ボルグ・カムラン(アラガミ)

登録日:2010/12/27(月) 19:10:13
更新日:2022/06/28 Tue 02:52:05
所要時間:約 5 分で読めます




「GOD EATER」に登場するアラガミ



◆生態

巨大な尾針と顔を模した盾を持つサソリ型のアラガミ。鋏の部分が盾になっている。
上半身は鎧のようであり、金属的な外皮もあって一見すると騎士に見える。
人間のような上半身と四本脚の下半身という外見は、ギリシア神話の半人半獣の生物ケンタウロスに近く、
さらにそこへ蠍の尻尾を付け足した姿は、メソポタミア神話に登場する射手座の原型になったとされるパピルサグを彷彿させる。
蠍というより「全身を鎧に身を包んだケンタウロス」と言っていいだろう。
鳴き声も馬に似ており、前足を上げて雄叫びを上げるなど、馬を意識した要素も確認できる。

敵の体勢を崩してから攻めるという珍しい戦い方をするアラガミで、盾と尾針を駆使した戦闘はその硬さと相まって慣れないと倒しにくい。
特に溜めの後に繰り出す、尾針による広範囲水平振り回しに苦労した神機使いは数知れず。


堕天種はそれぞれ体色が紅と金に変化したモノがおり、紅はマグマ(火)に、金は荷電性と呼ばれ雷に強くなった。

名前の由来はアーサー王伝説から、通常種の発生起源もグレートブリテン島南部となっている。

神機パーツはショート、スナイパー、タワーが存在する。2ではチャージスピア、リザレクションではヴァリアントサイスが追加された。
刀身と銃身パーツは、尾針を、装甲は盾を模したデザインとなっている。
装備名はチャージスピアとヴァリアントサイスが、アーサー王伝説の円卓の騎士、
装甲はさそり座を構成する星の名前が由来。


また、接触禁忌種にスサノオが存在。
こちらは盾が神機の捕喰形態を模したモノ(部位名は「神機」)に、尾針は剣、足は四脚、鬣のような毛、姿全体も東洋の鎧に近い黒紫と大幅に変化している。
上記の通り、デザインイメージはケンタウロス。

神機を好んで喰う奇妙な偏食傾向から「神機使い殺し」の異名を持っており、アラガミ化が進んだ神機使いの両手とその神機が極めて似ている事から、ハンニバル同様神機使いがアラガミ化した成れの果てとも噂されるが詳細は不明。
また、尾針の剣には神機のコアらしき物があり、旧型ロングブレード型神機のような形状をしている。
ちなみに、基本種や堕天種とは捕喰行動が異なり、屈んで口をつけるのではなく腕の神機ですくい取るアクションとなる。

GOD EATERでは予約及びDLC専用だったが、GOD EATER BURSTでは必ずストーリーで刃を交える事になった。

名前の由来は「スサノオ」日本神話に於ける三貴子の末子で、有名な逸話に「ヤマタノオロチ退治」がある。

似せたかどうかは定かでは無いが、ヤエガキ系統の刀身と尾剣が似ており、一部のパーツの名前と関わりがあったり。





◆出現ミッション等々
  • 通常種
難易度3/レッド・アンタレスから登場。
素材名は「騎士」

  • 堕天種(火)
難易度5/旋回する炎以降出現。
素材名は「炎騎」

  • 堕天種(雷)
難易度5/紫電の槍が初討伐。
素材名は「雷騎」

  • 接触禁忌種
難易度6/明日ヲ蝕ムモノより出現する。
素材名は「神蝕皇」



◆結合崩壊箇所
  • 通常種
盾・前足・尾

  • 堕天種(火・雷)
盾・尾・針

  • 接触禁忌種
神機・口・剣



◆弱点
  • 通常種
氷・雷
  • 堕天種(火)
  • 堕天種(雷)
火・神
  • 接触禁忌種



◆戦闘傾向

  • 基本種、堕天種
針での攻撃が激しい正面に立つのは危険。側面への攻撃もある。
基本的には尻尾のすぐ後ろあたりが安全。ただ、後述のテイルスピンと針飛ばしには注意。

