ナインボール

登録日:2009/07/27(月) 17:37:06
更新日:2024/04/01 Mon 20:47:02
所要時間:約 6 分で読めます




1:ビリヤードのゲームの1つ







  ○手玉

※①と⑨以外の並べ方は自由

プレイ人数は2人以上。
はじめにブレイクショットで手玉を①に当て、①から⑨を順番にポケットに落としていくが、結果的に⑨を落とした人が勝ち。

手玉をその場にある一番小さい数字の玉に当てなければならないが、例えばまず手玉を①に当て、手玉と①が他の玉に当たったり、他の玉がポケットに落ちても問題なし

早い話がブレイクショットで⑨が落ちてもそれで勝利

的玉(数字の玉)を落とせなかった場合はミスとなり交代。次の人の手玉の場所はそのまま

最初に決められた的玉(一番小さい数字の玉)に当てなれなかったり、手玉をポケットに落としてしまった場合はファールとなり交代。次の人は手玉を好きな場所に置ける

( <◎>)<さぁ、君もレッツチャレンジだ




2:



私を追っているらしいな


誰であろうと、私を越えることは不可能だ



プレイステーション用ソフト『アーマードコア』及び『アーマードコア マスターオブアリーナ』に登場するAC

パイロット名はハスラー・ワン



頭部 HD-X1487
コア XCL-01
腕部 AN-K1
脚部 LN-1001B
右肩武器 WM-S40/2
左肩武器 WC-GN230
右腕武器 WG-XP2000

赤と黒を基調にする渋いカラーリングと肩のエンブレム「ビリヤードの9の球」が特徴的
OP映像ではアナイアレイターと交戦する姿が描かれており、ブレードで切り結んだり、アナイアレイターと同じく構えグレネードを撃ったりしている…強化人間なのに。

武装は肩部ミサイル、肩部グレネード、右手用パルスライフルレーザーブレード

背中のグレネードランチャーはビリヤードのキューを、右手のパルスライフル(もはやマシンガン)の弾はボールをイメージしている

強化人間補正による高い機動力とグレネード移動撃ち、そして違法改造パルスライフルの凶悪な連射性能に裏打ちされた、中量2脚の高機動性とタンク型並の火力を併せ持ち、常にランキングのトップに君臨する最強のAC

しかし、誰もパイロットであるハスラー・ワンの姿を見たことのある者はいない

『アーマードコア マスターオブアリーナ』では、ナインボールがテロリスト殲滅依頼を実行した際に民間人を巻き込んでしまう
その巻き込まれた民間人の家族が主人公で、ナインボールに対する復讐のためにレイヴンを目指すというストーリー

オペレーター『ラナ・ニールセン』とパートナーを組む主人公の前に幾度となく現われ、その力を試すような言動を繰り返す



ネタバレ


















荒廃した世界を、人類を再生する


それが私の使命


力を持ち過ぎたもの


秩序を破壊するもの


プログラムには、不要だ



実は「ハスラー・ワン」という名の人物はそもそも存在しない。(後述のAIの元になった人物がいるかもしれないが)

レイヴンズ・ネスト本部の奥深くにあるメイン・コンピュータ内の人工知能の名称であり、「ナインボール」は、そのAIが遠隔操作するレイヴンズ・ネストの機動兵器である


ネストにとって不都合な出来事や、人類再生計画の邪魔になるような出来事を武力解決するために投入される事が多い
(企業間のパワーバランスを崩す程の強力なレイヴンの出現、1つの企業による行き過ぎた独占など)


初代ACでは、1つの企業を壊滅に追い込むほどの力を持った主人公をイレギュラーと認定し、本部へ誘き寄せて⑨2体による殲滅作戦を実行する

『お前の運命はもう決まっている』だの『反抗してももはや無意味だ』だのと、抑揚のない不気味な機械音声で言われた日にはそりゃこっちの戦意も喪失する


『マスターオブアリーナ』では、なんとラナ・ニールセン=ハスラー・ワンであった

⑨を追う主人公を諦めさせるためにハスラー・ワン自らが正体を隠して主人公のオペレーターとなり、幾度となく主人公を厳しい口調で諭す

声の性別を変えていたせいでツンデレお姉さんにしか見えない


しかし、数多の死線をくぐり抜け、主人公は通常型の⑨を難なく撃退するまでに力をつけてしまう

もはや説得は無駄と判断したハスラー・ワンは、主人公のオペレーターを止め、『全ての秘密を教えてやる』という名目で主人公を誘き寄せ、最終兵器である可変特殊機体『ナインボール=セラフ』を投入する…


