロンダリングに東都銀行のトップや一部の部署が全面的に協力していたことが発覚して頭取が逮捕され、
    資料抹消などの事情から証拠不十分で法的処罰を免れた一部関係者もクビに追い込まれる。

  • 中華料理店「趙楽」で襲撃事件発生。東城会直系九鬼組幹部・戸田直樹が意識不明の重体で発見され同現場からコーンロウの少年が逃走。
  • 路上で殺人事件発生。15年前のある事件を継続的に捜査していた警視庁捜査一課長・鷲尾勇が刺殺体で発見される。
  • 九鬼組組長が何者かに襲撃され意識不明の重体に。その後意識を取り戻して病院を脱走し「趙楽」店内で衰弱死。
  • 七福パークで乱闘騒ぎ。以前から町内各所で問題行動が確認されていたカラーギャングが複数入り乱れる大乱闘となり、同現場にはコーンロウの少年が確認された。
  • ミレニアムタワー内部で乱闘事件発生。
    九鬼組事務所への出入りが度々目撃されていたコーンロウの少年と作務衣姿の中年が黒服の男達を相手取り大暴れする姿が監視カメラに残る。
  • それまで不審火とされていて時効を迎える寸前だった15年前の焼肉屋「紫禁城」全焼事件が、
    当時の東城会による地上げを発端とした立退きトラブルが原因の放火殺人事件であることが発覚。
    更にその放火殺人事件には東都百貨店常務取締役・筒井正俊が関わっており、戸田に命じて行わせたものであるという事が、
    ミレニアムタワーのバー「アレキサンダー」の戸田名義のキープボトルから発見されたUSB内の盗聴データによって裏付けられる。
  • ミレニアムタワー屋上で殺人事件発生。現場で「紫禁城」放火殺人事件での殺人教唆等の容疑が固まった筒井と秘書・新城零司が逮捕されるが、
    新城が直前に放った足指先蹴りが側頭部に命中・直撃した上記殺人事件の遺族・乃木泰が死亡。


