勇者指令ダグオン

登録日:2010/08/18(水) 08:09:57
更新日:2024/04/11 Thu 10:58:43
所要時間:約 6 分で読めます




宇宙監獄サルガッソの凶悪な宇宙人たちが惑星狩りを開始した。

その魔の手から地球を護るため、宇宙警察機構のブレイブ星人が5人の高校生にスーパーパワーを与えた。

彼らが、勇者「ダグオン」である!

第19話冒頭ナレーションより



オレたち勇者高校生!


『勇者指令ダグオン』は、1996年〜97年に放送された「勇者シリーズ」の一作品であり、シリーズ第7作目の勇者達である。

◎概要

これまでの勇者シリーズとは打って変わり、高校生のチームが地球を狙う悪の宇宙人と戦う話となっている。
前作『黄金勇者ゴルドラン』までの人間側の主人公は大概小学生程度の年齢であったが、本作の主人公達の年齢は一気に高校生にまで引き上げられた。*1勇者と交流を行う少年という存在としてガクが設定されている。
主人公達が高校生になったため青春ドラマを得意とする望月智充監督が起用され、その物語を彩るメンバーも主人公のエンをはじめとしてそれぞれ極めて強烈な個性を持っている。

子供向けのメッセージ性が強い展開は減ったが、従来作が抱えていたサブメンバーの没個性化や出番の少なさに対して一定の答えを出す作品となった。
最終回に至ってはロボットどころかSF要素すら殆どなく、1話丸ごと青春ドラマとなっている。

正当派な話だと思っていると、時折「勝っても暗い終わり方」になることがある。
救いようのない結末を迎えた「風に舞う白い羽根」、野良猫に対する人間たちの身勝手な振る舞いをこれでもかと描いた「猫が消える日」などが当てはまる。他にも、人類が本当に守るに値する存在か考えさせられる終わり方となった「青い星の戦慄」もバッドエンド気味。
そして、大きな代償を払って虚しくも勝利を得た「地球氷河期5分前」「禁断の超合体」「割れたダグテクター」などは完全なバッドエンドである。

主人公が高校生のチームということをはじめ、シリーズの中では色々と異色の存在である。タイトルの「ダグオン」とは単一のロボットではなく、メンバーがロボットになった姿を指す名前である。また、副題の「勇者指令」も勇者の二つ名を示すものではない。

本作最大の特徴として「主要メンバーが変身し、且つ合体してロボットになる」と言う点が挙げられる。(太陽の勇者ファイバード火鳥勇太郎も似た感じだが、あちらは人間でないし、変身もしない)
主要メンバーは変身してロボット化するため、日常でのワンシーンから戦闘シーンまで様々な場面で活躍を見せることとなった。
この要素は次回作『勇者王ガオガイガー』にも引き継がれた。
*2
この他、合体開始時に合体コードを叫び、合体完了時に名前を名乗る演出も本作から始まり、後継作の一部に引き継がれている。

作画についてはこれまでの勇者シリーズと同じくバンク以外では基本的に影が描かれなかったが、第38話にて柳沢テツヤ氏が作画監督を務めた回より激変。影が付けられた美麗な作画が見られるようになっていった。

放映終了後、続編という形で勇者シリーズ初のOVA作品『水晶の瞳の少年』が制作されるなど、高年齢層(特に女性)人気は高かった。キャラクターデザインは前述の柳沢テツヤ氏が行っている。

一方、番組放送後には不定期に本来の視聴者である児童層向けに「ダグオンくらぶ」というコーナーが設けられていた。お便りを紹介したり、本物のダグテクターが現実世界のチビッ子達の元にヒーローショーや幼稚園訪問をする様子などが放送された。*3

また、エピソードや演出などウルトラシリーズを意識した物が多く見られる。例えば、最終回を除きタイトルコール後に今回登場する宇宙人のシルエットと共に「~星人登場」のテロップが表示される。

これはDVD-BOXリーフレット内の監督インタビューにて「ダグオンのメンバーは基本的に(敵)宇宙人の名前を知らないので、一度も名前を呼ばれることなくやられていくのはいくら敵とはいえ可哀相だから」という旨の発言があり、望月監督自らがネタとして真似たことを認めている。

敵対勢力が侵略宇宙人になった理由はメカの種類が多く*4情報量が多いため、敵味方の複雑な人間ドラマを描かずシンプルにしようとした結果らしい。

時代設定が放送年(1996年)と同じ出来事の唯一のシリーズである。
今作の舞台となる山海市は、静岡県にある設定となっている。



◎あらすじ

大堂寺炎ら山海高校の生徒達はある日、「宇宙監獄サルガッソ」を脱獄した凶悪宇宙人の襲撃を受ける。
危機に瀕した彼らを救ったのは「宇宙警察機構」のブレイブ星人。彼は炎達に地球を守る為に、勇者『ダグオン』の力を与える。今、勇者高校生達の熱い青春が始まる。



