ケンプファー(MS)

登録日:2009/10/07 Wed 20:29:46
更新日:2024/02/04 Sun 21:18:39
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さあ来い!戦い方を教えてやる!



型式番号:MS-18E
所属:ジオン公国軍
頭頂高:17.7m
本体重量:43.5t
出力:1,550kw
推力:159,000kg
センサー有効半径:6,100m
装甲材質:チタン合金セラミック複合材

武装:
ショットガン
ジャイアントバズⅡ
シュツルムファウスト
ビームサーベル
60mm頭部バルカン砲(劇中未使用)
チェーンマイン

主な搭乗者:ミハイル・カミンスキー

【概要】

初登場は『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』。
ジオン系では珍しい明るいブルーカラーの機体で、機体名はドイツ語で「闘士」を意味する。
ジオン軍のMSの機体名では例外的に有意味語の名称が用いられた機体で、戦争末期の混乱ぶりがうかがえる。
そしてSDガンダム外伝には「闘士ケンプファー」なるキャラクターも。


ライトノベル作品の「けんぷファー」についてはこちらを参照

一年戦争末期、ジオン公国軍ではMS-14ゲルググに続くMS-16ザメル、MS-17ガルバルディ、MS-18ケンプファーの3種のモビルスーツ開発が検討されていた。
このうちMS-18プランは新たなMSの運用法を模索して開発された。
本機は初期開発型のYMS-18からスカートアーマーが廃された以外は大幅な変更は施されなかった。
運用もYMS-18と同様で、型式番号は襲撃型(Einhauen typ)または試作実験(Experiment)の頭文字からMS-18Eとされた。


【性能】

強襲用のため、大推力のスラスター及び姿勢制御用バーニアを全身に装備し、前傾姿勢での滑走が可能となり高速で目標に辿り着く事ができるのが大きな特徴。
滑走姿勢のまま、重力環境下で正面を向いたままサイドスリップすることさえ可能であり、機動性においては一年戦争当時最高峰を誇る。
装甲も前傾姿勢時に正面から見える部分のみに留める等、徹底的な軽量化が施されており、高い機動性に貢献している。
なお前傾姿勢は、正面投影面積を極力減らすことによる被弾率低減及びドム以降改善されなかったMSの空力特性の改善を意図したものである
特殊部隊などでの使用を想定して開発され、分解した状態で搬送し、町工場程度の設備で容易に組み立てられるように設計されている。
この構造の目的はメンテナンスの円滑化にあったともいわれている。

武器はビーム系のような機体のジェネレーター出力を割く兵装を避け、実体弾系兵装を装備する。
これにより連続した攻撃を行っても機動用出力には支障が出ないよう意図されている。
また装備武器は、弾薬を全弾射耗した後は専用ジョイントパーツごと排除・破棄可能で、デッドウェイトにならないように設計されている。
ビームサーベルは太腿部に突き刺さるような形で格納されており、使用時に飛び出して取り出すことができる。普段は装甲の下に隠れているので武装を取り回す上で干渉しないようになっている。

徹底した強襲戦特化により爆発的な攻撃力を持ち、その戦闘力は地球連邦軍のRXシリーズにも引けをとらない程。
一方で軽量化による高速性・高機動性追求のため前面装甲以外は薄くなっており、スカートアーマーなど一部装甲に至っては廃されてしまっている。
そのため、よく「紙装甲」と言われるが、厳密には少し異なり、正確には「前傾姿勢時に正面を向く部分」以外の装甲が薄いである。
その装甲が薄くないとされる部分すらもアレックスの腕部ガトリングの掃射で蜂の巣にされたため防御力が低い印象を強めているのかもしれないが、
アレックスの腕部ガトリングは口径90mm*1、弾頭にルナ・チタニウム使用と当時としては破格過ぎる性能なのでこれを至近距離から斉射されれば当時の殆どのMSは耐える事は不可能に近い。デザイン画でも「ドヒキョー隠しガトリング砲」と書いてあるような代物である。