●2011年

  • 劇場前通りで怪事件発生。下記のゾンビパラダイスの前触れであり、怪事件直後から未明に掛けてゾンビがネズミ講式に大量発生。
    未明には自衛隊により展開された隔離壁*3により、劇場前一帯から天下一通り周辺が封鎖され、隔離壁の内側に逃げ遅れた住民や自衛隊員が多数取り残されることに。
    なお、取り残された者の幾人かは、自力或いは地下下水道等を使って隔離エリアに出入りしていた青いシャツを着た東城会直系真島組構成員の手引きにより隔離エリア外へ脱出している。
    また、隔離エリア内の一部飲食店や娯楽施設には逃げ遅れた住民や利用者、従業員が逃げ込んで籠城していたが、ゾンビの襲撃に備えシャッターを下ろしつつも内部では逞しく営業していた模様。
  • 上記怪事件直後、駆けつけた警察官により劇場地下入り口でゾンビの死体が複数発見される。
    すべて射殺体だった上にライフリングも全部同一であったが、肝心のライフリングが一致する銃が現場から発見されなかった為、
    警察が駆けつける直前に現場を去ったワインレッドのスーツの男が所持している可能性が高い。
  • 神室町各所で物々しい改造トラックが路駐されているのが目撃される。
    そのトラックに街金を営むワインレッドのスーツの男や東城会最大手組織の組長、
    グレースーツの男に隣町のたこ焼き屋で修行中の金髪オールバックの男が頻繁に出入りしているのが目撃され、
    切符を切られるどころか路駐場所が隔離エリア化する度に素早く別の場所に移動している様子も目撃される。
  • 神室町各所のマンホールから無限に続くとも言われる地下迷宮に迷い込んでしまったという怪情報が流れる。
    都市伝説と一笑に付す者が大半だったが、大量の電池と弾薬と銃器と栄養ドリンクを抱えた男達がマンホールに侵入する様子が度々目撃され、
    その男達は先述のトラックに出入りしていた男達と同一人物であるという情報まで出た。
  • ゾンビの大量発生に伴い、町内各所に警察と自衛隊が緊急配備。隔離エリア化した場所と隣り合った区画のマンホールを塞ぐ等して徹底的にゾンビの侵入を防ごうとするが、じわじわと神室町を隔離エリアが侵蝕。僅か1日足らずで神室町の半分がゾンビパラダイス化してしまう。
  • 神室町各所の東城会直系組織事務所が何者かに襲撃され、その直後にゾンビが溢れだしているのが目撃される。
    当時中国へ商談に向かっていた冴島組組長は間一髪で助かったものの、この連続襲撃事件とゾンビの大量発生により、東城会の幹部が半数死亡した組織も神室町も壊滅状態にまで追い込まれる事態に。
  • ミレニアムタワー前庭付近で明らかにゾンビと異なる怪物が目撃される。
    後に隔離エリア内部で蠅の様な羽根を生やした怪物や泣き叫ぶ女のような怪物が相当数目撃されるようになる。
  • 神室町ヒルズ完成。完成セレモニー中にゾンビが突如として大量発生してヒルズの中庭になだれ込み、大惨事に。
    夜が近付いていた事から一般人とセレモニーに出席予定だった東城会六代目会長以下の東城会構成員多数が籠城する羽目になる。
  • 神室町ヒルズ内部でガタイのいい女性らしき人物が建築会社社長兼東城会最大手の一次団体組長と共にいるのを目撃される。
  • ヒルズにピンク色のダンプが2台並走しながら突入。
    乗っていたのは六代目会長の救出を目論んだ東城会構成員だったが、突っ込んだ拍子にヒルズのシャッターが破壊されヒルズ内にゾンビが入り込む。
    六代目と真島組組長が囮となってゾンビを殲滅してバリケードを構築するが事態が悪化してしまう結果となった。
  • バスローブ姿でギャグボールを咥えた染谷組組長が隔離エリアの一部区画で真島組組長に追い回され全力疾走している姿が目撃される。
    劇場前通り封鎖前に染谷組組長が中国系組織との取引のセッティングに奔走している姿が目撃されていたため、その取引絡みで真島組組長と何かしらトラブルが発生したのではないかと噂されており、結局染谷組長は拿捕され雑居ビルに引き摺られていく姿を監視カメラが捉えていた模様。
  • ヒルズを脱出した東城会六代目会長と近江連合六代目会長による緊急のテレビ会談が行われ、
    ゾンビ騒動発生中に近江連合の幹部である直参三代目郷龍会会長が神室町で目撃されていた事と、
    隣町で目撃された五代目近江連合会長の長男に関して情報交換を行う。
    これにより、三代目郷龍会会長は独断で動いている事と五代目会長長男は06年の東西抗争後に破門となっている事が発覚し、
    このゾンビ騒動と近江連合は実質的に無関係であることが証明される。
  • 自衛隊によって街の各所に緊急展開されていた隔離壁が異形の怪物に破壊され、
    最終的に昭和通り・中道通り・地下の一部を除いた神室町の4分の3以上がゾンビパラダイス化。
    内部では火事場泥棒よろしく略奪等が、安全地帯でも非常事態に乗じた詐欺等が横行していた模様。
  • 神室町ヒルズで籠城していた一般人と東城会構成員が状況の悪化によりやむを得ず地下へ脱出。
    命からがら地下歓楽街の賽の河原へ逃げ込み、地上の切迫した状況故に匿われるが、その直後にゾンビが児童公園方面から大挙。賽の河原のトップが防衛の人員を掻き集めつつ女子供を隠匿する時間を稼ぐため、居合わせたグレースーツの男と街金融の社長が迎撃にあたる。
    結果的に賽の河原の最終防衛ラインは死守されたものの、既に外部への情報統制も限界を迎えており神室町の外へバイオテロが本格的に漏洩するのも時間の問題となってしまう。
  • ミレニアムタワー内部にグレースーツの男と金髪オールバックのたこ焼き屋がカチコミ。
    その最中、ゾンビ騒動の主犯がタワー内部で準備を進めていた証拠が多数見つかる。
  • ミレニアムタワーの屋上ヘリポートが生物兵器じみた何かにぶち抜かれ、その何かをグレースーツの男が自衛隊員の協力を得てやっとの思いで抹殺。
    程なくして現場から逃走を図ったヘリが墜落して武器商人1名が死亡。
    ゾンビ騒動は終結するものの、この騒ぎの余波でしばらくの間町内に警察官と自衛隊員が多数駐留する結果となる。
  • 自衛隊による隔離エリア内のゾンビの掃討作業中、町内のとあるサウナルームが爆発。
    現場付近にいた自衛隊員が駆けつけたところ、花粉症を患っていた真島組組長がこの危機的状況でデトックスを試みており、限界まで稼働させられたボイラーが爆発した模様。
    真島組組長はかなり酒を飲んでおり、腕にはゾンビに噛まれたと思われる痕跡もあったが命に別条はなかった。

  • 鶴見正新都知事による神室町カジノ化計画が発足、町内各所で土地の買収が開始。
    立ち退きを受け入れた店舗や業者にはアフターケアが約束されたが、立ち退きを拒否した店舗等が「なぜか」その直後から「なぜか」二岡組から法外なショバ代を請求されるようになる。
  • 関西を拠点とする地下格闘技団体"阿修羅"による若者を標的とした襲撃事件が散発的に発生。
  • 地下闘技場「ドラゴンヒート」を巡って九鬼組と二岡組が"阿修羅"と右京龍也を間に挟んだ代理戦争状態に陥る。
  • カラーギャングチーム「ディアブロ」「DIS」「キングダム」の先代リーダー及び黒いジャージを着た少年が町内各所で何者かに襲撃される。
    「キングダム」先代リーダーは襲撃されたが逃走・「死霊兵団」リーダーは町を離れていた為に難を逃れたが、
    「ディアブロ」「DIS」の先代リーダーがそれぞれ重軽傷を負い、後者は病院へ搬送・入院を要する事態に。
    後にこれは新興チーム「WARDOG」の仕業であると発覚。
  • 千両通りの廃ビルにて乱闘騒ぎ。後に発砲沙汰に発展して現場のビルの一室は爆破され、ドラゴンヒートのファイター・八代誠が撃たれた末死亡。
  • 検察による九鬼組事務所のガサ入れ。これにより登記簿上存在していないドラゴンヒートが発見され差し押さえられる。
    更に九鬼組二代目組長が未成年略取等の容疑で警察へ引っ張られ、すぐ釈放されるが組長不在の間にドラゴンヒートの関係書類や印鑑等が二岡組の手に渡る。
  • "阿修羅"による神室町制圧事件。神室町が"阿修羅"とグルだった鶴見主導の下、逮捕権を持つ治安部隊「神室保安サービス」に制圧されかけ、街としての機能が一時停止する。
    浄化の名目で違法風俗店はおろか、それ以外の真っ当な風俗店まで営業ができなくなり、失業者で溢れかえってスラム街の様相を呈した。
  • 九鬼組二代目組長が単身で千両通りの二岡組事務所を襲撃。
    同組長の説得により、二岡組から法外なショバ代を要求された神室町住民が一斉蜂起して組事務所を完全包囲。大量の被害届の原本が神室署に提出されかける事態に。
  • ピンク通り裏にて発砲事件発生。九鬼組二代目組長が重傷を負い、現場からコーンロウのヤンキーが逃走。
  • 大阪蒼天堀のチーマーと神室町のチーマーが入り乱れて抗争勃発、東西戦争に発展。
  • 鶴見がかつてある少女を間接的に殺害したこと*4、"阿修羅"や二岡組との癒着を始めとした汚職を暴露された直後、ミレニアムタワー屋上から飛び降り自殺。
    同現場で秘書の佐伯が気絶した状態で発見され、"阿修羅"専属整体師の野崎亮が改造エアガンでこめかみを撃ち抜いて自殺。
    これにより、鶴見が推し進めていた神室町カジノ化計画は事実上の白紙撤回となった。


