偽りの名 オレワレオ

登録日:2012/04/27 Fri 20:24:29
更新日:2024/04/18 Thu 07:08:21
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扉が開いたその先にいたのは、未知の侵略者「アンノウン」だった。




《偽りの名 オレワレオ》とは、DMD-06「ライジング・ダッシュ・デッキ反撃ブロック!!」で登場したエンジェル・コマンド/アンノウンである。


概要

偽りの名(コードネーム) オレワレオ 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン 9500
ブロッカー
自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、相手を攻撃できない能力を無効にする。ただし、そのクリーチャーの召喚酔いは無効にならない。
W・ブレイカー

初の多種族アンノウンであるためか、カード名の法則がこれまでと異なる。
自分のブロッカーの、召喚酔い(出したターンには攻撃できないルール効果)以外の全ての攻撃制限を解除するという効果を持つ。
つまり、普段はプレイヤーに攻撃できない小型ブロッカーが一斉に攻撃に転じられる。
また、能力に対して非常にサイズが大きい。覚えている方は少ないであろうが、かの《光輪の精霊シャウナ》の完全上位互換である。

予言者マリエル》《ワーニングスパイク》《勝利のプリンプリン》などでアタックできなくなったクリーチャーもアタックできるようになるため、非常に強力。

序盤でブロッカーを大量展開し、このクリーチャーを召喚すれば一気に勝負を決めることもできる。

また、ブロッカーを持っているため「ヘブンズ・ゲート」「超次元マザー・ホール」で呼び出すことができる。
「攻撃できない」能力を無効化されたクリーチャーがアタック中に「S・トリガー」を踏み、
このクリーチャーを破壊された場合、再び「攻撃できない」能力が有効になってしまい、アタックは止まってしまうため注意が必要。
単純な「攻撃できない」能力の無効化なら、出したターン限定だが召喚酔いも含めて無効化する、
覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》というライバルがいる以上、
ヘブンズ・ゲート》をシールド・トリガーで発動させて差別化させるのが正しい使い方なのだろう。

しかし、急襲を狙うのであればダイヤモンド・エイヴン、永続ならチャクラのほうが使いやすい、と言う事から次第に姿を消していくことになるのだった…


デュエル・マスターズ プレイス

偽りの名 オレワレオ UC 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン 9500
ブロッカー
自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーは「相手プレイヤーを攻撃することができない効果をすべて無効化する」を得る。(ただし、この効果によってクリーチャーを攻撃することは可能にならず、召喚酔いも無効にならない)
W・ブレイカー

DMPP-18「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」にて収録。レアリティはアンコモンと低レアに設定された。
レアリティこそ低いがスペック自体はTCG版からさり気無く上方修正を受けており、テキストの変化によって相手のカードによる攻撃を出来なくする能力を無効化できるようになっている。


背景ストーリーでの活躍

さて、このクリーチャー、これだけ見ると地味な存在であるが、背景ストーリーでは非常に重要な役を演じている。
アンノウンのクリーチャー世界の支配から始まるエピソード2。
その状況に起ち上がったのは《無限鉄拳オニナグリ》を中心とするレジスタンス、「ゴールデンエイジ」だった。
彼等はヒューマノイドを中心とし、ドリームメイト、イニシエート、リキッド・ピープル、ビーストフォーク、デスパペットで構成され、アンノウンの支配に抵抗していた。
ゴールデンエイジには、レッド・コマンド・ドラゴンによる「鬼無双」、アカデミアによって創設された知識を探求する機関「アカデミー」、ビーストフォークによる「花吹雪一家」らが参入し、最後にデスパペットの「鬼人形」が加わったことでアンノウンに対する本格的な反抗をスタート。手始めにヘドリアンをアンノウンから解放するのだった。
「鬼無双」には、鬼丸と幼いころから相棒として切磋琢磨していた《鬼無双 カイザー「勝」》がいた。彼こそが、かつての《ガイアール・ベイビー》の成長した姿であった。

一方で、アーマード・ドラゴン、エンジェル・コマンド、ドラゴン・ゾンビ、ジャイアント、グレートメカオー、リヴァイアサンがアンノウン側に寝返っていた。

そんな中、戦場から《ハッチャキ》が帰還する。暖かく迎えるゴールデン・エイジだったが、《ハッチャキ》は突然彼らを攻撃した。アンノウンにトライストーンを埋めこまれて洗脳され、「アンノイズ」と呼ばれる殺戮マシーンと化していたのだ。