一年戦争終戦直前の統合整備計画から誕生したため正確な生産機数は不明だが、運用試験を経てロールアウトした機体は特殊任務を行う部隊へと配備された。
隠密行動を常とする部隊で使用されたため、MS-18タイプの存在は一般にはほとんど知られていない。
しかし、解体・組立の容易さからか数機が出回っており、戦後にアクシズ艦隊等で使用されている。

ちなみに使われているフレームや部品はザクⅡ改と同様の物。ただし決して性能が低いものではない。廉価=駄目な訳では決してない。統合整備計画によりゲルググとザクが共有する部品もあるくらいである。


【武装】

  • 60mm頭部バルカン砲
ジオン機としては珍しい頭部ガトリング。劇中未使用。

  • ショットガン
主武装の一つ。非使用時は後腰部ラッチに装備される。
クラシカルなポンプアクション式なのは動作の確実性を高めるためだが、電動でオート装填も可能とする資料もある。
ショットシェルは9発の弾丸を発射する00バック弾。弾体にはガンダムの装甲としてお馴染みのルナチタニウムを採用している……と、『1/144 ケンプファー』バンダイ、1989年7月、組立説明書に記されているが。フレシェット弾ではなく球体の散弾に比重の軽いルナチタニウム合金を使用するのは不適切である。
ストックは着け外しが可能。

『ガンダムUC』ではズサが使用した他、ガンプラではイフリートとその派生機がよく持っている。
実はイフリートのショットガンは本来は他のMSにはない専用武器だったのだが、設定画が存在しなかったために立体化に際してケンプファーの持つショットガンから流用され、それが定着してしまった様子。

  • ジャイアントバズⅡ
リック・ドムⅡが使用しているものと同一のモデル。非使用時は背面ラッチに装備される。
当時のMS用携行実弾武器としては最高クラスの威力を持つ。

  • シュツルムファウスト
パンツァーファウストとよく似たジオンのMS用汎用使い捨て簡易ロケットランチャー。非使用時は膝側面ラッチに装備される。
誘導装置が無いため命中率は低いが、こちらもMS用実弾兵器としては高い威力を持つ。

本機が標準装備する唯一のビーム兵器。ビームの色は黄色。
腰部側面(要するにズボンのポケットがある辺り)に埋め込まれるようにして装備されており、使用時は飛び出す様にして展開される。
ゲルググのビームサーベルの発展型と言われる。
性質上、ガンプラではビームサーベル収納・展開ギミックはほとんど再現されない。

  • チェーンマイン
爆導索にも似た兵器。本体装備ではなく、劇中では現地に予めチェーンマインを搭載したトラックを配置し、そこから取り出していた。
強力な炸薬を内蔵した機雷を標的に吸着させて起爆する。
必ず全部一度に使用しなければならない訳ではなく、余った部分を切り離して目標に巻き付いた部分だけを起爆する事も可能。

この他ヒートホークやハンドグレネードもトラック内に隠していたがそれらは使わずに終わった。
……が、後にバーニィが回収してアレックスとの決戦に利用された。


【劇中での活躍】

サイクロプス隊のミハイル・カミンスキーが搭乗し、コロニー内部で戦闘を行った。
高い機動性を生かし、駐留部隊や、連邦軍のグレイファントムに所属するスカーレット隊を全滅に追い込んだ。
その後、標的であるガンダムNT-1の眼前に到るが、パイロットのクリスチーナ・マッケンジー中尉が乗り込んで緊急起動させたために即時破壊は果たせなかった。

前もってトラックに隠匿したチェーンマインを使用し、NT-1を攻撃するがチョバムアーマーに阻まれ、さらに腕部の90mmガトリングガンが使用可能になったNT-1の反撃を受け破壊される。
装甲を犠牲にした強襲用MSの欠点・限界があらわになった。



