エヴァンゲリオン

登録日:2010/05/28 Fri 13:57:34
更新日:2024/02/27 Tue 17:52:37
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神は塵から人のカタチを造り、

その鼻に息を吹きいれ、

アダムとしたと言う。



神が与えし新たな命



――――エヴァ。


ヱヴァンゲリオンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ及び『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する機体である。

+ 目次

概要

謎の敵、使徒と戦う為に建造された兵器。
名前の由来はギリシャ語の「福音(エウアンゲリオン)」。
エヴァ(EVA)という略称は、聖書における最初の女性の名に掛けられたものである。
正式名称は汎用人型決戦兵器。一見してロボットのように見えるが、巨大な人型生物を装甲で覆った存在で「人造人間」と呼称される。監督がロボットって言っちゃったけど。

使徒と同様にA.T.フィールド展開能力を持つ。
従来兵器の通用しない使徒に対して唯一の対抗策であるが、その構造には謎が多い。

号数の名称に関しては、日本で建造された機体は漢数字で、それ以外はアラビア数字で表記する……はずだが、何故か3号機は「参号機」と書かれる事が多い。(おそらくミス)
ちなみに、ドイツ製の弐号機が漢数字なのは、元々のパーツを日本で製作してドイツで建造したという設定があるから。


構造

基本的に人型の素体を、鎧を彷彿とさせる各種装甲板が覆っている。
素体はかなり生物的な組成……というか人工細胞の類で出来ているらしく、人工的な修復に加えて、細胞分裂による自己修復が行われる*1
頭部の造形は機体によって異なるが、いずれも光学機器等が載せられているようだ。

通常機器のように手動やプログラムで操作するのではなく、パイロットの思考によって操縦する
その為、感情に関わるA10神経をエヴァとパイロットで接続する必要があり、エヴァ側からパイロットへの刺激逆流という危険性を孕んでいる。
操縦桿が付いてはいるが、これは武器操作等の副次的なもの*2で、シンクロ状態であればこのレバーで動かすこともできるが、逆にシンクロできていない状態でレバーのみで動かそうとすることはできない。極論、単なる白兵戦ならレバーは不要である。

パイロットは「エントリープラグ」と呼ばれる筒状のコクピットに搭乗し、それをエヴァの頚椎部に挿入するという搭乗方法を取る。
プラグ内には接続補助とパイロット保護の為に「LCL」と呼ばれる液体が満たされており、液体呼吸によってパイロットの生命を維持している。
脱出機構も兼ねており、緊急時にはロケットモーターによる射出が行われ、遠距離へ飛翔してパラシュートで着地するが基本的に作動しない。
そういった出番が少ないのもあるが、作動させようとするとまず「駄目です!」である。
唯一作動したのは零号機起動実験(しかし閉鎖空間での作動)のみで、それ以外は基本不発に終わっており信頼性は低い*3
『新劇場版:破』の冒頭にて仮設5号機の脱出機構が作動し、ようやく本来の姿を見ることができた。

更に接続補助の為に「プラグスーツ」と呼ばれる特殊スーツが存在するが、ヘッドセットさえあれば使用しなくとも操縦はできる。

起動には大量の電力が必須で、「アンビリカルケーブル」と呼ばれるコードを背部に接続して電力補給をしている。
ケーブルは第3新東京市各所に設置されており、状況次第では自ら取り外し・交換が可能。
市外での戦闘の場合はトレーラーや移動式送電設備で延長することも。
接続が切れた際は内部電源が機能するが、およそ5分程度しか持たない(稼働状況によって多少変動する)。
パイロットの生命維持優先モード(家電のスリープ状態に近いモード)なら十数時間持つが、残り時間が迫るにつれてLCLの浄化機能が弱まり、液が濁って血生臭くなってしまう。
作戦によっては内部電源のみや補助バッテリー搭載で起動する場合もあった。

尚、身長は当初設定されておらず、シーンや話の構成によっててんでバラバラだった。(ウルトラマンのオマージュ)
アニメ放映後、『スーパーロボット大戦シリーズ』に出演するにあたって40メートル~200メートルと数値が設定された*4
MX』の頃にはウルトラマンの公式設定と同じ「40メートル」ということで落ち着いている。
といってもアニメでの作画やレイアウトが修正されたわけではないので、これも厳密には「『スパロボ』オリジナル設定」ということになる。