●2012年

  • 近江連合7代目会長が危篤に陥ったことを発端に東西全面戦争勃発。また近江連合が多数入り込む。
  • ビクトリロード神室町予選が開催。ピンク通り北の駐車場にて出場者の傭兵・雷電が参加者を半身不随に追い込む。
  • ミレニアムタワー前にて銃乱射事件発生、重軽傷者が複数出る惨事に。
    実行犯達は当初、近江連合に拉致されていた組長奪還を狙った真島組構成員と目されていたが、近江連合構成員であることが後に発覚。
    その直前に天下一通りからミレニアムタワー前を人を撥ねながら猛進する黒い車が複数目撃されており、
    これにより15年前にテレビを一夜だけ賑わせた元スラッガーが撥ねられかけるが、
    実行犯達はグレースーツの男ワインレッドのスーツの男により殲滅される。
  • ミレニアムタワー最上階ヘリポート・劇場前広場・地下下水道連絡通路で乱闘勃発。
    劇場前広場で近江連合構成員多数を相手取って大立ち回りしていた金貸しが、
    近江連合直系渡瀬組組長以下、月見野を根城とする北方組・永洲街を根城とする斑目組及び直参山笠組の全構成員から頭を下げられている様子がTV中継される。


●2015年

  • 源田法律事務所所属の弁護士がスタンガンで襲われ、それを追いかけたもう一人の弁護士が痴漢と間違われる事件が発生。直後、その弁護士と近くを歩いていたチンピラとの間で乱闘騒ぎが起きる。


●2016年

  • 謎の中国系組織がグレースーツの男と思われる青いブルゾンを来た男と天下一通り周辺で乱闘騒ぎを起こす。
    どさくさに紛れてコンビニ強盗が発生したが件の男の仲裁で事無きを得た。
    店内の陳列棚が破壊されるなどの被害を被ったという情報もあるが、店に掛けられた保険金で賄える範囲の被害で済んだとのこと。
  • 亜細亜街炎上。警察による避難誘導は間に合ったが複雑に入り組んだ構造が仇となり、亜細亜街全域が火の海になる大惨事に発展。
  • 街の一角にて、2012年の冬にドームコンサート中に衝撃のカミングアウトを行い電撃引退した元アイドルと思われる少女が轢き逃げされ、生死の境をさまよう意識不明の重体に。
    その少女が赤ん坊を抱き抱えていた事が目撃されており、一説には轢き逃げ犯の狙いは赤ん坊であるとするものがあるが、赤ん坊の父親などは不明瞭のままである。
    その赤ん坊は警察に保護され、少女と同じ病院に収容されたが、その少女の息子である事が発覚する。
  • 尾道仁涯町にて結成された組織「桐生会」が暴力集団「JUSTIS」を倒すべくカチコミ。神室町全域にて抗争が勃発。
    六狂人のが桐生会に倒され、黒幕の殺月とコウメイも逮捕される。
  • 天下一通りにて爆破テロ発生。直前に中国マフィア「祭汪会」を敵視する者によるモニタージャックと中国人らしき男が目撃される。
  • 亜細亜街再び炎上。この騒ぎによって祭汪会が神室町から撤退する。
  • 陽銘連合会が神室町に侵攻。この騒動で東城会六代目会長代行が死亡する。また、戦闘ヘリがミレニアムタワー周辺に墜落したが惨事には至らなかった模様。
  • 警視庁による東城会の資金源撲滅を狙った徹底的な浄化作戦「神室町新生計画」発動。
    神室町ほぼ全域に蔓延していた東城会の息の掛かった店が片っ端から摘発を喰らい、東城会の資金難が悪化した上に六代目も逮捕され、
    幹部連は警察への対応に追われて組織を纏めるどころではなかった事もあり組織は瓦解、空中分解同然に消滅へ追い込まれる。
    警察と共謀した近江連合は空白地帯となった神室町へ進出し乗っ取りに成功。同時に東城会に潜んでいたスパイがその功績で近江連合若頭へ抜擢される。


