エンジェウーモン

登録日:2012/02/29 Wed 00:34:36
更新日:2024/03/06 Wed 14:55:14
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雷電の矢を射て天誅を下す、白翼の聖天女!


『エンジェウーモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。

【基本データ】

世代 完全体
タイプ 大天使型(以前は天使型)
属性 ワクチン種
必殺技 ホーリーアロー
別名「天誅」ともいわれる、腕に付けた弓から放つ強力な光の雷撃。
アニメでは左腕の手袋が変形した弓から放たれるが、公式イラストでは右腕に弓を付けている。
ヘブンズチャーム
美しさと優しさの詰まった十字型の必殺光線。
得意技 セイントエア

【概要】

セガサターンの『デジタルモンスターver.S デジモンテイマーズ』で初登場。

美しい女性の姿をした大天使型デジモン。
穏やかな性格だが、悪に対しては容赦無く、相手が改心するまで攻撃の手を止めることはないという。
また、その精神とパワーから、デジタルワールドの女神的存在と言われている。
大天使型なので、羽は8枚。

レディーデビモンと共に、初めて登場した女性型デジモン
(※デジモンには雌雄の別が無いため、あくまでも女性のような姿形をしているだけで 本質的には無性 であることは留意)

水着か下着のような非常に艶めかしい衣装を纏っており、ほぼ全裸の痴女 グラマラスかつセクシーな巨乳ブロンド美女である。
豊満な美巨乳と甲冑型の衣装(というかブラジャー)で寄せられて強調された深い谷間が眩しい。
またその白く美しいおっぱいに隠れがちだが、下半身の露出も非常に素晴らしく、左側の太ももが丸出しでぴっちりレオタードにより陰部が強調されているなど、かなり際どいエロスを醸し出している。
更に、その上から紫色の帯を、天女の羽衣のように纏っている。
そのエロカッコよさから女性型デジモンの中でも人気・知名度は高い。
ライバルであるレディーデビモン共々、明らかに大きなお友達向けのフィギュアが発売されたりもしている。

初登場の『デジタルモンスター Ver.S』ではテイルモンやホーリードラモン(当時は完全体扱い)も同時に初登場しており、後の作品でもこれらのデジモンとセットで登場する事が多い。

一般的な進化パターンとして、進化前に設定されるのはテイルモン。
進化系は四大竜のホーリードラモンか、三大天使のオファニモンがメジャーである。
最近では対をなすエンジェモンの究極体がセラフィモンなため、ペアのイメージを優先してかオファニモンが究極体として扱われることが多い。
新しい究極体の形として、レディデビモンとのジョグレス体「マスティモン」も存在している。
『デジモンリアライズ』では「ラブリーエンジェモン」という進化先も新規に追加された。


【派生種】

◆エンジェウーモン(X抗体)

世代 完全体
タイプ 大天使型
属性 ワクチン種
必殺技 グランドホーリーアロー
周囲のエレメントから力を譲り受け雷撃の矢で放つ技。
ヘブンズチャーム
通常種と同じ。
エンジェウーモンがX抗体を得て進化した姿。
神聖な力が増幅され、エンジェウーモンが触れた火・地・風・水、それぞれのエレメントに清らかな気を流すことができるようになった。
それにより、火は邪を追い払う効果を得て、大地はたちまち芽が出て花を咲かせ、水は清浄され、風は触れたデジモンを穏やかな感情にさせるという。
服装はピッチリしたレオタードから、修道士か神官風のローブになった。
ただし、胸元そのまま+下半身はシースルーのスリップを纏っているだけ、という、通常種とはまた違うエロスを提供してくれている。


【関連種】

◆マスティモン

世界の危機に生まれた聖魔の融合天使
世代 究極体
タイプ 天使型
属性 ワクチン種
必殺技 ホーリーディザイア
右腕から放つ光の矢で邪悪なる者を討ち滅ぼす技。
ダークディスパイア
左手で掴んだ相手をデジコアごと握り潰しデリートする技。
カオスディグレイド
両腕の光と闇のエネルギーを融合させてゲートを作り出し、敵を異次元の彼方へと葬り去る。
デジタルワールドに未曾有の危機が訪れたとき、本来相容れない天使型デジモンと堕天使型デジモンが手を取り合い、ジョグレス進化を果たした姿で現れるという天使型デジモン。
光と闇が両方そなわり最強に見える
聖と魔の力を持っているがレディルーチェモンではない。
当然、ファングジョーカーでもない。

ゲートを繋ぎ別のデジタルワールドから呼び寄せた天使族・堕天使族の勢力を統制し窮地に立ち向かうという。
普段は敵対する両種族をまとめ上げられるのも、『異世界の軍師』と呼ばれるほどの資質ゆえである。
また、自身も相反する2体のジョグレス進化でありながら一本気な心の持ち主で、光と闇のエネルギーを自在に操りデジモン達に力を貸し、また自らも強敵を討つ。