A.T.フィールド

Absolute Terror Fieldの略。
簡単に言えばバリアで、強力なものになると電磁波や光波も遮断する。
これを中和したエヴァは物理攻撃で使徒を撃破可能。また、中和状態であればエヴァ以外の攻撃も通用する。
ヤシマ作戦の時のように強力な威力をぶつけて強引に破ることも可能。
スパロボ参戦時、庵野監督が「A.T.フィールドは超電磁スピンなら破れる」とスパロボスタッフに助言したことは良く知られている。
他にもスペシウム光線ならぶち抜けると明言されている。

+ ネタバレ注意
本来は人が作ったものではなく、アダム、もしくはリリスをコピーした存在。
使徒と同じような共通機構を持つが、S²機関と魂がなかった事が、エヴァと使徒との違い。

エヴァの各種装甲はエヴァ本来の力を押し止めておく為の拘束である。

パイロットとは魂の入っていないエヴァに入れる魂であるが、パイロットだけではエヴァはきちんと動かない。神の肉体たるエヴァと魂たる人間の間に格差をなくすため、コアというユニットが使われた。
エヴァのパイロットとなる条件は、「母親の魂がエヴァに取り込まれた」少年少女。
エヴァのコアから発される固有パルスにパイロットのパルスが同調しなければ起動率は著しく低下する。作中でシンクロ率と呼ばれるのは、このパルスの同調率。
ただし、アダムの魂を持つ渚カヲルはアダムから産み出されたエヴァを自在にシンクロして操作可能。
シンクロ率が高ければ高い程エヴァは本来の力を引き出せるが、逆に肉体や精神への負担が増大し、最悪エヴァに取り込まれてしまう。

解説

エヴァンゲリオン零号機

エヴァのプロトタイプ
実戦を想定していない為、プログナイフ等は装備されていない。
起動実験中に暴走事故を起こしたため、当初は凍結されていた。
ヤシマ作戦で実戦投入・中破後に改修されて青くなり、実戦装備が施されている。
メインパイロットが母親に該当する人物が存在しない綾波であるため、コアの中身に対しては度々議論される。
ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』においては他のエヴァと違いコアに魂が存在しないとされるが、
その割にTV版ではリツコに憎悪を抱いているような描写があったりなど、結局のところはっきりしない。

エヴァンゲリオン初号機

エヴァのテストタイプ。
他のエヴァと違い、リリスのコピー。
初陣では事前検証などが碌に出来なかったためか、起動確率0.000000001%(100億分の1)で「オーナインシステム」と呼ばれ、
敵を目前にして歩いたことを喜ばれるという有様であった。
シンジの母、碇ユイの肉体と魂を過去に取り込んでおり、シンジの身に危険が迫った際は自律的に起動、暴走し、圧倒的な力を発揮する。
第14使徒ゼルエル戦でS2(SUPER SOLENOID)機関が発生、無制限の稼働時間を得た。

エヴァンゲリオン弐号機

アスカの駆る深紅のエヴァ。エヴァの先行量産試作型でもある。目は四つ目
アスカが心を閉ざしていた為に本来の力が発揮できず、敗北を喫する事が多かった。
アスカの母キョウコの魂を取り込んでおり、現実のキョウコがアスカを認識できなくなったのはその為。
暴走とは異なるがフルパワー時に頭部装甲が展開し、下の目が露出する。

エヴァンゲリオン3(参)号機

米国初のエヴァ。パイロットは(一応)鈴原トウジ。
弐号機同様の先行量産型で、外見はほぼ「黒い弐号機」だが双眼のため頭部は初号機に近い形状。
前3機がいずれも漢数字表記のためか、しばしば商業展開等で「参号機」名義になるがアメリカ開発のためアラビア数字での表記が正しい……が、公式でも割と曖昧な所があり、プラモでは参号機名義で立体化し庵野秀明自ら監修したゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』でも参号機名義になっているので割とどちらでも良いようだ。
近年では下記の新劇場版仕様のものと区別するために漢数字表記で分けられる事が多い。
4号機が爆発事故を起こした為に日本に押しつける形となり、その輸送中に使徒の浸食を受けた。死亡フラグ。
圧倒的な力で零、弐号機を倒すが、ダミープラグで起動した初号機に破壊された。

