Dr.ケイン

登録日:2011/03/29(火) 01:54:48
更新日:2018/06/24 Sun 22:22:39
所要時間:約 3 分で読めます



4月8日
まだ何も出ない。
先月は中世に植物が生きていたあかしとなる化石を探して荒野をずっと歩いてみた。
だが、何も出ない。
明日は新しい場所を発掘しよう。
何か発見できるかもしれない。

概要

『ロックマンX』シリーズの登場人物。

トーマス・ライト博士の研究所跡から発見されたエックスをもとに、
世界で初めてレプリロイドを開発した天才科学者、つまりシグマの生みの親である。
『ライト博士が作ったシステムがどのように動作するのか、完全に理解しているわけではない』ようだ。

本項でも引用している「ケイン博士の日記」はWindows移植版「ロックマンX」の説明書に記載されていたもので、
ケイン博士の心情やロックマンXシリーズの世界観の一端をうかがい知ることができる。

ツルツル頭にフサフサの白髭をたくわえた老人。杖をついており、科学者キャラには珍しく白衣を着ていない。
イレギュラーハンターの創始者にして司令官としての顔も持っており、
エックスやゼロに的確な指示を与えるなど、まだまだ現役バリバリなようだ。

開発者として今まで生み出してきたレプリロイドたちを我が子のように思っており、特にもっとも信頼していたシグマや、
科学者の同志、人間とレプリロイドの垣根を超えた友人でもあったドップラーの反乱には心を痛めていた。

また、イレギュラーハンターXのクリア特典「The Day of Σ」
ではレプリロイドの未来を見届けるためにクリスター・マイマインの殻に似た延命装置に繋がれているという設定が追加された。声優は宮澤正。
カセット時代のハツラツとした姿に見慣れたファンにはショックを受けた者も多いのではなかろうか。
エックスとレプリロイドの未来を案じて手段を選ばず生き永らえていたが、最後はシグマが放ったミサイルが街を襲い、閃光の中へ消えていった。
続編が出るなら、ぜひとも安否を確認したいものである。

本編にはX3を最後に登場しなくなったが、その後ケイン博士がどうなったかは不明。
まあ、あのじいちゃんなら水戸黄門みたいに気ままな隠居生活でも送っていることだろう。


漫画版における活躍

岩本佳浩による漫画版では、より快活さが強調されており、
とても天才科学者とは思えないようなやんちゃじじいとして描かれている。といかもはやヒロイン。
性格は子供そのもので、出てくるたびに何かしら悪戯を仕掛けたり、ドップラーと大人げない張り合いをしては、エックスやゼロに呆れられていた。
特にゼロは格好の弄り相手で、こっそり髪の毛を三つ編みにしてゼロをブチ切れさせたりしていた(ただし後でしっかりと報復を受けている)。
持ち歩いている杖には愛用の工具や仕込み銃が内蔵されており、レプリロイドの応急修理などもこなす。

エックスからは敬意をこめて「博士」「ドクター」等と呼ばれ、ゼロからは「じじい」だの「クソじじい」だの呼ばれている。
とはいえ、何だかんだ言いながら二人ともじじいが大好きなのだ。
本人もからかいながらも二人のことを大切に思っており、無事生還したエックスにクッソまずい青汁を飲ませながらこっそり涙を流したこともあった。

ちなみに、X3終盤でエックスとゼロのピンチや仲間の裏切りのショックのあまり光り輝くゲロをぶちまけたことがあるが、
作者いわく「某ボクシング漫画」のオマージュらしい。
もっとも元ネタのほうはもはやキラキラ光る何かにしか見えないのだが。

X3の4巻、ケインとドップラーのシーンは胸が熱くなることだろう。
漫画版X3こそ、Dr.ケインが最も輝いていた作品と言えなくもない。
その漫画版でもX4では序盤以降出番がなくなってしまったが……


7月4日
恐れていた悪夢が現実になってしまった。
今日あのシグマがイレギュラーになってしまい、大半のハンター達を連れて出ていってしまった。
動機は不明だが、どうやら人間は劣っていると錯覚し、
レプリロイドの成長が止まっているのは人間のせいだと「判断」したようだ。
このため、シグマは「人間は撲滅しなければならない」と決心したのだ。
大半の人々は身を隠し、街から逃げようとしている。
人間がどの位の期間、シグマに対抗できるのか私にはわからない。
レプリロイドを作り過ぎたのか。

ロックマンXはシグマとの戦いのニュースをこまめに伝えてくれる。
ロックマンXが勝てるかどうかはわからないが、止めはしまい。
何かしなければならないのだ。*1

追記・修正は光るゲロを吐きながらお願いします。








この項目が面白かったなら……\ポチッと/