●2018年

  • 先端創薬センターの副所長が路上で殴打される事件が発生。被害者はその数週間に死亡。
  • 眼球くり抜き事件が発生。
  • 性犯罪の被害多発。被害内容は「パンティを干していたら謎のドローンに掻っ攫われた」「突然現れた陸上ウェア姿の男に痴漢された」「ラブホテルにいたら暗視ゴーグルを身に付けた男に部屋を覗かれた」のいずれかであり、最近になった出没した世間を騒がす常軌を逸した変態集団による犯行と思われる。
  • 網走刑務所から脱走した囚人が逃げ込む。懸賞金欲しさに囚人を探す者達があとある探偵の通報と激闘により鎮圧され、ちなみに脱走の動機は「ハンバーガーが食べたかった」とのこと。
  • 尾道のゆるキャラによる強盗事件が発生。直前までにそのキャラのアクターを勤めていた青年が疑われるが、探偵の調査によって真犯人が発覚する。なお、犯行動機は借金返済のためであり犯人の取り立て相手も、事件現場にいた事や金の出所を知っておきながら見て見ぬ振りして持ち去ろうとしていたために逮捕された。
  • 「神室町でチンピラ組織が拳銃の密売を行なっている」との通報を受けある探偵が調査に乗り出すも、探偵を逆恨みしている組織に指名手配されその探偵の友人と思われる集団によって騒動は沈静化し、組織は拳銃密売の実態が明るみに出たことで一時撤退する。
  • 警察と共謀関係となった近江連合の進出による神室町制圧。警察による『表』、近江連合による『裏』の徹底管理により神室町そのものが緩やかな死に向かい始める。
    近江連合の横暴も警察は黙認状態だったが、ボサボサパンチパーマの男が街の各所で暴れている様子が頻繁に目撃されるようになり、死んだとされる者達が街に居を構え始めた警備会社を中心に目撃される心霊現象も発生。
  • 街のマスコットキャラクター「カムロップ」を筆頭に、近江連合による横暴にいよいよ堪忍袋の緒が切れ始めたのか、街の住人達が近江連合構成員に殴り掛かり近江連合の代紋バッジを奪っては町内で青空道場を開くホームレスの老人の元へ持っていく珍現象が発生。この光景はほぼ毎月末に広がる風物詩化。


●2019年

  • 深夜未明、現東京都知事・青木遼と思われる人物による殺害予告の映像がカムロシアター前のモニターに流れる。知事死亡後、警視総監・堀ノ内十郎も神室町3K作戦の裏で荒川組から賄賂を受け取っていた事が、元神奈川県警の免許センター職員のタレコミによって明るみに出て、連行される。
  • 上記殺害予告の直後、近郊の新宿駅コインロッカー前にて殺人事件発生。青木遼東京都知事が何者かに腹部をナイフで刺され、病院に緊急搬送されるも失血死。現場は人通りも多く目撃者は多数いたものの、犯人はそのまま失踪。
    後の調査で近江連合との癒着関係、警察官に対する暴行及び拳銃の強奪、手段を問わない恐喝行為や殺人教唆を始めとした汚職が次々発覚し、上述の殺害予告映像も本人のものであると裏が取れた為、彼に対し相当な恨みを持つ人物による犯行ではないかと推測されている。
    また、現場のコインロッカー99番から強奪された拳銃が発見されたが、現場検証等の結果威嚇射撃に使用されたもの以外の発射の痕跡は発見されなかった。


●2020年

  • 夏、範馬勇次郎が神室町に襲来する大災害が発生。知らず喧嘩を売ってしまった命知らずを始めとして甚大な人的及び物的被害を出す大惨事に発展。
    同じ頃、偶然街に訪れていた勇次郎に因縁をの協力でなんとか神室町から帰らせる事に成功はするが、ボサボサパンチパーマの男と邂逅できる場所として認識されてしまう。
  • 上記の大災害と同時期、神心会本部に対してカチコミを掛けようとする命知らずが大量発生したため、神室町に居を構える警備会社が病院送りにしてでもカチコミを止めようとする珍事が発生。
    報酬として、上述の勇次郎と因縁を持つ者の1人からバンデージをたまに受け取っていた目撃証言もある。

●2021年

  • 東城会解散後に台頭してきた半グレ集団と思われる集団が闊歩するようになる。
  • 3年前に逮捕されたはずの性犯罪者集団が脱獄し、再び神室町で犯行に及ぶようになる。 3年前にその集団を捕縛した探偵が応じるも、全員取り逃してしまう。なお、性犯罪者が逃亡を幇助する者達の姿も目撃されている。
  • 上記の後の深夜未明、某ホテルにて宿泊していた1人の成人女性が突如謎の男に拉致される事件が発生。同時にカムロシアター前にてモニタージャックが発生。先程目撃された性犯罪者集団とその親玉と思われる全裸姿の仮面の男に、誘拐事件が起きたホテルにいたと思われる女性が映し出される。そして仮面の男が「神室町に変態王国を設立する」という大言壮語かつ意味不明な宣言を発表。しかし後に根城を突き止めた探偵によって拉致された女性を救助し、探偵の通報により変態集団も脱獄と監禁の罪で再逮捕される。