ゲーム等では自軍として使える事が多い。
他のエヴァの基本的な装備しか無く合体攻撃も無いが、それをカバーするためかステータス面は優遇されることが多い。

エヴァンゲリオン4(四)号機

S2機関搭載型の実験機。アニメ本編には登場しない。
起動実験中にS2機関の暴走でネルフ米国第2支部ごと消滅した。
こちらもアメリカ製なのでアラビア数字表記が正しいようだが上記の参号機と同じ理由で四号機名義(何故か肆ではない)にされる事が多い。
「シークレット オブ エヴァンゲリオン」では消滅が偽装だったことになっており、ネルフ本部に搬入される。その後の扱いはルート次第。
「ANIMA」でも一部カバーストーリーではないか?と疑われたが、登場はしない。
元々デザインはおろか存在自体が制作側に忘れ去られていたが、商品化に伴い、3号機を銀色にした感じにデザインされた。
メディアミックスでは何故か渚カヲルが乗ることが多い。

EVA量産機

読んで字の如くエヴァ量産機旧劇場版に登場。
カヲルをベースにしたダミープラグで運用される。
通称白ウナギ
武器は身の丈ほどの両刃剣で、これはロンギヌスの槍(レプリカ)の変形。
背中から翼を生やして飛行する。また再生能力も持つ。
9機全機がS2機関を持っており、一度は弐号機に孅滅されるがゾンビの如く再起動、弐号機をロンギヌスの槍(レプリカ)で串刺しにし、輪k…もとい捕食した。


新劇場版

基本的に原作と同様だが、正式名称が「汎用ヒト型決戦兵器」に変更されている。
全体的に旧版よりもマッシヴにリデザインされた。
また、TV版と違い最初から身長が80メートルと定められている(スパロボ等で不明扱いになっていることもあり)。

エヴァンゲリオン零号機

原作と同じだが白の配色が増えている。ただカラーリングは改修されても黄色のままである。これはメカデザインの山下氏の意向。
『破』にて使徒に捕食される。

エヴァンゲリオン初号機

デザインが新世紀から少し変更された、増えた緑色の部分は蛍光塗料のようで、暗闇だとうっすらと光る。
』では見た目以外に新世紀からの変更はほぼなし。ヤシマ作戦用にG型装備が増えた程度か。
しかし『』においてシンジの意志で覚醒、疑似シン化第一覚醒形態と呼ばれる形態へと変貌し、ATフィールドを発射して使徒を吹っ飛ばす、目からビームなど旧版を遥かに凌駕する戦闘力を発揮した後ニアサードインパクトを引き起こした為シンジと綾波共々14年間封印される。
Q』では宇宙に漂っていたがヴィレに奪還され、ヴンダーの主機として運用される。Qにおける出番はUS作戦の10秒チョイだけ。それも殆どは覚醒ビームのみが映り初号機本体で映るのは左目のみという有様。本当に主人公幾か?
シン』では物語終盤にてヴンダーの主機から取り外されシンジが搭乗する。シンクロ率無限大。カシウスの槍を振るい第13号機及びそのパイロット碇ゲンドウに挑む。『』以来久々に活躍する主人公機であり今回はカラーリングが変更されており今までより紫も緑も明るく鮮やかな色合いになっている。また緑色の部分は昼間でも光っているかのように描写されている。

エヴァンゲリオン2号機

ユーロ製になり、名称が変わった。
また頭部デザイン等に変更が見られ、武装も増加している。
3号機到着の際、エヴァ保有数に関するバチカン条約に抵触する為凍結されるが、
第10の使徒戦でマリが搭乗、裏コード「ザ・ビースト」を起動して獣化第二形態となり、驚異的な戦闘力を発揮したが最終的にボコボコにされて大破。
『Q』では補修され義手換装型の「改2号機」としてパイロットのアスカと共に未だ現役。
Mark.09戦でコード777を発動するも敵わず、自爆して大破。
シン』ではジェットアローンのボディを移植され、「新2号機」として生まれ変わる。
第13号機の起動を阻止するためにアスカが使徒化し、最後のビースト形態になるが……。