初登場はゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース』。
御神楽ミレイのパートナーデジモンであるエンジェウーモンとレディデビモンがジョグレス進化した姿として登場を果たした。


◆ラブリーエンジェモン

世代 究極体
タイプ 戦士型
属性 ワクチン種
必殺技 マーブルインパクト
渾身の力を拳に乗せて七色の正拳突きを繰り出す。
ドリームハリケーン
空高くジャンプし回転しながら繰り出されるキック。
ラブリーシャワー
拳を打ち出してハート型のエネルギー弾を敵に撃つ。
この技には敵の悪しき心を浄化する効果もある。
アプリ『デジモンリアライズ』で新規に追加された進化先。
ただし、タイプ(種族)は天使型ではなく、戦士型で、翼も生えてはいない。
また、ラブリーエンジェウーモンではなく、ラブリーエンジェモンである点にも注意。
なので、マリンエンジェモンの様な立ち位置なのかもしれない。
とはいえ、エンジェウーモンよりも慎ましやかだが、 胸部の膨らみなども確認できるため、一応は女性型と見做してよいであろう。

いつもは明るく元気でオシャレをし、美味しい物の食べ歩きを楽しむ可愛らしい性格である。
しかして、その実態は“地上に舞い降りた天使”と名高い近接戦闘のスペシャリスト。
肉弾戦を行うマジカルファイターというデータを内包しており、彼女が許せない悪逆非道な敵には息をつかせぬ格闘技のコンボをお見舞いする。
どんなピンチが訪れようと、決して諦めない心で窮地をはねのけ、必ず勝利をモノにする。



【アニメシリーズ、コミックでのエンジェウーモン】

アニメ『デジモンアドベンチャー

CV:徳光由香
8人目の選ばれし子供、八神ヒカリのパートナーデジモンのテイルモンが超進化した姿。
第37話「完全体総進撃!きらめくエンジェウーモン」で初登場。

ウィザーモン生命を賭けた戦いを経て、テイルモンから進化を果たす。
他の選ばれし子供達のパートナーデジモン達の力をセイントエアーで集約し、ホーリーアローによってヴァンデモンを撃破した。

「ヴァンデモン…選ばれし子供たちの使命を邪魔し、現実世界にまで浸食した挙げ句、我が友ウィザーモンを亡き者にした…。その罪の大きさを知れ!」

ヴァンデモンがヴェノムヴァンデモンとして復活した後は、大きな活躍こそなかったが、『《光》の矢』を太一に射ち究極体進化のキーとなった。


第50話「女の闘い! レディーデビモン」ではレディーデビモンとキャットファイトを繰り広げる。
仲間を先に行かせて自分が相手を引き受けるなど、まさに正義の女神に相応しい姿だったが…
はっきり言って、惨敗 である。

アトラーカブテリモンの二度の助けがなければ敗北していたことだろう。
しかも、そのサポートしてくれた相手に、「ちょっとどいて!!」だの「ちょっと邪魔、早くどいて!!」だの、まったくもって余裕がない。

結果的には勝利したものの、顔や腹を何度も殴られるわ、髪を振り回されジャイアントスイングされるわ、壁や地面に二度もめり込まされるわ…とボコボコにされている
しかも、エンジェウーモンは全力を出して、攻撃を受けきるのに精一杯なのに対し、レディーデビモンは割と余裕の笑みを浮かべながら嬲っていた。

多くの子供達が見守る中、ほとんど全裸の格好で凛とした大人の余裕を見せていたお姉さんが、その豊満な肉体を恥ずかしげもなく震わせながら繰り出す肉弾戦。敗北寸前まで追い詰められる無様さとエロさは必見である。

なお、同アニメをゲーム化したPSP版では一定条件を満たすとワープ進化でオファニモンになれる。


アニメ『デジモンアドベンチャー02

引き続きヒカリのテイルモンの進化系として登場。
ただ、テイルモンはアーマー進化でネフェルティモンへ、その上、アクィラモンとのジョグレス進化でシルフィーモンにも進化できるようになったため、出番は少なめ。

劇場版一作目では究極体のホーリードラモンに進化した。
が、出番が10秒もないのはご愛敬

また、デーモン軍団の襲来時には仇敵レディーデビモンと再び相まみえる。(無印時とは別個体だが)
攻撃を受けたアクィラモンを気遣ったとたんに、髪をひっつかまれて

「スカしてんじゃないわよ」
「なんですってぇ」

これである。
そして、ビンタからの取っ組み合いに発展…しようとしたところで、子供たち側の援軍が来たためレディーデビモンは撤退。
再びあの戦いが見れるかと、胸を膨らませていた良い子たちをガッカリさせた。


劇場版二作目では、ネットワーク世界に再出現したディアボロモン撃退に向かうオメガモンのサポートをエンジェモンと共に行う。
なお、その際の身体のサイズが妙に大きい。(胸の話ではない)
エンジェモンと共にディアボロモンを球体から引きずり出したり、(謎の光で)オメガモンを現実世界へ脱出させたりと、要所でサポートを行った。


