パズル&ドラゴンズ

登録日:2013/08/08 Thu 17:10:00
更新日:2024/03/16 Sat 20:00:59
所要時間:約 16 分で読めます




パズル&ドラゴンズとは、ガンホー・オンライン・エンターテイメントから配信されているiOS・Android・Kindle Fire用ゲームアプリ。
通称『パズドラ』

+ 目次

概要

ジャンルはRPGとパズルゲームを融合させた『パズルRPG』(公式名称)。
ただし、ストーリーやプレイヤーキャラクターなどは持たず、RPG的な要素はモンスターの収集と育成、バトルのみである。
スタミナなどの概念はソーシャルゲームに近いが、ソーシャルゲームとは異なりストーリーというものを持たず、ただただダンジョンを延々と攻略していくのみである。

ゲーム自体は無料だが、コンティニューやスタミナ回復、及びガチャなどに必要な『魔法石』は有料課金アイテムとなっている。
(無課金でも、ダンジョン制覇やダウンロード記念、コラボ記念、モンストにランキング1位を抜かれた各種お詫びなどで、魔法石が大量に貰えるのが特徴)

わざとサーバをダウンさせて詫び石をもらおうとするモラルの低いプレイヤーが散見されるが、
そういった行為では魔法石は貰えないので意図的なサーバダウンは厳禁。

無課金でも十分すぎるくらいに遊ぶことができるが、日本のApp Storeのアプリ内課金の売り上げにおいて2012年の年間1位を獲得した。
その為、ガンホーにおける2013年度第1四半期の売上高は前年同期比838.9%増、営業利益は7383.9%増と、あり得ない数値をたたき出した。
その後大暴落したが、すぐに持ち直した。
2013年度の売り上げが異常なだけだったのだ……。

CMキャラクターとしてが起用されていたが、2020末で活動休止したため、現在はその中でも中心で活躍していた二宮和也*1が単独でCMに出演している。
2023年11月14日には二宮が旧ジャニーズ事務所から独立を表明したことを受け、直接契約に変更。
ガンホーは「余人を持って代えがたい同志」と絶賛して迎え入れることを表明した。

2022年2月20日にサービス開始10周年を迎えた。
多くの魅力的なソシャゲが台頭する現在も存在感を放ち続けている。

ストーリー

上記のようにイベント含めストーリーは皆無。
一応、最初の最初に「伝説のドラゴンを探せ」とは言われるが、それ以降は何も触れられない。
現行のストーリー最終ダンジョンをクリアしたところで何かあるわけでもない。
各ダンジョンで意味ありげな魔王やらドラゴンやら神やらが登場するが「ご想像にお任せします」であり、
ただダンジョンを進めてモンスターを集め、モンスターを合成して経験値を上げてレベルアップさせ、モンスターを進化させるだけである。
ファイナルファンタジーや、エヴァンゲリオン等の作品とコラボした際も同様で、
ただイベントダンジョン攻略中のBGMと背景が変わっただけである(特殊な演出が用意されることもある)。

最近では、背景ストーリーのあるモンスターがフェス限定モンスターや降臨モンスターに存在しており、
それらは実装時の告知や究極進化の告知ページに、フレーバーテキストのような形で語られ公式サイト上でまとめられている。
詳細はストーリーモンスター(パズドラ)の項目を参照。

また、2019年9月25日にストーリーと連動した固定パーティーで挑むストーリーダンジョンが実装され、常駐のソニア編、オーディン編の他、フェス限ヒロインイベント等の期間限定ダンジョンもある。
ただコラボダンジョンにストーリーが実装されないのは従来と変わらず。


遊び方

画面下部の縦5×横6マスにランダムで配置された各種ドロップ(火、水、木、光、闇、回復)を指でスライドさせて入れ替え、
縦または横一列に三個以上同じ種類のドロップを並べる事で消せる。
回復以外ならデッキに入れたその属性のモンスターが敵モンスターに攻撃、回復なら回復量分ライフが回復する。
5個以上のドロップを同時に消せた場合、攻撃が全体攻撃になる。

課金アイテムの魔法石を使う事によりモンスターBOXの拡張・フレンド数の拡張・スタミナ回復・コンティニュー・ガチャを引く事が可能。
2021年2月以降動画視聴システムが導入され、1日毎にそれぞれ決められた回数動画を視聴することで、本来魔法石を使用しなければならないこれらのことが報酬として得られるようになった。