エヴァンゲリオン3号機

安定の死亡フラグ
原作同様に使徒に浸食されるが、搭乗するのは鈴原トウジではなくアスカ
アスカが搭乗するからか、機体に赤い部分が追加された。
四本腕等の新技を披露したが、ダミープラグがおいしくいただかれました。
キョーウノヒハー サヨウーナーラー
因みに初期案ではTV版と同じくトウジが搭乗する予定だったが尺の都合でアスカに変更された経緯がある。

エヴァンゲリオン4号機

アニメ版同様事故で爆発。
その後一切出てこないのでマジで詳細不明。Mark.04シリーズとの関連性も詳細不明。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の期間限定アトラクション『エヴァンゲリオン・ザ・リアル4D: 2.0』ではオリジナルデザインで登場した。

EVANGELION Mark.04

円盤状の無人兵器で、パターンはほぼ青と使徒に近い。「Mark.04」とあるがエヴァンゲリオン4号機との関係は不明。
『Q』では「Mark.04A」から「Mark.04C」までの3タイプが登場。
『シン』ではさらに系列機と思われる下記の3タイプが登場した。

EVANGELION Mark.44A

飛行タイプの無人式エヴァ。
エヴァを磔にして2機くっつけたマルチコプターのような姿をしている。中央にはロンギヌスの槍の様な武器がある。パリに飛来し、8号機に数の暴力で襲い掛かった。

EVANGELION Mark.4444C

EVANGELION Mark.44B

前者はヤシマ作戦でお馴染み陽電子砲を搭載したエヴァ4体の集合体で、バチカン条約違反の代物。後者はその電力供給のために群れを成しており、上半身がバッテリーである。

エヴァンゲリオン仮設5号機

パイロットはマリ。
第3の使徒の監視に特化した機能になっており、また急造品の為下半身が多脚式になっており、フォルムは他のエヴァとかなり異なる。またアンビリカルケーブルもないがこれはベタニアベース内での運用であればトロリーポールによる給電で事足りるため。
名称も汎用ヒト型決戦兵器から封印監視特化型限定兵器に変更されている。

EVANGELION Mark.06(エヴァ6号機)

顔部カバー下にはお馴染みのアノ顔が……
月面で建造された謎のエヴァであり、ゼーレ曰く「真のエヴァンゲリオン」。初号機に似ている。
『破』の終盤にて月より飛来。カヲルが搭乗し、カシウスの槍で覚醒した初号機を停止させた。
『Q』で活躍すると思われていたが、実際に登場するとリリスと共に槍に貫かれて機能停止していた。最終的に槍を抜かれ第12の使徒に変貌し、その役目を終えた。

EVANGELION Mark.07

ネルフにて大量生産されていたエヴァ。
頭部が髑髏となっており、見た目はかなり不気味。
武装は皆無で、噛み付いて攻撃する。
計測不能な数が新2号機と改8号機の迎撃に出たが、一体一体が非常に弱く(ミサト曰く「ザコ」)。攻撃を加えられるとすぐ爆散した。

エヴァンゲリオン8号機

『Q』で登場。ヴィレの所属で、パイロットはマリ。
『破』での『Q』予告とは形状が異なっているが、ネルフから奪取後にヴィレで改造された可能性がある。
『シン』ではオーバーラッピング対応型に改造され、アダムスの器を捕食し、その機能を継承する特殊な装備が加わった。

EVANGELION Mark.09

零号機に酷似しており、アヤナミレイ(仮称)が搭乗。
首が吹っ飛んでも無事な上にフォースインパクトが発動すると新しい頭部が再生し、真の姿を現した。
その正体は「第1のアダムスの器(移行中間形態・ゼーレ仕様)」。
「ヴンダーの本来の主」らしく、機体に取り付いてシステムを乗っ取ろうとしたが、改2号機の自爆で消滅。

EVANGELION Mark.09A

ヴンダーを改めて乗っ取るために新造されたMark.09。Xを象った仮面をつけている。
エヴァオップファータイプ/アダムスの器の一体。機体は黄色。
改8号機の最初の糧として捕食された。

