モモタロス

登録日:2009/11/10(火) 12:40:43
更新日:2024/03/20 Wed 20:36:52
所要時間:約 5 分で読めるぜぇ!


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きれいな無惨 みんな大好き イマジン ガンバライド参戦 クライマックスフォーム ケンカしません スーアクの本気 ソードフォーム タロウズ チームエグゼイド ツンデレ バカモモ ホームレス モモタロス モモライダー モモンガ ライダー怪人 主人公 人の心を持った怪物 仮面ライダー 仮面ライダージオウに登場したレジェンド項目 仮面ライダーディケイド 仮面ライダー主人公 仮面ライダー電王 仮面戦隊ゴライダー 俺、参上! 優遇 兄貴 単細胞 善玉怪人 圧倒的存在感 声優の本気 好戦的 平成ライダー 愛されキャラ 愛すべきバカ 最初からクライマックス 最初から最後までクライマックス 桃太郎 演者の怪演 濃すぎるキャラクター性 犬嫌い 赤い人外 関俊彦 関俊彦の本気 電王の顔 高岩劇場 高岩成二 高岩成二の本気



俺は最初からクライマックスだぜ!



仮面ライダー電王』に登場するイマジン。

CV:関俊彦
スーツアクター:高岩成二


▽目次

■概要

2007年1月28日、野上良太郎に最初に憑いたイマジンで、良太郎が持っていた『桃太郎』の赤鬼のイメージを借りて実体化した。

イマジン本来の使命「歴史を変えてイマジンの未来を創る」を無視し、『かっこよく戦いたい』と良太郎達に協力する。
最初は良太郎が特異点(イマジンの好き勝手に出来ない)と知ってショックを受けていたが、電王としてイマジンと戦えるので「こっちの方が面白そう」と気にしなくなった。敵イマジンのにおいに敏感。

キメ台詞は「俺、参上!」「最初から(最後まで)クライマックスだぜ!」

イマジン体の武器はモモタロスォード。
二股になっている部分もあるイカした剣。名前が言いにくいのは仕方ない。どこかの雑魚敵が似たような剣を持っている。


最初は良太郎の意識がない間に身体を乗っ取りツッパっていた若い頃の霧彦さんをビビらせたり、お金が無かった頃のシドとなんか勝手に師弟関係を作るなどやりたい放題だったが、人に迷惑をかけたため良太郎を怒らせて身体に入れなくなってしまう。
そのままイマジンと戦闘し、ピンチでも決してモモタロスを呼ばない良太郎の根性により、彼を認め、無闇に暴れなくなった。
「モモタロス」という名前は良太郎によるもの。最初はセンスがないと文句を垂れていたが、次第に気にしなくなった。というかむしろ気に入りだした。

仮面ライダーディケイド』では、名前が大事だという旨を語っている。
もやしユウスケに入って、そのまま電王に変身したりした。が、敵と勘違いされて、クウガにキックを受けたりもした。

「(ボキィ)んがあ!?」
「いよっしゃ!」
「あっ、馬鹿!そいつは敵じゃない!」
「えっ!?嘘ぉ!?」


仮面ライダーウィザード』では電王ウィザードリングで電王 ソードフォームとして召喚され、関俊彦ボイスで喋った。士本人も登場したディケイドを除けば唯一の中身本人。
全員が最強フォームと化すシーンでは、実質モモ単体でライナーフォームにも変身し、俺参上ポーズを取るライナーフォームという貴重な映像となった。
本来イマジンが憑けなくなった良太郎単独フォームのはずなのだが、まあそこはノリで何とかなる電王だし。


スーパーヒーロー大戦Zのみ声優が別の人に変わっている。


■性格・人物像

短気で好戦的、単純だが、根は優しく、涙もろいという70年代のチンピラ、ヤンキーのテンプレ的な性格。

イマジン嫌いのハナとはしょっちゅう言い争いになり、「ハナクソ女」と呼ぶたびにハナのパンチで沈黙する(ウラタロスと喧嘩している時にも喰らう)。
後にウラタロス、キンタロスリュウタロスが現れてからも強気な態度は崩さないが、逆に振り回されることもしばしば。
ウラタロス達とは最初こそ不仲で「出ていけ」と喧嘩していたが、次第に仲間意識が強くなっていき、今では普段喧嘩ばかりなのにウラタロス達が消滅した時には悲しみ、復活した時は隠れて嬉し泣きしたりするツンデレ化している。作中屈指の萌えキャラかもしれない。
出演者のブログではセクシーポーズを披露していたりもする。お前は何処へ向かうんだ?

