アインハルト・ストラトス

登録日:2010/11/29(月) 22:14:55
更新日:2024/01/12 Fri 12:56:09
所要時間:約 8 分で読めます






はじめまして……ヴィヴィオさん。アインハルト・ストラトスです。

出典:魔法少女リリカルなのはINNOCENT、ユビキタスエンターテインメント、DeNA 、
2013年3月31日から稼働、© NANOHA INNOCENT PROJECT

CV:能登麻美子(なのはGOD、アニメ)


ヴィヴィオと同じベルカ系のSt.ヒルデ魔法学院に通う中等科一年生。
碧銀の髪を特徴的なツインテールに結い、左の大きな赤いリボンが印象的な少女。

また、ヴィヴィオ同様に青系の虹彩異色(オッドアイ)を持つ。

礼儀正しく落ち着いた物腰の少女。ただその胸の内に熱い闘志を秘めている。
基本的に口数が少なくポーカーフェイスなので判りにくいが、本当は感情豊かで思いやりのある性格。
本編を見ていると分かるが、脳内妄想以外で彼女は笑顔を見せていない。だが、単行本12巻にて遂に笑顔が解禁されるようになった。
その理由及び過程は……本編を参照。
解禁後は破顔したりこそしないものの、普通に穏やかな笑顔をしょっちゅう見せるようになった。


年上ということもありヴィヴィオより頭半分背が高い。

が、スタイルはどっこいどっこい(歳相応ともいう)。

自室はトレーニング器具ばかりで女の子らしさの欠片もないが、
それでも少女らしい柔らかい体つきである。また私服は可愛い系・スカートが多い。
ちなみに、なぜか水着は妙に大人っぽい。ぶっちゃけ色々不足しt(ry←覇王断空拳

トレーニング狂的な性格に思われているが、学校の成績も普通に優秀であり、全科目でA評価を取ってくる才女だったりもする。

なお勘違いされやすいがミッドチルダでの初等科は五年までで、
中等科は12歳からなので彼女の年齢はミウラと同じ12歳である。


フルネームは「ハイディ・アインハルト・ストラトス・イングヴァルト」

古代のベルカ戦乱期・聖王戦争時代の覇王「クラウス・G・S・イングヴァルト」の純血統であり、その血を濃く受け継いでいる。
青系の虹彩異色は、古代ベルカ・シュトゥラ覇王家の特徴でもある。


そのため、クラウスの部分的な記憶と身体資質を受け継いでいる。
(ある種の先祖返りのようなもので、彼の生まれ変わりやフェイトのような記憶転写クローンではない。念のため。
物心ついたときからクラウスの記憶を持っていた)

ヴィヴィオの複製母体、すなわちオリジナルの聖王「オリヴィエ・ゼーゲブレヒト」のことを守れなかった
クラウスが作り上げた戦闘術『覇王流(カイザーアーツ)』の継承者でもある。

彼の悲願である「覇をもって和をなす『王』であること」「最強のベルカ王であること」を、
やるせない、叶わぬ願いと解った上で追い求め、格闘技経験者に路上試合をしかけていた。

なお、その際はヴィヴィオ同様「大人モード(16~19歳程度の容姿)」に変身。
クラウスの騎士甲冑を彼女向けにアレンジしたものを纏う。髪型もツーサイドアップに変化する。

出典:魔法少女リリカルなのはViVid、2話、A-1 Pictures、キングレコード、
アニプレックス、セブン・アークス、2015年4月3日~6月19日、©NANOHA ViVid PROJECT
後にデバイス・アスティオンを手に入れたことで、バリアジャケットの形状が若干変化した。

出典:魔法少女リリカルなのはViVid、8話、A-1 Pictures、キングレコード、
アニプレックス、セブン・アークス、2015年4月3日~6月19日、©NANOHA ViVid PROJECT
どこで知ったのか「聖王」ヴィヴィオと「冥王」イクスヴェリアの事を訊くため、
また手合いを申し込むため彼女がノーヴェに接触するところから、ViVidの物語は始まる。

その後ノーヴェに押されながらも実質相打ち。
スバルティアナに保護され、ノーヴェの紹介で似た境遇のヴィヴィオと出逢う。
最初は趣味の範疇の格闘技にすぎないとやや見下し気味に対応していたが、手合わせを経てヴィヴィオの姿勢を認め、ともに修行をする仲間と考えるようになる。

