登録日：2011/11/25(金) 22:58:44
更新日：2024/03/21 Thu 18:31:29
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ア ン タ が や っ た ん じ ゃ な い っ ！ ！ ！ ！
同姓同名で同じ姿の別人として『
舞-乙HiME』にも出演しているが、主に彼女が主人公を務めた舞-HiMEに関して記載。
年齢：15歳
誕生日：7月22日
身長：157cm
体重：46kg
血液型：O型
星座：蟹座
B/W/H：87/56/83
劇中でもやたら巨乳が強調され事実その通りだが、厳密に言えば胸囲は真田紫子と珠洲城遥には及ばない。
なお、初期設定は８７センチＥカップだったが（漫画版参照）本編終了後はＦカップに成長したようだ。（ラジオドラマ参照）
口癖は「はいーっ？」
主人公だけあってかHiMEとしては非常に強い能力を持つ。
エレメントは四肢に展開する宝輪。
装着するだけで身体能力強化、炎を放出して攻防一体、さらにある程度飛行可能という優れもの。
極めつけが強力無比な竜型チャイルド・カグヅチである。
ただでさえ凄まじい破壊力の炎を放ち勝てる気がしないのに、ようやく倒されても不死鳥のように第二形態に変化して復活。
一度きりしか披露していないが、その姿では超高速で宇宙まで到達できる。
辛うじて対抗できるのは清姫くらいではないかとされるほどチート過ぎるチャイルドだが、前回の『蝕の祭り』では優勝者である風花真白のチャイルドであった為らしい。
母親は幼い頃他界し、父親も1年前に事故死。
以来、重い心臓病を患う弟・巧海をたった一人で支え、移植費用や学費を稼ぐべく様々なアルバイトに精を出している苦労人。
救命関係の資格も取得しており、人工呼吸も可能で夏休みにはライフセイバーのアルバイトも行っていた。
幼少から鴇羽家の母親代わりを務めてきた為に家事全般が得意で、特にラーメン作りに関しては天賦の才を秘めている。
これによって美袋命に懐かれるようになった。
勝ち気で意地っ張りだが、明るく親しみやすい母性的な性格をしている。
ただし、それらは表面的なものに過ぎず、本人も自覚していないが根は情緒不安定気味でネガティブ。
周囲に弱音を見せまいと必要以上に意固地になって鬱屈しており、悩みやストレスを内に溜め込みがち。
脚本家も「なかなか本音を言わない子なので苦労した」と語っている。
友人たちの「頑張れ」といった励ましも逆に負担に感じており、唯一それを見抜いた楯祐一に惹かれていく。
しかし、楯のヘタレっぷりや優柔不断などの悪印象も相まってどうも視聴者的にはイマイチ腑に落ちない恋模様となった。
舞衣の方も宗像詩帆の気持ちを知りつつ恋路の応援を約束したものの、一方で楯に対して無自覚であからさまな未練を残したり、神崎黎人に対して曖昧な態度を取り続けるなど、やや問題点が見受けられる。
奨学金を得て私立風華学園高等部に転入することになり、学園に向かう船旅の最中に玖我なつきの襲撃を受けてHiMEに覚醒する。
自分から行動を起こすことはなく、あくまで襲いかかってくるオーファンを身にかかる火の粉を振り払うように迎撃するだけに留まっていたが、宿命がそれを許さなかった。
「学園や人々を守る」という目的のあったオーファンやシアーズ財団との戦いはまだ良かったものの、本番であるHiME同士の殺し合いが始まると、彼女もまた逃れられない運命に踊らされていくことに。
実は、母親の死因には彼女自身が深く関わっている。
幼い頃、家族揃って川に来ていた時に彼女が巧海を放置して遊んでしまった結果巧海が溺れ、それを助けようとした母親が溺死してしまった。
母を間接的に死に追いやってしまった罪悪感を抱えており、責任感が強いのも確かだが実際には巧海にアイデンティティをかなり依存している。
その為、徐々に自立していく巧海に疎外感を感じ始め、やがて巧海に自分を否定されると精神の均衡を崩した挙げ句、あれだけ仲の良かった命に対して八つ当たりをするほど追い詰められていく。
ただし弟に対する愛情はまぎれもない本物であり、尾久崎晶の想い人となっていた巧海が命の手にかかって(いるように見えた)消滅すると、舞衣の中で何かが弾けた……。
ブ チ キ レ た の で あ る
我を忘れて完全に怒り狂い、萌えアニメのヒロインとは到底思えない鬼のような形相を披露。怒りのあまり唇を噛み切るヒロインがいただろうか…。