●2023年

  • 神室町としては大きな事件が発生せず平穏な日々が続いていたが、冬にまたしても ミレニアムタワー にて騒動が発生。詳細は不明だが、「異常な人数のヤクザが集まっていた」「 タワーに向かって複数のヘリがミニガンを乱射していた 」「 空中で爆発して墜落した 」等の神室町らしい物騒な目撃情報も寄せられている。
  • 上記と関連しているかは不明だが、この騒動の直前に、広島尾道の抗争で死亡したとされるグレースーツの男をタワー付近にて目撃したという不確定情報も寄せられている。

20XX年

  • 割と近くのはずの渋谷に時空の歪み「ゆらぎ」が発生し、封鎖指定都市になっても全く問題なくいつも通りだった神室町にてバイオテロが勃発。
    大量のバイオ兵器が街中に放たれる。
  • テロの主犯として容疑者候補に挙がったのは、日本政府が「日本国籍じゃない」と断固として否定しているとある財閥の元総帥
  • 日本政府直属の特務機関及びバイオテロ対策組織のエージェントが現地に到着。
    現地に居合わせていた容疑者候補の財閥元総帥、グレースーツの男と建築会社社長兼東城会最大手の一次団体組長と共にバイオ兵器の殲滅活動に入る様子が目撃される。
  • ゆらぎの影響により、劇場前通りのマンホールが異世界の『魔界』へと通じる。避難のためにそこに隠れた弁護士助手の霊媒師が魔界に迷い込む。
  • 特務機関の調査により、秘密結社の手でミレニアムタワー内部にバイオ兵器製造用プラント及び巨大なエネルギー動力炉が秘密裏に持ち込まれていた事が判明。
    これを受け、バイオテロ対策組織のエージェントをはじめ、特徴的な外見を持つ多種多様な武装(?)集団がミレニアムタワー前に集結する。
    その中には度々神室町でその姿を目撃されているグレースーツの男もいた。
  • ミレニアムタワー内部より出現したバイオ兵器と武装集団との大規模戦闘が勃発。
    その最中に魔界から出現した悪魔が乱入、更には有名なMMORPGに存在するモンスター及びコンピューターウィルスが実体化して人間を襲うという怪現象が発生。
  • タワー前では拳銃どころか地雷や対戦車ライフルやロケットランチャーといった危険極まりない兵器が飛び交い、
    中世の騎士が剣を振り回し槍をぶん投げ弓矢を放ち、忍者が縦横無尽に飛び回り刀を振り回し、
    格闘家が掌から未知のエネルギーを放ち、吸血鬼サキュバス猫娘といった人外の存在が魔力を撒き散らし、
    弁護士が「異議あり!」と叫んでバイオ兵器を吹き飛ばし、巨大化した女神があたりを踏み潰す
    など、もはや言葉で説明するのが難しい阿鼻叫喚の地獄絵図と化した*5
  • そしてグレースーツの男と眼帯の一次団体組長に高校生全米格闘王及びその友人とコードホルダーの少女がミレニタムタワー内部にカチコミ。
    屋上にてコンピューターウィルスを引き連れた秘密結社の総帥と思われる赤い軍服の男と壮絶な格闘戦を行い、バイオテロ騒動に終止符を打つ。


…この街、不祥事だらけである。
よくこれで警察がそんなに関与してこないと思われるが、「触らぬ神に祟りなし」「君子危うきに近寄らず」といったものと同類なのだろう。
だがこれだけ立て続けに大事件が起きていても街は平常運転で、ゾンビがいてもヤクザが抗争していてもお構いなし。
中にはゾンビが跋扈する中恋人を待ち続ける奴や映画撮影を敢行する猛者もいる。
極めつけには街が完全に機能停止に陥ったのは治安部隊(警察扱いで逮捕権あり)に制圧されかけた時ぐらいしかないという恐ろしさ。
もはやたくましいを通り越した何かとしか言えない。
実際に20XX年に起きた騒動では、その黒幕が人の気が瘴気の様に立ち込める素晴らしい街だから、神室町を実験場に選んだ」と口にしているあたり、対外的にも神室町は相当な街らしい。

なお、これらの不祥事及び大事件が起こる時には沖縄県の某児童養護施設管理人もしくは黒いジャージのヤンキーが街の各所で目撃されている。
前者は余りにも壮絶に暴れまくるため、特に893連中には季節の節目に訪れる天災扱いをされている。




【区分】

  • 天下一通り
神室町南側左にある通りで、赤い巨大ゲートが目印。
スカイファイナンスやニューセレナがある雑居ビルがあり、神室町では有名なホストクラブスターダストがあるため何だかんだでストーリー上必ず訪れる場所。
この一帯はかつての風間組のシマでもある。
しかし、天下一通り裏にある第三公園と斜向かいにあるビルは直系九鬼組事務所で、地下には地下格闘場「ドラゴンヒート」がある。
こうした事情から、九鬼組は風間組内の三次団体だった時期があったのでは?なんて推測もある。
ドラゴンヒートは賽の河原の闘技場とは違い九鬼組運営の闘技場で、当初は純粋に力をぶつけ合う場所だったが年月が経つにつれて組同士の小さな戦場と成り果てていた。
北端にすっぽん通りがあるが初見では見落としやすく、1ではすっぽん通りの位置が分からず詰みかけるプレイヤーが続出した。