彼の背後からハッチャキを洗脳したと語る《偽りの名 オレワレオ》が現れ、《無限鉄拳オニナグリ》との戦闘を開始。奮戦する両者だったが、最終的には横から割り込んだ《問答無用だ!鬼丸ボーイ》がとどめを刺す形で《偽りの名 オレワレオ》は倒れ、《ハッチャキ》は開放された。鬼丸ェ…

この直後に現れた「俺」の頂ライオネルの存在と彼が率いるエンジェル・コマンド軍からこのクリーチャーの上司はライオネルだと想像される。
恐らく彼によって作られたアンノウンなのであろう。

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一度は仕留め損なった光エンジェル軍に

闇エンジェル軍はふたたび戦いを仕掛けた。


概要

偽りの星夜(コードナイト) スター・イン・ザ・ラブ P 闇文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン 13000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のクリーチャーをすべて破壊してもよい。そうした場合、自分のシールドをすべて墓地に置く。
T・ブレイカー

まさかの堕天。

DMD-08で登場したエピソード2の目玉種族、闇のエンジェル・コマンド/アンノウン。
自分の全てのシールドと引き換えに、このクリーチャー以外の全てのクリーチャーを破壊するという、ド派手なリセット能力を持つ。

闇エンジェル・コマンドなのでシールド・トリガーのウェディング・ゲートで相手のクリーチャーを相手のターン中に全て破壊できるというよく意味がわからない事が出来る。

まるで生きたアポカリプス・デイである。

相手「シールドをブレイクしたらクリーチャーが全滅したお…(´・ω・`)」

しかも場にはパワー13000のT・ブレイカーが立っている、という悲惨な状況に。

しかし、難点として自分のクリーチャー、そしてシールドを焼き払ってしまうところがある。
自分のターンにこいつを出してクリーチャーを一掃→相手のターンのスピードアタッカーなんてきたら目も当てられない。

その為、コイツのスーサイド能力を逆手にとったアフターケアなどを兼ねたデッキが【スター・イン・ザ・ラブ】である。

シールド・ゴー持ちやpig、次元院サイクル等を巻き込めば返しのスピードアタックも怖くない。
また、同じ闇天使でシールド1枚と引き換えに破壊耐性を持つGENJI絶対に殺すマン《偽りの星夜 エンゲージ・リングXX》や、自分のターン中に闇のコマンドがシールドから墓地に送られていた場合ターン終了時に墓地からバトルゾーンに出しても良いブロッカーかつ闇天使の《結納の堕天ノシーレ》を入れてみると安定度が増す。
条件を満たせば手札から相手の攻撃を阻止できる《百鬼の邪王門》や《デス・ザ・チョイス》も相性が良い。

総じて使い方が難しい、上級者向けのクリーチャーと言えるだろう。


背景ストーリーでの活躍

フレーバーテキストを読んで貰うと分かるだろうが、なんと、光エンジェル・コマンド率いる「俺」の頂ライオネルの手を離れて闇エンジェル・コマンドに加担している。

主に敵対して闇堕ちするとはとんだ天使である。

本来、アンノウンとして創られた身である彼からしてみれば、ライオネルこそ裏切り者なのだがそれにしても情けなさが目立つ。

おまけにこの時名だたるエンジェル・コマンドを堕天させた「祝」の頂ウェディングは既に敗北し、姿を消している。

お前、解放されなかったのかよ…


アニメでの活躍

オレワレオのほうは「デュエルマスターズビクトリーV」とおよび漫画「デュエル・マスターズビクトリー」で切札勝太のライバル「百獣レオ」が使用。

勝太との初戦では、シールド・トリガーの《ヘブンズ・ゲート》から踏み倒され、他のブロッカーで一気に勝太にトドメをさした。

一方スター・イン・ザ・ラブのほうはレオのライバルである「久保聖也」の切札として使用された。相手の闇堕ちした姿を切札として使用する、と考えると結構えげつない。
だがレオが召喚した《「俺」の頂 ライオネル》のcipでカードが増えたことによって除去しきれず、アニメでは敗北、漫画ではその常在効果の前に我を忘れてしまう。


一度追記をしそこねた光エンジェル軍に
闇エンジェル軍は再び加筆と修正を仕掛けた。

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最終更新:2024年04月18日 07:08