現在ではヴィヴィオとノーヴェ繋がりでリオコロナルーテシアや元機動六課にナンバーズ更生組の面々とも親交がある。
八神家にはデバイスの制作も依頼している。

デバイスは補助制御型のアスティオン。愛称はティオ(CV:阿澄佳奈(GOD、ViVid Strike!)、Kana Asumi(アニメ))
姿は覇王家で大切にされていた雪原豹がモチーフで、クラウスの記憶の中で死産になってしまった豹の子につける予定だった名前からつけられている。

豹……なんだけど、どう見ても。「ニャー」って鳴くし、銀十字の書も「猫型端末」と言っていたし。
なのはGODでは銀十字の書を気に入ったのか、ページをガジガジかじっていた。

当のヴィヴィオとは友人であると同時に好敵手でもある。
経験量や資質面もあってアインハルトの方がやや格上ではあるが、差は決して大きくはなくヴィヴィオがポイントを上げることも。
一部では既に「魔王の嫁」ならぬ「聖王の嫁」と呼ばれてるとか……。
同人ではすでにヴィヴィオハァハァキャラを確立しつつあるが、どうも公式もそれっぽい。ねんどろぷち宣伝漫画……。

戦闘スタイルは『覇王流』にバインドなど補助魔法を絡めたものが基本のフロントアタッカー。
若干クロノに通じるものがあるが、こちらは防御を捨ててのカウンターを狙うなど、無茶も辞さない節がある。

修行の末に出場したインターミドルでは1分以内のKO連発で勝ち進み,地区3回戦でコロナとの同門対決。
コロナの独特な魔法戦技に苦戦に陥るが、何とか勝利。
動かない身体を外部から無理やり動かす身体を壊しかねない技に走るコロナに、似たような技を使っていたオリヴィエの面影を思い出し、試合中に心を痛めていた。

そして次に待っていたのは戦えば無敗のチャンピオン、ジークリンデ・エレミア
先祖の因縁がある相手でもあるためにクラウスの記憶がもろに足を引っ張り、焦ってむやみに突っ込んでカウンターを喰らったり、投げ技、絞め技を喰らい落ちかける。
しかし意識が落ちていく中で、チームナカジマで覇王ではなく、アインハルト・ストラトスとして過ごして手に入れた技術を思い出し反撃。
見事、ジークに初のクリーンヒットをお見舞いする。

だがその一撃でジークの『エレミアの神髄』が始動。
イレイザーは直撃しなかったものの、大打撃を受けて多大なダメージを受ける。
ティオの力で回復はしたもののティオは負荷がかかりすぎダウン。
わずかに残されたライフで正気に戻ったジークと戦うが、右カウンター攻撃を受けて最終的には敗北した。

その後、はやて達やインターミドルに参加した面々にエレミアのことを語ったり、縁で無限書庫に行ったりしている。
諸事情あって笑顔解禁後はクラスメイトに試合を解説したりいろいろ因縁のあったジークとも「私(ウチ)ら仲良しやもんなー」「はい」と対応するなど、年相応の少女になっている。
そして、他の多くの有力選手たちと同様、頂点で待っているジークを目標に鍛錬に励むようになった。
更に、見る専の格闘技ファンでスポーツドクター志望のクラス委員長、ユミナ・アンクレイヴという頼りになる相棒を得た。

インターミドルの結果こそ地区予選4回戦とパッとしないものとなったが、当たった相手が強すぎたのと精神的な乱れが大きかったのが原因である。
精神の平穏を取り戻したことで元々高かった実力は更に開花。
ミカヤや主力選手たちから「15歳未満の純格闘型出場選手でアインハルトに勝てそうな選手なんて思い浮かばない」と言われるほど。
そして、ナカジマジムとしての出発を予定しているチームナカジマの宣伝を兼ね、インターミドル以外の大会にも視野を広げて出場しはじめた。

初戦の相手は「中量級の華」と言われたデイジー級のU15世界王者、エーデルガルト・バルカス。
素手で巨大な草原獅子やゾウより大きそうな猛牛を仕留め、サンドバッグを打撃で破壊し、それでいて油断も慢心もない強敵であったが、
激しい打ち合いの末に見事覇王断空拳を決めKO勝利。
その後も前評判通り勝ちまくっている。