  • 中道通り
神室町南側中央を通る大通り。
南端を通過するとあの曲が聞こえるので体力がヤバイけど金が無い時駆け込むプレイヤーもいるのではないのだろうか。ドンキ~ホーテェ~♪
更にシリーズ途中からスマイルバーガーがテイクアウト可能になったので、餌に回復に大忙し。通りにある飲食店は比較的リーズナブルなお値段なのでお財布にも衛生的。
質屋のえびすやと雀荘の六蘭荘が割りと近いので、クロヒョウ2では点棒バグを利用した金の無限増殖のために往復するプレイヤーが続出した。

『ONLINE』では近江連合四天王の一角、金鳳会のシノギの稼ぎ場となっており、浄化作戦と前後して急速に進んだ観光地化と海外からの観光客が落とす大量の金に目をつけ、
大阪で蓄えた資金を元手に中道通りの土地とビルを買い漁り、浄化作戦に便乗して既存店舗の追い出しに成功。空となったテナントに外国人を狙い撃ちする店舗を押し込み荒稼ぎしていた。

  • 昭和通り
MAP南端を通る路地。寿司吟とル・マルシェがあり、中道通り、天下一通り、ピンク通り、千両通りに繋がる。
また神室地下街にも繋がっており、そこから地下駐車場を経由して下水道に繋がる。
神室町の外が一応見えはするが、ゲーム恒例の見えない壁が立ちはだかる。
タクシーの停留所が2箇所あり、他都市への移動やMAPの端から端への移動に使用可能。
ただし通りそのものがピンク通り以上に狭く、逃げ場も少ないのでエンカウント率が高め。
ただし作品によってはそもそも敵が現れない安全地帯になることも。

  • 泰平通り
ミレニアムタワー前を突っ切る形で通る通り。
ミレニアムタワー前庭を挟む形で松屋があるが、劇場前通り側の店舗は天下一通り店。
そのミレニアムタワー正面左手に泰平通りコインロッカーがあり、かつここでの最終決戦の頻度が極めて高いので最後にかならず訪れる場所。
ミレニアムタワーは東城会の事実上の心臓部とも言える場所だが、なんだかんだで敵勢力に踏み込まれる事が多く、大体1年おきに大惨事に見舞われる。
また、七福通りと繋ぐ形でダーツバーのバンダム側にミレニアムタワー東通りが走り、西側の通りはミレニアムタワー西通りではなく劇場前通り。
エリーゼに松屋、薬局にバーとストーリー上必要なものは大体揃っている。
なお、元となった歌舞伎町で店舗が変わったのか、ジェラテリア神室が龍が如く5の回想シーン内の2010年ではたこ焼き屋になっている。
そのため、2011年のクロヒョウ2ではまだジェラテリアがあるなど若干の矛盾が生じている。1988年が舞台の龍が如く0でもたこ焼き屋だった。

  • 劇場前通り
ミレニアムタワー西側を通る大通りで広場の隅にある巨大な看板が目印。芸能人の撮影等もここが多い。
劇場地下は商業展開の失敗でスラム化したらしく、ホームレス達の住居スペース状態で、4では冴島のアジトが地下にある。
OTEではミレニアムタワー裏のエレベーターから入れる地下通路から繋がっているので通過する頻度が高く、消火栓や建材を利用したヒートスナイプ可能箇所が多い。
その分敵の配置も鬼畜じみているが、そんな中でもパチンコ屋はシャッターを下ろして普通に営業している。
パチンコやゲームセンターなどプレイスポットが集中しており、度々ここで主人公による大立ち回りが演じられる。

  • 千両通り
昭和通り東から入れる通りで神室町の東端に当たる。
カラオケ館と将棋が出来る将天、マッサージ店のラブインハートなどがあるが、コンプリート目的以外で訪れる頻度は低い。
店が多い割に少し通りを逸れると人通りの無い小道に入り込んでしまい、得体の知れない893ビルらしきものも多い場所。
プレイヤーの主な腹筋崩壊スポット。

  • ピンク通り
昭和通りと昭和通り東の間に通る通り。
コンビニのポッポの右側が入り口で、M字開脚している女性の脚を模したピンク色のゲートが目印。
通り自体が狭くポン引きを含めて人通りが結構多いのでここで絡まれると逃げにくい。

  • 亜細亜街
千両通り北とピンク通り北に挟まれる形で存在している街。
中は某屍人の巣よろしく入り組んでおり、就労ビザのない不法滞在者や風俗孤児たちが住む。
4の主人公の一人である谷村の第2の故郷であり、ナンバリングで進入出来るのは谷村のみ(谷村以外で行くと入り口がモブで封鎖されている)。
OTEではゾンビで破壊された&通り道が塞がっていたせいで龍司が突破することになるが、構造が余計にややこしいことになっており、
龍司の燃費の悪さと補給場所の少なさも相俟って難易度OF THE ENDにおける最大の鬼門とされる龍司編でもトップクラスのトラウマ地帯と化している。
中華料理店の「故郷」は谷村のアジトであり、店主の趙は風俗孤児や不法滞在していた親の強制送還等で孤児になってしまった子供を引き取っている。
ちなみにこの故郷、OTEでは破壊されて盛大に燃えている上に6のPVでは亜細亜街と共に炎上。3当時は別の店だが浜崎に爆破されており災難まみれである。

