THE IDOLM@STER(アニメ)

登録日:2011/11/19(土) 18:18:31
更新日:2023/08/21 Mon 10:13:09
所要時間:約 15 分で読めます





プロデューサーさん!アニメ化ですよ、アニメ化!




2011年7月から12月まで放映されていたアニメ。全25話。
制作はA-1 Picturesで監督は錦織敦史。

アイマスのアニメ化は過去にXENOGLOSSIAやL4U特典などで行われたが、
設定が原作通りかつ地上波放映なのは初となる。

キャラの外見や時系列は「2」準拠となるが、1の設定が入り混じった部分も。

アイドルが題材なだけありライブシーンにも力が入っており、評価が高い。
概ね好評だが一部Pの言動やアイドルの不遇優遇に関しては不満の声もある。
特に、ソロステージの魅せ場があったのが美希、千早、律子の3人だけだった点はよく指摘される。
尺の都合というのもあるだろうが…


EDは基本的に当番回のキャラの持ち歌(一部新曲あり)に乗せたPVとなっている。

ちなみにところどころにののワさんやぷちどるなどの二次キャラクターが出演していたり、声優本人をモデルにしたキャラがモブ出演していたりする。

2014年1月25日には続編である劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』も公開された。


◇ストーリー
話の大筋はプロデューサーとアイドルの交流・成長だが、元々ストーリーが希薄なゲームの為、
各々のアイドルの特徴や生い立ちといったところをクローズアップしながらオリジナルの展開を見せる。

◇No Make!
アイドルマスター、アニプレックス、TBSそれぞれのモバイルサイトでアニメの放送に合わせて毎週配信されている約90秒×3のオリジナルミニドラマ。
基本的に本編を補完する話が多く、「本編でやってほしかった」と言われるエピソードもちらほら。

◇登場キャラクター

◆765プロ

基本的には他アイドル…とりわけ千早のフォロー役。春閣下。
性格上どんなキャラとも絡める為出番は多い。
終盤は主人公らしくなる。

序盤では懐かしいツン千早だったが徐々に丸くなっていく。
Pとはあまり積極的には関わらず仲間…春香との絆がクローズアップされている。
15話でやよいを見る目が少々おかしかったので「ミンゴスが漏れてる」と視聴者から言われた。
千早がトラウマから立ち直る20話は、スタッフ自らが神回と称するほどの自信作。

序盤は寝てオニギリ食べてるばかりだったが、徐々に本気になっていく天才おっぱい少女。
数話に渡ってきっちり描写を重ねたうえで序盤の山場の主役を貰ったり結構優遇されている。そしてハニー。

監督が真Pかつゆきまこ派な為か、全体的に優遇されているような…?
彼女の主役回は高い完成度を持つが、実は監督はこの回に関しては入れ込み過ぎを避けるため、身を引いていたらしい。スタッフ皆に愛されたというわけか。

最初期に主役回を貰った反動か割と空気気味。
真と一緒の場面が多い。てか添え物同然。

当番回?を半分くらい伊織に取られたり出番が少なかったり割と不遇。
改変も少々目立ち、響ほどではないが脚本の被害者。けど可愛いから流されがち。

声優の魔力か登場する度に目立つ。
6話から竜宮小町として活動。
やよいに優しい。

イタズラ姉妹。
当番回も二人で担当した為セット感が拭えない。亜美が竜宮に入っても二人でよく行動している。
彼女達のコミカルな仕草や台詞は魅力的。
同じような服を着ていることが多いが色やらスカートやら所々違っており見比べてみるのも面白いかも。

性格上よく目立つが、当番回が作画や脚本の関係で不評(ハム蔵回と声優たちにも言われた)。
登板回前話でも扱いが雑だったり(ラジオでも言われた)、次話の真当番回が良かっただけに響ファンは憤慨した。
原作で取り上げられた二面性より動物好きな部分が強調されている。

面妖なお姫ちん。
腹ペコミステリアス娘でよく食べる。
悩む同僚にアドバイスを送るシーンが多い。よく月を見ている。ゲロッパ。

最初は1準拠の髪型だったが、竜宮小町の結成にあたって気分を変えようと断髪する。おっぱいおっぱい。
彼女の当番回にはリアル運命の人な小野坂が登場する。
何気にストーリーが絡むと空気になりがち。
というか出番はおっぱい等のネタ場面が殆ど。

2準拠な為、プロデューサー。自動車免許取得済み(免許証の色の関係で年齢詐称疑惑が…)。
彼女のアイドル姿は当番回とOP、最終話のみしか見られない。

  • プロデューサー
CVは真マジンガーの兜甲児で有名な赤羽根健治。通称赤羽根P。
眼鏡をかけた好青年。
序盤は役立たずな場面も見られたが、後半では仕事しなくなった。
しかしそれでもちょいちょいミスしている様子。
Pを出すか出さないかでスタッフ内でも議論されたようだが(アイドルマスター的にPがいないのも問題だが目立ちすぎも無能もまた問題)、
結局アイドル達を目立たせるため、活躍は少々地味な感じで出すことになった様子。その為空気キャラとなった。イメージは女子校の先生らしい。
23話では…