モンスター

モンスターは、ダンジョン攻略の際の卵ドロップやガチャ、後述のモンスターポイントでの購入や交換所での交換など、様々な方法で手に入れることが出来る。

モンスターの合成を行うことで、合成のベースとなったモンスターに経験値が加わる。
モンスターには炎、水、木、光、闇の属性があり、同じ属性のモンスターを素材にすると経験値が1.5倍になる。
また、時折合成が『大成功』『超成功』となるときがあり、その場合は上記に加えて経験値が1.5倍、2倍となる。

レベル最大にしたモンスターは『進化』させることが出来、その際に新たな属性に目覚めることがある。
上記の進化とは別に、特定のモンスターを合成させることで、新たな強さを得る『究極進化』をするモンスターもいる。究極進化時はレベル最大にする必要は無い。
究極進化の中でも、降臨モンスターが素となる"希石"という進化素材を用いる『究極覚醒進化』は、究極進化進化の中でも別枠で扱われることが多い。
覚醒進化したモンスターは、レベル最大にすることで素材が簡単だが基本的にLv.1にまで戻り元に戻せない『転生進化』、壊滅級モンスターと虹メダルを使いさらに進化させる『超転生進化』がある。
また後述の『アシスト』に用いられるサポートに特化した形態となる『アシスト進化』が実装されているモンスターもいる。

上述の通り『進化』『転生進化』『超転生進化』は基本的には退化不可能だが、2021年2月に、モンスターを初期状態まで退化させる素材モンスター「モドリット」が実装された。
ただ2023年4月に登場したモンスターに新たな問題が…。詳細は交換所の項にて。


また、レベルとは別に『+値』というものが存在し、レベルの上限を迎えたモンスターの能力値を上乗せすることも可能である。
(+値が最大まで振られたモンスターを『297』などと呼ぶ、またレベルとスキルレベル、覚醒を最大まで育てた297モンスターを『H』や『ハイパー』などと呼ぶことも)

モンスターには、それぞれ『スキル』、『リーダー専用スキル』というものが設定されており、
スキルは各種ドロップを消した一定のターン経過後に発動が出来る。相手にダメージを与えるもの、ドロップの色を変えるなどがあり、
リーダー専用スキルはターン経過しなくとも条件を満たしていれば自動的に、毎ターンHPが回復したり、特定の属性の攻撃を防ぐものなどがある。
上記の合成の際同じスキル同士のモンスターを合成させると一定の確率でスキルレベルアップし、指定ターン数が短くなる。

その為、ダンジョンごとにスキル構成を練ったりする楽しみもあるが、
強いモンスター、弱いモンスターと言われているものも多く存在する。
……が、カスレアモンスターに対してアップデートで究極進化が追加され、これにより急激に存在価値の増したレアモンスターも少なくない。
一方でネタ方面に有名になったモンスターも存在するが。

スキルについては、通常とは違った特殊なスキルが存在する。
  • 呪術廻戦コラボの釘崎野薔薇で実装された、釘が刺さったドロップを消すと1つにつき攻撃終了後に敵の最大HPの1%の追い打ちを行う「釘ドロップ」が降ってくるスキル。
  • 特定のキャラに変身し変身後は強力なスキルを短いターンで使える「変身スキル」。
  • テニスの王子様コラボで追加された、スキルが進化する「進化スキル」(最終段階を使用すると第一段階に戻るものとそのまま変身と同じ要領で最終段階のままになる2タイプが存在する)。


各モンスターには属性・タイプ・コスト・HP・攻撃・回復が割り振られている。
属性…火・水・木・光・闇のいずれか。副属性として2つ、第3属性として3つ持っているモンスターも存在する。また副属性のみを持つモンスターもいる。
タイプ…ドラゴン・悪魔・神・マシン・体力・攻撃・回復・バランスetc。リーダースキルの対象となる場合もある。
コスト…基本弱いモンスターが低く、強いモンスターが高い傾向にある。1チームでのコスト合計値を限界値以内に抑えなければならない。限界値はランクアップに応じて増える。
最近「一定のコスト以下のモンスター限定」ダンジョンが出て来た為、コストが低いモンスターにも焦点が当てられ始めた模様。不評のため全て撤廃された。代わりに特殊とついたダンジョンだと低コストの場合恩恵が受けられる。
HP…合計量がそのままチームのHPとなる。0になった場合ゲームオーバー。
攻撃…各属性の合計がチームの攻撃力となる。
回復…チームの合計量に応じて回復ドロップを消した際の回復量になる。