続編の『アーマードコア2 アナザーエイジ』には、同じようなパーツ構成の所属不明ACが登場し、かつての伝説に違わぬ強さを見せ付けるが、これらが過去のオリジナルのナインボールとどういった関係にあるのかは不明である
(初代ACのラストでネストのメイン・コンピューターが破壊された際にMoAの工場内で生産されていた機体の内一体が突如としてメイン・コンピューターから独立、以降ネストの管理下から離れ暴走状態に陥ってるとも考えられるが…?)




ACNBでは


『3』~『NB』までのパーツでPSACのナインボールを再現・アレンジした機体がパッケージを飾り、作中にも登場する。
ただしハイエンドCGのOP映像などはなく、看板機体ではあるがやや印象が薄い。

頭部 YH12-MAYFLY
コア CR-C98E2
腕部 05-LANGUR
脚部 CR-LH80S2
エクステンション なし
右肩武器 MAGORAGA
左肩武器 CR-WB78GL
右腕武器 CR-WR93RL
左腕武器 CR-WL69LB

この機体のために新規頭部パーツ「YH12-MAYFLY」が作られている。
武器ラインナップもナインボールを踏襲しているが、2連小型ミサイルはマイクロミサイルに、パルスライフルはリニアライフルに差し替わった。
細身のデザインはこれはこれでカッコいいが、発表当初は「コレジャナイ」「野暮ったさが足りない」など、古参のレイヴンを中心に賛否両論であった。
流石に現在は沈静化し、VIで立体化されるなど、一定の評価は獲得した模様。

ゲーム中では最終トレーニングで登場、オリジナルを踏襲しリニアライフルが3点バーストになっているほか、
リロードが短縮された大グレ、ミサイルジャマー内蔵、5桁のAPなど、文字通り「ACのガワをまとった別物」と化している。
ただし攻撃力は見た目に反しそこまで高くないため、ある程度のAP・装甲さえ確保していれば素直な撃ち合いをしていてもダメージレースで競り勝てる。
…この微妙な強さも「こんなのナインボールじゃない」という批判を加熱させた要因と言えなくもない。

なお、ゲーム内で出てくるナインボールとハイエンドCGと見比べると配色がかなり違っており、ゲーム内では再現不可能。
既存のパーツを無理やりナインボールカラーに仕上げてそれっぽく見せているだけ故の弊害か、しかし新規パーツの頭部の配色すら再現できない。


LR』では

VRアリーナ5位のランカー「Code:Crimson」の乗機「ベイビーズブレス」として再現機体が参戦。
通常の強化人間補正のみで、ACNBのようなインチキ補正はなくなった。
腐っても軽実弾EOとリニアライフルの組み合わせは痛いが、防御力が死んでいる上ロジックの欠陥で大グレを絶対に撃とうとしないため、決定力が足りない。
ちなみに、大グレは頑張ってリニア・EO・ミサイルを弾切れさせても頑なに撃とうとしない。スタビライザーかな?


立体化

上述の通りNB版がVIシリーズで発売、その後PSAC版も発売されている。
PSACでは唯一VIシリーズのラインナップに入っており、例に漏れず再現度は高い。
多くのレイヴンが抱いていた「PSACシリーズのレーザーブレードってどこから出てるの?」という疑問には、
「袖口のパーツが展開してブレードの発振器が露出する」という形で応えている。
これ以前のVIには付属していなかった、レーザーブレードの刃が単独のクリアパーツとして成形されているのもポイントが高い。

フラジールといい、コトブキヤも良く分かってらっしゃる…!




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最終更新:2024年04月01日 20:47