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漆原半蔵／ルシフェル

登録日：2013/08/13 (火) 11:38:29
更新日：2020/10/27 Tue 23:11:19
所要時間：約 7 分で読めます


「漆原でーす。よろしくー」

『はたらく魔王さま！』のキャラクター。CV.下野紘。

ファンからのあだ名は「ウルシバカ」「下野大元帥」「堕天使ニート」など。


◆来歴
元々は暁の子と呼ばれる大天使筆頭だったが、天界が退屈だったため堕天する。
以降は魔界で気まぐれに各勢力を滅ぼしたりしていたが、サタンに誘われ、彼と行動をすることになる。
後に魔王軍となったサタンの勢力では悪魔大元帥となり、エンテ・イスラ征服の際はその過去ゆえ天界や教会の影響が強い西大陸を攻めた。
強力な悪魔大元帥ではあったが、原作四巻で同僚の部下からは「堕元帥（駄元帥）」と陰口を叩かれていたので、意外(?)と人望はなかった。
同じ四天王であるアドラメルクや元四天王であるカミーオも彼を呼び捨てにしていたぐらいである。

勇者エミリアに敗れた後消息不明となるも、エミリアの力を邪魔に思ったオルバの提案で真奥と遊佐を襲う。

このとき千穂の絶望を利用し用済みと判断すればゴミのごとく投げ捨てた。

結果としてそれが失敗してからは笹塚の魔王城でニート生活及びIT方面からの魔力に関する情報収集という名のネットショッピングをしている。
一応申し訳程度に調べ物はしているが、まあ大半が都市伝説レベルの話になってしまうので、有益になっているとは言い難い。

魔王城に住んでしばらくの間はオルバが共犯として訴える可能性から外出を禁じられていたものの、四巻では既に周りから時効扱いされている。

言うまでもなく家計圧迫の要因となり芦屋と言い争うことも。
普段は優しい千穂からも主要キャラの中では唯一冷遇されている。

これまでの報いなのか（主に女性陣から）散々な扱いを受けているが、それでもニートなりに楽しく過ごしているようだ。
というよりニート生活を楽しく過ごしている節が有る。自称「一流のニート」。

天界と魔界の双方に古くから親しい経歴から何かと謎の多い人物でもあり、本人もそれらを特に隠しはしないが、時にとぼけたり煙に巻いたり。
紫の瞳を持つ「第二世代」の特徴を持つが、経歴からすれば明らかに赤い瞳を持っているはずの「第一世代」の天使。
後に、他の天使たちと同じ蒼銀の髪色になった際はかなり嫌がっていた。
セフィラの化身からすれば憎悪の対象であるガブリエル（を始めとした天使達）を「きらい！」で済ませるアラム・ラムスはもちろん、
隙さえあれば寝首を掻く気満々のアリエス・アーラにさえ悪く思われていないどころか真奥達と変わらず好意的に捉えられている。


◆能力など
紫の瞳と髪をしており、耳にはピアスをしている。

見た目は小柄な青年の背中に翼が生えた感じ。
翼の色は魔力を取り込むと黒、聖法気を取り込むと白になる。

力を失い人間の姿になっても翼以外は外見が変わらない。

実年齢は少なくとも四桁台。日本で戸籍を作る際、真奥からガキっぽいという理由で18歳ということにされている。ちなみに真奥と芦屋は20歳。

性格はわがままかつ自由奔放。仕事なども面倒がってやらないが前述の来歴から暇や退屈には耐えられない模様。
かといって刹那的な生き方というわけでもなく、生活が脅かされるような状況だと居場所を優先する模様。

一応自分の不利益になる事件が起きればまともに行動する上、（やる気を出した時の）頭の回転の速さと行動力は非常に高い。
天使の元超重鎮であり太古の魔王との交友もあり現魔王との付き合いもある経歴や能力、知識は伊達ではなく、
真奥達が総出でも尻尾すら掴めなかった事件を彼がほぼ1人で解析し、指示を出して解決に導いたことも。
真奥曰く「時々役に立つ」
心境にも変化が出てきたのか半ば自主的に行動を起こし、サポートを行うことも増えてきた。
自身の身が危ないのに身を挺して仲間を庇う彼の姿が見られるとは誰が想像しただろうか。

悪魔なので普段は魔力を使うが半分は天使なので聖法気も扱える。
2つを同時に受容することは出来ず、あらかじめどちらを吸収するかを決めておく必要がある。
聖法気を含んだ食べ物も普通に食べられるため、鈴乃が食料提供という名の暗殺をしても平気だった。つか恐らく健康食とか精進料理の類になっていたと思われる。

特技はIT関係。ハッキングも調べ物も監視もできる。
ただし魔王城のパソコンのスペックが低く微妙に生かしきれない。
活かしきれていない状況で、大手会社のテレアポの回線に個人狙いうちでハッキングをかけられるあたりは凄まじいか。

反面日本語はひらがな以外書けない。
本人はパソコンでどうにでもなるため全く気にしていないが。

真奥や芦屋のように、仕事の面で要領が良いわけではなく、むしろかなり不器用（もっとも彼らにしたって何度もバイトをクビになっていた経緯はあるが）。
散々女性陣から罵られ煽られて家事を手伝ってみたはいいものの失敗ばかり。へそを曲げて拗ねていたものの、「自分でも出来そう」だと思う仕事が
割り当てられた時は珍しい反応をし、ぎこちなくてんやわんやではあったものの立派に務めを果たした。

あと何気に子供好きなので、赤子の子守に関しては根気強く遊びに付き合ってあげたりする。
珍しくアラム・ラムス絡みだと真面目で正論が多いため、その際は喧嘩をする真奥と恵美を諌めることも。


◆名（迷）言集
「オルバ、お前はビクつきすぎだよ。増えたなら減らせばいい」

「……良い声だ。最期まで、破壊の音と絶望の叫びで、美しいコーラスを奏でてくれよ」

「食べられないでしょパソコンは」

「あれ？ 唐揚げってなかったっけ？
ねぇ、なかったっけ？
唐揚げあったよね？
ねぇねぇ唐揚げあったよね？
唐揚げだよ、唐揚げ
唐揚げ、ねぇねぇなかったっけ
ねぇ」

「やっべえ、足に力が入らない！」
※何故か妙にシリアスな作画になっている

「もう、なんなんだよ！
こないだからなんなんだよ⁉
僕が何したっていうんだよ⁉?」
※この後続けて何事か喚くが聞き取りにくい

「天界は地上二階六畳一間にあるんだな～」

「あの……十二万八千エンッ」
※言い切らないうちに殴られた



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