V8キッド

登録日：2011/09/24(土) 11:20:07
更新日：2021/04/03 Sat 23:21:08
所要時間：約 3 分で読めます

『V8キッド』とは、今は亡きコミックボンボンに連載されていたカーコメディ漫画である。
作者はもとはしまさひで。

作品の舞台はチバラギ共和国。
これは地震によって本州からポッキリと折れてしまった千葉県と茨城県が日本から独立して出来た国である。

この地震の影響で大量の油田が発見されたため、チバラギ共和国ではガソリン代が無料。
おまけに無免許無車検上等で子供でも運転できるというまさに車好きには天国のような国である。

当然国民も皆車大好き、今日も幾多の走り屋チームが国中を爆走するのであった。

登場人物

城戸はしる: 主人公。通称キッド。走り屋チーム・紅抜刀瑠（レッドバトル）総長。; 「チバラギ一の走り屋」と呼ばれる程の天才的なドラテクを持つ。また、メカニックとしても超一流である。; 神竜の手の者の工作で愛車をスクラップにして途方にくれていたところ、偶然見つけたヘバルにV8エンジンを載せて新たな愛車とする。; その後もヘバルに様々なチューニングや改造を施し、強敵との戦いを勝ち抜いていく。

ヘバル: もう一人の主人公。; 東尾レーシングの車庫に眠っていた半世紀も前のポンコツカー。; …だったのだが、キッドによって車両重量385キロの車体に2000馬力以上出るV8エンジンを搭載するという魔改造を施されモンスターマシンと化す。; その後、神竜の策略でスクラップ同然にされてしまうが、その際偶然業者が間違ってへバルに載せた小型スーパーコンピューターが一体化し、喋れるようになる。; また追加パーツによって空を飛んだり船になったり金太郎になったりする。

カレラ: レディースチーム・澄彼兎（スカーレット）総長。; 「チバラギ一速い男」が好きなボクっ娘。; 愛車はポリシェ。; 本誌掲載分ではそうでもないが、デラボン掲載分ではキッドへの好意を明確にしている。

神竜豪次: 巨大財閥・神竜グループの御曹司。チーム・阿修零（アシュレ）総長。; 作中のほとんどの男性キャラが3等身で描かれる中、こいつだけはせいぜい1･8等身というゴルゴ顔のモアイ男（しかし頭だけで他のキャラの身長に匹敵するほどデカい）。; 傘下の神竜タクシーの経営に携わってダンピング／不当廉売を目論むなど見た目も性格も悪いが気前はいい。; カレラが好きだがまるで相手にされていない。そのカレラが好意を寄せるキッドを敵視しており、金にモノを言わせて造った数々のモンスターマシンで幾度となくキッドに勝負を挑む。; 愛車はペンツ。

星牛馬: 学園編から登場。初登場で神竜達その他の名有りキャラを差し置いて上位の成績を収める。家族含めて元ネタと大体同じ。; 理想的な運転姿勢を身に付ける一流レーサー養成ギプスで大レーサー走法を身に付けるし、父親は野外でもちゃぶ台返しするし。

御花形みつる: チバラギ独立前からの名門で自らを「サラブレッド」、他の走り屋を「ロバ」と称する。; 当初はキッドと互角の実力を見せたが、徐々に出番が減っていき、トップクラスの引き立て役ぐらいのポジションに収まった。

東尾ハヤト: チバラギ警察の白バイ隊員でマキの従兄弟。; 武道合計20段の猛者だが、過去の事故でスピード恐怖症になりクビ寸前となっていた。; 神竜の性格を利用したキッドの特訓により克服し、まむしとさそりが二度目に起こした事件を解決。

まむし＆さそり: 銀行強盗犯。メカニックのまむしと走り屋のさそりのコンビ。; 走り屋としての強敵ではなく 普通に凶悪犯 で機関銃を発砲するなどこの漫画で異彩を放つキャラ。

追記・修正はチバラギで一番速い男になってからお願いします。

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最終更新：2021年04月03日 23:21

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