唯我独尊ガイアール・オレドラゴン

登録日: 2012/04/10 Tue 07:53:17
更新日:2023/10/16 Mon 20:37:31
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唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》とは、TCGデュエル・マスターズ」のカード。
DMR-04「エピソード1 ライジング・ホープ」に収録されたサイキック・スーパー・クリーチャーである。

同弾に収録されたサイキック・スーパー・クリーチャーは他には《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》がある。
あちらは山札を根こそぎ落として勝つことに特化したが、こちらはシールドを全て割って勝つことに特化している。


■解説

ㅤ≡V≡ㅤ////自然文明 (30)
サイキック・スーパー・クリーチャー:レインボー・コマンド・ドラゴン/ハンターㅤ26000+
スピードアタッカー
ハンティング(バトル中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分のハンター1体につき+1000される)
このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップし、相手のシールドをふたつ選ぶ。相手はそのシールドを自身の手札に加える。
ワールド・ブレイカー
リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)
※覚醒リンク前⇒
勝利のガイアール・カイザー》(上)
勝利のプリンプリン》(中)
勝利のリュウセイ・カイザー》(下)
まず目につくのは、全クリーチャーの中でも「正に最終兵器的なヤツら」が持つワールド・ブレイカー持ちの部分だが、覚醒リンクを持つクリーチャーに限れば《激竜王ガイアール・オウドラゴン》や、《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》が持っているためそれほど貴重な能力とは言えない。

だが、どちらもシールド・フォースによって不死身のブロッカーと化した《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》1体のブロックでワールド・ブレイカーを止められてしまう欠点があった。

一方、オレドラゴンはバトルに勝つとアンタップする《無限掌》を内蔵しており、さらに相手のシールドを2枚まで手札に加えさせる効果がある。

そのため、《ハッスル・キャッスル》等の城の身代わり効果を無効にしつつギャラクシーのシールドフォースを解除できたり、解除持ちの超次元獣やリンクしたゴッドを解体しながら相手を追い詰めることが出来る。

上記の効果とアホのように高いパワーのせいでブロックはほぼ意味を成さない。
よって、相手には否応なしにワールド・ブレイカーを叩き込まれる選択肢しか残らないのだ。

ただし、ブレイクや効果により一度に複数のシールドが相手の手札に加わってしまうので、この時のシールド・トリガー同時発動がオレドラゴン最大の弱点となる。
DNA・スパーク》で後続を止められ、返しのターンに《アクア・サーファー》の直接攻撃が自分に通ってしまう、なんていう負け方も相手の構築によっては有り得る。

どちらにせよ、オレドラゴンが攻撃すると相手のシールドは確実に割れる。
これをメリットと見るか、デメリットと見るかはプレイヤー次第である。



間違いなく強力なオレドラゴンであるが、サイキック・スーパー・クリーチャーなので当たり前だが覚醒リンクしないと場に出ない。

しかし、オレドラゴンは通常の覚醒リンクとは異なるV覚醒リンクという能力を持つ。
通常の覚醒リンクは、

「自分のターンの始めまでに複数のリンク元を場に維持しなければならない

と成功しないため、相手のターン中に妨害を受け、召喚する事自体が難しい。
しかし、V覚醒リンクの場合、

「リンク元が場に揃ったら自分のターン中でも覚醒リンクを行う」

ため、3体が場に揃ったら即座にリンクさせることができる。

また除去されてリンク解除した時、そうして超次元ゾーンに戻されたサイキック・セルと同じサイキック・セルが他にバトルゾーンにあれば即座にリンクしなおすことができ、除去耐性も高い。

更に、ガイアールがアンタップキル効果を維持したまま覚醒リンクした場合、効果がオレドラゴンに引き継がれる。
オレドラゴンの無限掌能力と合わせて相手の場を丸裸にできるので、これを狙うならガイアールを出す順番は注意するべし。

また除去されて即座にV覚醒リンクしなおした場合、新たにリンクするサイキック・セルがタップ状態であれば、リンク後のサイキック・スーパー・クリーチャーもタップされたままになる。


ちなみに、覚醒したクリーチャーは召喚酔いしないという裁定なのだが、オレドラゴンはなぜかスピードアタッカーを持っている。
V覚醒リンクだけ他の覚醒と違い召喚酔いするルールなのか、はたまた他の覚醒と同じく召喚酔いしないルールなのかは、事務局のV覚醒リンクについての裁定がはっきりしていないため不明。
(現状では特にゲーム進行に問題ない。)


■サイキック・セル

勝利のガイアール・カイザーㅤ≡V≡ㅤ//自然文明 (7)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンターㅤ5000
スピードアタッカー
このクリーチャーは、バトルゾーンに出したターン、アンタップされているクリーチャーを攻撃できる。
パワーが控えめになりハンターが出せなくなった代わりに、汎用性を得た《ガイアール・カイザー》。通称生姜。

