Gears of War

登録日:2009/06/30(火) 17:14:06
更新日:2023/12/17 Sun 05:22:50
所要時間:約 5 分で読めます




マイクロソフトが発売したXbox360向けのゲームシリーズ。

フォートナイト、アンリアルシリーズでおなじみ「Epic Game」社が開発しており、同社のゲーム開発エンジン「Unreal Engine3」のベンチマーク的ソフトとしても知られる。
海外有名サイトのゲームアワード等で多くの受賞歴を持ち、日本においても人気は高い。

ストーリー

平和だった惑星セラ。
しかしある時地下より見つかった資源、『イミュルシオン』が全てを変えてしまった。
低コストで莫大なエネルギーであるそれを巡り、数多くの戦争が勃発。
そして人類が疲弊した時期を見計らったようにある地下生物が侵攻を始めた。
それらは『ローカスト』と呼ばれ、人類をグランドウォーカーと呼ぶおぞましい生き物だった。
僅かな内に人々は蹂躙され、絶滅に瀕する。
そして社会主義の集まりと呼ばれていた組織、COG(the Coalition of Ordered Governments)が名乗り上げ、ローカストに立ち向かい始めた。

ゲーム性

ゲームジャンルは、普通のTPSに思えるが、本作では主人公が言及している通り 「カバー命」 、すなわち遮蔽物を利用した 「カバーリング」 が重要になってくる。
本作はダッシュ中に銃が撃てず、また敵であるローカストの体力も割合高いため、他のFPSなどのシューターのように移動しながら敵の攻撃を回避して射撃を行い殲滅、といったことはできない。
その代わりに重要になってくるのがカバーリングによる防衛だ。
プレイヤーは壁や瓦礫などの遮蔽物に張り付いて隠れることが出来、隠れた状態から身を乗り出して射撃を行うことができる。
遮蔽物を利用するのは敵も同じで、一人がプレイヤーに制圧射撃をかけている間にもう一人が移動……と組織立った動きで襲ってくる。
プレイヤーは周りにある遮蔽物や手榴弾などを利用して、いかにして有利なポジションから攻撃を行えるかがカギとなっている。
また、隠れながら銃だけ出して射撃を行う「ブラインドファイア」やタイミングよくリロードを行ってボーナスを得る「アクティブリロード」などのシステムを利用すれば更に有利に立ちまわれるだろう。
また本作を語るに外せない「ランサーアサルトライフル」は近接戦闘用のチェーンソーを搭載した銃で暴力描写もばっちりである。基本的には隠れて撃つゲームなので咄嗟の遭遇戦でもない限り使う機会が無いのは内緒。

これらのシステムは当時のゲーム業界に激震を与え、フォロワーやクローンを多数生み出した。これとか、これとか、これに至っては「ギアーズ風に作るよ」と事前発表まであった。

登場人物

統一連合政府(Coalition of Ordered Governments)に所属する熱き漢たち。どのキャラも濃い個性が出ており、時にはネタにされることも。

◇マーカス・フェニックス
ローカスト戦役にて大役を成し遂げた伝説的兵士。ガチムチ。
しかし彼の父親を助ける為に犯した命令違反と臆病行為、更に父親を助けるために独断で動かした部隊に損害が出た事から、階級の剥奪及び終身刑を言い渡され投獄・服役中だった。
しかし親友らの計らいあって戦線復帰。ホフマンの判断により、劇中で隊長がKIAとなったデルタ部隊の後任の隊長に就任、同時に野戦任官により軍曹に昇進。
性格は武骨で勇猛果敢。ウィットに富んだ減らず口を飛ばしながら戦場を突き進む。プランBに定評がある。
プレイヤーキャラとして戦う。


◇ドミニク・サンチャゴ
マーカスの親友かつ幼馴染でマーカスを連れ出した本人。ガチムチ。
ドムの愛称で呼ばれ、マーカスの補佐にして相棒のポジション。
冷静で更に明るい性格の人当たりの良さ抜群。
難民らにもコネが有るなどきな臭い感じもある。
カバーポジションが近いのに十字砲火に突っ込んで自滅する事もしばしば。