また、進化後などのモンスターは覚醒という特殊効果を持っており、『たまドラ』か同じモンスターの合成で開放できる。
効果は、
  • 特定の消し方をした際に与えるダメージに補正がかかる『○属性強化』『2体攻撃』『L字強化』『無効貫通』
  • ドロップ自体を強化する『『○ドロップ強化』』『回復ドロップ強化』
  • 不利な効果を無効化する『バインド耐性』『封印耐性』『暗闇耐性』『お邪魔耐性』『毒耐性』『操作不可耐性』『雲耐性』『お邪魔・毒目覚め耐性』
  • 特定のタイプに対するダメージが3倍になる『〇〇キラー』
  • ステータスを上昇させる『〇〇強化』『チーム〇〇強化』
  • ダンジョン開始時のスキルターンを溜める『スキルブースト』
  • 操作時間を伸ばす『操作時間延長』
  • 後述の『アシスト』に用いた場合、所持している他の覚醒スキルをアシスト先に付与する『覚醒アシスト』
  • その他、特定の属性からのダメージを7%軽減する『○属性耐性』、ドロップを消した際に1つにつき1000回復する『自動回復』
などの効果がある。
現在のパズドラではこの覚醒がいかに強力であるかも重要であり、スキルなどが優秀でもこれが残念だと採用されづらいこともしばしば。

これとは別に潜在覚醒と言うものが有り、6個(専用素材を使って拡張した場合は7or8個)まで潜在覚醒たまドラを合成することで好きな覚醒を得られる。
『遅延耐性』など、これによってしか得られない特殊効果もある。

レベル最大に達した一部のモンスターは、レベル110まで育成可能となる『限界突破』が出来るようになる。限界突破したモンスターの多くは『超覚醒』を付与することが可能。超覚醒は+ポイントを297消費することで付く覚醒を決めるルーレットを回すことが出来る。
またレベル110に達したモンスターは、更にレベル120まで育成可能となる『超限界突破』が出来るようになる。超限界突破したモンスターにしか付与できない潜在覚醒スキルが存在する。
ちなみにレベル99から110にした際の伸び幅の方がレベル110から120にした際の伸び幅より大きい。また超限界突破には多くの素材が必要となる。

覚醒全開放で星が金色のモンスターは違うモンスターにスキルを『アシスト』させることが出来る。以前は『スキル継承』と呼ばれていた。
スキルを2つ持つことができ、継承させたスキルはスキルターンが元々持っているスキルターン+アシストさせたスキルターンとなる。
ただしスキルターンの溜まり具合は共有のため、元々持っているスキルを使った場合はアシストさせたスキルのスキルターンの溜まり具合もリセットされる。
アシスト無効化ギミックを受けた場合、アシストしていた方のスキルの溜まり具合はリセットされる。

上述の『覚醒アシスト』の登場により、アシスト進化形態の覚醒スキルの強さも何をアシストするかの基準となった。行くダンジョンによって付け替えよう。


フレンドに登録した相手のリーダーモンスターをダンジョンに連れて行くことが出来る(リーダースキルも発動する)。
一度連れて行ったフレンドのモンスターは、一日経過するかフレンドがプレイするかしなければ再び連れて行くことはできない。
だからと言って、フレンドにプレイを催促するようなことはしないように。
『親友』に選択すると24時間フレンド欄にいるようになる。

ガチャ

500友情ポイントで引ける無料の友情ガチャと、魔法石5~10個で引けるレアガチャ、コラボガチャが存在する。
友情ガチャは、当初は無料なだけにお察しなモンスターばかりだったものの、現在では常に進化素材・強化素材・+のついたヒカりん・レアキャラ・ガンホーキャラのどれかであり、どれもある程度有用なものが手に入る可能性が高い。

モンスターのインフレが進んだことにより恒常ガチャを引く旨味は薄まったと言える。
フェス限定モンスターを入手出来るゴッドフェスやコラボガチャ、期間限定のイベントガチャを引くのが一般的。

以前はゴーレム系統や回復娘系統など、ダンジョンドロップでもそこそこ入手できるモンスターが排出されることが有り、
GF(ゴーレムフェス)などと揶揄されることもあったが、それらがガチャから削除されたため今ではそう呼ばれることはない。

