Revo

登録日:2010/11/17(水) 16:41:47
更新日:2023/01/23 Mon 15:16:31
所要時間:約 7 分で読めます




Revoとは、日本のサウンドクリエイターであり、Sound Horizon及びLinked Horizonの主宰であると同時にSound Horizon Kingdomの国王である。
Sound Horizonの正式なメンバーは現在彼一人で、他の出演者は皆ゲストということになっている。
愛称は、陛下、王様*1、領主様*2、Revoくん(さん)、人殺しソング界の貴公子、団長など。
誕生日は6月19日。
年齢は2013年現在、2013歳。キリストより半年だけ年上。


◇来歴
1998年頃からWeb上にて活動開始。当時はスクウェア(現スクウェア・エニックス)のゲームソングのアレンジを中心に楽曲を制作していた。
2001年にコミケでオリジナルの楽曲が発表されている事を知り、『Sound Horizon』名義で応募するも、落選。
友人であり、後にSound Horizonの絵師となるyokoyan氏のサークルにCDを置いてもらうことになった。

コミケで作品を発表し続け、2004年にメジャーデビュー。
現在はポニーキャニオン所属だが、デビュー時はベルウッド・レコードに、Roman~2011年9月まではキングレコードに所属していた。
余談だが、学生時代は器械体操部に所属していたらしく、運動神経もいい。


◇人物
一言で言えば純粋
共演したアーティストのコメントからまとめると、
  • まじめで誠実。他人にも丁寧で優しく、よくメンバーやファンを気遣う
  • でも人見知りもするらしい。口ベタでカミカミ王子
  • ある人から見たら少年のような性格
  • 嬉しいと体が揺れる
  • 若干天然で甘えん坊なところがあって、ドジっこ。内股なのでよく転ぶらしい
  • 音楽には並々ならぬ情熱を注ぎ、4月1日などのイベント日にはWeb限定曲を配信したりする
    雑誌などを読んでいて見つけた文章に即興でメロディをつけて口ずさんでいるとかいないとか
  • 絵が可愛い
  • ギター(フライングVモデル好き)を初めとして、アコーディオンやバグパイプ等々あらゆる楽器をこなす(極端に上手いわけではないが)
  • ライブ中はよくぴょこぴょこ動き回る

…と、ここまではちょっと天然な完璧超人に聞こえるが、

人の話を聞かない

というところがあったりする。
これは某アルバムの隠し曲などでも語られている。
また、じまんぐ曰わく「携帯に200%出ない」らしい。だがそこがいい。

霜月はるか曰く、話も長いそうな……。サヴァンとどっちが長いだろうか。

こんな人柄だからか、ファンの間では『SH最大の萌えキャラ』として、老若男女問わず愛されている。

◇参加した作品
  • Sound Horizon全般
  • Linked Horizon全般
  • リヴァイアサン 終末を告げし獣(大塚英志・布谷遊による漫画『リヴァイアサン』のイメージアルバム)
  • poca felicita
  • 霧の向こうに繋がる世界(Revo†霜月はるか名義)
  • Dream Port(Revo&梶浦由紀名義)
など

その他、同人活動時代にエロゲの主題歌を手掛けたこともある。


◇似て非なる人々
彼には姿が瓜二つな似て非なる人が何人もおり、サンホラのライブ(キング移籍以降)では何度も出演している。
あくまで『似て非なる人』だから、Revo本人じゃないよ!そんな事言った日には殺メッ!られてしまうので気をつけよう。


●公式サイトに掲載されている面子
公式用語集の「似て非なる人々」項目に写真が登録されているキャラクター(但し名前は未記載)。

Hiver Laurant(Roman)

「イヴェール嬉しい」
Roman』に登場する「生まれてくる前に死んでいく」存在で、銀髪に青いコートのフランス人の青年。
Sound Horizon Kingdomの親善大使も務めたこともあり、全国を食べ歩き…もとい訪問した。
いつもは内股で物語探しをしていたり、一人称は「イヴェール」(ないし僕)と、いちいち可愛い。
フランスワイン派。