◎登場人物


一応エンが主役ではあるが、変身してロボットになるまでは全員が同じプロセスなので、他のメンバーが主役となって進むエピソードも多い。
従来は主役ロボが何らかの形で必ず登場していたが、本作ではエンのロボット形態が全く登場しなかったエピソードも何度かあった。
エン以外のメンバーも毎回必ず登場する準主役のような立ち位置で、どの人物がその回の主役になり、どんな活躍を見せるかも本作の見所のひとつである。
(ゲキは19話から、ライは35話から毎回登場)

◇ダグオンサイド

◆大堂寺炎/ファイヤーエン
CV:遠近孝一
本作の主人公。16歳。70年代アニメの主人公っぽい髪型とモミアゲがチャームポイント。
授業サボる、他校の生徒とケンカする、と見事なまでの問題児だが、決して不良な訳ではなく、根は曲がった事が嫌いな熱血漢
口癖は「これが青春だ!」。
青春だから熱く燃えろというニュアンスであり、いざとなれば極端なルール無視や無茶な賭けに出ることも辞さないのが信条。言い換えれば命を粗末にするタイプ
第1話では、非常事態とはいえ実際に警官の目の前でパトカーを無断拝借&無免許運転と言うトンでもないやり方で砂に埋もれかけたガク達を救おうとしている。
その後も積極的に授業を放り出しては宇宙人との戦いに身を投じる場面が見られる。
仲間の危機を知って学校を脱走しようとしたときは、引き留めようとした教頭を停学覚悟で殴ろうとした

地球ダグオンのリーダーを自称するが、先述のようにまとめ役どころかルールを平気で無視するタイプなのでリーダーっぽくはない。
ただ、とにかく後先考えず真っ先に行動したがるところがあり、ダグオンの力を得るや否や積極的に正義の味方として活動するようになった。
無計画的で無茶な賭けも結果的には無我夢中で乗り切って勝利へと繋がって行くことが多い。
消極的だった仲間もエンのサポート役として徐々に戦線へ出るようになり、結果的にエンのおかげでチームが一つになって地球の平和を守るようになる。
まとめ役でこそないが、率先した行動で仲間を引っ張るという意味ではリーダーらしいところもあり、仲間も最後はエンをチームのリーダーとして認めるようになった。

サルガッソ事件の黒幕、真のラスボスであるジェノサイドが出現した際には一か八かの捨て身の策に出る。何とか倒すことには成功するが、行方不明になってしまい一時期は生死さえ危ぶまれた。

最終回は1話丸々使い、エン不在の中での仲間たちの様子、そしてエンが彼らの元に帰ってくるまでが丁寧に描かれた。当初は死亡する予定だったが、監督の意向により生存に変更された。*5
ファイヤーエンは鳥型のファイヤーバードへの変形能力を持つ。
某勇者と同じ名前の超者は関係無い(放送時期は同じである)。


◆広瀬海/ターボカイ
CV:子安武人
「鬼の風紀委員長」と恐れられる、お堅い生真面目さん。17歳。
一人称は基本的に「私」だが、たまに地が出たときなどは「オレ」になる。
剣道の達人でもあり、風紀委員として活動している時は竹刀を持っている。実際に、学内の不良を剣術であっさり返り討ちにしていた。
ダグオンの軍師的存在で、パッと見はエンよりもリーダーっぽい。
不良行為や早まった行為を嗜めるストッパー役としての役割が大きいが、チームが一癖も二癖もあるメンバー揃いなので、熱情が理性に勝る状況下ではカイでも止めきれない。
服装が自由な学校にも拘らず制服を愛用している。その反面、某黒いアイツがダメだったりと意外にカワイイ。
「Don't say four or five!」が口癖(直訳すると「四の五の言うな!」)。

エンにしょっちゅう手を焼かされているが、仲が悪いわけではなく、淡々としたお堅い態度の中にさり気ない優しさと仲の良さがチラホラ。
エンが宇宙人に襲われで一時戦闘不能になった後には病み上がりの体を気に掛け、
エンがライオソードを使いこなせず困っているときは敢えてエンを挑発して修行するように仕向け、
マリアにエン共々ボロクソに貶されたときは竹刀をエンに渡して「エン、許す。やれ!」と言っている。
基本的に素行の悪さは咎めるが、真っ直ぐとしたところや正義感は認めている。
そしてエンが行方不明になったときはメンバーの中で一番寂しそうにしており、逆に無事生還した姿を見たときは言葉にならないほどの表情を見せて喜んでいた。
4年前のセブンチェンジャーや2年前の勇者警察の敵人物や敵ロボットとの関係はない。


◆沢邑森/アーマーシン
CV:山野井仁
山海高校柔道部主将。17歳。
女好きであり、稽古中に道場を抜け出してはいつも他の部へナンパに出掛けている為、殆ど真面目にやっていない。
エンが「よくそれで主将が務まるよ」と呆れるレベル。現実でこれだと大問題である。
それでも実力は確かで、他の部員からもちゃんと主将として認められている。
学校でも街中でも可愛い子を見かけたら当たり前のようにナンパをしている。
山海高校では、シンにナンパされる事が女子にとってある種のステータスになってるとかいないとか…

