珪素生物(BLAME!)

登録日:2011/06/19(日) 15:46:19
更新日:2023/11/27 Mon 19:46:33
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BLAME! 弐瓶勉


BLAME!に登場する架空生物。どれも人間(厳密には違うが)をベースにした改造人間みたいな存在。

外見的特徴としては、大抵の場合体の半分以上を機械化している、一定の階級に行くとスタイリッシュな外見になるなど。

可変式だったり、全身を機械化したり、戦闘力より情報系に能力偏らせたり、体の殆どを失っても自己再生可能だったり、触手生やしてたり、やたらでかかったりする。
名前持ちか、一定の階級以上の珪素生物は自分を好き勝手して絶頂している。

一貫して共通している目的は『種族の存続』であり、その為にネット接続端末遺伝子を持つ(持ってる)人間を積極的に排除している。
繁殖は通常の生物と違って工場で子供を作り、時間をかけて育てているらしい(情報を直接脳に流し込むと役に立たないナニモノかになってしまうのだとか)。

当然セーフガードとは敵対している。

彼等の技術はかつてセーフガードから盗用し、独自に発展させたもの。

また、位の高いものの多くは男性型と女性型のペアを組んで行動する傾向がある。

以下は登場した名無しの珪素生物も含めて紹介。

  • 第一話に登場した三人組
一人はボロ切れなフードを被ったかませ。いきなり撃ち抜かれ仲間に情報を与えたらポイ捨てされる。
「助けると言ったな?それは嘘だ」
二人目は女。背の高い男型と行動している。過剰な改造は施してなく、身体機能が高いだけ。頭を鉈で割られ、銃を取り返され撃ち抜かれ死亡。

三人目は背の高い男性型。片腕が機関砲だが物語の始まりもあってか、型は初期型で化物じみた強さは見られない。最後はバトルスーツ臭いもので蜂の巣に。

  • 珪素生物工場の番人
頭以外は完全に機械化した珪素生物。顔の目にあたる部分から大量の銃口と複数のカメラにミサイルを装備している。霧亥にシャキサクこと、グリスをほぼ全て食われて激怒。逃げた霧亥にミサイルをブッパするも工場ごと破壊された。この工場は珪素生物の胎児を育成する施設だったらしい。

  • 珪素生物の胎児
上記の工場にいた珪素生物の胎児。タンクの窓越しに霧亥と目が合うが、刷り込みとかそういうことが起こる前に工場ごと爆破された。珪素生物とは思えないほどきれいな目をしていた。


  • 統治局(セーフガード)に登場した珪素生物

  • ジェニタリアス
男型。片腕は単発式と思われる機関砲を装備。また手持ち式の特殊手榴弾も持ち合わせている。高い戦闘力を持っており、追跡者のように壁から襲いかかったが、至近で何発も撃たれて死亡した。

「その男の銃には気をつけろ」

  • メタジィーニ
女型。大した改造はしていないようだが、殴った人間が壁にめり込むほどの怪力。初期と言うこともあり、肉弾戦で優位に立つが油断したために射殺された。
上記のジェニタリアス共々作中では名前が出てこなかったが、後にBLAME学園!に登場した際に判明している。

  • 東亜重工内の珪素生物達
  • イヴィ
遂に名前がある珪素生物として登場。見た目はパンク系。ギミックが仕込まれた巨大でやたら硬いハリセンが武器。武人肌でセウとの決着をつけることに執着した。
珪素生物たちの中でも特に感情の起伏が激しい。

「そうだ、だが俺達が決着を着けるには充分だ。」

  • メイヴ
遂に名前が(ry見た目はパンク系のJK。両腕を武器にしており大きい針(ほぼパイルバンカーに近い)と三本線の某使途を連想できるものを射出する。セウに胴から真っ二つにされ、下半身を失う。後に新型珪素生物に乗り替えて暴れまわるが、最終的には東亜重工と運命を共にした。

「ダメよイヴィ。ゆっくりやるの」

  • バルダンバ
東亜重工内部で食糧(?)を盗み食いしていた珪素生物。
背後から霧亥に襲われて捕らえられ、当時ロリ化していたシボに拷問されるという、字面だけ見るととても羨まs…もとい、哀れな末路を辿った。

  • 新型珪素生物
別時間軸に飛ばされた先で遭遇した。ネクストのアサルトアーマーのように自身の周りを吹き飛ばす。威力はかなり高く、霧亥の時間軸でサナカンすら一時機能停止に追い込まれるほど。頭部さえ残っていれば死なない上に再生能力も持ち、時間さえあればいくらでも再生可能らしい。
霧亥との戦闘で瀕死となった後にイヴィの部下が発見、メイヴが体を乗り替え戦ったが、東亜重工ごと消滅した。


  • ドモチェフスキー編での珪素生物

  • ダフィネ・ル・リンベガ
胴から下が物凄く長い『女』型珪素生物。見た目からは決して性別なんぞ解らない姿をしている。戦闘力は不明だが情報系統に機能特化している。
とある人物の遺伝子情報を用いてネットスフィアに接触を試みるが、シボにハッキングを食らった上、統治局が時間稼ぎをしてるうちにドモチェフスキーの捨て身の一撃を受け敗北。死の間際、悪あがきとしてレベルのデータを奪取する。