良太郎とは兄弟のように強い絆で結ばれており、良太郎に姉・愛理のことを隠し事されてた時には子供のように拗ねた。それでもライナーフォームとして戦う良太郎を叱咤激励したりと、兄貴らしさをみせる。

ナオミの作ったコーヒーとプリンが大好物。
唐辛子入りを飲むと眠ったり*1ワサビ入りを飲むと天を指さすポーズをとりながら紳士的になったりする。
プリン好きに関しては『イマジンあにめ』を中心に強調されており、実写作品ではあまりピックアップされることのない設定。*2一応『さらば電王』の冒頭で良太郎へのお土産にプリンを買おうとしたり、『ディケイド』において光写真館でプリンを頂いたり『暴太郎戦隊ドンブラザーズmeets仮面ライダー電王 目指せ!ドン王』で戦闘中にもかかわらずおやつの時間にしたり、そのままドンモモタロウからプリンの裏技を伝授してもらったくらい。
人形のチワワにもびびって行動不能になるほど犬が苦手。

数を数える時、4が抜ける
「1、2、3、5、6、7、8、9、10!!」
尚、超バトルDVDとまっかっか城の王では4が言える。
あと何故か400は言える。404も言える*3。謎。何がどう違うのかは不明だが、番組後半には4を飛ばす癖は治ったのだろうか。

着ぐるみにはいる時は狼の着ぐるみを着用。
キンタロスもそうだがなんだか夢の国にいそうな顔をしている。

身体能力はイマジンだけあって高く外に出られればヒョイヒョイ動き回って暴れるがダンスは下手くそ。*4
オープニングでは彼のぎこちないダンスが見られる。
それがいいんけど。

脚本の靖子にゃん曰く俳優の寺島進をイメージしたというが、若干某火将軍ブレーメン気味な点も否めない。


恐ろしげな外見に反した愛嬌のある性格で大人気となり、電王のヒットの一因となった。

電王本編終了後もその人気は衰えず、平成ライダーシリーズの案内人のような立場でちょくちょく露出を続けている。
何しろスーツなので、加齢による顔の変化はないし、声も声優なのでこれまた変化が少ない。
長年にわたって出演し続けるにはうってつけのキャラだと言えよう。

平成ライダーシリーズ劇場版のブルーレイのCMに「宣伝隊長」として抜擢。
「ディスク」を「ディスコ」と間違えて、矢沢永吉のCMのパロディを披露したり、
そもそも「ブルーレイ」が何なのか知らなかったりと、おバカっぷりは健在であった。


良太郎


「りょうちゃんです!」

モモタロスが憑依した良太郎。瞳が赤くなり、髪が逆立ち、赤色のメッシュが入る。また、若干マッチョになる。よりパワータイプと思われるK良太郎の時にはそんなことにならないのに。
オープニングでは黒いレザーに赤いインナーのパンクな格好。ただし憑依が解けると似合わない。
勢い良く動いたりするとメッシュがぴょこぴょこ跳ねる。
ちなみに、第3・4話では変身前と憑依直後を除いて声も全て佐藤健氏が演じている。後のエピソードに慣れている人からすればかなりの違和感。*5



■仮面ライダー電王 ソードフォーム


「行くぜ行くぜ行くぜー!」

モモタロスが憑依した赤を基調としたフォーム。全フォームの中で最も出番が多く、実質的に電王の基本フォームとなっている。
しかし、出番が多いのが災いし、デネブに目立ちすぎだと注意された事も。
闘い方はチンピラの様に落ち着きなく、力と勢いでごり押しするタイプ。
武器はデンガッシャーソードモード。


必殺技は「エクストリームスラッシュ」。
但し劇中では「俺の必殺技」と呼称される。
フルチャージし、デンガッシャーの剣先を飛ばしての遠隔斬撃。Part1のように刀身を飛ばさず斬りつける事もある。