年齢相応にスケベなところがありエロ本は当たり前のように読んでいる。エロ目的で「透視能力が欲しい」と言ったこともある。
更に日頃のナンパ癖の甲斐あって真面目にやれば女子の扱いは上手い。とある回では咄嗟の思い付きで気を利かせてヨクに片思いする少女をアシストし、その恋を成就させたことがある。
シンの数少ない、男前でカッコいい見せ場である。

終盤では自分も恋を実らせ、可愛くてしっかり者の嫁をゲットした勝ち組。
しかし最終話のEDでは嫁がいるにも関わらず性懲りもなくナンパしているところをその嫁に見られてしまっていた。もげろ。

エンとの絡みは全体的に少ないが、ゲキも含めた3人で放課後にゲーセンへ遊びに行っていることが間接的に何度か描かれている。
最終決戦後にエンが行方不明となった際には、いつものゲームで気を紛らわそうとしたが、エンがいないことに却って虚しさを覚えていた。
一年前海賊ロボとの関係はない。


◆風祭翼/ウイングヨク
CV:結城比呂(現・優希比呂)
メンバー唯一のメガネ担当。17歳。
見た目は高校生と言うよりは中学生みたいな童顔の美少年で、礼儀正しく、言葉使いが丁寧でエンに対してすら敬語だが、ちょっぴりマッド。
日常では同学年で付き合いの長いシンや、そのシンを嗜めるカイとの絡みが多い。
敵宇宙人も含めた色んなものを研究対象として見てる節がある。ある意味一番アブない。
カモメのブローチを見たときもセンスの良し悪しでなく、カモメとしてのリアリティにケチを付けていた。
研究の虫で女の子には興味があるようには見えないが、ふとしたキッカケで昔馴染みの美少女を射止める。
あと、本編には登場しないが、腐女子の姉がいる(ドラマCDで登場)。

実は意外と思いやりのある性格で、宇宙人が現れたとき真っ先にその昔馴染みの身を案じていた。エンが行方不明になった時にはいつものように研究に取り組むが「どんな成果があってもエンが帰って来なければ無意味だ」と言って荒れていた。
いなくなってからその大切さを実感するタイプなのだろう。

OVAではバレれば捕まるような研究を行ったり、自白剤を持っていたり、マッドさが増した。
二年前のサッカー刑事との関係はない。


◆刃柴竜/シャドーリュウ
CV:私市淳
登場人物中最も素性が知れない謎の人。16歳。髪型は黒髪ロング
口数が少なく一匹狼で、動物好きな、本作中一番マトモ(ポジション的な意味で)なイケメン。
一方で普段から他人と関わらないため、文化祭で接客の仕事を任されたときは対応がぎこちなかった。
小鳥、トラ、猛禽類など大抵の動物を片っ端から手懐けられる。
一応、山海高校の生徒だが、病気の妹がおり、その治療費を工面すべく授業よりもバイトを優先して、授業に顔を出さないことも多い。ある意味エン以上の問題児。
普段は専ら、アルバイトと裏山で修業に勤しむ忍者。その生活は火の車らしく、ガチで飢え死にしかけたことがある。

よくガードホークの上に乗って各地の偵察活動も行っており、サポート役としての活躍も地味だが多い。
なお、特技はヒヨコの雌雄鑑別。その特技があれば金には困らないはずだが…


◆黒岩激/ドリルゲキ
CV:江川央生
中盤に登場する追加メンバー。18歳。
大道寺炎をライバル視する、風雲高校のバンカラ番長で暑苦しい性格。舎弟は100人もいるらしい。
本編前にエンに片腕を折られた…そうだが、どうも半ば事故に近かったようで、その事自体は恨んではいない。
初登場時は長ランに無精髭、ドクロのバックルといういかにも不良らしいビジュアルだったが、戸部麻里亜に一目惚れ。
再登場からは無精髭を剃り、短ランに普通のバックルという動きやすそうな格好になった。
実はヨクの姉と同ベクトルの姉(しかも二人は友達らしい)がおり、その姉のせいでちょっと女性恐怖症気味らしい。
鉄道模型マニアという意外な一面もあり、ドリルライナーへの愛着は人一倍。ヒマがあればしょっちゅうピカピカにしているらしい。
OVAでは、卒業後は実家の酒屋で働いている。