近年はスーパーゴッドフェスと呼ばれる魔法石が10個必要だが、育成済みのキャラクターが入手できるイベントも開催されている。
フェス限のキャラクターが出る確率も上がっており、通常のレアガチャよりも現実的な確率で入手できる(狙ったものが出るかは別問題だが)。
魔法石を大量配布する機会が再び増えていることもあり、こちらも積極的に狙っていきたい。

コラボガチャはコラボ期間中にコラボ作品のキャラがモンスターとして排出される。
大抵主人公側のキャラはこっちでしか排出されない。
ただしレアガチャと違い、同じレアリティでも強さが微妙だったりすることも多いので、ファン向けの要素が強い。
曲芸士からなにかおかしくなった……。ただし、インフレの影響もあってレアガチャに負けず劣らずなキャラも増えている。
コラボによっては魔法石を6~10個使うガチャもあり、これらは低レアリティでも強力に設定される傾向にある。

2021年11月4日より『動画視聴ガチャ』が実装。
動画を視聴することで基本1日4回引くことが出来る。基本は素材や降臨モンスターが排出されるが、ごく稀にフェス限モンスターが出ることも。

2022年10月より、魔法石を使用するガチャに5連機能が追加。
他ゲームのような割引等は無いが、引いた後でメールに素材ガチャのおまけが届く。石を多く使用するガチャほどおまけも豪華になる傾向がある。

ダンジョン

ストーリーというものは専用のものを除けば存在しないが、ダンジョンを攻略したら新たにダンジョンが出現する。
勿論、敵の強さもダンジョンを進めるにつれてインフレするので、同じダンジョンを何度も攻略するなどしてモンスターを鍛えたり、
スキルの構成を練ったりする必要がある。

ダンジョンに入るには一定のスタミナが必要である。
スタミナの必要ない『無限回廊』というダンジョンが存在するが……モンスターもお金も手に入らない腕試し用ダンジョンである。
(一応初回クリア報酬はあるので、全部クリアすれば魔法石が貰える)

アップデートに伴い、敵側もスキルを使ってくるテクニカルダンジョンが追加された。

  • 連続ダメージ(根性やHP条件のリーダースキルが影響)
  • 味方をバインド(解けるまで戦闘から離脱させられる)
  • 先制ダメージ
  • 盤面のドロップを変化
  • 自身の体力を回復

のような初歩的なものから始まり、

  • 一定のコンボ以下の攻撃を吸収・無効化
  • 毒や威嚇、防御力低下等に耐性
  • パズル操作時間を減少
  • 数ターン(3ターンが多い)カウントしてから即死級ダメージ
  • スキル封印(スキル封印耐性がパーティ内に5つ以上あれば100%無効化できる)

のように純粋にプレイヤーの実力を問うもの。
このくらいまではまだ優しいのだが、高難易度のものでは

  • 3回連続で行動
  • 先制攻撃で即死級ダメージ
  • 先制攻撃で覚醒無効+その次で盤面毒一色(そのまま消すと大ダメージでゲームオーバー)
  • ドロップを全て変換してからロック(ドロップ変化を無効)
  • 指定の属性をランダムで吸収(編成や助っ人次第では詰む)
  • 一定以上のダメージを吸収・無効化
  • 一定以上の体力からでは必ず体力1で粘る根性、それどころか%単位で残る超根性
  • 瀕死になると属性変化or覚醒無効からの即死級ダメージ
  • 動的なパズルセンスが必要な属性変化マス(通称ルーレット)
  • 高難易度に相応しい体力と防御力。……に当然の様に付いてくるダメージ割合軽減(当然アーマーブレイク系は無効)。
  • また2021年後半以降の高難易度ダンジョンは6ターンで属性変換or覚醒無効からの即死ダメージがデフォに。
  • こちらの攻撃力を大幅に減少させる「超重力」。このギミック実装により覚醒スキルは超インフレを見せている。
  • ドロップがトゲで覆われ、掴んだもの以外を動かすとじわじわHPを削る「トゲドロップ」