  • チャンピオン街
千両通り北のすぐ東にある場末な雰囲気の漂う場所。
龍也の姉・冴子が働くパブがあり、みんなのトラウマが働くオカマバー「亜天使」がある。
トラウマなのに値段は安めなので通う客は少なくないのだとか。亜天使のママは元暴走族で、スターダストの現店長とは旧知の仲。
亜天使があったテナントは、『1』の時点ではかつてミレニアムタワーにあった「アレス」の便乗飲み屋であるパレスが入っていた。
しかし便乗商法があだとなって人違いでママが殺されてしまい、これがトラウマになったオーナーが店を畳んだため以降は亜天使が居を構えることに。
ちなみに南側に大きめの空き地があるが、龍也の過去とクロヒョウ1のストーリーに深く関わる場所。
この空地ではとある格闘術の師範が一時期青空道場を構えていた。

  • 七福通り
ミレニアムタワー北側の通り。
焼き肉店「韓来」があり、特選カルビ弁当が有名で秋山や花ちゃんがよく買いに来る。
東側にある駐車場は昼間は「殴ってみろ屋」が営業し、夜はチーマーの溜まり場になっているせいか停めている車はあまりない。
またクロヒョウでのみ利用可能なキャバクラ「Jewel」があり、クロヒョウ1ストーリークリア後に行くとNo1を落とそうとしている秋山を目撃できる。仕事どうした。
OTEでは、ミレニアムタワー裏のエレベーターから地下道を通って隔離エリアに侵入することが多い為、必然的に訪れる頻度も高くなっている。

  • ホテル街
七福通り北側の西に位置する。
名前の通りラブホテルが立ち並び、金村興業の事務所が入っている雑居ビルには龍也の家があり、恐らく4冒頭のやりとりは筒抜け。
その雑居ビルの目の前にバッティングセンターがあり、真島にとって思い出の場所であり何度も血の雨が降った場所でもある。

  • 公園前通り
七福通り東の北側にあり、神室町ヒルズが目玉の通り。
湯乃園でキャバ嬢のあんなコトやこんなコトを妄想したりエアホッケーや卓球の名目で豊満なおっぱいを覗いたりとある意味忙しい。ふぅ…
表向きは廃ビルの違法カジノ「龍宮城」はカジノや賭博をすることが出来、イカサマアイテムを使うことでボロ儲け出来るがセーブポイントがやや遠いのが欠点か。
建設途中で放棄されたビルも多く神室町でも最も死角の多い場所の一つ。そのため、ギャングの闇討ち等はここで発生することが多い。

同じビルで古牧道場が開かれており、修行を行うことが出来る。ちなみに古牧のじいちゃんには孫がおり、孫も古牧流古武術の使い手で相当強い。
5では東端の裏通りで上山が武器屋を開いている。なお、上山はOTEでは荷台を魔改造した大型トラックを運転し主人公達のサポートに奔走していた。

  • ミレニアムタワー
神室町のほぼ中央に座する巨大タワー。
0時代に存在した商店街が再開発に伴い解体された跡地に建設された。
幾らかテナントが入っているようだが、実質的に東城会の持ちビルであり心臓部。
4等で大吾が苦虫を噛み潰しまくっている大会議室はミレニアムタワーにあると思われがちだが、実際にあるのは街の外にある東城会本部。
57階に真島組事務所があり、58階に真島組専用倉庫があるので57・8階は真島組の持ち物なのだろう。
その事務所は元々風間組のものであり、3で柏木が死亡した際に事実上の吸収合併を行った為、自動的に風間組組長代理となった真島のものになった可能性がある。
56階にはバーのようなラウンジがあり、東城会構成員達の憩いの場となっているのかもしれない。
屋上の巨大ヘリポートでは度々大乱闘を始めとした死闘・大捕物が繰り広げられ、そうでなくても
  • 最上階が爆発する
  • ヘリポートがぶち抜かれる
  • ヘリポートでの飛び降りないし拳銃による自殺
  • フロア丸ごと機銃掃射を受ける
  • 大物のスキャンダルが発覚する
  • 札束が2回降り注ぐ
  • 2回に渡ってバイオテロの起点にされる
  • 謎の一団がヘリポートで壮絶な死闘を演じる
最早呪いのスポット状態。
タワー建設前の『0』と時代そのものが異なる『見参』・『維新』の3作を除いたほぼ全作で、グレースーツの男か黒いジャージの少年から何かしらの被害を被っているこの街の真の被害者。
だが、0において凄惨な争奪戦を巻き起こした「カラの一坪」がミレニアムタワーの敷地に含まれている事から、
「あのカラの一坪そのものが呪われているのではないか」とすら言われている。

  • 神室町ヒルズ
公園前通りに2011年新しく建築された大型施設。
スーパーや服飾店など、神室町にありそうでなかった店舗が多数入っており、集客力の高さを伺わせている。
2の時点で建設には着手されていたが、桐生と龍司の死闘の後に一度頓挫。宙吊り状態の土地は一時的に真島組の持ち物となり仮設ながら真島組事務所が一時的に置かれた。
東城会全体にとっては数千億~数兆円規模の案件であり、建設段階から真島組フロント企業の真島建設が関与するなど東城会の転覆寸前の財政に大きく貢献する施設であり、
真島不在の幹部会でヒルズ運営に一枚噛もうとした上野誠和会に狙われる羽目に。
が、完成前に数回死闘が繰り広げられるわ完成直後にゾンビが溢れかえるわで早々に二代目ミレニアムタワーのような不幸ぶりを発揮している。