◇オーガスタス・コール
元プロ・スラッシュボール(フットボールが元ネタの球技)選手の兵士。ガチムチ。
元々ディフェンス志望だったが、諸々の理由からオフェンスでプレイしており、そのプレイスタイルから「コール・トレイン」と呼ばれていた。
モーションアクターを務めているのは現役アメリカンフットボール選手で、外見も彼を基にしている。

現役時代はロッカーを横並びで3つ与えられる程の超人気プレイヤーだったが、家族や親しい人をローカストに殺害されCOG入りを決意して引退している。
アドレナリン中毒者で、性格はキチな程うるさい戦闘バカでムードメーカー。終始殺伐とした本作の戦場の癒し枠で、ベアードの数少ない友人。
体格が一番デカいのでレゾネイターをよっこいしょしてる。邪魔だろうに。
ついでにブーマーなどの大型ローカストと間違われて誤射される事もしばしば。


◇デーモン・ベアード
ハッキング、メンテナンスなどを得意にする工学兵のような兵士。デルタ内では細身だが十分ガチムチ。
とまぁ聞けば機械ヲタクの根暗かと思いきやその真逆。
短気で口が悪く、更に皮肉屋。初対面のマーカスに喧嘩腰だった。本人曰く望んで入隊したわけではないらしい。
一時は少尉だったが、ある一件で軍法会議に掛けられて降格されている。
その件に加えて、自己中心的で短気かつ態度が悪い性格のせいで昇進できない兵士。しかしデルタは彼の腕に支えられていると言っても過言ではない。


◇ミン・ヤン・キム
マーカス達の属するデルタ部隊の隊長。
ドムの説得を受け入れてマーカスを復帰させる判断を下した張本人。
常に冷静沈着で的確な判断を下せる有能なお方。
部下を見捨てる発言も見られるが、一方で引き上げようとするレイヴンに待機命令を出す面も見られた。
しかし無名戦士の墓の前で…


◇アンソニー・カーマイン
作中一の萌えキャラ。シリーズ恒例カーマイン4兄弟の次男坊。
前大戦時の英雄であるマーカスに憧れており、同じデルタ部隊員として彼と戦えることを喜んでいた。
「戦場で最も撃たれやすい男」という不名誉極まりない肩書を持ち、彼の散り様はシリーズを通してネタにされる事になる。
元々カーマインは本作だけのネタだったそうだが、あまりのカーマインの人気に急遽兄弟達が出演することが決定した経緯を持つ。


◇ビクター・ホフマン
デルタ部隊の指揮を執る大佐。老齢だが十分ガチムチ。
ドムがホフマンには無断で原隊復帰させたこともあってかマーカスにはツンツンだが、彼の実力は認めておりキムのKIA後は即座に隊長に任命させて軍曹の階級を与える実力主義者。
部隊にはマーカスが投獄されていた収容所の生存者の保護及び脱出支援の指示は出していたようなので、本人的にはマーカスも脱出だけはさせる予定だったのかもしれない。


◇アーニャ・ストラウド
デルタ部隊のオペレーターを務める女性。マーカスの元カノ。
衛星はオンラインか聞きましょう。3からは戦場に出る。
タイトルごとに顔(と日本語版では声も)が変わる事をよくネタにされる。


◇ジャック
宇宙戦争に出て来るアレのポジション。
頑張り屋さん。
ドアを焼き切ったり、電源からエレベーター操作までできる上にステルス機能付き万能ロボット。



ローカスト

本作の敵であり、地中から現れて人類を襲撃し、原生生物の変異体とも噂されている地底に住む生物。惑星セラの地殻内に無数のトンネルを築いており、爬虫類のような見た目を持つ。
人類の持つ武器と似通った兵器を使用し、独自の生体兵器をも操る。


◇ドローン
穴からワラワラ出て来る最下級の歩兵。
びっくりするぐらい弱いが、数多く出て来ると厄介。
チュートリアルから早速登場し、初心者はこいつらに蜂の巣にされてカバーの重要性を学ぶ。
手が付けられなくなる前にフラグで穴を塞ぎましょう。
フラグが無い?
じゃあプランBで行こう。