Shaytan(聖戦のイベリア)

「君ニ今敢エテ問オウ…」
聖戦のイベリア』に登場。イベリアのある街に封印されていた炎の悪魔。そして絶対領域を持つ美少女を嫁にしたリア充
年を重ねるごとにバカップル度が増していっている気がする。
好物は嫁の作ったハート型のハンバーグ。


θανατοζ(Moira)

「殺メッ!」
Moira』に登場する冥府の王。ショッパーさん、マヨラーと言われる場合も。
王だからなのか召喚には数時間かかるとか。

2m越えだったり170cmちょいだったりと、身長が不安定なお方…おや、誰か来たようだ。
冥王星が惑星から外されたときは、怒りのあまり署名活動をしようとしたとかしなかったとか。


Еλευσευζ(Moira)

「Moiraよ!」
同じく『Moira』に登場する青年。
好きなものは妹、嫌いなものは運命。例に漏れず年々シスコンぶりが上がっている。絶世の美女=妹の思想の持ち主。
物語中盤までは白いが、ラストは黒くなる。
ギリシャワイン派で、イヴェールとはコンサート後の打ち上げのときにワインで口論になったとか(この後、陛下が仲裁して事なきを得ました)。


Marchen von Friedhof(イドへ到る森へ到るイド、Marchen)

「さぁ、唄ってごらん」
イドへ至る森へ至るイド』及び、『Marchen』に登場する、井戸の底で歌う白眼の青年。
少年時代は可愛い美少女が友達にいたのに、色々あって現在は毒舌少女人形と共に、復讐劇を奏でる屍揮者となる。
ライブのMCではエリーゼとイチャイチャっぷりを見せつけるが、
音せi…ゲフンゲフン、エリーゼが緊張しているのか、一緒に声を合わせるところが噛み合わなくなることもしばしば。
愛してるはずなのにエリーゼを少し子供扱いしている節もある。メルメル…


Idlfried Ehrenberg(イドへ到る森へ到るイド(名前のみ)、Marchen)

君のような低脳に、私の事を教える義理はないね!


The Halloween Night(but it's called for convenience' sake)(ハロウィーンと夜の物語)

ハロウィンと夜の物語』の主な歌い手であり、その後ライブ「Revo's Halloween Party」に登場した謎の存在。
その姿は「星の綺麗な夜」の主人公たる「名も無き男」に似ているが、CDジャケットやライブでは彼とは別に「名も無き男」が登場したため関係性は不明。
…だが2020年にyokoyanが「Around15周年」記念に書き下ろしたイラスト(ハロウィン編)では、なぜか「名も無き男」は登場せず彼の杖のみが木に立てかけられ、その一方でThe Halloween Nightが彼岸を歩んでいる姿が記されている。
出て来たのがハロウィンなためライブでは様々な「似て非なる人々」やRevo(リンホラパート)コスをして彼らの持ち歌を披露した。


Noël(ヴァニシング・スターライト、Nein)

「生きてるなら 燃えてやれ!」
ヴァニシング・スターライト』及び『Nein』に登場する、バンド「VANISING STARLIGHT」のボーカルな日本人青年アーティスト。謎の男Revoのプロデュースでデビューした。
容姿はどこか鬼太郎の様に左目を隠した銀髪で衣装はクロスネクタイに黒コート、ヤンキー系口調で一人称は「俺」。フランス系らしいが親関連でかなりきつい過去を抱えている。
RevoPの事を「グラサン」と呼んでいるが、『Nein』では不思議な骨董店に迷い込みつい彼に似たグラサン「R.E.V.O.」を見つけたせいで、それの宿主として奇妙な世界を体験することに…。
何とリアルでサンホラのメジャーデビュー10周年祝賀祭に出演しており(『Nein』はその後の話)、RevoPと共演している。
また自作曲でシングル1曲目の「よだかの星」は、何とJASRACにもNoël名義で登録されている。
好物は焼酎とRevoPが故郷の世界から持ってきたカントリーマアムで、他の似て非なる人々は「パイセン」らしい。


R.E.V.O.(but it's called for convenience' sake)(Nein)