一度見たら夢に出そうな凄まじい形相、中原麻衣さんの怪演、そして異様な盛り上がりが凝縮された第20話は必見である。
後の架空座談会ではこの顔芸を自らネタにしており、別人とはいえ舞-乙HiMEでは「考えすぎると妙な罠に嵌る」と経験者としてアリカに助言していた。
巧海を失って以降、黎人に促されるまま他のHiMEを殲滅して『蝕の祭り』の勝者になろうとしたり、元凶である紫子を殺そうとしたり、かと思ったら思い留まったりと迷走していく。
全ての決着をつけるべく臨んだ『黒曜の君』との最終決戦において楯が復活し、平穏な日常を取り戻してからは楯と両思いになり正式に交際を始めた。
ただし、どうも楯は他の娘にしょっちゅう浮気をしている模様……。
最後の最後まで騙されたり負の方向に突っ走ってしまい、運命に流されるまま受け身の姿勢であり続けたせいか、舞衣自身の人気は総合的に見るとあまり芳しくない。
精神力では遥、狂気では静留、ギャグメーカーとしてはなつき、など他に強烈な存在もあってか主人公としてもあまり活躍したとは言い難く、本来は丹念に描写されるべき楯との恋愛があまり共感できないものだったことも拍車をかけ、放送当時は一部のファンから作品タイトルにあやかって「不人姫」という不名誉な称号で呼ばれていた。
この点をスタッフはかなり反省したそうで、続編の主人公アリカ・ユメミヤは舞衣と真逆な「自分で運命を切り開く正当派な主人公にした」とのこと。
ただ、かえってその精神的な惰弱さがある意味では最も人間らしいHiMEだったと言えるかもしれない。
【漫画版】
基本設定はそれほど変わらないが、こちらでは最初から風華学園に在籍。
なつきとはアニメ版と異なり殺し合いをするほど犬猿の仲で、相手が違い徐々に軟化していったはいえ楯を巡る三角関係が中心となるのは相変わらず。
もっとも、アニメ版と比べると楯に対する愛情を毅然と宣言するなど芯はかなり強くなっている。
だが、それでも彼女の絶頂期は事実上最後の勝利となる奈緒との戦いだった。
なつきが物語の主軸になっていくのに反比例して活躍の度合いが減っていき、そして終盤、アニメ版同様に精神的な弱さが露見してしまう。
巧海の死から現実逃避し、宇宙三大美少女QEENの最後の一人舞衣姫として『黒曜の君』の軍門に下り、ワシントンを壊滅させ全世界に宣戦布告し、あまつさえ風華学園を攻撃するというとんでもない凶行を繰り広げた。
それまでも描写的に割を喰らっていたが、この展開のおかげでなつきに完全にメインヒロインの座が移行することに。
黒曜宮に乗り込んできた楯となつきを迎え撃ち、降伏を勧告したことでなつきの失望と怒りを買う。
互いの信念を賭けた一騎打ちで完全敗北し、楯の説得でようやく巧海の死という現実に目を向け、楯・なつきと共に『黒曜の君』へ反旗を翻した。
楯とは最初にキスした仲ではあるが、エピローグ時点でなつきとの立場はどうやら互角。
【舞-HiME戦（EXA)】
パチンコとの連動企画だったせいか話数が少なく、物語自体はアニメ版に沿っているものの駆け足で中途半端。
しかし、楯の存在が抹消された代わりに、なんと『黒曜の君』である神崎黎人が想い人に。
巧海も、なつきも、命も、大切な人々を失った末に心通わせた黎人と結ばれた所で物語は終わった。
原作とは異なり、失った者は復活せずに世界は荒廃している。
【舞-HiME 運命の系統樹/修羅】
PS2/PC版。前半共通√が長い等のマイナス点はあるが概ね高評価。こちらでは他作品より健気で素直なヒロインらしい性格。しかし、やはり修羅だけあって簡単には終わらなかった。巧海√もとい舞衣√は涙腺崩壊必須。
【舞-乙HiME】
アニメ版では精神的に余裕ができて落ち着いた包容力のある性格になり、おおらかな母性本能全開で終始アリカの良き先輩だった。漫画版では完全に暗黒面に堕ちきった姿で敵として登場。どちらも出番は終盤数話のみ。
【ドラマＣＤ・ラジオドラマ】
舞-HiMEラジオ、風華学園放送部にてラジオドラマとして放送されたのが、【裏・風華学園史】である。
本編アニメがHiME同士の争いという混沌とした状況にある中、ラジオドラマは比較的明るく軽いノリで放送されていた。
中でも若干のお色気は評判で、【第２話・らんじぇりーらぷそでぃ】では、ランジェリーショップを訪れた久珂なつき、鴇羽舞衣、美袋命の
３人が下着を選ぶ中、偶然当日にランジェリーショップの店長の代理を務めていた藤乃静留に出会ってしまい、ブラを選んでいた鴇羽舞衣