という実にえげつないものも登場。
特に根性と即死級ダメージの組み合わせは事故死の原因になりやすく、評価は芳しくない。
パズドラは自分で盤面を揃えて消した後に、降ってきたドロップが偶然揃う「落ちコン」がある為
本来はラッキー要素だった落ちコンで勝手にダメージを増やされて逆に倒せなくなるという斜め上の事故が物議を醸した。
(後に落ちコンしなくなるリーダースキルが増えたのはこれの為と言われている)
これ以外にも単体ではさほどでもないが、複数組み合わせた結果とんでもない状況に陥るギミックは多数存在する。

単に攻撃力や防御力の高さでしか住み分けできなかった敵のバリエーションが大幅に増えたのは良かったのだが、
同時に敵のインフレおよび味方キャラの型落ち化が大幅に進行する事態も招いてしまった。
特にスキル関連は「無効化を『無効化』する」為のマッチポンプが止まらず、良くも悪くもスマホゲー厶の運営のテンプレ的な存在となってしまっている。
現在では「変身」というスキルを持つキャラを2体(リーダーフレンドが基本)編成し、そのキャラを最終形態まで変身させ2ターンで使えるスキルをループさせるパーティがほとんどとなっている。これができなければ高難易度ダンジョンを快適に進めることは難しい。
もっとも、ノーマルダンジョンだけでは限界が来るのは目に見えていたので、こればかりは致し方ないところか。

その他にも「特定の属性のモンスター限定だけどその特定のドロップが落ちない」ダンジョンも存在する。

テクニカルの最上位には、修羅の幻界、神秘の次元、極限の闘技場とマシン〇〇降臨が存在する。
その実態は、ある程度のレベルに達した人間でも専用構築が必要なエンドコンテンツ的なダンジョン。

前者は、確定スキル上げ素材が100%落ちるものの20階層超えの長いダンジョンであり。
ボスポジションのカーリーは、HP3000万かつ初撃で大ダメージを与えるなどして(50%軽減の上から)65%まで削らないと即死クラスの攻撃をしてくる。
最高レベルの「双極の女神3」はさらに強力なレーダードラゴンと呼ばれる強敵が前座に居るためクリアできたら上位プレイヤーと言えるだろう。

後者は、マルチプレイでのみ超高火力を得られるマシン〇〇系統のモンスターが得られる。難易度は前代未聞の『壊滅級
こちらは上記と違い、長くとも10階層程度だが道中ですらステータスが軒並み即死レベルで先制行動も『100万以上ダメージ吸収』『4万強の先制攻撃』であり。
ボスに関しては、HPは数千万、まともに受けさせる気のない攻撃力で危険な追加効果付きの攻撃を繰り返し、先制も軒並み嫌らしいという極悪性能。
(例としてはマシンゼウス降臨ボスのマシンゼウスは、先制で状態異常無効&7コンボ以下吸収
 HPは約5000万で中途半端に削ろうものなら200万以上ダメージ吸収でもれなく積むという代物。)

修羅の幻界は敵のステータスがかなりインフレし、魔門の守護者のメノアはHP実質200億、自身の弱点属性を10ターン吸収、木メノアに至っては超根性でHPが半分になるとダメージ吸収を使用する。それ以降のダンジョンに関しては壊滅級(パズドラ)参照。
神秘の次元は上記のルーレットが頻繁に登場しパズル難易度を上昇させ、ボスの前座のパティは2回行動したあとに無効貫通を組みづらくするいやらしい位置にルーレットを生成した後、3ターンカウントしてから即死ダメージ、ボスのアルバートは木がHP630億、3回行動した後に覚醒無効からの毒猛毒お邪魔を含む陣を使用、闇アルバートはHP900億で7ターン行動、行動すると覚醒無効からの即死ダメージ。だがダメージ無効スキルが溜まっていると勝ちがほぼ確定するなんてこともある。水アルバートはロックを多用したまに盤面を76に変化させて12コンボ吸収、超根性でHPが半分になるとダメージ吸収を使用するなど非常に凶悪。


スペシャルダンジョン

一定の期間内限定で入る事が出来るダンジョン。
曜日限定ダンジョンでは進化用素材と金を集められる。

上記のコラボダンジョンもこれにあたり、難易度が数個(基本は中級・上級・超級・地獄級・超地獄級か中級・上級・超級)に分けられている。
当然ながら高くなるほどドロップ率は高くなる。

他にも一切の予告無し(非公式だが告知しているサイトはあるけど)に一時間限定で入れるゲリラダンジョン(強化合成用の経験値が高めのモンスター)、
地獄級・超地獄級等といった高難易度ながら強力なモンスターが手に入れられるかもしれない「○○降臨!」といったダンジョンが存在する。