劇中では唯一、ブレイブ星人の説明すら受ける前に自らダグオンとなることを志願した。*6
ダグテクターはドリルに変形、サルガッソの宇宙人を粉砕する。
ダグオン加入後はライナーチームの一員…になるかと思いきや、エンとつるんで行動することも多かった。
基本的に日常生活では熱苦しく空回りが多いボケ役だが、番長ゆえかダグオンメンバーの中では単体でのスペックが最も高く、何かと頼りになる男である。
戦闘時は分離行動時にその単体性能の高さを活かして色濃く活躍を見せる場面があった。
これはゲキの「危険を顧みず気合と根性とパワーで強引に乗り切ろうとする」という性格的な部分によるものも大きい。
スーパーライナーダグオンが初合体時にド派手に活躍できたのも、ゲキがしょっちゅう機体の主導権をカイから奪うことにより、カイの冷静な立ち回りにゲキの強引で力任せな動き方が加わったことによるものである。
ゲキの別行動のせいでライナーチームが3体合体になったことが3回もあった。


◆宇津見雷/サンダーライ
CV:山口勝平
終盤戦に参加する7人目のダグオン。16歳(地球人換算)。
宇宙警察機構所属のジンライ星人であり、炎らを「先輩」と慕っている。
透視やテレキネシスなどの超能力が使え、メンバーの中ではダグベースの操作にも長けている。
ダグベースの操作自体は本来なら宇宙警察機構の科目らしいが、他のメンバーが地球でブレイブ星人にスカウトされて即実戦に参加した連中なので、ライが唯一ダグベースをマトモに扱えるメンバーと言うポジションになっていた。

爽やか系イケメンで、女の子にモテモテで、しょっちゅう追い回されて困っている場面も多い。
ちなみにライ専用のテーマ音楽は初登場時以外流れたことがなく、ドラマCDのほうで何度か流れた。
料理が得意だが、キノコが嫌いらしい。

ダグテクターはファイヤーエンの使い回し…もとい同タイプであり、サンダーイーグルに変形。
単体での戦闘能力は控えめだが、合体形態になることでパワーが増大して主戦力級となる。
しかし終盤での登場であったことに加え、ダグベースの操作が必要な場面も多く、お留守番になることも多かった。

OVAでは謎の少年のケンタを手段を選ばずつけ狙う憎まれ役として登場。かつての仲間たちから困惑されるが、それにはある秘密があった……

宇宙剣士ライアン
CV:広瀬匠(現・広瀬裕
途中参加の異星人で、の姿に変形する。
アーク星人に母星・剣星を滅ぼされ、復讐の為地球にやってきた。
最初は復讐心故にダグオンのメンバーにツンツンだったが、徐々に丸くなり、やがては頼れる仲間となった。
ファイヤーダグオンがピンチになると自ら駆け付け、「俺を使え!」と言ってくる。
おじさんではない。
主な武装は胸から放つライアンフレアと、両手を銃口に変形させて放つライアンバルカン。
また、ブレードの強度を活かし、剣に変形して単独で突撃戦法を取ることもある。
ブレイブ星人とは別世界でも顔見知りであり、上司部下の関係だったこともある。


◆無限砲ガンキッド
CV:長沢直美
メカージュ星人によって作られたロボットで、形式名はガンドロイドT-96。
ロボット形態、飛行形態、砲台形態、無限砲形態の四段変形。
元は敵の武器だったが、後に味方になる。

西部劇のガンマン風の外見だが、性格は無邪気で天真爛漫であり子供っぽい。
産みの親に対する愛着はないらしく、地球に来た当初はメカージュ星人に従っていたが、ダグオンチームに身柄を確保されるとあっさり離反。
ファイヤーダグオンの武器とってその無限砲でメカージュ星人を仕留めるという、血も涙もないことを平気でやっている。

ライアンに続く武器に変形する勇者ロボの1体であり、彼とはやがて親子のような間柄となる。

本来の名前は「長い」という理由から今の名前になる。命名者はライアンで、彼の星では「新しい命」を意味する言葉らしい。武装は両肩のキッドキャノンしかないが、一応砲台形態のキッドタンクに変形すれば自ら無限砲を撃つこともできる。

通常はファイヤーダグオンやパワーダグオンと合体し、ファイヤーダグオンやパワーダグオンのエネルギーを上乗せして無限砲を放つ。


◆ルナ/ギャラクシールナ
CV:深水由美
宇宙警察機構の刑事。19歳(地球人換算)。
惑星オーパース出身で、宇宙警察機構第108分署第5パトロール部隊に所属している。

胸のクリスタルを用いて変身し、戦闘では口紅型の剣を使用。専用の鳥形戦闘機を持つが、劇中で融合合体(ダグギャラクシー?)はしなかった。
カイの嫁。
何気に史上初の女性勇者である。
変身シーンが少し扇情的なのはお約束。


◆ブレイブ星人
CV:中田譲治
宇宙警察機構所属の宇宙人で、エンたちにダグコマンダーを与え、ダグオンに任命する。
某魔法少女も、同じ宇宙人でもあんなのではなくこのような人と契約できていたら...。
地球の防衛をほとんどダグオンに丸投げ状態であったが、ビークルの提供や修復などでダグオンの戦士らを陰ながら支えた。
勇者シリーズ版エルドランとよく言われるが、特撮要素の強い作風から察すると、エメラルド星人のオマージュと言った方が正しいのかもしれない。
終盤で大変なことに…


