バイオハザード6

登録日:2012/10/03(水) 23:46:32
更新日:2024/02/06 Tue 13:53:58
所要時間:約 7 分で読めます




それぞれの場所、立場で、運命は絡み合っていく。


ラクーンシティの事件から十数年後…

2013年、アメリカのとある小さな町にて大規模なバイオテロが発生した。
それは、地図から消えた町の“悪夢の再来”を意味するものだった。

そして、時を同じくして中国にて同時多発バイオテロが発生した。
今、全ての運命が交差する時、一つの答えが導き出されようとしていた。



◆登場人物◆

「そこに、お前の言う真実があるのか」
本作の主人公の一人。
年齢は36歳となり無精髭を生やしている。
ラクーンシティの一件から生き残った数少ない生存者であり、
現在は合衆国大統領直属のエージェント機関DSO(Division Security Operations)のエージェントとなっている。
今作の冒頭にて、トールオークスという町の大統領の講演会場で大規模なバイオテロに巻き込まれてしまう。

「私がやったの…」
24歳で本作でのレオンのパートナー。
レオンと同じく合衆国エージェントで事件当時は大統領の近辺警護をしていた。
ゾンビ化した大統領に襲われそうになっていたところをレオンに助けられ、この事件を引き起こしたのは自分だと言う。
以後、レオンとトールオークスの教会を目指し、行動を共にする。
胸がとてもバイオハザードな女性。
妹のパンティーは黒。

「俺は、何から逃げていた」
本作の主人公の一人。39歳。
兄貴、ガチムチ、記憶喪失という三種の神器を司る我らが兄貴。
本作ではBSAA北米支部の隊長になっており、大勢の部下と共に中国の蘭祥というバイオテロが発生している街にて、捕らわれた国連高官を救出するミッションへと赴いた。
因みに半年前のあるミッションで記憶喪失となっている模様。

「あんたは過去と向き合うべきだ」
本作でのクリスのパートナーであるBSAA北米支部の隊員の26歳。
天性の射撃手としての腕前を持ち、思慮深い上に真面目で人当たりがいいとクリスからは将来、BSAAを背負っていく存在と期待されている。
なんかスネ夫っぽい髪型の持ち主。
本作に先駆けて週刊少年チャンピオンで連載していた漫画マルハワデザイア』にも登場している。
今作最強の漢。

「世界を救うのは俺の―血だろ?」
本作の主人公の一人。
東欧州の紛争地帯イドニア共和国にて傭兵として反政府の兵士として戦場を駆ける青年。20歳。
新種のウィルス、C-ウィルスへの抗体を持ち、彼の血は世界を救う鍵となると言われている。
前作で死亡したアルバート・ウェスカーの息子と言われており、彼自身もその事実と向き合うこととなる。
(ウェスカーとはれっきとした血の繋がった親子である。ジェイクはウェスカーのクローンなどでは決してない)
格ゲーに参戦しても十分戦えそうなほど格闘が強い。
というか、こいつだけ「素手」が武器一覧から選べる。

「私と一緒に来て」
ジェイクのパートナーの26歳。
ラクーンシティの一件(バイオ2の事件)にて、レオン(とクレア)に救出されて共に生還した生存者の一人。
体内に実の父が生み出し、レオン達を脅かした悪夢の存在“Gの胚”を植え付けられており、その件で長らく合衆国の監視下に軟禁されていた。
合衆国エージェントとなることを条件に軟禁生活から解放され、本作ではエージェントとしての仕事でジェイクの血を求め、イドニア共和国に赴く。
今回、脱ぎます

「あなたがウェスカーJr?」
本作の裏で全ての鍵を握る存在。
過去にレオンとは数回会っており、その度にレオンを助けては背後で何らかの暗躍をしていた。
今回のバイオテロも彼女が関係している模様。
元はウェスカーの部下であったが、今回はまた別の組織に身を置いている。
なお、重要なキーワードとして、ネオアンブレラの名前が挙がっている。

  • イングリッド・ハニガン
レオンの情報網。
またの名を『影の功労者』。
アメリカ合衆国FOS所属オペレーターであり高度な情報処理能力とハッキング能力を持つ。
そしてFOS(Field Operations Support)の発足の時、中心人物として活動していたためそれなりに偉い立場であると思われる。
4ディジェネレーションダムネーションと本作で四回目の登場となり、様々なミッションを共にしたレオンとの信頼関係は厚い模様。

携帯番号を聞くと叱られる。

※FOS=世界中に散らばる合衆国エージェントの統括およびそのサポートを行うオペレーターの連携を強化するため発足した組織

  • アダム・ベンフォード
現在の合衆国大統領。
冒頭にて現在も続くバイオテロに歯止めをかけるべく、ラクーンシティの一件を公表しようとトールオークスの講演会場に行ったところ、
本作のバイオテロに巻き込まれゾンビ化。
ラクーンシティの一件から生還したレオンをエージェントに招き入れた元政府高官。
レオンとは個人的な友人関係にあったが、皮肉にも彼に射殺される事となった。
4に登場したアシュリーのパパとは別人。



