小坂井綾

登録日:2012/03/06(火) 01:34:35
更新日:2023/08/30 Wed 09:16:07
所要時間:約 8 分で読めます




卒業の神様は、きっと訪れるさ。諦めないことだよ


魅了はするけど二浪はしたくない!? 人形カフェの浪人ウェイター


Kozakai Aya

CV.佐本二厘
身長.167cm
3サイズ.B88W55H87

はつゆきさくらのヒロインの一人。

白咲学園卒業生であり、河野初雪がバイトしている人形カフェ・カンテラのウェイター。
初雪からは「浪人」、シロクマからは「あやや」と呼ばれており、初雪を「ゆきち」と呼ぶ。


初雪の一つ上の先輩で、元生徒会長・文武両道・容姿端麗の優秀な生徒だったが、ある理由で受験に失敗して浪人をしている。

誰に対しても穏やかな対応を見せるが、何処かとぼけて真意が掴み辛い。
意外と天然でマイペース。

OHPでは「浪人」を強調しているが、ぶっちゃけ「浪人」という設定が生かされてない。
というか、気付いたら合格している。

喫茶店ではかなり際どい制服をしており、彼女目当てで来る客も多いが、初雪のせいでリピーター率が低い。

喫茶店で住み込みで働くシロクマの世話と受験勉強の手伝いをしており、慕われている。

実家が剣道場で、剣道の腕は一流。


初雪が唯一頭の上がらない人物。
また、モブキャラにさえセクハラする初雪が唯一セクハラしない相手。

初雪とは特別親しいが、過去に何かあったらしく、プロローグにて「君は死んだんじゃなかったか?」と意味深な台詞がある。

学園生では無い上に、喫茶店のオーナーが「綾に近付くな」と警告した為、自身の√以外は空気になりがち。



各√での活躍


※微ネタバレ



桜BAD・夜√
空気。

希√
とある事件の解決の為にエロ本を購入する初雪に遭遇してこれ以上無い程凹ませる(本人は悪気は無い)。
だが、色々吹っ切れたのか、後に綾の目の前でエロ本批評する。

シロクマ√
喫茶店が舞台な為、他ヒロインより出番が多め。
初雪がいつも綾でオナニーしている事実をバラされたショックでトイレに引きこもる。だが、綾も初雪をオカズにしている事が発覚。
因みに、シロクマと初雪と三人でオナニーを見せ合うイベントフラグが建ったが、ゴーストのせいで潰れた。ゴースト空気読め


綾√

※ネタバレ含む












一年前の綾との出会いを思い出す初雪。

ランが殺され(初雪視点)、家を追い出されてホームレス同然の生活を送り、
更に、謎の人物「アキラ」の復讐に関わった事で街中の不良に敵視され追い詰められた初雪の目の前に綾が現れる。

何故か彼の世話を焼きたがり、最終的には自分のおっぱいを賭けてまで説得して、自身の働くバイト先のカンテラに住み込みでバイトさせる。
その後初雪は綾と接していく中で、綾の弱音を聞いて助言をする等して、関係を親密にしていく。

住み込みを始めてしばらくした頃、綾は初雪が弟のアキラの様に居場所が無く、さ迷っていると指摘し、家に帰る様に説得。
しかし、この説得が皮肉にも初雪をゴーストチャイルドとして目覚めさせる。


バレンタイン祭を妨害している犯人を探すついでに恋の寸劇に参加。無駄に完成度が高い。
犯人であるアキラを見つけるが、「綾はゴーストだ」と意味深な台詞を残して逃げる。

東雲妻からアキラは一年前に既に亡くなっている事、バレンタイン祭で綾が「アキラ」と名乗り荒らしていた事を話す。



初雪の出会った「アキラ」は、反魂香で呼び寄せたアキラの魂が取り憑いた綾。

初雪にしつこく構ったのは、アキラを助けられなかった懺悔に近かった。
だが、彼への想いは本物。

非常に危険な状態だったため、やむを得ずバニッシュするが、ギリギリまでアキラと同調していたため、初雪との記憶を全て喪う。
そのため卒業式で彼を見かけても覚えてはいなかった。

エピローグでは、「やり残した事」がある為、受験を受けずに浪人生になる。
そして、かつてのバイト先のカンテラに改めて入り、店長代理の初雪を以前の綾のように「ゆきち」と呼ぶのだった。