PSソフト『デジモンワールド デジタルカードアリーナ

ゲームクリア後のストーリーで、ヒカリのパートナーのテイルモンが進化した姿で登場。
使用デックは自然属性単色の「輝く聖天女デック」。

それよりも…
「完全体エンジェウーモンの誇りにかけて この戦いに決着をつけるつもりだ。」
えらく口調が雄々しいことが気になって仕方がない。

もちろん、カードとしても登場。自然属性のレベル完。
全体としては、神性系らしく対暗黒に拠った一枚。
対暗黒×3の特殊効果と、援護効果は「相手が暗黒属性であるなら、自分のHPを500回復」とこれでもかと暗黒メタ。
……なのだが、必要進化Pが同値(40)で、同じく暗黒特化+より攻撃的なステータスと援護効果なホーリーエンジェモンが強力なライバルとなる。
一応、エンジェウーモンの方がHPが少し高い、POWが30あるといった有利な面もあるので、採用するならばその辺りを意識するとよい。

なお、そのホーリーエンジェモンと特殊合成すると、ホーリードラモンのカードが誕生する。


漫画『デジモンアドベンチャー Vテイマー01

ホーリーエンジェル城の治療室にて、ナース風の姿のエンジェウーモンがモブとして登場。

また、ティラノモン戦にてタイチが誤ってスキャンした落書きには、

 それにしても
 エンジェウーモン て
 かわいいなー…
 あってみたいなー
 本物に
 LOVE
 LOVE
 エンジェウーモン

と書かれていた。タイチ自重しろw


漫画『デジモンネクスト

旅館のような建物にてツルギ達をもてなした。
ツルギにお酌し、酔った際にツルギは胸元に顔をうずめていた。
アミがヤキモチをやく一幕も。

+ ところが…
その正体は、コマンドメンツのナノモンが変装した姿であった。

ちなみに本物のエンジェウーモンも、終盤にモブとして1コマだけ登場している。


【ゲームでのエンジェウーモン】

『デジタルモンスターver.s デジモンテイマーズ』

記念すべき初登場作品。
NEWデジタマによる合体でテイルモンを作り、完全体にすることで作れる。
この時、当時完全体として扱われたホーリードラモンと分岐する。


『デジモンペンデュラム ver.1.5』

携帯機初登場。ちなみに本機はペンデュラムver.1の仕様変更バージョン。
成熟期のテイルモン、究極体のホーリードラモンと共に登場したが、エンジェウーモンからはホーリードラモンに進化できない。


『デジモンストーリー』

デジファームに「おしとやか」な性格のエンジェウーモンを預け、会話をすると特別なメッセージが聞ける。


『デジモンチャンピオンシップ』

進化ルートのユキミボタモン、ニャロモン、プロットモン、テイルモンと共に登場している。
ところが同作ではどういう訳かテイルモンからエンジェウーモンに進化できない。
ちなみにエンジェウーモンの進化元はエンジェモン、ダルクモン、ソーサリモンの3体。
まぁおかしな面子ではないが、それにしても何故テイルモンから進化させなかった…。


デジモンワールド Re:Digitize

育成可能デジモンであると同時に、登場キャラクターである御神楽ミレイのパートナーデジモンの一体
…もう一体はレディーデビモンである。喧嘩しないんだろうか。
このゲームではテイルモンから進化できるが、進化先は『マリンエンジェモン』のみで、ホーリードラモンもオファニモンもいない。まあマリンエンジェモンも可愛いから良いが。

なお、エンジェウーモンに進化したパートナーが頭の上に 巻いたアレ のマークを出すのは中々シュールな光景と言える。

デコードではオファニモンが登場したので進化できるようになった。


デジモンストーリー サイバースルゥース

舞台となる世界は『Re:Digitize』とは並行世界であるが、こちらでもキーパーソンとして登場する御神楽ミレイのパートナーデジモンとして登場。
…とは言ってもミレイは本作では基本的にはアドバイザーのような立ち位置のため、ストーリーにエンジェウーモンはほとんど登場せず、
作中の描写を考えると、どうやら同じくミレイのパートナーであるレディーデビモンと一緒に猫に擬態している様子。
ストーリーが進むと、イベントムービーで熱っぽく絡み合うような動きでレディーデビモンとジョグレス進化してマスティモンとなり、主人公を手助けしてくれる。
当然ながら育成可能デジモンの一体でもあり、オファニモンやホーリードラモンに進化できる他、
上述のイベントを経ることでマスティモンへのジョグレス進化ルートが解禁される。
なお、本作で完全体以前から究極体の進化ルートがジョグレス進化しか存在しないのはマスティモンのみである。



エンジェウーモンってかわいいなーあってみたいなーと思ってる方、追記・修正お願いします。

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最終更新:2024年03月06日 14:55