特殊とついている降臨は特殊ルールで、強制的にモンスターのレベルが1にされモンスターを倒すごとにレベルが上がるという仕様になっている。
この仕様ではコストが低く、必要経験値が少ないほどレベルが上がりやすい。
(実はこれ、実装予定であったが諸々の事情のせいで中止せざるを得なくなったローグ型ダンジョンシステムの成れの果てである)

コインで1時間分買えるコインダンジョンと言うものもあったが、廃止された。

称号チャレンジという、期間限定のダンジョンも配信される。
コラボや特定のイベント時などに、実質配布とも言える位簡単な称号チャレンジと、テクニカルダンジョンの新高難易度ダンジョン実装とほぼ同時期に配信される、超高難度な称号チャレンジの2種類に大別出来る。
以前はクリアから称号取得までラグがあった(当時はランダン同様集計されていた)が、技術の進歩によるものか、今ではクリアと同時にメールに届くようになった。

マルチプレイ

2015年12月21日より正式に実装されたモード、名前の通り他の人と一緒にダンジョンに挑むことが出来る。*2
挑むことが出来るのは、テクニカルダンジョンとスペシャルダンジョンの全て。
HPが二人の合計値になるため普段より死にづらくなったり、スキルの使える枠が増えたり、消費スタミナも半分になったりといい事ずくめ。

ただしサブモンスターのスキルが自分のターンにしか溜まらないので、どうしてもリチャージが遅くなりがちな点には注意したいところ。

マルチプレイの基礎だが、『相手に迷惑をかける行為』は当然ながらしてはいけない。
特に高難易度ダンジョンならそれなりに強力なサブが入ったPTが必要だし、
高速周回を目的とした部屋に参加する場合は周回用の編成や動き方をよく読んで理解してから参加しないといけない。
また、スキルで全ドロップを毒にしてからロック、スオウなどを始めとしたキャラで自らのスキルを封印し、そのままリタイアするという悪質なプレイも見られる。もし見かけたら通報しよう。
準備完了状態を部屋建て主に取り消された場合は、こちらに何らかの問題があることが大半なので素直に退出しよう。

モンスターポイント

2015年から登場。いらないモンスターを売却して得られるポイントで、モンスターが買えるシステム。
当然ながら、ガチャ限を売ったほうが大量に手に入る。(ガチャ限なら銀卵でも3000Pだが、降臨モンスターなどなら多くても100P程度である)

手に入るモンスターは、素材系統、確定スキル上げモンスター、潜在覚醒たまドラ、それと強力な限定モンスターである。

中でも限定モンスターは、
転生進化でまとめれば無条件攻撃全パラメーター2倍な転生ラードラゴン
優秀な陣スキルに多くのモンスターに刺さるキラー持ちのラグナロクドラゴン
敵の属性を状態異常無効の効果を無視して書き換えるスキルを持ち無効パの重要パーツであるマキナシリーズ
最大10000倍のアメン
など強力なものが揃っており『これ被り救済じゃなくて被り必須じゃね?』と言われることもしばしば。

またコラボガチャや限定ガチャの最高レアがここで買えることもあった。ガチャで泥沼にならずに済むのは良いが、最高レアが二人いる場合、片方しか販売されなかったりするのが嫌らしいところ。
現在はガチャ限、モンポ販売限と区別され、どちらでも入手可能なモンスターは(特殊なイベント時以外は)無くなった。

季節イベントのキャラクターに武器進化が追加された際、限定の進化素材がモンポで販売されるようになった(交換でも入手出来るが効率が悪い)。ただ販売が期間限定な上トレード不可なため、素材を買い忘れたために進化させられないプレイヤーが後を絶たない。

モンスター交換所

2018年3月から登場。
指定されたモンスターと引き換えに、ラインナップされたモンスターと交換出来るシステム。常設キャラや期間限定の自社イベント時にラインナップされる「イベント」、コラボキャラが並ぶ「コラボ」、モンスターの進化素材となる希石への交換場所である「希石」、強化素材の色変えなどを行う「強化」の4種類の区分がある。

