零シリーズ

登録日:2009/05/26(火) 20:19:52
更新日:2024/04/08 Mon 09:13:15
所要時間:約 4 分で読めます





テクモ(現 コーエーテクモゲームス)が発売したホラーゲーム。

霊が巣くう廃屋や廃村に迷い込んだ主人公が、霊を封じ祓うカメラ「射影機」を使い、幽霊を撮影して倒しながら進めて行くアクションホラー。

他作品と大きな違いは敵が霊であること。
壁をすり抜ける霊を倒すためにはある程度近づいて、敵を凝視しなければならないため、気の弱い人には怖くてたまらない。


これに出てくる女性は容姿端麗な少女、熟女(老婆は除く〉、幼女、果ては悪霊にいたるまでDEAD OR ALIVEなどで培われた3D美少女霊に取り憑かれた澪ちゃんハァハァ(;´д`)
満16歳以上の女性(霊含)はもれなく鎖骨が露出しているので、霊が怖くない人には萌えゲー扱いされている。



【主な専門用語】


  • 射影機
霊界を探求する麻生博士が開発したカメラ。
「ありえないもの」を見て写すことができ、これで霊にダメージを与えられる。
レンズやフィラメントなどを付け替えることでカスタマイズも可能。
第一作目に登場する雛咲家に伝わっていた射影機は、特定の霊を完全に封印することもできた。
というのも雛咲家の射影機は、麻生博士が霊の封印も出来ないかと模索した結果、
第一作目の舞台「氷室邸」に伝わる「御神鏡」という強力な霊媒体が必要だという結論に到達し、
御神鏡の欠片を手に入れて射影機に入れる事で封印を可能にした唯一の「完全版」。
もっとも、その射影機が完成した直後に麻生博士は氷室邸で行方不明になり、氷室邸に残されていた射影機は経緯を経て雛咲家に伝わっていた。
怨霊に対する数少ない対抗手段だが、使用する=霊界と関わりを持つという事になり、精神を病んだり霊に取り込まれたりする危険がある。
射影機の威力は所有者の霊力に匹敵し、霊力が強ければ強いほど威力は増す。
また、霊力が高いほど受けるダメージも比例する。
ちなみに完全版以外のものは完全な封印ができない「試作機」扱いである

  • 黄泉の門
各地に存在する霊界とつながる扉や穴。
開かれるとヤバいことになるため、生贄を捧げて封じる儀式が伝わっている。

  • 儀式
生贄として選ばれた巫女(野郎の場合もあり)を捧げ、黄泉の門を封じる儀式。
巫女に迷いがあったり、逃げたりで失敗し、出てきた悪霊や悪霊に取り憑かれた人によって大虐殺が行われて廃墟化したのが舞台となる。

  • 怨霊
人に襲いかかってくる霊。
射影機で写すことで撃退できる。
飛び回ったり、ワープしたり、壁の中から迫ったりして不意打ちを狙うものが多い。
またラスボスクラスの霊が出てくることがあり、この時は画面がモノクロになる。
撃退できず、攻撃を受けると即死するため逃げるしかない。

  • 浮遊霊/地縛霊
特定の地点を通ると現れる霊や残留思念。
無害だが撮るとポイントや霊リストコンプに関わるので撮った方がいい。なかにはものすごい近くに出現する奴もいる。
走ったり、遠くに現れるもの、一瞬で消える奴はラスボス以上の強敵。また零紅蝶の例だが「横切る子供」「走り去る子供」「さまよう人影」「呼びかける男」「誘われる繭」「二階を歩く繭」「秘祭を調べる男」特に横切る子供と繭は作品どころか他の零の浮遊霊と比べても屈指の難しさを誇る
「繭の場合は止まってる浮遊霊もいるので難しいのはあの2体だけ」
撮ろうとするとまずリセットを繰り返すことになる。


  • 地縛霊
特定の地点で留まる霊。
無害だが撮ると(ry
動いたり消えたりすることはないため撮りやすいが、中にはフィラメントが反応しないノーヒントの霊もいる。撮ってもポイントは無い。



【基本的な戦闘方法】


フィルム(所謂弾丸みたいなもの)を選ぶ。
通常フィルム(〇七式)フィルム数が無限の弱いフィルムを使って探索するが、
戦闘時はより強力なフィルムを使うことで霊力の溜まりやすさやダメージの大きさで有利になる

カメラを構える

霊の位置でフィラメントの光り方が変わるので最も強く光る方へ向けて構える。
(移動も可)

霊をファインダーにおさめ、霊力を溜める(溜めるほど大ダメージ)。

この時点で攻撃できるが、敵が攻撃してくる瞬間に霊力メーターが赤く光り、その瞬間にシャッターを切ると大ダメージ&ノックバックを与えるゼロショットになる。
紅い蝶以降は更に攻撃のチャンスとなるFATAL FRAMEというものがあり、さらなる追撃が可能(大抵は壁に逃げられるが)。


これが大体の基本。
特定のアイテムやチャージしたパワーなどを消費し、スピード低下や麻痺、大ダメージなどの特殊効果のあるショットを撮ることもできる。

尚、カメラを構えっぱなしだとランダムで霊が出てくる。





余談

■現在までに発売されたシリーズ
※月蝕以降は任天堂との共同開発

  • トゥルーエンドには、2周しなければいけない場合もある。


  • 外国人には余りに後味が悪いらしい「紅い蝶」は、Xbox版で新しくエンドが追加。しかしリメイクの「眞紅の蝶」では「最悪のバッドエンド」が更に追加されてしまった。それも2つ。

  • 月蝕以外の4作品はストーリー上の繋がりも大きく、登場したキャラの名前やそのキャラ自身が後発作品で出てくることがある。あくまで匂わせ程度でどう繋がりがあるのか分かりにくいものから、物語にしっかりと絡むものまで様々。4作品全てで系図を作ろうとすると大変なことになる。


クリア後にコスプレ要素やミッションモードなどを楽しめるので、追記・修正はハァハァしながらカメラを構えてお願いします。

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最終更新:2024年04月08日 09:13