はだしのゲン

登録日:2011/05/12(木) 00:01:33
更新日:2024/04/16 Tue 00:02:38
所要時間:約 15 分で読めるのう


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原爆をテーマに、勇気と感動を与え続けているロングセラー



◇概要じゃ

はだしのゲンは、中沢啓治先生の代表作。

作者の原体験を元に原爆投下を題材に扱った作品の中でも特に知名度が高く、多くの図書館や学校図書室にも置かれ、かつては横山光輝の「三国志」と並び『学校の中で読んでいても怒られない漫画』として重宝されていた。

当初は週刊少年ジャンプで連載されていた*1が、途中から日教組系の雑誌を転々とし、それに合わせてか次第に娯楽色よりも政治・思想色が強くなっていった。
作品のラストは中学校を卒業したゲンが東京へと旅立つシーンで「第一部 完」となっており、作者である中沢先生の中では続きの構想もあったようだが、老化による視力減退などから続編の執筆は断念せざるを得ず、そのまま中沢先生が亡くなったことから続編は幻となってしまった。
が、わずかではあるがネームも存在し(詳しくは後述)、それらは広島平和記念資料館に寄贈された。本にもその写真が掲載されている。

広島の原爆被害を書いた話では最も有名で、当時の世相や暮らしなども細かく反映されている。
また話が重くならないよう、要所要所でコメディタッチなエピソードも入っており、爽快感がある。
もっとも、その笑いは生き延びるために必死すぎて滑稽な人を見て出てくる笑いであり、今で言うところの「シリアスな笑い」に相当する。

しかし、作者が原爆の当事者とは言え、当事者の中学生視点で書かれているため事実とは異なる事も注釈無しに書かれている。
また昭和天皇、アメリカ人への一方的なバッシングが酷くそれに対するフォローもないため、それを読む子供が主に左寄りな誤った先入観を持ちやすいのを問題視する人がいる。
反面、戦後に暴力を振るう朝鮮人の描写、ばりばりの軍国主義者だったのが一連の流れを通して反戦主義に転換するなど、
他の左翼系漫画とは一線を画す描写も多く必ずしもイデオロギーや善悪で測れない部分も大きい作品である。

被爆者の描写をはじめかなり凄惨な描写が多くトラウマ級だが、中沢先生曰く“あれでもかなり抑えている”とのこと。というのも、読者に戦争や核兵器について恐怖をもってもらうために、あえて過激な描写をしているらしい。
そして中沢先生は生前間違った知識を得ることを推奨していた。

ただし放射線の被害状況に関しては比較的冷静な描写がされており、一部の事実誤認*2はあるものの大筋では現代の知見とも合致している。

近年、松江市・鳥取市・泉佐野市などの図書館でごく一部の意見のみで閉架措置にされる例が問題となった。

作者の自伝的要素が強いが、ノンフィクションではないことに留意。フィクションとしての演出もそれなりに盛り込まれておりモデルとなった実在人物とは違う要素も少なくない。
例えば主人公が父や姉、弟と死別するシーンは、作者自身は火災のため自宅に近寄れず家族の最後を見届けることはできておらず全くの創作である。
実際の作者の被爆時の状況は「おれは見た」という別の短編作品にある。


◇ストーリーじゃ

太平洋戦争の真っ只中、ゲンの父親は「戦争反対」を叫んだ為、非国民扱いされ、ゲンの家族は辛い思いをしながらも頑張っていた。
しかし、遂に原子爆弾が投下され、広島は焼け野原にされてしまう…。家族のほとんどを失ったゲンはたくましく焦土を生き抜いていく。


◇主な登場キャラじゃ

  • 中岡元(以下、ゲン)
主人公。
陽気で快活な性格で、原爆の悲惨な状況でも何度も立ち上がる不屈の精神の持ち主。
一時期、放射能の影響でハゲるも、後に再び生え揃った。成長後は看板等絵に携わる道を目指すように。
『原爆のばかたれー!』

  • 中岡大吉
ゲンの父親。下駄の絵描き職人。
戦時中でも戦争反対を頑迷に唱えたため非国民として迫害される(作者の父親はそこまで頑固ではなく、母親に諭されて竹槍訓練に行っていたらしいが)。
ピカの時、家の下敷きになり、君江とゲンの目の前で焼死する。
アニメ版はデザインが大きく異なる。

  • 中岡君江
ゲンの母親。
優しい良妻賢母で、たまたまベランダにいたため下敷きにならずに済んだ。当時は妊娠していた。
しかしその身は放射能に冒されており…

  • 中岡浩二
ゲンの一番上の兄。
父親に反発し予科練に入る(実は、非国民と迫害される家族の立場を少しでも良くしようと考えての事だった)が、
そこでのまるで某フルメタルジャケット並みの弱いものいじめなどを目にし、戦争の現実を知る。
終戦後は家族の元に帰って学徒動員の際に身に着けた溶接技術を活かして家計を手助けするが、やがて広子という女性と結婚を前提にした交際する。
アニメ映画版には登場しない。