交換所の登場により、パズドラの遊び方が大きく変わることとなった。
季節イベントやレアガチャイベント、コラボイベントなどの多くで交換所限定モンスターが登場し、対象のダンジョンを周回して手に入る素材を集める方向へ遊び方がシフトしていった。
またイベントメダル【虹】、それを5枚集めて交換するイベントメダル【黒】(それぞれ通称虹メダル、黒メダル)が毎月のクエストダンジョンやスペシャルダンジョンの報酬として設定され、多くの場合黒メダル5枚で強力なキャラと交換出来るイベントが絶えず開催されている。

また、天井の無かったパズドラのガチャにおいて実質天井設置とも呼べる措置も、この交換所を利用して取られるようになった。対象となっているフェス限モンスターあるいはそのキャラの出るガチャの高レアキャラなどを計4~5体交換に出すことで、お目当てのガチャキャラを交換出来るようになった。交換に必要なキャラ数やフェス限のレア度は該当ガチャの使用する石の数によって変動する。

2023年4月より、転生or超転生した通常神と黒メダル2枚、そして多くの素材を用いて新たなモンスターと交換する、実質新たな進化方法のキャラクターが実装された。
ただこの手法は期間限定である点、モドリットを使った退化が不可能な点などからユーザーからはあまり快く思われていない。復刻するとはアナウンスされているが…

パズドラW

アップデートで追加されたミニゲーム。
着せ替えたたまドラを使い、「2コンボ以上」「炎ドロップを消す」などのお題をクリアしながらダンジョンを攻略していく。
こちらでも魔法石を入手することが出来、本家と共有して使える。
後半になるとお邪魔ドロップや、盤面内で水を4回以上消すなどの無茶振りが出てくる。

本編と比べて影が薄かった為か、サービス終了することとなった。
記念にか、一部キャラクターがモンスターとして逆輸入された。

パズドラバトル

元は『パズドラレーダー』という、GPS機能を利用した連動アプリ。
サーチによってドロップやダンジョンを集め、集めたダンジョンやドロップで買ったモンスターやダンジョンを本家で利用できる。
ドロップで買えるモンスターやダンジョンの中には、+99付きモンスターや+297モンスターが確定で落ちる高難易度ダンジョンなど美味しいものもちらほら。

これでしか手に入れることができなかった降臨ダンジョンは"レーダードラゴン"などと呼ばれ、中には実装当時恐ろしいほど難しいものの手に入るモンスターは無課金では破格の性能なものもいた。

アップデートにより独自の対戦要素が追加。
ほどなくパズドラバトルにアプリ名が変更された。
パズドラのe-sports部門にはこれが用いられる。

他媒体

2013年12月13日にはニンテンドー3DS専用ソフト『パズドラZ』が発売された。
さらにはスクエニとコラボしたアーケード版「パズドラバトルトーナメント」も稼働開始。

2016年7月28日には、続編(といっても完全に別物だが)であるパズドラクロスが販売。
神の章・龍の章と2バージョン式で、アニメ化・漫画化・玩具化などメディアミックス化も盛ん。
パズドラ本家との連動要素があったり、向こうのモンスターや主人公が本家のモンスターとして出張してきたりする。

なお、ガンホー自体はどこぞの倒し方を知っている会社とは違って任天堂はライバルというよりはリスペクト対象らしく、
なんと任天堂のマリオシリーズとコラボした3DSパズドラが発売された。
ミヤホンからもそのゲーム作りの姿勢を評価されている。

余談

やり込み要素満載のこのゲームにおいて、廃人はやはり存在する。
よく耳にするものに、
  • お年玉を全額はたいて魔法石を購入
  • 授業中、仕事中に、ゲリラダンジョンがあるという理由で仕事を中断してトラブルを起こす
重症化すると、
  • フレンド枠が欲しかったら月1000円払え
  • 『パズドラのために、私仕事やめました!』(実況プレイヤーの言葉なので、真偽は不明)
  • 私、パズドラに命かけてますので、リーダーは○○に固定しておいてください。じゃないとフレンド切ります
……最近は小中学生もプレイしているので、過激なメールはしないようにしよう。



追記・修正は初期モンスターを最後まで進化させ、スキルレベルMAXかつ+値297、レベル120にしてからお願いします

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最終更新:2024年03月16日 20:00

*1 二宮氏はゲーマーであり、パズドラの熱心なファンとしても有名である。

*2 参加方法は建て主の部屋番号を入力する、フレンドの部屋に入るの2択が存在する。