【バリエーション】


●ケンプファーF型
ケンプファーのビーム兵器使用型。ゲルググJビームライフルの改良型を装備している。1/144の説明書に記載されていたらしい。
立体化はされていないため、詳細不明。


●プロトタイプ・ケンプファー
ケンプファーの試作モデル。違いは各部分の形状の差異とリアスカートの有無。
1/144の説明書に記載されていたらしい。
漫画『Ecole du Ciel』では海賊部隊のエース・アキラの専用機として登場。
アキラの腕前もあり高い戦闘能力を誇るもののピーキーで照準などもマニュアルで行っているため他のパイロットでは扱い難い。アキラ曰く操縦のコツは「やさしく女に触れる要領」。
また、試作機であるため補充パーツの確保が困難であるなど問題を抱えていた。


●ティターニア
ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』に登場。
ノイジーフェアリー隊所属の主人公アルマの操縦に陸戦高機動型ザクがついていけない為、不時着したHLVから回収したプロトタイプケンプファーを改造し乗り換えた。
というわけでありそうでなかったケンプファー初の主人公機抜擢である。
とはいえ元々が強襲に終始し帰還を見込んでいない設計だった為、人員含めてすべてが不足しがちなノイジーフェアリー隊で使う為に大幅に改良されている。
背部にプロペラントタンクが「妖精の羽根」のように増設、各種装甲も追加されている。それとスパイクアーマー。
またビームサーベル使用時は二刀流となる。
ジ・Oの改良機「タイタニア」と名前が被っているのは秘密。

●高機動型ケンプファー
ゲーム『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に登場。
アナハイムの手引きによって、月面のジオン残党がケンプファーF型を一撃離脱戦法に特化した高機動型としてカスタマイズした機体。パイロットはミチェル・カノ。
後のガーベラ・テトラのものと同型のシュツルム・ブースター・ユニットを装備し、肩部もガーベラ・テトラと同型であることから、おそらく推力はゲルググJをも大幅に上回ると考えられる。
0082年にエンゲージゼロと2度に渡って交戦し、死闘の末に左腕の損失やバルカン砲の直撃により損傷した機体は崖下へ降下。ミチェルはコックピットハッチを開け、携帯バズーカでなおも抵抗しようとするも、限界を迎えた機体はそのまま爆散した。

●RFケンプファー
漫画『機動戦士ガンダムF90 FastestFomula』に登場。
シャア・ダイクン派によって再編されたジオン系組織「NSP」が、ネオ・ジオン残党「レガシィ」を中心とした地球圏のオールズモビルの一派として、0116年に新興コロニー「フロンティアⅠ」を襲撃した際に運用。パイロットはキッチ・キッチナー大尉。
前期型RFシリーズと後期型RFシリーズの中間に相当する機体で、外見はケンプファーとほぼ同一だが、ムーバブルフレームにはRFザクと同じ物が流用されている。また、アクシズで開発された準サイコミュシステムとインコムを搭載しており、オールドタイプの微弱なスウェッセル・セムを刺激し、ニュータイプと同等のオールレンジ攻撃を可能たらしめる。

ケンプファーアメイジング
ガンダムビルドファイターズ』にてメイジン・カワグチが使用する機体であり、HGBFでキット化もされている。
カラーリングは全体的に紺色になっており、各所に白のラインが入っているが、バーニアの色は本家とほぼ同じ。主に肩と脚部に差異が見られるものの、全体的に本家とあまり変わらない機体となっている。
本家との最大の違いとして両肩背部と両脚部の横に武器コンテナと追加ブースターの機能を兼ね備えた「アメイジング・ウェポン・バインダー」を装着可能。また、武装は本家とほぼ別物で、パーツの換装によりピストル、ライフル、ロングレンジライフルの三形態に可変するビームガン、サバイバルナイフ状の刃物、ガトリングガンに折り畳み式四連装ミサイルランチャーと、ビームサーベル以外に共通する武装はない。
また、抽選で引き当てた武器を使用するというルールのバトルとなった第13話では、左右一組のトンファーを使用している。