◇ダグオンの関係者


◆戸部真理亜
CV:長沢美樹
山海高校1年生。16歳。
ガクの姉。見た目は可愛いが大のオカルトマニアであり、一人で超常現象研究会なる同好会を開いている残念娘。

女好きで知られるシンからも異性として見られていないようで、作中彼からナンパされる場面はなかった。その一方でゲキには惚れられている。

普段の登校時などは二つ結びに拘っているらしく、髪を下ろす場面は休日などに限られるらしい。
実は近視。エンとは幼馴染でオカルト娘と呼ばれからかわれていたが、徐々に仲を深めていき、後に交際することに。
最終回でなぜかパンモロした


◆戸部学
CV:長沢直美
小学5年生。真理亜の弟でやや生意気な少年。
愛称は「ガク」だが、そう呼ばれると怒る。ダグオンのファンであり、ダグオンクラブの会員第1号。


◆朝日山壮一
CV:島香裕
山海高校の校長。丸っこい体格をした中年男性で、穏やかながら掴み所のない飄々とした人物。
生徒の自主性を尊重する主義で、炎からは「おっちゃん」と呼ばれて慕われている。
自然をこよなく愛しており、野良仕事や校内菜園での野菜の栽培を行ったり、息抜きと称して裏山の隠れ家にいることも多い。
一方で悩める若者たちを見ると事情も聞かずに的確なアドバイスを行ったり、
夜中に裏山の草むらに潜んでいるダグオンメンバーの気配を察知して程々で帰るよう促すなど、竜以上に謎が多い。
元宇宙警察機構の刑事。…ではない。多分。
5年前の宇宙皇帝に仕えていた緑の大男や3年前のアジアマフィアのボスとは無関係。


◆伊集院遥香
CV:城山堅
山海高校の教頭。名前からして女性っぽいが、男性である。
朝日山校長とは対照的に堅物な先生で、特にエンに対してはかなり厳しいが、生徒を愛する気持ちは校長と同じで、教師の鑑ともいえる人。
エンに対しての態度も問題児である彼を更生させたいがゆえ。まぁお節介の感は少し否めないが。
得意料理は焼きそばで、「焼きそばハルカ」の店は文化祭名物とまで言われる。
堅物の彼も文化祭となると気合いを入れて情熱を燃やしており、更には食いしん坊のエンに大量の焼きそばを振る舞うなど気前も良い。
素顔は結構気さくな人かもしれない。


◆芹沢英里加
CV:水谷優子
放送部部長。けしからんナイスバディでものすごい美少女だが気が強く「このスットコドッコイ!」の掛け声と共にシンにビンタした。
だがそれをきっかけに森にベタ惚れされ、後に嫁になった。
シン爆発しろ。
1年後にはあるゲームでシンと兄妹になる。


◇サルガッソ軍


◆アーク星人
CV:柏倉つとむ
宇宙皇帝を名乗る宇宙人で前半のボス。仮面を被っているが、素顔は美形。
ライアンの故郷を滅ぼした張本人でもあり、アーク城を初めとした強大な力でダグオンに挑戦し続ける。
最後の戦いにおいて、ライアンと同じ剣星人の手でサルガッソに収監された恨みから剣星を滅ぼしたことが語られる。
因縁の相手が別の宇宙で生き延びていたことを明かした後、ライアンとの一騎打ちで果てる。

宇宙皇帝を名乗ってはいるが、別にドライアス様とは関係ない。
翌年にはゾンダリアン1人になる。

◆ヒドー
CV:矢部雅史
ワルガイア3兄弟の三男。諜報や偵察活動を担当する。人間態は学ランヤンキー。
兄たちと似たような能力が使えはするが、兄たち程の戦闘能力はなく、弱みにつけこんだり人質を取るなど相手に力を出させない戦い方が多い。
サルガッソ掌握前から地球に赴き、ダグオンに関する情報を兄たちに送っていた。
ルナを洗脳して配下にするが、次第に彼女に本気で惚れてしまい、彼女といい仲になったカイと熾烈な戦いをする事に。
敗北後はブレイブ星人の攻撃で戦死するが、直後にブレイブ星人も兄たちの手で倒される。
PS専用ゲーム「新世代ロボット戦記ブレイブサーガ」では、何の因果か宇宙海賊ガイスターを引き連れて勇者たちを倒そうと目論んだ。ダイノガイスト様に向かってなんてことを!