剣の場合、ショートは前脚と上半身、ロングは尾、バスターは後脚と針がよく通る。それ以外の部位は剣だと通りにくい。
しかし、活性化すると攻撃を当てやすい前脚、後脚、尻尾は硬化してしまう。

銃の場合、破砕は盾と活性前の前脚、貫通は上半身と口が有効。
盾は破壊することで剣での攻撃がよく通るようになり、戦いやすくなるので早期に壊しておきたいところ。
口は貫通に非常に弱い。外しても上半身に当たればこれも大ダメージ。

剣だと活性化時の硬化が面倒なので、手っ取り早く倒したいなら銃が楽。
当てるのに慣れがいるが、バスターのチャージクラッシュが弱点の針に届くため、こちらを多用するのもいいかもしれない。

厄介な攻撃は凪ぎ払いことテイルスピン。
事前動作やNPCを見ればガードしやすいが極めて範囲が広く、離れているからとばかりに油断するとあっさり当たる。
対策はジャンプするかガード、ジャンプの場合は空中ガードを併用すると更に安全。
ガードする際は、尻尾がくる方向に向かってガードすること。

遠距離を探知することは無いが視界が広く、食事中は時折左右を見回すために斜め後ろにいても気付かれるので、奇襲したい場合は背後から攻めるといい。


  • スサノオ
基本種と堕天種と比べて全体的に柔らかいが、体力は全アラガミ中トップクラスの多さ。
攻撃範囲が格段に広がっているうえに攻撃力自体も高め。

割と安全だった尻尾後ろ付近は、尻尾の叩き付けやサテライトビームをしてくるため危険。
ただ、前脚の真横付近に届く攻撃は少なめなので、基本はここに陣取るのが得策か。




◆主な攻撃

  • 飛び掛かり
足を曲げて飛び掛かる。事前動作があるとはいえ、距離関係無しに飛んでくる。
飛び上がりにも判定がある為、腹下で無双する人は気をつけるべし。

  • 針飛ばし
地面に盾を付けて、頭部から針を飛ばす。
拡散と直射があり、直射は1発ごとに確実にPCを狙ってくる。
堕天種の針は着弾時に爆発するので、少し回避が難しい。
走って回避かガードかを見極めること。

  • 突き刺し
雄叫び後、針を突き刺す。
発狂した様に乱打する場合もある他、衝撃波にも判定がある。
地面に針が刺さって抜けない場合があり、その時は無双チャンス。
リザレクションでは、素早く前に振り向いて、針を突き刺すようになった。

  • スピンテイル
広範囲に尻尾を振り回す。 ウロヴォロス程ではないが危険な攻撃。
発動前に複数の事前動作がある他、余裕があるNPCは防御体勢を取るのでガードの練習には最適。
マグマ適応型は攻撃範囲増大、荷電型とスサノオは回転軌道上に機雷を設置する。
ちなみに、アラガミの右後方にいなければジャンプでかわすことも可能。
スサノオの場合、回転と同時に前方に移動するバージョンもある。移動版は機雷設置が無いのが救い。

  • 尻尾叩きつけ
リザレクションで追加。尻尾で後方を叩きつけるリーチの長い攻撃。

  • ガトリングバースト
スサノオのみ使用。腕の神機から光弾を乱射する。
振り向いて後方に撃つこともある。

  • アマノハバキリ
スサノオのみ使用。上空にビームを放ち、対象に向かい降り注がせる。
動けば当たらないので立ち止まらないように。

  • テイルスタンプ
その名の通り尻尾を叩きつける。スサノオしか使わない。判定は股下まで及ぶ。





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最終更新:2022年06月28日 02:52