ガンプラでのケンプファー】

当時1/144のみであったが後にMG、HGUC化されている
特にHGUCはバズとショットガン(ストック付き・ストック無し)が2つずつ&武器の持ち手も左右両方ついてくるなど武装がかなり豊富で、作りごたえがある。

前述のとおりケンプファー・アメイジングもバインダー単品ともどもキット化しているのだが、本体キットにはバインダーが二つしか同梱されていないため、劇中のバインダーフル装備を再現するには別売りのバインダー単品を購入する必要がある(単品もバインダー×2が入っているので、購入自体は一つだけでよい)。しかし脚部のジョイントは接続部が甘く安定しづらいため、小改造は必須。
欠点として、キット本体にもバインダーにもミサイルランチャーとガトリングガン、トンファーが付属していない点が挙げられる。ガトリングガンは別売りの武器セットで再現できるが、トンファーやミサイルランチャーは自作するか似ているもので代用するしかなく、更にバインダーへ収納したいと思うなら分割等を可能にする技術が要求される。
また付属しているとはいえビームガンはピストルとロングレンジライフルしか形状を完全再現していないため、ライフル状態は銃口を加工する手間がある。



【ゲームでの活躍】


グフ系及び一年戦争時代の機体としてはトップクラスの基本性能と接近戦で高火力を発揮する武装が特徴。
多くのグフ系と異なり、地上・宇宙を問わず運用できる。
武装が豊富な機体ほど活躍しやすいシリーズなので大抵アレックスよりは使いでがある。

『スピリッツ』ではイフリートからの開発、あるいはゲルググ系とドム系との設計から生産可能。
生産コストが二万を切り、武装も実弾オンリーで5マス目まで穴がない。
しかし燃費が悪く素のEN値が低いため、ある程度強化してからでないと使いにくい。
またビームサーベルを持っていないのも玉に瑕。

ちなみに素の能力ならばアレックスよりも高い。

『ウォーズ』では武装枠が最大7つまで増えたことにより、ビームサーベルが追加された。
あとはカートリッジ系と実弾威力アップ系のオプションをつけ、FNをあげれば完璧
…………かと思われたが、ディフェンスロッド、PS装甲等々の対実弾アビリティの大バザールにより前作より更にピンチに。
さらに実弾武器はダメージの伸びが悪くなったのも向かい風。
そこは愛でカバーしよう。
残念ながらカットインは一切無し。

『オーバーワールド』の頃には各武装の射程が伸び、実弾武器のダメージ計算も修正させたため一層使い勝手が向上した。
またMS以外の機体をサーベルで攻撃した時にカットインが入るようになった。

『ジェネシス』では参戦作品の都合上格闘機の乏しいジェネシスでは重宝する…かと思いきや、何故かチェーンマインがMAP兵器になってしまった。
通常戦闘は他の武装で十分こなせるので使い勝手自体は上がっている。
ただし今作は世代毎の基本性能の差が激しいので後の時代でも主力として使うならしっかり強化しておきたい。

開発素材としてはイフリート系やゲルググ系、作品によってはギャンにも繋げられる。
だが一年戦争時代の機体としては強力な部類なのでそのまま使い続けても良いだろう。


  • ガンダムvsガンダムシリーズ
家庭機版で初登場。
主にバズーカとショットガンを駆使する射撃機体。チェーンマインも使用する。
特殊射撃の“強襲ダッシュ”で各種行動をキャンセル可能。次回作に登場するNEXTダッシュの試作との噂
アシストはズゴックE