◆ゲドー
CV:長嶝高士
ワルガイア3兄弟の次男。頭を使うよりも持ち前のパワーで暴れるほうが得意で、マドーからは頭を使うなとまで言われている。
兄や男と同様に全身からエネルギー弾を放つことが可能だが、基本的に素手で殴れる状況であれば迷わず殴り合いを選ぶ。
しかし頭が悪いわけではなく、ダグオンとの決戦では陽動部隊でスーパーライナーダグオンとシャドーダグオンを引き付け、
自分は難破した宇宙飛行士に化けて救助されることで戦力の手薄なダグベースに侵入するという頭脳プレーを見せた。
パワーダグオンとの対決では無限砲で腹をぶち抜かれても倒れなかったが、ライオソードを手にしたパワーダグオンの前に敗れる。

◆マド―
CV:石井康嗣
ワルガイア3兄弟の長男。戦闘能力と頭脳の両面に優れる。凶悪な一方、弟たちへの愛情は深い。
重力波発生装置でダグベースを火星に引きずり込み、相手の攻撃を吸収する能力によって一方的にどんどんパワーアップするなどダグオンを窮地に陥れる。
しかしスーパーファイヤーダグオンが放ったフルパワーの攻撃は打ち破ることも吸収することもできず、最後は悲鳴をあげながら宇宙の塵と消えた。
翌年にはGGGの長官となる。

◆ジェノサイド
CV:大友龍三郎
サルガッソ事件の黒幕。実体を持たないエネルギー生命体であり、サルガッソを依代とし、囚人たちを陰から操っていた。
囚人たちはその存在に気付いておらず、マドーが出撃前と倒される直前に一瞬その声を察知したものの、正体を知ることはなかった。
地球を新たな依代にすることにし、ファイヤーダグオンを乗っ取った状態から地球との融合を行い、山海市以外を掌握するが、
エンの手で強制合体させられたスーパーファイヤーダグオンに力を押さえ込まれ、精神世界でのエンとの戦いに敗れ機体と道連れになった。
2年前のブレイブポリスの生みの親とは関係ない。


◎登場メカ

本作のメカニックは地球の乗り物を参考に作られた戦闘マシンという設定になっている。
これは望月監督曰く、パトカーや新幹線が変形してロボットになるという設定自体はスポンサーが決めているため、作品の世界観設定としてなぜパトカーや新幹線が変形するのかという理由付けを行った結果らしい。
特にファイヤーショベルに至っては操縦席が2つあるなど、元のパワーショベルとは大きく異なる外観である。
これまでの勇者シリーズと比べると、各ダグビークルには地球の乗り物に"擬態"しているという設定がない。そのため、ライナーチームなど、ダグビークルはオリジナルの乗り物にない派手な武装などが追加された思い切ったデザインになっている。

勇者シリーズでは序盤から毎回のように主役ロボがお馴染みの必殺技で相手を仕留めるようなパターンが多いが、
本作ではエン以外のメンバーも割と活躍しており、エンがサポート役に回ることもあった。
10メートル級の小型ロボの時点で既に数が多いため、単独での見せ場が少なかったロボも多いが、主役以外の活躍も多いのは本作の見どころとも言える。
また、勇者シリーズで小型ロボ形態への変形バンクは丸ごと端折られることが多いが、
本作では小型ロボになること自体が「融合合体」という、人機一体となるための重要な強化プロセスがあるため、尺に余裕があるときはなるべく端折られずに描かれた。
11話の一斉出撃の場面に至っては5人の融合合体からファイヤーダグオン、ライナーダグオン、シャドーダグオンへの合体を挿入歌に乗せて尺を調整しながらほぼフルバージョンに近い形で流している。
バンクを片っ端から省略して尺を稼いだ勇者警察とは対照的に、バンクを様式美として重視している。
ちなみに、融合合体は描写からして"憑依"しているように見える。


◆ダグファイヤー
ファイヤーエンがパトカー型の専用ダグビークル「ファイヤーストラトス」と融合合体した姿で、本作の主役ロボの初期形態。
必殺武器は腕アーマーから取り出す銃「ファイヤーブラスター」。
ダグテクター時は数少ない空中戦力なのに、融合合体すると逆に飛べなくなる。
中はエンが食い散らかしたお菓子などのゴミで埋め尽くされている
つまり融合合体時にはゴミとも融合して…ヴォエ!!*7


◆ファイヤーダグオン
ダグファイヤーから更に、ジャンボジェット型のダグビークル「ファイヤージャンボ*8」、消防車型のダグビークル「ファイヤーラダー」、救急車型のダグビークル「ファイヤーレスキュー」と『火炎合体』した前半の主役ロボ。
後半に出てくるパワーダグオンと比べると、パワーは劣るが機動力は高い。
必殺技はファイヤーブレード、ファイヤーライオソード、無限砲。
中盤にファイヤージャンボが大破したため一時退場した。ファイヤージャンボが復活した後も特に出番はなく、再登場回のみの登場であった。
飛行能力が必要な場面で何度かファイヤージャンボを使ってはいたのだが、ファイヤージャンボで出動した際に戦闘へ発展する場面がなく、戦闘のためにファイヤージャンボで出動したときも既に敵がカイに倒されていた。
ちなみにファイヤージャンボが退場していた間、ファイヤーラダーとファイヤーレスキューはダグベースに待機していた。
飛行機がロボットに変形するのは『ジャンボーグA』のオマージュであり、一度退場し復活するのは『復活! ジャンボーグA― グロース第4号作戦 ―』と同様。