「遮光眼鏡型情報端末」の化身な『Nein』の語り手。主が消えてから久遠の月日を過ごすうちに自我に目覚め、宿主を通じて各地平線を「否定」によって改竄していく。
人の姿で歌うのは『Nein』の「檻の中の箱庭」だけだが、初回盤ジャケットに映りコンサートの曲間でも舞い、本来の姿であるサングラスでも登場している。
外見は猫耳黒サイバー風でマフラーなグラサン男で、コンサートや漫画版では「R.E.V.O.」を掛けたノエルが彼に変わる様な描写が、千秋楽アンコールでは「R.E.V.O.」装備の猫耳尻尾Revo陛下が登場している。
一般的にはキャストクレジットに付記された「便宜上」という意味の英文から「便宜上R.E.V.O.」、ファンからはさらに縮めて「べぼ(ベヴォ)」・「べぼにゃん」とも呼ばれたり。

●その他
  • 神社関係者(絵馬に願ひを!)
『絵馬に願ひを!』に登場する、神職風の姿に和風狼面を被り、どこかノエルやイヴェールを思わせる髪型をした謎の男。
神社に切なる願いを携えお参りに来た女子高生の前に現れ、彼女を願いを叶える交換条件として突如元からあった神社を押しのけ降臨した「狼欒神社」の巫女に据えた。
2021年1月時点ではまたプロローグ段階なので詳細は不明だが、厳かで意味ありげな立ち姿とは裏腹にノリが良く、台詞の文体こそ古風だが英語やぺこぱのギャグをも解している。
他人との会話時相手に念話での対応を要求し、一方で肉声に対する反応が鈍いため、「何らかの聴覚障害があるのでは?」という説が囁かれている。

  • レッジャーノ
「コースモポリタンナーポリタン!」
イタリア兄弟弟で元闇カジノのディーラー。
ギターの才能はナイッ!

  • 革命(かわみこと)先生
Sound HorizonのHP上で『桃だろう?』を不定期連載しているニーt…ではなく作家。
弟と妹がいるとの噂。


●キャラが合体したもの

レヴォタン
レヴォンティウス
シャイトス
レヴォトス
エレターン
エレトス
イヴェタン
エレール
シャイティウス
エレボンティウス
イヴェトスタン
エレヒェン
エレフリード
シャイフリード
メルール
などなど

『Chronicle 2nd』でもちょろっと台詞を担当しているので、興味がある人は聞いてみよう。


◇エピソード・小ネタ
  • ライブのバック転のしすぎでドクターストップをかけられたことがある
    似て非なる人ではないが、『エルの楽園→Side E→』のPVではアビス、コンサート版『Elysion』ではオルフェウス役を演じている。
  • お笑い好きでよくお笑い番組を見ている。好きな芸人はゴー★ジャス
  • かなりの酒豪。ワインは赤派
  • 打ち上げで飲み過ぎて酔っ払ったとき、二次会のボウリングで5連続ストライクを叩き出したらしい
  • かなりの辛党で、25倍カレー等のすっごい辛いものを平然と食べるらしい。自らを「タバ中」(タバスコ中毒の意)と称したことも
  • ファンクラブイベントで、エプロン姿で焼きそばを焼いたり、ほうきでゴルフごっこをしていた。なにこれ可愛い。
  • 無茶ぶりキング。突然のフリは当たり前、MCにメンバーに担当曲以外の振り付けをやらせる、
    観客に『Baroque』(ほぼ台詞)を歌わせる等、やりたい放題である。いい意味で
  • 個人HPで毎年行っているSH流行語大賞。2010年の大賞は『陛下休んでください』。本人曰わく、結構休んでいるらしいが…?


SHK臣民の諸君、追記・修正をよろしく!
行くぞ、リオン!

\ガオーッ!/

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最終更新:2023年01月23日 15:16

*1 共に『Roman』コンサート版冒頭の戴冠式から。

*2 櫻井孝宏MCのラジオ番組『こむちゃっとカウントダウン』に2005年ゲスト出演した時に自称したことから。