  • 中岡昭
ゲンの二番目の兄。疎開していた為、ピカを受けずに済む。
終戦後は家族の元に戻って家計を支え、最終的には商人の道を歩むため大阪に旅立つ。
アニメ映画版にもテレビドラマ版にも登場しない。

  • 中岡英子
ゲンの姉。ピカの時(以下省略)
後述の鮫島竜吉が窃盗の冤罪を着せたため、教師によってブルマー一丁の裸にされる羽目になった。
姉ちゃん、小学生のわりにいい乳してんのう。
アニメではかなりの美少女として描かれているのだが、竜吉が登場しないため残念ながらそのシーンはなし。
実写版でも当然オミットされている、かと思いきや、なんと実写映画版ではそのシーンが存在する(さすがに最後まで両手で隠していたが。ちなみにドラマ版では下着姿止まりである。)。
アニメ版では原作と同様に倒れた家に挟まれたまま父と弟と共に焼死したが、二種類ある実写版では家の倒壊に巻き込まれた時点で即死している。
これは中沢先生の母の「いくら呼びかけても返事がなかったからおそらく即死だったのだろう」という証言に基づくもの。

  • 中岡進次
ゲンの弟。
ガキンチョらしい性格。
ピカ(以下略)

  • 中岡友子
ゲンの妹で原爆が落ちた日に生まれた。
ゲンが取り上げたこともあり、とても可愛がっていたが、栄養失調で僅か1歳で死亡する。

  • 近藤隆太
進次そっくりの戦災孤児。ゲンに拾われ、良き相棒になる。
闇市で人殺しをしてしまい、行方不明になるが、ヤクザに拾われ、舎弟に。
その後、孤児仲間達と一緒にゲンと再会するも、ゲンの母のために賭場荒らしをしたりムスビの復讐で殺人をしたりと作中きってのアウトロー。
時代設定上、ジャイアンより先にジャイアニズムを言ったことになる。
終盤では復讐殺人を犯し、警察から逃げるために東京に高飛びするのだが、もし第二部が実現していた場合、ヤクザの抗争に巻き込まれて死亡する展開になっていたらしい。
実現しなくてよかったような気もする。

  • ムスビ
戦災孤児。隆太の仲間の一人。本名は勝二。
泥棒をして生活していたために仲間と共に警察に捕まったが、ドングリ、タヌキ、カッチンと共に脱走。
隆太ともどもヤクザの舎弟となっていたところをゲンと再会し、それから一緒に行動するように。
だが後にヤクザに騙され麻薬(ヒロポン)中毒になってしまい…。
アニメ映画では生存した。

  • ドングリ
戦災孤児。隆太軍団の一人だったが、ヤクザに撃たれ、死亡。

  • タヌキ
戦災孤児。隆太軍団の一人だったが、大場と三次を隆太が射殺した事をゲンに知らせて以降、出番はない為、消息不明。
しかし、ドングリとムスビも隆太同様、一時はヤクザ入りしていた事を考えると、彼もヤクザ入りし、鉄砲玉として最期を迎えたと考えるのが妥当かもしれない。

  • ラッキョウ
戦災孤児。隆太軍団の一人だったが、隆太がゲンに拾われるよりも前に、農家で泥棒をした際に百姓に頭を殴られて死亡。

  • カッチン
戦災孤児。隆太軍団の一人だったが、盗みに侵入した進駐軍駐屯地から逃げる際に足を撃たれ、その後出血多量で死亡。
アニメ映画版ではラッキョウの代わりに彼が百姓に殴られて死亡する役になっている。

  • 信平、明夫
戦災孤児。隆太軍団の二人だったが、ムスビらとは異なり、警察に捕まってからは登場していないため、脱走に失敗したと思われる。

  • 勝子
戦災孤児。
顔の半分と片手がケロイドに冒されており、常に頭巾をかぶっている。
洋服デザイナーの才能がある。
隆太とは相思相愛の仲。

  • 大原夏江
ゲンが偶然出会った英子にそっくりの女の子。
しかし顔一面がケロイドに冒されている
そのため引き取り先でも壮絶な差別に遭って生きる希望を失い死にたがっていたが、2度出会ったゲンの言葉で生きる気力を持つようになり、ゲンと再会した後、彼を通じて同じ様に原爆で顔を焼かれ差別に苦しむ勝子と仲良くなるが…