暫くプレイアブル機体として参戦せず、CPU専用機体の登場も無かった。
唯一、ステージの一つリボーコロニー内の背景に穴だらけの姿でとっ伏せてる姿が確認できる程度。

4作目機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONで2017年12月復活参戦。コストは1500。
地走ではなくなり、普通に格闘戦も出来るようになった。
ショットガン、ジャイアントバズ、シュツルムファウストの全てが使用できる。
特殊格闘は強襲ダッシュで、発動後ほんの僅かだがあらゆる射撃攻撃を回避できる特性を持つ。
下格闘がチェーンマインになり、リロードは使用後にもう一度入力する事で、どこからか現れたトラックの中から引っ張り出して再充填する。このトラックは宇宙だろうがブーストで空中浮遊していようが現れる。
覚醒技はジャイアントバズ連射。誘導を切られていない限りは常に敵機に向けて攻撃し続ける。
弱点は弾切れするとどうしようもない事。リロードを意識して各種武装を撃ち分ける必要がある。
掛け合いではギュネイ・ガスピーリスと相互にセリフの掛け合いがあったり、それ以外ではシーブック(キンケドゥ)、シロッコ東方不敗に対しての反応*2がある。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2でも続投。
元々最低コスト内では堅実ながら尖る個性を持たない身の上から、あまり良い評価は得ていなかった。
中間アップデートで特殊格闘周りの調整を受けたが、最低コストの身で自衛ではなく突撃系のコマンドを強化しても迎撃のリスクが高まるのもあって、闇討ち以外での扱いは難しかった。
格闘機であれど迎撃性能が極端に高くなっていた環境もあって、辛い状況に久しく身を置いていた。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでも続投。
射撃CSにショットガン(構え撃ち)が追加。動きを止めてしまうが、弾数管理の厳しかった本機にはとても嬉しい。
特殊射撃にザクⅡ呼出が追加。代わりにシュツルムファウストが特殊格闘特殊射撃派生に移行した。

Rev2.06にて格闘型として追加。コスト240
メイン射撃はショットガンABとジャイアントバズ(選択時にコスト追加)から選択
サブは頭部バルカンとシュツルムファウストとチェーンマイン(選択時にコスト追加)から選択
格闘はビームサーベル。タックルモーションは回し蹴り
足を止めずに打てるバズーカとQD時に高い威力を発揮するチェーンマインが特徴的な機体。また、ジオンでは数少ない頭部バルカン持ち。
機動力もあり、その攻撃性能は高コスト機に相応しい高いレベルであるが、装甲はあまり高くないので運用には注意が必要。


一年戦争期のMSはロートル扱いが普通なこのシリーズでは、もれなく雑魚扱い。
原作では搭乗していなかったシュタイナーがパイロットなことも多いほか、グフ系繋がりか青い巨星が乗っていることも。
というか、ミーシャはスパロボにあまり出てこないので、原作未視聴でシュタイナーが本来のパイロットだと思い込んでいる人も多い。
一部の作品では自軍で使うこともできるが、改造してなんとか頑張れるレベルで、いまいちなんか足りない。
GC/XOではせっかく一年戦争がメインなのにチェーンマインがない。
しかしIMPACTでは基本性能によって最大改造の上限が変わっていた(低い程改造出来る)ため、チェーンマインがスーパーロボット以上の超火力を持つ。
ただし一発だけだが。尤も、IMPACTはグレートマジンガーにアルトアイゼンEz-8必殺技が一発しか撃てない機体が多いのである意味気にならないかもしれない。
最大の問題はそこではなく、コイツを手に入れてしまうと何かしら他の隠し要素を逃す羽目になる事
ケンプファーのスペックをフルに活かせるノリスとの両立を目指せば、本作最強MSの一角であるフルアーマー百式改は手に入らなくなり、フルアーマー百式改との両立を目指せばノリスが仲間にならない痛し痒し。
ただ、フルアーマー百式改自体はνガンダムHWSとの両立を目指すと隠しシナリオへ進むための熟練度の余裕がなくなり、
高熟練度を維持するとスペック差がありすぎる百式改になってしまうのでフルアーマー百式改を諦めるのなら手に入れておきたいところ。
敵verは地上機体のトラウマ