◆パワーダグオン
ファイヤージャンボを失ったダグファイヤーの新たな合体。
「ファイヤーショベル」と『剛力合体』することで完成、普通のバケットとドリルとクローに換装できるショベルアームで戦う。
所謂二号ロボだが、グレート合体したスーパーファイヤーダグオンの登場回数がかなり少ないため事実上の後半の主役ロボ。
ファイヤーショベルも乗って操縦することができるが、エンが直接乗り込んだのは42話のみだった。
飛行機メカが敗れ、代わりに車メカに交代するのは『ジャンボーグ9』のオマージュ。


スーパーファイヤーダグオン
『超火炎合体』でファイヤーダグオンとパワーダグオンをひとつにした姿。
本来別々のシステムで動くはずのファイヤージャンボとファイヤーショベルを合体させて同時に運用するため自由に合体することはできず、合体を発動する際にはダグビークルを管理しているダグベースが放つ「超火炎合体光波」を浴びる必要がある。
シリーズ最強クラスのグレート勇者ロボだが、エンの体力を急激に消耗させるため、おいそれとは使えない諸刃の剣。劇中では3回しか登場しなかった。


◆ダグターボ
ターボカイが新幹線「のぞみ」型ダグビークル「ターボライナー」と融合合体した姿。
バックパックを脚部に装着し、機動性を強化出来る。
単体で敵を倒したことはなかったが、ワルガイア兄弟のヒドーの角をへし折って退却に追い込んだことがあった。


◆ダグアーマー
アーマーシンが新幹線「Max」型ダグビークル「アーマーライナー」と融合合体した姿。
本来、砲撃戦を主体に戦う機体だが、森の能力も相俟り、肉弾戦にも対応出来る。
宇宙魔女サキュバスを必殺のグラビトンキックとファイナルバスターで倒した。


◆ダグウイング
ウイングヨクが新幹線「つばさ」型ダグビークル「ウイングライナー」と融合合体した姿。
高速の空中戦と凍結攻撃を得意とする。
単体で敵を倒したことはないが、高速戦闘で蜘蛛のように糸を撒き散らすパイダ星人が持つ最大の武器を封じて弱体化させている。


◆ダグドリル
ドリルゲキがSL機関車型ダグビークル「ドリルライナー」と融合合体した姿。
バックパックと両肩パーツが胸部に合体して必殺のドリルアタックを放つことが出来る。
この形態やドリルライナー時のドリルで色々なものを破壊して地味に何度か活躍している。
当初は誰と合体するのかわからず、ダグファイヤーに肩車するなど試行錯誤していた。


ライナーダグオン
ターボ・アーマー・ウイングの3機が『重連合体』した姿。カイを司令塔とし、3機の武装や技を用いて戦う。
必殺技は「ライナータックル
詳細はスーパーライナーダグオン共々個別項目を参照。


スーパーライナーダグオン
ライナーダグオンとダグドリルが『超重連合体』して完成する。
胸部パーツから放つスーパーロックバスター、両足部のライナーゲキックなどが追加された。
必殺技は「スーパーライナークラッシュ」
出番は結構あるのに主な活躍が初登場時のみと不遇。
その場の勢いでやってみたら出来ちゃった合体。またしてもビルドチーム涙目である。


◆ダグシャドー
シャドーリュウがジェット戦闘機型ダグビークル「シャドージェット」と融合合体した姿。
忍者メカらしく、敵を撹乱させる高い機動性を誇る。また、竜形態「シャドードラゴン」にもなり、三段変形が可能である。
飛べないダグファイヤーを背中に乗せて運んだこともある。


◆シャドーガード
ダグシャドーと共に戦う動物型ロボ。
ガードホークガードタイガーガードウルフの3機で構成されており、必要に応じて召喚される。


シャドーダグオン
ダグシャドーがシャドーガードと「機獣合体」した姿。
高い機動力と豊富な武装を使った戦闘を得意とする。
必殺技は「カゲムラサキ・牙王斬り」
トランスフォーマーの玩具も手掛けている幸日佐志さんの裏話ツイートによると、ライアンやガンキッドのコンセプトは元々シャドーダグオンのパワーアップ用に発案した物だった。
しかしそのコンセプトが良すぎたようで、最終的にファイヤーダグオン用に変えられてしまったという。
詳細は個別項目参照。


◆ダグサンダー
サンダーライがサイドカー付き自動二輪車「サンダーバイク」と融合合体した姿。
両手から電撃を放つ「ボルトシュート」が必殺技。
ライが新米ということもあって敵を倒したことはないが、登場時は毎度奮闘していた。


サンダーダグオン
ダグサンダーが「サンダーシャトル」と雷鳴合体することで完成する姿。
電撃系攻撃に秀でており、必殺技はサンダーランサーで敵を真っ二つにする「ランサーフィニッシュ」。
ライがサポートばっかりやってたせいで登場回数が4回しかない(うち1回は顔出し)
玩具はギャラクシーシャトルのリデコだが新規パーツが多く、ほぼ別物と言ってもいい。
詳しいことは項目参照。