パターンは
  • Part1(すれ違いざまに斬る)
  • 2(左右に斬った後縦斬り)
  • 2'(横一文字の短縮版)
  • 3(Vの字×2~縦斬りフィニッシュ)
  • 5(2と何が違うのか不明)
  • 特別編(フルチャージを二度行い、地面に潜らせて斬るカウンター)
  • Part3と見せかけてストレートど真ん中(水中に逃げたホエールイマジンを引きずり出してから一文字斬り)
  • クライマックスバージョン(ボイスターズスラッシュ・クライマックスフォーム時)
  • ファイナルバージョン(イマジン達の力を込めた最終回バージョン)
  • モモタロスバージョン(モモタロスォードで放つ)
  • こんちくしょう!(ディケイドでモールイマジンに放った)
  • ディケイドバージョン(ディケイドライナー)
  • 俺の相手は100年早ぇんだよ!
  • 令和バージョン
などがあり多種多様である(ただし、part2〜3、5は振り方の違いだけで威力は同じ)。

ちなみに、モモタロスが4を数えられないのでpart4は欠番。言い訳として「一個飛ばすくらいすごい」と語っている。

そして放映終了から1年以上後に披露されたデンライダーキック「俺の超必殺技」が存在する。


専用デンライナーはデンライナーゴウカ。

物語の最初から出ている赤いデンライナーで、2〜4号車の屋根が変形してそれぞれ犬、猿、雉をモチーフにした攻撃を加える。
また、イスルギ、レッコウ、イカズチと連結し、更なるパワーアップを果たす。


■その他

実はスーツは仮面ライダーギャレンのアンダースーツを流用している。
勿論、モモタロスのデザインが流用ありきのものというわけではなく、レインボー造形の倉庫に(東映に納品されなかったことで)ストックされていたギャレンのアンダースーツをモモタロスのスーツ造形の際に勝手に使い回したというのが真相。デザイン画を見るとわかるが、腕部分には元々蛇腹が存在しない筈だったのだ。
だがモモタロスが爆発的な人気を誇ったことで予備のスーツを作ることとなり、デザイン画にない腕の蛇腹をわざわざ再現しなければならなくなったということで、流用を後悔していると関係者は語っている。

38話冒頭でのレオソルジャーとの戦闘で攻撃を受け止めた直後、何故かいきなり手(のひら)を痛がるシーンがあるがこれは高岩氏が火薬のカプセルを誤って掴んでしまい自爆した為。
ガチで痛かった上に結構な負傷だったようで「もう怖くて手を見れなかった。」と後にネット版フォーゼにて語っている。
ウラタロス役こと永徳氏もこの出来事は強烈だったらしく話し出した瞬間真っ先に何かを思い出したような反応を見せていた。*6

関氏が声を演じるにあたり、それまで「怖いおじちゃん」だと思っていた甥が憧れの眼差しで見るようになったとの逸話も。

『イマジンあにめ』では一度だけ高岩成二氏が声をあてたこともある。

ガンバライドには9弾にて初のイマジン及び非仮面ライダーとして参戦。
高レアリティは9-015LR。コウゲキは600であるものの体力ベスパグループ。

スキル発動はゼンエイ指定仲間同調タイプだが、11弾になるまで同属性のスキルが発動できるベスパが居なかった。
また近年、P-193 キカイダーというモモタロスのスキルをフルで発揮してくれるベストパートナーが現れた。



「俺、参上!
へへ…よぅし、良太郎!この項目の追記はアニヲタの住民たちに任せて俺たちはイマジン退治だ!!
どこでだって俺ぁ最初から最後までクライマックスだ!行くぜ行くぜ行くぜー!!」

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最終更新:2024年03月20日 20:36

*1 ちなみにこの時瞼が閉じている様に見えるがこれはそういうギミックがあるのではなくスタッフが目の部分に赤いテープを貼っている。イマジンのデザイナーさんこと韮沢靖氏はテレビでこれを観て驚いたんだとか。

*2 着ぐるみキャラなので食べ物を食べることが物理的に不可能であり、上にクリームのたっぷり乗ったナオミのコーヒーと違い、プリンは描写が難しかったものと思われる。

*3 39話でウラタロスと筋トレしているシーンをよく聞くと腕立て伏せをしながら399…400…と数えている。

*4 スーツアクターの高岩さんは高い所、悪役の演技と並んでダンスが苦手。ガンフォームも担当しているが。

*5 4キャラ分演じ分けるのが辛いからなのか、5話以降は完全吹き替えになった。

*6 なお、その当該シーン、ウラタロスが慌ててモモタロスに駆け寄っている。