…と、綾√はまさかの過去編のみ。
この手のキャラは「過去に色々あったけど何やかんやでまた付き合った」流れだが、回想のみシナリオに唖然としたユーザーは数知れず。

もっとも、当の本人達は未だに引きずっている。他ヒロイン√でも。


桜True√















まさかの裏ヒロイン化。
というか浮気出来る

ふとした切っ掛けで、一年前の初雪との出会いを思い出し、オーナーに確かめようとするが、
その代わりとして初雪の復讐の手伝いを依頼され承諾。

終盤にて桜を喪い復讐を果たそうとしていた初雪の唯一の味方となり、彼をサポートする。
サクヤ達の罠にはめられた彼を助け、ホテルに戻り改めて彼に告白。


桜True END
再びサクヤ達と対決するが敗北しバニッシュされる。
この時、サクヤに精神的にもボコボコにされて邪魔者扱いされた挙げ句、初雪の想いを引き摺るゴースト扱いされる。
しかし、バニッシュされて吹っ切れたのか、卒業式では初雪とのけじめを付ける。

綾BAD END
綾の想いを受け入れてにゃんめろする。裸マントで騎乗位という稀少なプレイで

サクヤ達と対決するが、形勢が不利になり撤退。しかし、逃げた先には宮棟達が待ち伏せし絶体絶命の状態に。そこで綾は初雪の「準備」の時間稼ぎをする。


「私は、もう失いはしない」
「彼への気持ちを」
ここでも宮棟から「初雪への未練=ゴースト」扱いされ、「死ぬ以外には救われない」と言われるが、綾は啖呵を切った。


「死ねば救われるか!?人の苦悩も、愛も、そんなに簡単なものだというのなら!」
「やってみろよっ」

宮棟の部下に何度もバニッシュ(模造刀で死ぬまで刺し貫かれる)されるが、初雪への想いを最期まで失わなかった。

時間稼ぎは出来たが、綾は初雪への気持ちを再認識しながら彼の腕の中で息を引き取る。
そして、初雪はサクヤを通してかつての友人達に逃げるよう指示した後、「準備」として仕込んだ爆弾で宮棟達を道連れにホテルを爆破。
初雪も燃え盛る炎の中に消えていった。


「好きなんだ。この冬に、気付き始めた頃は、なんとなくうずくだけの感情だったけど」
「今はもう、止められないほど……あふれるほどに好きなんだ」
「忘れていた分だけ、好きなんだ。君のことが」


エピローグにて、いつかの卒業式と同じ風景の中で初雪と綾は再会。
今度は「ゆきち」と呼びかけてくれた綾に対し、初雪は一年前に言えなかった言葉をようやく告げる。「卒業おめでとう」と。
そして二人は、ランの魂を探しに行くのだった…


備考

○プロローグで話していた「卒業の幽霊」は初雪の事で、グランド√の卒業式でその伏線を回収した。

○発売前はこれといった特徴が無くヒロイン中一番影が薄い(因みにシロクマはキーパーソンと言われたので一部で盛り上がった)存在だったが、
実際はある意味一番重要なポジションにいる上に、初回版パッケージではメインヒロイン扱い。
更に、初雪の中の優先度が綾>(越えられない壁)>桜>他ヒロイン
また、サブヒロインでありながら、2012年度エロゲヒロインでも上位に食い込む程の人気を誇る。
しかし、シナリオ的にはある意味一番救われない。
まあ、ぶっちゃけると、桜Trueでなんやかんやで再び付き合う可能性も高いが。桜涙目。

○現在の「河野初雪」の人格を作り荒れていた彼の目を覚ますが、同時に彼女のせいで「ゴーストチャイルド」となる決意を与えてしまった。
もっとも、もし綾に会わなかったら野垂れ死ぬかサクヤにバニッシュされていたが。
良くも悪くも初雪を変えた重要な人物。

○一年前に綾に取り憑いていた「もう一人のゴースト」が誰なのか明言されなかったが、ランの可能性が高い。
仮にランだとしたら、初雪とのにゃんめろなシーンを桜とアキラとランに見られていた事になる。 

○サクヤの綾への対応だけ辛辣だが、コレは桜の「人間として未来を生かす」想いに対して、
彼女は「ゴーストとして過去のまま生かす」初雪を手伝った事に憤っていたからと考えられる。
ただ単純に綾に嫉妬していたり、過去を引きずる綾をウザいと思った可能性もあるが…

○過去編では親父ギャグを連発するが、現在では使わない事から、アキラの趣味だったと考えられる。
ただ、現在の綾に不評を買っても親父ギャグを使い続ける初雪はかなり萌える。




追記・修正の神様は、きっと訪れるさ。

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最終更新:2023年08月30日 09:16