◎主題歌

◆OP『輝け!!ダグオン』
◆ED『風の中のプリズム』
作詞:谷穂ちろる / 作曲・編曲:矢野立美 / 歌:Nieve

勇者シリーズでは初めてOPEDを男性ボーカルが歌っている。
また、タイトルロゴは冒頭でも末尾でもなく途中、歌詞に「ダグオン」が出てきたところ(35秒くらい)で登場するという珍しい演出となっている。
OP映像は31話から変更。追加メカニックや追加メンバーの登場するシーンが一斉に追加されたほか、各所に効果音も追加されている。
新要素を満遍なく追加しつつ、ファイヤーダグオンやファイヤージャンボも残っているが、後半部は尺の都合によりバンクを使わない変形合体シーンが多い。
なお、本編でも殆ど出なかったスーパーファイヤーダグオンはOPでの出番も極めて少なく、ラストシーンに登場するのみとなっている。
ED映像は水彩画でメンバーの日常を描くというもの。同じく31話から画像が差し替えられた。
最終話EDはフルバージョンで流され、1番は本編からそのまま繋がる形でエンとマリアの再会直後の様子を台詞なしで描き、2番はセピア色のイラストで最終決戦が終わったあとの日常をダイジェスト形式で描いている。
特に2番のイラストに関してはエンとメンバーの交流を描きながら、様々なエピソードを思い起こす構成となっている。

この他、キャラソンはレギュラー声優陣の歌ったものが、真紅なHERO(エン)、明日は晴れるね(マリア)、静かなる瞳(カイ)、GOGO DAGWON(ガク)、学ランに隠したラブソング(ゲキ、マリア)、こころ・自由自在(リュウ)、オレたちの友情(エン、カイ、シン、ヨク、リュウ)、石原慎一の歌ったものが「炎の勇者! ファイヤーダグオン」の計8曲。
カイとゲキの中の人以外は当時あまり歌い慣れておらず、マリアの中の人は元から歌が上手くないというなんとも微妙なラインナップになっている。
90年代はキャラソン文化が発展途上であったため、声優業界全体として歌唱力がそこまで高くなかったことも一因である。
変な曲も多く、カイのキャラソンは途中でちょいちょい語りが入り、ゲキとマリアのキャラソンは歌の上手いゲキの中の人が9割をソロで歌っている。
ライのキャラソンはなし。代わりに『サウンドオブサンダー』という戦闘曲が制作されている。

◎余談

  • 第3クールの頃から遠近氏と子安氏がパーソナリティを務めるラジオ番組が開始。ダグオンチームの日常を描くボイスドラマが制作されたほか、子安氏演じるカイに叱ってもらうコーナーなど、腐ったお姉さん方に人気の出そうな内容も多々あった。

  • 山口勝平氏演じるライはパワーアップするに連れて声が低くなる。これはスタッフのほうからそうしてくれと頼まれたとのこと。

  • ゲキ役の江川央生氏は、勇者シリーズの次回作『勇者王ガオガイガー』でもGGGの火麻「激」役を演じている。このことは上述のラジオに江川氏がゲスト出演された際にも触れられた。さらに後半以降準レギュラーだったマドー役の石井康嗣はGGGの長官である大河幸太郎の声を担当しており、ダグオンに出演した声優2人が続投していることになる。

  • 勇者シリーズの常連、巻島直樹さんはモグネール、マウザー星人、パルス星人役で出演。

  • 2020年に於いて、『勇者王ガオガイガー』に引き続いて『勇者シリーズ』としては二作品目のスーパーミニプラによる立体化リメイクが決定した。



追記・修正はダグコマンダーを装着してからお願いします。


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  • 90年代テレビアニメ
  • 変身ヒーロー
  • 前作との凄まじい温度差

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最終更新:2024年04月11日 10:58

*1 これ以前にも勇者特急マイトガイン旋風寺舞人がいるため、初めてではない

*2 その後登場した『勇者聖戦バーンガーン』では、主人公とロボットの人格こそ別れたが、やはり一体化して戦う展開となっている

*3 現在は肖像権の問題かビデオやDVDには収録されていない。

*4 10m級の人型ロボだけでもダグオン7体、シャドーガード3体、ライアン、ガンキッドで合計12体と過去最多である

*5 仲間に幻影が見えたり、第47話が「燃えろ!炎の勇者エン」と言う死を意味するようなサブタイトルなのはこの名残と思われる。

*6 その勢い(暑苦しさ?)にブレイブ星人もちょっと引いていた。

*7 『勇者エクスカイザー』と同様に、車両形態用の機体と別次元に待機している変形専用の機体とを交換しているとすれば、特に問題ない。

*8 玩具では基地形態「ファイヤーベース」にも変形できるが、作中では中央のスロープを展開したシーンがワンカット出た程度