◇グレネイダー
ショットガン、グレネードで武装したわりかし硬めのドローン。
近付かれたら厄介なので遠巻きから撃ちまくって倒しましょう。
弾切れ?
じゃあプランBで行こう。


◇スナイパー
名前通り。
ドローンより更に柔らかいが倒しにくい場所にいる事が多いので、狙撃するかフラグをぶちこむかで倒しましょう。
どちらも無い?
じゃあプランBで行こう。


◇ブーマー
ドローンが更にがっちりした感じのデカオ。
鈍い。硬い。ついでに頭も悪い。
ロケットランチャーを装備しており、狙撃してもなかなか倒せないので物陰からチマチマ撃って倒しましょう。
遮蔽物が無い?
じゃあプランBで行こう。


◇セロン・ガード
上級兵。死にかけの犬みたいな声で喋るキモいやつ。
爆発する矢を放つトルクボウを装備している時が多く、ドローンより素早く倒しにくい。
トルクボウは発射に溜めが必要なので、構えるのを見たら狙撃銃など高火力の武器で速攻片付けましょう。
狙撃銃が無い?
じゃあプランBで行こう。


◇レッチ
銃は持たず、素手で殴りかかって来る小型ローカスト。某ゾンビゲームに出て来るアレにそっくり。
素早いが、殴って一撃な柔らかさなので単体ならば簡単に倒せる。
単体ならば。
ある場所にはイミルションの影響で光って更に爆発するヤツがいるので注意。
囲まれた?
じゃあプランBで行こう。


◇シーダー
臭い。デカい。原理は不明だがこいつらが居ると無線通信が妨害される。
通常の銃は効かないので、こんがり焼いて消毒しましょう。
ドーンハンマーが使えない?
じゃあプランBで行こう。


◇ネーマシスト
シーダーからゲロされて出て来る空飛ぶノミ。生体ミサイル。
撃てば速攻で死ぬが構わず突撃してくるので壁に隠れてやり過ごしましょう。
遮蔽物が無い?
じゃあプランBで行こう。


ベルセルク
萌えキャラ。
実はベルセルクたんはローカストにおける雌である。
おにゃのこである。
目が見えなく、クンカクンカしたり音聞いたりしてマーカスに走り寄ってハグしようと突撃してくる。
喰らえば御陀仏なので注意。
こんがり焼いて倒しましょう。
ドーンハンマーが使えない?
じゃあプランBで行こう。


◇コープサー
トンネル掘り担当のでっかい蜘蛛。
出番を伸ばす割に呆気なくやられる方。
お腹をくすぐってお口をいじくれば下がってく。
もう下がれない?
じゃあプランBで行こう。


◇リーバー
空飛ぶノミの改良版。
ローカストが乗れるほどデカく、言わばローカスト側の戦闘機。
うっとうしいのでローカスト撃ったりして撃退しましょう。
弾切れ?
じゃあプランBで行こう。


◇ブルマック
ガトリング砲とミサイルで武装した巨大ローカスト。メガカメックス
1作目ではムービーでしか登場せず、戦えるようになったのはPC版から。

◇クリル
夜になると現れるコウモリのようなやつ。
群れを成して出て来て暗がりにいると一斉に襲ってくる。
日焼けを気にしているのでUVタレットをかけましょう。
無い?
じゃあプランBで行こう。


◇ラーム
ローカストの将軍。本作のラスボス。
ブーマーもびっくりな巨体にクリルをまとい、さらにトロイカをぶっ放してくるので注意。
死にそう?
じゃあプランBで行こう。



マ・アーニャ!!今すぐ項目を編集する!!

ア・駄目よ!!荒らしがこんなにいてはとても無理だわ!!

マ・分かった。じゃあプランBで行こう。

………

マ・ハァ……プランBはなんだ?

ド・あぁ!?ねえよンなモン!!

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最終更新:2023年12月17日 05:22