ニュード(BORDER BREAK)

登録日:2010/04/08 Thu 16:56:36
更新日:2023/07/29 Sat 06:39:32
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BORDER BREAKに登場する架空の物質。

発見までの道のり
西暦21XX年。
増え続ける世界人口による深刻なエネルギー不足を解消するため、国際研究機関「GRF」による、太陽系全域を対象とした新資源探査プロジェクト「ソテル計画」により発見された隕石物質である。
「新たなる力=New-Dynamics」から「Newd(ニュード)」と名付けられた。

その特徴
・活性化すると刺激に反応し、大量の熱を放出する。
・ケイ素系の微細粒子であり、生物と非生物両方の特性を持つ。
・高いエネルギー価値と自己増殖性を併せ持つ一方、人体への高い毒性も有している。

『大汚染』
毒性についてはGRFにより隠蔽されたため、世界にはエネルギー問題の救世主としての面しか公表されなかった。
しかし衛星軌道上の研究施設「エイオース」の爆発事故により、エイオースに貯蔵されていた大量のニュードが地上に落下、地上を汚染してしまう。

また、この事故が原因で、反GRF組織「EUST」が発足する事となった。

ニュード系素材一覧
  • ニュード卵
  • ニュード胚
  • ニュード素子
  • ニュード群体
  • ニュード集積体
  • ニュード融素子
  • ニュード結晶体


実際のゲームにおいては設定の通り、レーザー兵器や各機体パーツなど高エネルギーを必要とする装備の製造に使われ、強力なパーツにはほぼ必要な素材である

ところが、ボーダーブレイクは素材の種類は3系統存在し、戦闘、貢献、プラント占拠のポイントの割合によってある程度素材の系統を調整出来る。

このニュード系統の素材は占拠ポイントが多いと出やすくなるのだが、これがとにかく取りにくい。
いや正確には取るだけなら簡単なのだが占拠ポイントを高くしようとするとどうしても総ポイントが低くなる。
その上に他人から見ると働いてない様に見えるため味方からFFされたりする。
そのような苦行を乗り越えたとしても出るとは限らないのである。
また箱に入ってたとしても引けるとは限らないのだ…

素子、群体ならちょくちょく出るのでそうでもないのだが最上位素材の集積体や融素子はほんとーーに出ない。

この集積体は上位に行くには必須とされるパーツに特に使われ、ついに解禁されたVer1.5において登場した狙撃兵装の新兵器において必要な数はなんと10個。

10個

である。


この無茶な数に多くのポーダーは涙したことだろう。

しかも近年では必要素材のインフレが加速しており、集積体が5個単位で必要になるなんてこともザラになりつつある。
一応、イベントバトルや素材交換などの救済措置が用意されているのが幸いといったところだろうか…

また、設定上世界の河川はニュードに汚染されているためブラストが川に入るとダメージが入る。

そのことからレーザー兵器は実はニュードに汚染された水を打ち出す水鉄砲だ!とか地雷系統は実は水風船だ!とか言われたりするが、真偽の程は定かではない。

ゲーム内における戦闘目的は、敵対組織の“飛散したニュードの回収”を妨害することである。
そのため、戦闘区域は全てニュードに汚染されているのである。
また、時折戦闘区域におけるニュードが活性化し地表に大量に結晶化する事があり、こうなるとブラストランナーで結晶を破壊しながら直接回収することになる。(→スクランブルバトル)


発熱し尽くし硬化したニュードは雨等に曝されることでニュード粒子を撒き散らし、吸い込んだ人間を汚染する。
有機体すら侵食するニュードに汚染されると細胞の壊死、結晶化が起こり死に到る。

ただし、稀に(100人~200人に1人程度)ニュードに触れる事でニュードへの耐性を獲得し、耐性者となる場合がある。
耐性者になると多少のニュード汚染は平気になるが、日常的にニュードを摂取しないと精神に異常をきたすようになってしまう。結果的にニュード汚染区域以外で生きるのは難しくなる。
先天性の耐性を持つ者もいるが、汚染区域以外では長期間生活できない身体になっている。
一時期にGRFで人工的に後天性の耐性を手に入れる技術を確立していたが、エイオース崩壊と共に喪失した。

元々「ボーダー」とはニュード耐性者の事を指す言葉だったが、現在ではブラストランナーを駆り傭兵稼業を行う者の事を指すようになっている。
(ブラストランナーにはニュード技術を用いており、戦闘区域もニュード汚染区域のためニュード耐性者以外は傭兵になれない)



ちなみに、リペアポッドや支援のリペアユニットはニュード粒子を機体に吹き付け、その侵食性を利用して一時的に損傷部分を塞ぐという代物。


「ユニオン」から登場した武装組織エイジェンは「アルタード・ニュード」という特殊なニュードを使用していると言われている。
通常のニュードより高い放熱量を得られ、より強力なエネルギー源となりうるが、加工には超高重力などの特殊技術が必要で安定性も通常のニュードより低く、危険性は高い。
通常のブラストランナーの性能を遥かに超える強化機兵や巨大兵器などはこの技術を基に作られているとみられている。


以下ゲーム内のニュード素材の説明。

  • ニュード卵
隕石素材ニュードの粒子。ニュードはケイ素系、微細粒子群であり、生物と否生物の性質を併せ持つ。中でも休眠状態にある物を生物に例えて『卵』と呼ぶ。この状態でのエネルギー価値は低い。

  • ニュード胚
活性化した液状のニュード。
もっとも基本的な形態で、他の物質と融合して増殖する性質を持つ。また人体への高い毒性を持つため、環境汚染の要因ともなる。この状態での産業利用は難しい。

  • ニュード素子
ニュードが電気反応性を獲得したもの。機械装置による活動管理が可能になったことでニュードの利用価値は飛躍的に向上した。動力機関『ニュードドライブ』の開発において鍵となる存在。

  • ニュード群体
圧力でニュードが硬質化したもの。流体のニュードに比べ数倍の熱量効率を持つ。加工がしやすいこともあり、高性能なニュード兵器開発には欠かせない。

  • ニュード集積体
超高圧で凝縮されたニュード群体。ニュード間の相互伝達性を高めることで、さらなる放熱効率の増加に成功した。一方で状態が不安定化したため、運用には大きなリスクが伴う。

  • ニュード融素子
特異な性質を持つ変種のニュード。ニュード胚が有機体と結合した結果、生物的性質を持つようになった。医療や製薬などへの利用も期待されるが、活発に移動と増殖を行うため、扱いには注意が必要。

  • ニュード結晶体
ニュード素子が大量に結合した結晶体。衝撃を加えることで結晶全体のニュードが連鎖的に反応し、膨大な熱量放射を引き起こす。その放射規模は熱核爆弾に匹敵する。


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最終更新:2023年07月29日 06:39