  • 吉田政二さん
ゲンと隆太がアルバイトで看病することになった資産家の弟。
かつては将来を有望されていた画家だったが、原爆で重傷を負い全身包帯で癒えない傷を覆われており、兄一家から鼻つまみ者扱いされている。
彼のピカの毒を取り去る実験は先生大丈夫かと思うほどのカオス展開。
カオスな部分ばかり挙げられがちだが、彼の最期やら、どいつもこいつも揃って醜悪な家族の掌返しやらやら、かなりの鬱展開である。
アニメ映画及び実写ドラマ版では末路の描写がオミットされている。

  • 朴さん
戦時中からゲン一家と親交のあった朝鮮人のおじさん。
ピカが落ちた後の朝鮮人の扱いの悪さに一時期日本人を嫌うが、ゲンの言葉を聞いて立ち直り、
戦後に田舎で仕入れた米を闇市で売るのを繰り返して実業家となる、ある意味まんま当時の「日本に残る事を選び実業家となった在日朝鮮・韓国人」な人。
ただ、戦後にもゲンの家族の命を救うために大金をポンと出したり後述の平山松吉が執筆した原爆についてのノンフィクション小説の出版のための紙をタダで提供してくれたりと親切でありつづけ、情けは人の為ならずを実践した。八巻では同胞が朝鮮半島で勃発した朝鮮戦争で互いを殺しあう戦争に巻き込まれたことを嘆いている。
なお原作では「ぼく」さんだったが、21世紀の実写ドラマ版では時勢の変化で朝鮮半島出身の人々を出来るだけ現地読みに近い音で呼ぶのが通例となったため「パク」さんと呼ばれる。

  • 雨森頑吉
通称・クソ森。
当初はゲンといがみ合っていたが友子の死をきっかけに後々までのゲンの悪友となる。
不良の兄がおり、喧嘩に負けると仕返ししてもらっていたらしいが、本編には登場しなかった。出たとしてもゲンなら勝っていたかも知れないが。

  • 鉄、銀太、三吉、六
クソ森の近所に住むオッサン達。
六「さっき研いだばっかりじゃけえ。」

  • 大場と三次
ゲン達を騙して、米軍基地から食料を盗ませ、闇市で売り捌いていた二人組のヤクザ。
自分たちを利用したことを知った隆太に射殺される。

  • 鮫島伝次郎
中岡一家が住んでいた町の町内会長。
戦中は他の多くの人々と同様に軍部を支持し、大っぴらに戦争や体制に反発していた中岡一家を「非国民」呼ばわりしてイジメ倒していた。
原爆投下の際には崩落した家の下敷きになるものの、ゲンに渋々ながら救助される……が、同じく家族が家の下敷きになったゲンに助けを求められると ほんの数分前に受けた恩など知ったことかと言わんばかりにトンズラぶっこいてしまった
そして戦後は掌を返し、ずっと戦争に反対していたと主張しアメリカに媚びる「平和の戦士」に早変わり。
盗みやヤクザとの結託で財産を蓄え、商店会会長、市会議員を経てしまいには県会議員に。
憎まれっ子世に憚るとはまさにこの事。結局彼らの末路は書かれなかったが、まぁ、何時かはバチが当たることだろう。
朴さん同様1巻から終盤まで登場しているが、その人柄や行動は真逆である。

  • 鮫島竜吉
鮫島の一人息子。DQN。
仲間を率いてゲン達をいじめていたが、ゲン達が納品のために運んでいた下駄を川に捨てた際に、ゲンに指を噛み千切られた。ざまぁ。
比喩でも何でもなく本当にブッツンされた。ちなみに実写ドラマ版では怪我止まりで千切られてまではいない。
原爆投下時に父と共に救助された。が、父と違い、それ以降の登場は無い。
原作では娘に濡れ衣を着せられたことに激怒した大吉に殴り飛ばされるが、ドラマ版では嘘を認めて謝罪し、その勇気を大吉に認められ頭を撫でられるという描写になり、やや扱いが良くなっている。

  • 鮫島の妻
鮫島の妻。原爆投下前、「中岡さんの言っていることが正しいような気がする」とゲンの父親を擁護する発言をし、夫を諌めていた。
原爆投下時には姿が無く、それ以降の登場も無いため、安否不明。

  • 中尾光子
ゲンが惚れた美少女。
可憐な見た目に反して言う時はとことん主張する芯の強さも持ち合わせる。
原爆が投下された時は丁度防空壕の中に荷物を取りに行っていたために無事だったが、大やけどを負った母と弟を見捨てて逃げた自責の念に常に責めさいなまれている。
ゲンとは相思相愛の関係を築いていくが、ピカを受けていた為、白血病で死亡してしまう…