が藤乃静留の手によって巨乳を弄ばれてしまい、挙げ句舞衣は２回も｢天国｣にイッてしまう羽目になる。
藤乃静留の言葉「ＥとＦの間」「大きくて形のエエ胸してはるのに」「肌もスベスベ、ピンク色の〇〇」等、鴇羽舞衣の胸の形状がうかがえる台詞有り。
後は蛇足だが、未成年飲酒をうかがわせる演出がある回もある……
数々のメディアミックス展開がされた本作で、ダークサイドに堕ちない媒体が殆どない。
記念すべき初代主人公でありながら、シリーズ全体的に見てもかなり不遇なキャラクターである。
「追記修正して！！ 黒曜の君に頼んでみんなを生き残らせてもらえるようにするから……」
- 巨乳・姉キャラの属性持ちなのにこの不遇ッぷり……。静留お姉様と言う属性てんこ盛りな御方が同じ作品にいたせいか…… -- 名無しさん (2013-08-10 00:33:22)
- ゲーム版は可愛かった。 -- 名無しさん (2013-08-10 14:25:16)
- ダメだ、中の人のせいかレナを思い出してしまう。言い方は悪いがヒドインの典型的な例だよなぁ -- 名無しさん (2013-08-10 15:52:24)
- ヒーローズファンタジアだと周囲がフォローしてくれるから最後まで結構しっかりしてた -- 名無しさん (2013-08-10 18:16:47)
- 良くも悪くも普通の子だからな……「バトロワしろ」なんて言われてイエスと言う事も出来ないし、かと言って止めようにも方法を思い付かない。受け身になるのも仕方の無い事なのかもしれないが -- 名無しさん (2013-08-10 18:38:38)
- 漫画版のヒロイン降格っぷりはシン・アスカに勝らずとも劣らない気がする。その分、なつきが魅力的すぎたんだけど -- 名無しさん (2013-08-10 20:31:00)
- 舞衣はHIMEになるまでの経歴が仮面ライダー龍騎のポジションに例えると主人公の城戸真司と共通する所がある。 -- 名無しさん (2014-08-04 23:53:07)
- 舞衣のキャラクター像は仮面ライダー龍騎における城戸真司ポジション -- 名無しさん (2015-01-12 22:33:16)
- ↑そりゃこの作品が龍騎のパク…オマージュだから仕方ない -- 名無しさん (2016-04-15 15:17:01)
- ↑EXAは結末からして、(ある意味)漫画版龍騎を意識してるもんな。ただ個人的には中原麻衣ボイス、姉、巨乳と本当に自分の好きな属性がてんこ盛りなキャラだったわ。 -- 名無しさん (2017-05-01 06:39:55)
- 舞-HiMEに至っては、出演女性キャラが揃いも揃って個性的すぎて（クールビューティー下着マニア、サイコパスレズビアン京女、野生児腹ペコ属性少女、不良娘、金髪ベリーショート爆乳ドスケベボディ修道女、美少年風男装くノ一、幼なじみブリッ子嫉妬心丸出しタコ女、お姉さん属性人気者女教師、無表情系ロボ娘、カズくぅわあ・・・等）鴇羽舞衣というキャラは、しっかり者お姉ちゃん系巨乳主人公という並の個性では目立たなかった。 -- 名無しさん (2017-05-11 22:07:14)
- （↑続き）鴇羽舞衣というキャラは、しっかり者お姉ちゃん系巨乳主人公という並の個性では目立たなかった。しかし、人気は劣るかも知れないが、本当の主人公らしい主人公、ヒロインらしいヒロインだと思うし、そういったキャラをこの作品で探すと、やはり鴇羽舞衣というキャラしか思い浮かばない・・・というか、当て嵌まらない。様々な人達の偶像としての【等身大の少女像】、ありのままの普通の女の子を描写した主要女性キャラは、やはりこの子だったんじゃないだろうか。（両親を早くに亡くす、弟が病を患っている、という不幸なエピソードはあるが）アニメファンやヲタク人種達には、くノ一萌えとか幼女萌え、その他個性に萌える人達が大多数だから主人公とはいえ地味に扱われたのかも知れない。しかし、色々な意味で、鴇羽舞衣というキャラは魅力的なヒロインだったと思う。最後に・・・おっぱい大きいお姉ちゃん大好き・・・とだけ言っておこう。 -- 名無しさん (2017-05-11 22:11:32)
- ゲーム板では弟が目の前で死んだり本編以上に鬱なのにも関わらず最後まで正気だったのは大人の高村の支えがあったからなんだろうなあ。 -- 名無しさん (2018-06-12 14:30:22)
最終更新：2024年03月21日 18:31