  • プセル
比較的外的改造が見られない(人間に近い外観の)女型珪素生物。イヴィやメイヴに通じるパンク系だが、より人間に近い姿をしている。
武器はスイッチひとつで衝撃波を発生する剣。広範囲を観測、探索できる能力を持つ他、髪の毛か塵のように分散して高速移動することが可能。イコ曰く「一番厄介なやつ」。
ドモチェフスキーから好意を抱かれてたが総スルー。それどころか嘲笑うような笑みを浮かべるなど、ドモチェフスキーの感情に気付いている節がある。最後は半壊しながらもレベル⑨となったシボを攻撃したが、霧亥にトドメを刺された。

  • スチフ
全身機械化した男型。超高速で動けて両腕に仕込んだブレードが武器。ブレードは投擲武器にもなり、駆除系を容易く両断する切れ味を持つほか、刃毀れしても瞬時に替え刃を出せる。ドモチェフスキーの片眼を潰したのはこいつ。
その後単騎で霧亥を襲うも君が死ぬまで殴るのを辞めないされ、止めは頭へのゼロ距離射撃。相手が悪すぎた…

  • ブロン
数多く居る珪素生物の中でも珍しい可変機能を備えている。笑い方も特徴的。変形出来たり笑い方も変わっている辺り、愛すべきバカかネタキャラである。変形しすぎて、よく見てないと途中で出てきてるのが彼とは分からない。
人型時には右腕になるマシンガンが武器。
最期はドモチェフスキーと壮絶な撃ち合いを繰り広げ、超構造体の入口ハッチに潰されかけながら遺伝子情報の入ったカプセルを仲間に託して散った。ある意味珪素生物中屈指の漢である。

「ドゥォッホォォォォゥ!!」

  • レベル⑨捕獲チーム

どっちが男女なのか分からない程の外見なので特徴で説明。

  • 触手顔面ミサイル
顔半分が三連ミサイル(ロケット)砲というロマンの塊。更に極太触手も装備している変態仕様。統治局バージョンのサナカンの太股に挟まれやがった羨ましい奴。担当は前衛。

  • 狙撃手
触手の相方。こちらはかなりメカっぽい。最初は無機物に触れると膨張増幅する特殊弾丸で捕獲を試みたが、サナカンの介入で失敗。次いで二度目は超長距離からの(それも多数の障害物越しでの)精密狙撃で相方を援護。ネクストもビックリな狙撃戦を繰り広げた。担当は後衛。

  • 木星空洞の珪素生物
ただっ広い空間にただ一人、とある塔の監視をしていた珪素生物。監視以外に興味がないらしく、比較的無害。しかし霧亥の私怨により頭をスライスされた。

  • 終盤に登場した珪素生物達

  • 投げ槍さん
パンク系の男型。投げ槍を装備した一撃必殺タイプ。サナカンの片足を奪って出番は終了、BANされてしまう。

  • ハルバートさん
同じくパンク系の女型。ハルバートを装備しており、サナカンに洗脳された身内を真っ二つにして出番終了。おそらく拠点ごと吹き飛んでいると思われる。

  • 解析者の二人
レベル⑨を解体して解析した。それだけ。ダフィネ・ル・リンベガと姿が似ており、技術担当の珪素生物によくある型なのかもしれない。

  • 珪素生物の騎士団さん達
重力子(ryを弾ける盾と、長大な射程を誇る剣を装備した騎士の方々。統治局仕様のサナカンを襲い、レベル⑨を奪取する。が、真の姿を見せたサナカンの最大チャージの前には無力だった。運悪く生き残った一人は操られ身内に殺されるなど不遇。

  • 一般の珪素生物の方々
操られた騎士に虐殺されていった一般人(?)。規模などから教団の拠点の一つである可能性がある。

BLAME!の住人達よりも個性溢れている。またBLAME!学園ではかなりはっちゃけていたりする。

例としてはジェニタリアスとメタジィーニのネタキャラ化の酷さと凄さ。読者の腹筋に直径70kmの風穴を空けてくれる。
シボにメタ発言された上に、明らかに馬鹿にされた。

また萌えキャラ化しても全く変化しない リンベガの誰得な裸(?)に 早弁しているバルダンバ、サッカーしながら殺しあうドモチェフスキーとスチフ、萌えキャラ化したら巨乳眼鏡っ娘のプセル等々、違う意味でカオスが加速している。

ギャグなのだが平然と殺されていっている。しかもその事に誰も突っ込まないため、ボケがボケ倒されて飽和していっている。


余談
  • セーフガードと同じ珪素基系で出来ているため、通常兵器では倒すのはかなり難しい。

因みに「珪素」ではなく、正しくは「ケイ素」。しかしそこは弐瓶勉、プセルを見習い総スルーしよう。
でないとセーフガードか珪素生物がネットを通じて、貴方の部屋にダウンロードされます。


追記・修正は珪素生物になってから入学して女子着衣分解光線を入手してからお願いします。

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最終更新:2023年11月27日 19:46