また、ノーヴェの開いたナカジマジムの筆頭選手として、ヴィヴィオたち後輩を引っ張っていくよき先輩としての立ち位置を確立した。

なお、イクスヴェリアに戦いを挑もうとしていたり、ヴィヴィオを見下していたり、野試合を挑んでいたことは完全に黒歴史化。
ノーヴェに突っ込まれた時は「や……やめてください 昔の話は!」と言い返していた。完全に反応が黒歴史暴露されたときのそれである
他にも突っ込んだら真っ赤になって悶絶するか固まるだろうとコッソリネタにされている。

先輩の位置を確立した頃、彼女にもある変化が訪れる。
頻繁に思い出せていた”クラウスの記憶”がどんどん薄くなってきたのだ。思い出すのに時間がかかるようになったのである。
これはクラウスの悲願を叶えようとしていたアインハルトだったが様々な出会いや経験を通して本当の意味で自分の道を進むようになったため。
それに対してアインハルトはクラウスの記憶を書きとどめるようになった。
…そして、チャンピオンとなった日の翌朝、いつしか彼女のクラウスの記憶は消え去っていた。
(ただし、人に問われたときにはクラウスを指して心の中に師匠がいると答える)


魔法少女リリカルなのはViVidLIFE
一番のアインハルトの見せ場である試合の様子が描かれないゆるい世界のため、かなりダメな補正をかけられてしまった。
完全な天然キャラであり、年下のヴィヴィオの方が全然常識人という事態に。
ただ、本編での笑顔解禁前から穏やかなキャラになっている。


ViVid Strike!
ViVidの快進撃の結果、既にU15ではワールドチャンピオン、全試合無敗・KO勝利の絶対王者。
本作の主人公で行き倒れていたフーカ・レヴェントンを見つけ、ナカジマジムに引き入れて覇王流の技を仕込んでいる。
フーカ相手に自分から「ハルにゃん」と呼んでいいと言い出すなど、すっかり親しみやすいお姉さんとなった。
(「ハルにゃん」は元々ジークがつけたあだ名で、流石にフーカは「ハルさん」と呼んでいる)
また、フーカを格闘技の世界に引き入れたり、フーカが向き合いたいと考えるリンネを引っ張り出すときには、強引な側面も見せた。
この辺は、師匠のノーヴェ譲りだろうか。

親しみ易さの反面でチャンピオンとしての風格も一方で身につけはじめており、リンネもアインハルトに憧れ、あんな人に勝てれば強くなったと思えると考えていた。
U15ウィンターカップで決勝を戦うフーカに対して、練習見学の禁止を言い渡し、一切の手抜きなく全力でフーカを叩き潰す姿勢を見せた。

もちろん実力も凄まじく、出る競技間違えたとしか思えない180㎏もの巨体を誇るデンドロビウム級ワールドランカー、ジャニス・ゴートを苦も無く一蹴。
スパーリングで本気の勝負ではないとはいえ、かつて全く歯が立たなかったジークをも追い込んでいる。

味方サイドながら、実質本作の裏ボス枠と言える。


Force
ViVidの2年後の時系列にあたるが、1コマだけ登場している。
こちらでは厳しい表情をしているが、まあいくら笑顔解禁されてても真剣に修行や勝負をしてるときはそうなるだろう。






出典:魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY-、ウィッチクラフト、
バンダイナムコゲームス、©都築真紀 ©2011 NBGI、2011年12月22日
シグナムザフィーラ同様、接近戦に特化したインファイター。原作に準拠して武器等は持たない。
「繋がれぬ拳」で相手のバインドや射撃・砲撃を殆ど無視→EXアクセルで強引に接近という一連の流れのシナジーが凄まじい。

火力に優れ防御力も高め、加えて平均レベルの機動力も備えており、基本性能が非常に優秀。
安定して連続技に組み込める覇王断空拳等、細部まで隙の無い強さを誇る。

そういった事情から満場一致で最強クラスのキャラと認識されており、敢えて一強を選出する場合真っ先に名前が出て来る。
人口も多く、繋がれぬ拳のおかげでEXガードが安定しない格ゲー初心者には特に大人気。

ただし、適当に使って勝てるようなキャラパワーは無く、
全体的なキャラ差も小さいためぶっちぎりというわけではないので誤解しないように。
飄々と行動しており、ヴィヴィオに優しい言葉をかけるが、真意は不明。




■INNOCENT

ヴィヴィオ達と共に原典の世界から参戦している。
大人形態にはなれない。

漫画版では原作と異なり、本作の未来から来た存在である事が明かされた。




覇 王 断 空 拳 !


私達の追記・修正はこれからだ!です!

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最終更新:2024年01月12日 12:56