妄想事務員。
彼女の自宅風景が明かされた。
実は台詞無しの話も含めれば赤羽根Pを除いて唯一の皆勤賞だったりする。
最終話の小鳥さんはどうみてもPの嫁です。本当にありがとうごさいました。

  • 高木社長
ガイアではなく2準拠のヤザンな方(あちらは中の人が故人なので出しようが無い)。
設定も統合されたか今作では黒井社長と因縁があるのは彼(原作では従兄弟のガイアの方)。


◆961プロ

961プロの男性アイドルグループ『ジュピター(JUPITER)』のメンバー。
原作と同様黒井に利用されるおバカちゃん。木星は彼以外あんま喋ってない気がする。
ちなみに中の人は16話のブラックファルシオンⅢ世こといぬ三郎の声も担当していた。
アニメは、ステージ勝負がメインのゲームと異なるため「男性アイドルがライバル」という図式がゲーム以上に困難だったためか、
マトモに対戦することもなく「765プロの出演する予定の番組や雑誌に事務所の力でごり押しされていただけ」の、かませ以下の扱い。
かつては存在を否定されていた彼らだがアニメの扱いには「こんな扱いなら出さなくてよかった」と、とうとう同情されるに至った。

『ジュピター(JUPITER)』のメンバー。
3人の中ではぶっちゃけ一番影がうすゲフンゲフン。

『ジュピ(ry
ナンパする場面はあまり描かれなかったので、『ジュピター』のブレーキ役としてのイメージが強い。
まぁ、ダチョウ口説いたのはインパクト大だったが。
彼ら3人は後に事務所から独立、アイドルとして一からやり直すと言う、これはこれで格好良いエンディングを迎える。
デレアニの時点では新しいロゴを引っ提げ、全国ツアーをやれるくらいビッグになっている様子。

  • 黒井社長
テラ子安
10話での顔見せを経て、2クール目から登場し、765プロの妨害を仕掛ける。
話の都合か、原作以上にあくどい人物になっている。


◆876プロ

まさかの登場。
原作では春香の推薦で876プロ所属になったが、アニメでの経緯は不明。
アニメーターがトチ狂ったか、おっぱいが年齢不相応に大きい(亜美真美と同じく13歳78センチだが大きさが明らかに違う)。
そして可愛い。愛ちゃんは可愛い。

まさかのry
尾崎さんは出ない。

まry
性別不明のりっちゃんの従弟。運動会では真に声援を送る。

  • 岡本まなみ
ドラマCDでは出番が無かったが、アニメでは奇跡の登場。セリフ無いけど。
876プロの良い人だけど多少問題のあるマネージャー。
取材を受ける876プロの面々のつき添いをしていた様子。


その他

  • ハム蔵(♂)
響の飼っているハムスター。アニメでは出番が多い。
飼い主である響に助言を与える事もあるなど人間レベルの知能を持ち合わせている。本体ではない。
ハム蔵P。Pよりも響をPしてるとも。
あずさ曰く貴重品であり、金庫に入れられそうになった。
中の人は春香役の中村繪里子その人。

  • 新幹少女
10話の運動会で登場。
メンバーが新幹線にちなんだ名前を持つアイドルトリオ。
10話限りの出番だが、やよいを泣かせたり真に惚れたりと忙しい。
人気アイドルらしいが、以降は出番が全くなかっために765プロと木星の躍進で消えたとか、
黒井社長の目にとまっていた描写から961に潰されたとか色々予想されていた。
しかし23話にポスターでだが出ていたので、恐らくちゃんと活動している模様。
だが最終話EDには姿を見せず。残念。

  • 石油王 
8話に登場した石油王。自分で「石油王」と名乗っているので本名なのかもしれない。
何やかんやあってあずささんのおかげで(?)海運王の娘と結ばれたためか、後に765プロのライブに花束を贈っている。
中の人はあずさPとして有名な小野坂昌也。しかし収録は別撮りだった。
かつて木星の登場に「可能性を生むだけでアウト」「寺島君を殴りに行こう」と言っていた過去があるが仕事は選べないので気にして差し上げるな。



余談

ネットで声優陣が次回の話を語る(よく脱線するが)「しゅーろくごー」というコーナーがあった。

ブルーレイやDVDの初回版には新曲やアレンジ曲が収録されている。

またニコニコ動画では1話と最終話の放送時にニコ生で声優陣がみんなと一緒にアニメを視聴したりもした。



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最終更新:2023年08月21日 10:13