  • 中尾重蔵
光子の父親。
看板会社の社長で、バリバリの軍国主義者(元・陸軍軍曹)だったが、光子の死をきっかけに戦争を有難がっていたかつての自分を恥じる。
最終回では東京へ行くゲンに大金を渡すほどに改心。

  • 黒崎
看板会社の社員。かなりのひねくれ者。DQN。
一応↓や↑のせいということもあるが。改心はしなかった。

  • 欲まみれ坊主
黒崎や多くの孤児を引き取り、強制労働させ事あるごとに虐待して金儲けをしていた。それでいて外面は良いので誰も彼の悪行を信じなかった。
コイツは仏に仕える坊主ではない。獄卒に仕える坊主じゃ。
超がつく程の守銭奴のクズ。破戒僧。

  • マイク・ヒロタ
日系人のアメリカ軍人。日本人を拉致して拷問などで某北の国用の工作員に仕立て上げていた。
米国移民の直系で「日本人は移民を見捨てた」と日本人を憎み、原爆を「真珠湾攻撃で卑怯な騙し討ちをし、米国の同朋を見捨てた当然の報い」と言い切る。
原爆の惨さを書いた小説を配布していたゲンたちを捕縛し、洗脳してスパイにすることを目論んでいたが、
ゲンたちが拷問に備えて「洗面器で尻を叩き、その衝撃に耐える訓練」をしていたところを目撃し、
『恐怖の余り気が狂った』と勘違いし、あっさり釈放した。

  • 平山松吉
元新聞記者。原爆で家族を全員亡くし、原爆症のために疲れやすい体質となって働くこともままならず、
親戚をたらい回しにされた挙句行くあてを無くしたところをゲンたちと出会い、一緒に生活することとなる。
自らの被爆体験を『夏のおわり』という小説に記し、ゲンたちの尽力で出版が叶った直後に原爆症のため死去。


◇第二部について

わずかに存在するネームや、構想などで判明している部分をまとめると次の通り。

画家の修行のため上京したゲンは、まず床屋で散髪をしてもらうが、ゲンが原爆の被爆者であると分かった途端店から追い出される。
その後、道端でカバンを盗まれ、犯人の男児・サブを追跡して捕まえる。サブは東京大空襲で両親を失い、妹も栄養失調で亡くしたと語る。
ゲンはその境遇に同情し、1000円ほど恵んでやろうとするが、サブにより財布まるごと盗まれてしまい、一文無しになってしまう。

その後ゲンは漫画家のアシスタントとなる。ゲンはしばらくの間、同僚には自分が被爆者であることを話さなかった(らしい)が、
ある時仕事中に野球の話をしていると、その流れでゲンが被爆者であると分かり、同僚から異様な目で見られる。
ゲンはその雰囲気に耐えられず、行きつけの酒場に駆け込み、店のママに
「ママ、日本は唯一の被爆国だと言いながら、何も分かっていないと東京に出てわかったよ。
 情けないよ。もう広島の原爆のことは誰にも話さないことにしたんじゃ」とこぼす。
それを聞いたママは、日本人は戦争と原爆の恐ろしさを世界中に知らせないといけない、とゲンを励ます。
自身も東京大空襲に遭遇しており、いずれその記録を発表しようとしていたのだった。

最終的にゲンはフランスに渡り、更に絵の勉強をすることを目指す…


◇余談

絵柄や台詞の癖が強いことから、昔からパロディのネタとして定番であり、その傾向は近年ますます強まっている。
もっとも、中沢先生は生前「どんな形であっても皆に注目してもらえるのであればそれで良い」とパロディには好意的な姿勢を示してくれていたという。



同時期に少年チャンピオンにて連載されていた『げんこつ岩太』は、こっちは同じ作者の作品とは思えない程に雰囲気が違うので注意されたし。





ギギギ…あんちゃん、こんな編集じゃ、やってられんのう。
ほうじゃ、追記・修正じゃ!

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最終更新:2024年04月16日 00:02

*1 なお、本作はジャンプの黒歴史だと解釈されやすいが、別にそうでもない。ジャンプ40周年を扱ったこち亀のエピソードのクイズでは本作の名前が出ていたりもする。ただし、作品の内容及びテーマの問題があるからか、当然ジャンプのオールスター系のイベントやゲームへのメディア展開は現時点ではない。この点は作品の題材の問題を抜きにしても、他雑誌での連載期間の方が長いなどの背景事情も障害になると考えられる。

*2 君江とそのモデルになった作者の母が火葬時に骨が残らなかったのは、作中では放射能のせいであるかの如く扱いだったが現代の知見では放射能の影響ではなく出産や栄養不足による骨粗鬆症と見られている。しかし、当時の作者にそれを知るすべはなかったと思われる。