  • 賽の河原
神室町地下に広がる地下施設。
地下鉄神室駅を建設しようとしたら温泉が湧いて計画が頓挫してしまい、それを数名の富豪や政治家等が買い上げ魔改造した、どこか浮世離れした吉原に似た雰囲気を持つ場所。
曰く選ばれたVIPしか入ることが許されない場所。
龍宮城とは別のカジノを楽しむことが出来、闘技場でひと暴れも出来る。

闘技場は格闘家嗜好のドラゴンヒートとは異なり、大昔の剣闘士のそれに近い。1日に凶器を持った2m超えの大男と3連戦ワンデイトーナメントなんて当たり前。
「あいつ強いから銃火器持ちや猛獣と戦わせてみようぜ。もちろん素手で」などという頭のおかしい発想を金持ちの道楽として行う魔窟である。

最奥部では伝説の情報屋である花屋が事務所を構え、巨大モニターで神室町各所の隠しカメラを用いて神室町全域の情報収集をしており、価格こそ破格だが手に入らない情報はない。
だがその情報収集力が裏目に出てしまい、OTE序盤は膨大かつ曖昧な情報が殺到してしまう形になり、情報処理に手一杯となっていた。
しかし地上の神室町が壊滅状態になるにつれ、地下の避難所として神室町ヒルズを脱出した人々を初めとした逃げ込んだ人々を一時的に匿っていた。
また、4では冴島の上野吉春襲撃事件の引責で追い込みを掛けられ、半死かつ廃人状態でホームレスとなっていた笹井を真島が発見して保護。
花屋に預けていた事から25年振りの再会を果たすことが出来た。

かつては地上部分でホームレスたちがのんびりゆったりと生活していたが、ヒルズ建設のために追い出されてしまった煽りで壊滅。
そのため地下歓楽街の方も数年間は真島組の支配下にあった。
真島組構成員曰く、資金面の問題で流れたが組長は地下歓楽街を大阪風に全面改装するつもりだったそうな。

上述の賽の河原運営の闘技場とは異なる、東城会直系九鬼組運営の賭場であり闘技場。
天下一通り裏の九鬼組事務所の地下にあり、ショーアップされた演出やネットベットシステムの導入、
更に2000年代の格闘技ブームに乗じる事で相当額の上納金を弾き出していた。
が、九鬼組初代組長・九鬼隆太郎の死後二岡組の運営となった時にずさんな経営や八百長によって集客力がガタ落ちし上納金が著しく低下。
二代目組長・九鬼隆昌が当時の九鬼組のシマを全て投げ打って二岡組から奪還に成功。路線を大幅に変更しつつも徐々に上納金を回復しつつある。

  • 商店街
再開発計画が本格始動するまで存在していた区画。
堂島組の土地買収で店舗の大半は立ち退いており、シャッター通り化している。
そんな最中、8割方の土地買収が完了した頃に土地の権利者が行方不明で買収が不可能なたった一坪の更地、通称「カラの一坪」が発見され、
更に一般人がそこで殺害された事で世間の目に「カラの一坪」の存在が晒されてしまい、地上げすら困難になり堂島組が大パニックに陥った。
「カラの一坪」の場所が後のミレニアムタワーの敷地となる再開発用地のど真ん中で、そこが欠けてしまうと売り物にならず再開発計画そのものが頓挫してしまうため、堂島組幹部が血眼で地権者を捜索していた。
『0』冒頭の時点で土地の値段は10億円にまで高騰していたが、既に堂島組は周辺の土地買収に100億円以上をつぎ込んだ後でなりふり構っていられない状況だったものの、
紆余曲折と近江連合をも巻き込んだ泥沼の争奪戦の末に権利者のマキムラマコトから世良の手に「カラの一坪」の権利が渡る事となった。
一連の争奪戦の終息後、計画に合わせて解体され、跡地の大半はミレニアムタワーの敷地となった。




追記・修正は六蘭荘で九蓮宝燈出してからお願いします

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最終更新:2024年04月06日 05:01

*1 ただし組織の長は現在でこそ堅気だが元武闘派極道であり、根も昔のままなためケース・バイ・ケースでキャラとやり方が極道時代に戻る

*2 『7』における春日一番と青木遼の年齢が同じ42歳と仮定した場合の生まれた年

*3 自衛隊員からは「バリケード」と呼ばれ、元々都市部での戦闘で敵の侵攻を阻害する為に開発されたもの。支柱下部にドリルがあり、架橋戦車で運搬され下ろすと同時にアスファルトに穿孔することで即時展開させることが可能。戦車の主砲にも耐えられるが、まだ試作段階の物を急遽投入しているため耐久性に難を抱えており、それ以上の衝撃や力が加わると容易に破壊されてしまう

*4 後述の野崎の恋人・市川静香の肝臓移植手術直前に、同じく肝臓移植の必要があった息子可愛さに静香の担当医を脅して肝臓を横取りしたことにより、手術は中止。早々代わりのドナーが見つかる筈もなくそのまま帰らぬ人となってしまった。

*5 ちなみに神室町以外にも都内3箇所で同レベルのカオスが同時進行していた