EVANGELON Mark.10

エヴァオップファータイプ/アダムスの器の一体。機体は赤色。
ビームを放った直後に改8号機に捕食された。

EVANGELION Mark.11

エヴァオップファータイプ/アダムスの器の一体。機体は青色。
改8号機の放ったビースト型のA.T.フィールドに捕食された。

EVANGELION Mark.12

エヴァオップファータイプ/アダムスの器の一体。機体は白色。
↑の2機がやられて狼狽えている姿が可愛いが、直後に改8号機に捕食されたものと思われる。

エヴァンゲリオン第13号機

冬月曰く「最後の執行者」。
カラーリングも頭部形状も初号機に似ているが目は四つ目。
実は腕も4本あるが、基本的には胸に拘束具によって固定されており、必要に応じて解放される。
2人のパイロットが搭乗するダブルエントリーシステムをとり、シンジとカヲルが搭乗。
A.T.フィールドを張ることができないため、A.T.フィールドビット「RSホッパー」で代用している。
早い話がエヴァ版ファンネルであり、第13号機の代わりにA.T.フィールドを発生させることができる。
槍を抜いて「アダムスの生き残り」として覚醒し、疑似シン化第3+形態(推定)となってフォースインパクトを起こしかけた。
「シン」ではヴィレがフォースインパクトの再発の要として、起動阻止に動いていたが、罠にかけられ、使徒化したアスカの奪還により再覚醒を許してしまう。
パイロットはシキナミタイプのオリジナルと、肉塊と化したカヲルの残留思念のダブルエントリー。
その後、ゲンドウが乗り込み、アディショナル・インパクト発動のために主導権を得、止めようとするシンジの初号機と最後の戦いを繰り広げる。

8+2号機

「シン・エヴァ」予告に登場した謎のエヴァ。
右半身が8号機左半身が2号機で構成され、マゴロクソードを振り回して量産型Mark.06をちぎっては投げちぎっては投げの活躍をしていた。
…が、「Q」において盛大に予告詐欺をやらかした前科があるため、本編で本当に登場するかは疑われていたが本当に出てこず、嘘予告になってしまった。
フィギュアの参考出品までされてたのにね……
因みに日本アニメーター見本市辺りまでは本当に出す予定だったらしく山下いくと氏による設定、デザイン画も描かれている。
結局脚本自体を最初から練り直す事になり同時にこの機体もお蔵入りになったようだ。
設定画によると状況に応じて2号機と8号機とに変形できるゲッターロボめいた機体だったらしい。

番外

エヴァRT初号機トリックスター

カワサキZX-10Rに酷似した二輪車型。カラーリングは初号機を踏襲。
水冷DOHC4気筒1000ccエンジンを搭載し、燃料はガソリン。
高い運動性能を活かし、鈴鹿8耐等の日本国内のロードレースに姿を見せる。

エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電

レーシングカー紫電に酷似した四輪車型。
水冷V型8気筒エンジンを搭載し、燃料はガソリン。
こちらも高い運動性能を活かし、スーパーGT300に姿を見せる。

エヴァンゲリオン乙型/乙号機

ゲーム「名探偵エヴァンゲリオン」に登場する謎のエヴァ。パイロットは渚カヲル。

エヴァンゲリオン甲号機

ゲーム「新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ」に登場する謎のエヴァ。乙号機の兄弟機とされる。パイロットは不明。

余談

同じガイナックス制作の『ふしぎの海のナディア』のレッドノア内部にはエヴァンゲリオンの素体を思わせる巨人(アダム)や、それらの骨格、部品などが随所に多く見られる。

同じくエレクトラさんが再登場時に来ていた白いボディスーツはプラグスーツの原型となっている他、ネオ皇帝が付けているコンセント付のケーブルはエヴァンゲリオンのエントリープラグと似ている。

実はエントリープラグのギミックは当時流行っていた相手のパンチがヒットすると頭が飛ぶリモコンロボットが元。





冥殿……
真のWiki籠もりによる追記・修正を願うぞ……

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最終更新:2024年02月27日 17:52

*1 TV版第20話では細胞分裂の回数に関する「ヘイフリック限界」に言及されている。

*2 例えば射撃時の指先操作など。手元のボタンは本編ではレーダー・ソナーや、高機動モードへのスイッチ等の機械的操作に用いられていた。

*3 3号機は射出口に陣取られていたためにしても、初号機初陣では制御不能、機体相互実験やレリエル戦でも作動せずなどなど……。

*4スーパーロボット大戦α』でロボット大図鑑の初号機と零号機の解説文に記載。