出したターンしかアンタップキル効果を使えないが、大体召喚酔いしている相手のクリーチャーを攻撃する目的でコイツを出すのであまり気にならない。

また、本家と比べて7マナである事と自身が多色であるおかげで様々な超次元呪文で出せる点では勝っている。
(本家を出せる呪文が5種類もないのに対して、勝利は10種類以上もある)
中でも《超次元ミカド・ホール》は弱いクリーチャー二体除去かパワー7000以下のクリーチャーを一体除去を選択しながらパワー5000のコマンド・ドラゴンを残せるため非常に相性が良く、黒入りデッキでは「ミカドガイアール」という名称のギミックとして広く投入された。

このたび、《革命編》において侵略が登場したことにより、火・闇・自然の三色のコマンドであること、5コストの超次元呪文で出せることから数多くの侵略に対応する上に使い易い為、大幅に強化された。
しかし、かつてアンノウンという侵略者と戦った彼が侵略者の進化元になるのは中々複雑である。

勝利のプリンプリンㅤCㅤ//自然文明 (5)
サイキック・クリーチャー:ハンター/エイリアンㅤ4000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
V覚醒リンク-バトルゾーンに自分の《勝利のガイアール・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》がある時、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。
両親をアンノウンに(間接的に)殺され、仇を討つ覚悟を持ったことにより覚醒の力を得た《永遠のプリンプリン》。

クリーチャーを1ターン行動不能にするという強力な能力を有しており、非常に汎用性が高い。あの不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシーをはじめとした強力なブロッカーを1ターンだが無視することができる。

また、3文明かつコスト5であるため、ほとんどの超次元呪文・次元流クリーチャーで呼び出すことが可能。
余談だが、このカードを超次元ホワイトグリーンホールで出すと、相手のクリーチャーを止めつつ、任意でマナからカードを1枚回収し、これまた任意で手札を1枚シールドに仕込み、
しかもパワー4000の多色クリーチャーが残るという動きがたった4マナで出来たりする。そんな動きを最速3tでされたらビートダウンは機能停止してしまう。
このことからホワイトグリーンホールは超次元チートホールと呼ばれたり呼ばれなかったり……。というか、ホワイトグリーンホールが殿堂入りしたのは大体コイツのせい。

勝利のリュウセイ・カイザーㅤ≡V≡ㅤ//文明 (6)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンターㅤ6000
相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。
W・ブレイカー
相手への妨害効果の対象が超次元獣ではなく、マナになった《流星のフォーエバー・カイザー》。

同じ効果を持つ《停滞の影タイム・トリッパー》と比べると、場持ちの良さや超次元のおかげで一枚で済む点では有利だが、ギフトミランダでもしないと速攻に間に合わない事や、以前の自分自身である流星の効果によって攻撃に制限がかかる点では劣っている。

総じて他二体のような派手な強さは無いものの、堅実で場面を選ばないのでこのカードと同色の超次元呪文を使うデッキ……どころか《次元流の豪力》の存在から白単以外の全てのデッキで投入を検討できる。むしろ、かつての緑入りデッキにほぼ確実に投入されていた「ギフトミランダ」「ギフトカモン」のギミックは早期にコイツを呼び出してテンポアドバンテージを広げることを主眼に置いた戦術である。

そしてさりげなく、覚醒元で唯一のW・ブレイカー持ち。


覚醒元もかなり優秀であるため、リンク狙いでなくてもビートやコントロール問わずにそれぞれのパーツがあらゆるデッキに入る可能性がある。

ただ、ガイアールとリュウセイは封入率が低いビクトリーレア、プリンプリンはコモンでありながらMODE→CHANGEという特別なホイル仕様のために普通のコモンより当たりにくいと、3枚揃えるのは非常に苦労する。

後にスーパーデッキVに三枚揃って収録されたがあまりにも豪華な内容だったため即刻完売。現在はかつてと変わらない……むしろ侵略者の登場でかつて以上の高騰を見せている。

覚醒前もオレドラゴンも強力なカードではあるが、主人公が使う切り札は大体高レアリティという風習故に集めることは苦労するだろう。
その分、場に出て活躍することは間違いないので集められたならぜひ使ってもらいたい。


■背景ストーリー

両親をアンノウンに殺された王女《勝利のプリンプリン》が、敵を討つために婿の《勝利のリュウセイ・カイザー》と《勝利のガイアール・カイザー》と共に覚醒リンクした姿。

同じく復讐に燃えるエイリアンが生み出した《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》と共にアンノウンへ攻勢をかけ、直接の復讐対象《偽りの名 13》を撃破する。

しかし、新たなるアンノウン《偽りの名 シャーロック》により、《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》と共に覚醒リンク自体を解除され、撃退されてしまう。

ガイアール・カイザーは一撃でシャーロックに倒され、その魔の手が王女に伸びようとしていた。
《勝利のリュウセイ・カイザー》は王女兼嫁の《勝利のプリンプリン》を庇う中で、別世界すべてのリュウセイの可能性がパンドラ・スペースに集うという奇跡が起き…



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最終更新:2023年10月16日 20:37

*1 画像出典:pixiv イラストレーターイシバシヨウスケ氏 @_otumami_ 2012年4月12日掲載より https://www.pixiv.net/artworks/26515433