初代から参加している古参組。それどころか初代ではパッケージも飾っている。
設定通り同時期のMSと比べて頭一つ抜けた機動性と並の耐久を持つ(実は防御性能が低いだけで耐久力自体は極端に低いわけではない)。
機動性の高さは圧巻で、自分で撃ったバズーカやシュツルムファウストの弾を後から追い越せる程。
メイン武装にショットガン・バズーカ・シュツルムファウスト。サブ武装にチェーンマインを完備。
ショットガン使用時には一発撃つ毎にちゃんとポンプアクションを行ったりステップモーションが原作のアレ(匍匐姿勢)と、再現度も高い。SPアタックは一斉発射で、これも上記のバーサスシリーズの元ネタだろうか?
ショットガンやチェーンマインは表記上の攻撃力こそ大した数値ではないが、発射された弾一発ずつに当たり判定がある関係で至近距離で撃ち込むと凄まじい火力を発揮する。
そのため大型の艦艇やMAの相手はお手の物。
MSにも至近距離で直撃させればワンパンに近く、攻撃力が同時代でもトップクラスの隠れた強機体。
ただし、武器の仕様上接近せねばならない(=攻撃をもらいやすい)のに上記の通り低耐久なので注意。
足回りを強化して一撃離脱を心掛けるか火力を上げて殺られる前に殺るか事故防止のために耐久方面をチューンするかはプレイヤー次第。
ただ、デフォルトの性能だと着地時の硬直が長めなのでバランサーの性能はそれなりに上げておいた方が良い。

多彩な武器に裏打ちされた攻撃力とガンダムに迫る機体性能を持ち、地形適正も優秀な指揮官機である。
実弾武装中心であるため、ジッコと組み合わせることで圧倒的な戦果を挙げられる。
ただし、盾を持たないため耐久力に若干の不安があることと、作品によっては消費が激しく継戦能力に欠けるため、雑な運用では本領を発揮しきれない。

  • 機動戦士ガンダムオンライン
ガンオン初のコスト360のジオン機として登場。実装当時圧倒的な火力と機動性は他機を寄せ付けずガンダムNT-1と並んで猛威を奮った。
様々な新機体が実装されている現在でもその性能は見劣りしないものである。

  • CLIMAX U.C.
当然ポケットの中の戦争ジオン編で登場。
シールドが無いため、設定通りの防御力の低さが弱点。
チェーンマインは機体専用スキルとして再現されており、使用回数は非常に厳しいが極めて高い威力を持つ。
対アレックス戦ではどれだけ直撃を食らわせられるかがカギとなる。
またプログレスモードの0083時代連邦編ではデラーズ・フリートの戦力として登場、原作には無かった空間戦闘の様子が描かれている。
乗っているのは名無しなのにBGM「雷光走る」も相まって非常にかっこいい。


某漫画では、金髪太まゆの美人婦警さん。デザイナーが一緒で同じくショットガンを持つアレとは関係無い。恐らく。
暴力的な妹とは違い、ほんわかおっとりな性格だが、暴走時は重火器をぶっ放しまくる危険な御方でもある。
とりあえず、ゼロ距離バズーカ(犠牲者ハイザック)はやめましょう。
ズルズルチェーンマイン(犠牲者アッシマー)も駄目です。
ましてや、行き倒れの御老体に「駐車違反」のマーキング(犠牲者キュベレイMK-Ⅱ)も駄目です。
シュツルムファウスト(犠牲者ドーベンウルフ)はしっかり持ちましょう。




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最終更新:2024年02月04日 21:18

*1 口径60mmの頭部バルカンでさえ至近距離で直撃すればザクⅡの装甲でも耐えられない。

*2 いずれもサイクロプス隊メンバーと中の人が同じ。