◆ストーリー◆

本作はレオン、クリス、ジェイク、そしてエイダの4つのストーリーが存在する。

レオンはアメリカのトールオークスという小さな街で起きたバイオテロの真実を知るべく街の教会へと赴くという話。

クリスは蘭祥という中国の街でバイオテロと対峙しながら、捕らわれた国連高官を救出するという話。

ジェイクは自身の血を巡り、迫り狂う悪夢から逃げ延びるという話。

エイダは全ての謎を解き明かす裏の物語。


見てわかる通り、本作は長編となっており、その容量はなんと前作の2倍と言われている。
そしてムービーを4時間削ったとか削ってないとか。
ムービー中にQTEが発生することはなくなり、今までのように「ボーッとムービーを見てたら死んでた」ということがなくなった。
しかし、結局随所でQTEが用意されているので入力ミス→ゲームオーバー→コンテニューの繰り返しをする羽目になることも多い。

これには「他のゲームならムービーでやるところをプレイヤーに体験させる」というスタッフの意図があるのだが…


なお、各ストーリーの始まりの場所は違うが、最終的には中国に集まり、全てのストーリー、キャラクターの運命が交わる事になる。
今作ではスキル機能も搭載されており、攻撃力やフィジカルコンバットゲージを増やしたり、スキルによっての立ち回り方が重要になっている。
条件を満たせば無限弾スキルも使えるようになる

残念ながらシリーズ恒例の無限ロケランは廃止


◆舞台◆
  • アメリカ・トールオークス
人口約7万人の都市。ここで大統領がある演説を行おうとしたことがきっかけとなり、バイオテロが発生。
道中レオン達に救助された市民と共に都市から脱出を試みるが乗っていたバスがゾンビに襲われレオンとヘレナ以外食い殺される。ちなみにその時の生存者に着任したての警官がおりバイオハザード2のレオンのオマージュと思われる(食い殺されるが)。
辿り着いた教会には大勢の生存者が立て籠っていたが、隠し通路から現れたレポティッツァが現れ、生存者にウイルスガスを噴射。生存者が次々ゾンビ化し、レポティッツァを倒した時点で生存者はほぼ全滅する。
頑張れば二名救うことが出来るが、後述の減菌作戦の為死亡したと思われる。ちなみに教会の生存者の中に「おれの息子のマルコはな!BSAAにいるんだよ!すぐにマルコが駆けつけて俺たちをたすけてくれるぜ!」
と語っている男性がいるが、息子とはクリス編で登場するBSAA隊員マルコ・ローズの事と思われる。
結果的にプレイヤーはクリス編とレオン編でマルコ親子の哀しい最期を見届けることになる。
翌日には滅菌作戦が実行され、消滅
市民のほとんどが死亡してしまったらしい。

  • 中国・蘭祥(ランシャン)
中国沿岸部の都市であり、偉葉(ワイイプ)や達芝(ターチィ)などいくつかの地区に分かれている。
偉葉ではジュアヴォが放たれ、達芝にはCウィルス搭載ミサイルが着弾し凄まじい数の民間人が瞬時に感染。
ゾンビ化した市民が津波のように押し寄せ、市民の救援にあたったBSAA部隊は瞬く間に全滅するという最悪の事態に発展。
Cウイルスのゾンビは従来のゾンビを遙かに上回る身体能力で襲い掛かってくるため、逃げ惑う市民が次々食い殺され鼠算式に犠牲が増えていき、都市の人口密度も災いしトールオークスを遙かにしのぐ地獄絵図と化し壊滅的な被害を被る。
かつてイギリスの植民地であったという点や、九龍城塞を彷彿とさせる保沙湾という城塞跡に築かれたスラム街が存在したりしているあたり、
おそらくモデルは香港あたりであると思われる。
使用言語は広東語のようである。
ちなみに、中国で出現するジュアヴォは偉葉近辺のスラム街から新薬の治験と称して集めた貧困層の男性が素体とされているものである。


  • ネオアンブレラ海底基地
蘭祥沖に建設されているネオアンブレラの海底基地。蘭祥のネオアンブレラ研究施設同様、すさまじい金額がかかっている事は容易に想像できるような施設。



◆余談◆

4、5と続いた売買機能が廃止され、武器や弾薬は初期の作品と同じく、ステージで拾うのみとなった。
操作方法も一新されており、回避から寝そべり射撃、体術の発動はゲージ消費でリアルタイム発動可能、武器についた機能(二丁拳銃、3点バーストなど)等々、
アクション要素が更に増した。
一方で従来のように家具などを調べることができなくなってしまい、サバイバル要素が薄れてしまった。

4からお馴染みのマーセナリーズは、クリアせずともプレイが可能であり、体術の種類が豊富になった事により、制限時間を増やす手段が多くなっている。
本編で出来ないコスチューム変更がなぜかマーセナリーズではできる。謎である。

オンライン対応サービスで、RESIDENT EVIL.NETが運営中。
本作との連動で、プレイデータを見れたり、ポイントを貯めることでサイト内で使える壁紙や、本編で使えるコスチュームなどの追加コンテンツが購入できる。
12月には最高難易度の出現、エイダ編の協力プレイ、カメラの調整などアップデートが予定されている。
カメラに関しての意見はこれで解消されると思われる。



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最終更新:2024年02月06日 13:53