超竜バジュラ

登録日:2010/02/24 Wed 21:09:10
更新日:2023/12/27 Wed 23:08:22
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1BOX サンキューパック 20周年超感謝メモリアルパック DM DM-08 DMC-34 DMC-66 DMEX-17 DMPCD-01 DMPD-03 DMPP-02 DMX-01 DMX-19 SR T・ブレイカー かませ とりあえず入れとけ アーマード アーマード・ドラゴン インビンシブル・レジェンド エターナル・レガシー キング・オブ・デュエルロード ストロング7 コスト7 コロコロ・ドリーム・パック シークレット スーパーレア スーパーレア100%パック デュエマ デュエマプレイス・コラボデッキ デュエル・マスターズ デュエル・マスターズ プレイス デュエル・マスターズ超ベスト ドラゴン バジュラ フィニッシャー ランデス 伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS- 古代の3龍 大塚剛央 某超時空生物とは全く関係ありません 殿堂入り 火文明 火文明のクリーチャー 火文明のドラゴン 破壊の化身 究極の章 デュエキングMAX 超神龍の復活 超竜の君臨 超竜の咆哮 超竜バジュラ 進化クリーチャー 闘魂編



10年の歳月を経て、未だ頂点に在り。是、歓喜の極みなり。


頂点に立つ者は、驕らず、侮らず、ただ撃滅するのみ。
*1


超竜バジュラ》とは、TCGデュエル・マスターズ」のカードである。
第8弾「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」で初登場した進化アーマード・ドラゴン

ボルシャック・ドラゴン》や《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》と並んで根強い人気を誇る一枚である。


【解説】

超竜バジュラ SR 火文明 (7)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン パワー13000
進化‐自分のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選んでもよい。相手はそれを持ち主の墓地に置く。
T・ブレイカー
※殿堂入り

数多く存在するドラゴンの進化クリーチャーの中でも、特に扱いやすく強力な性能のクリーチャー。

7マナでパワー13000という高いコストパフォーマンスを誇り、
召喚されたらそれこそデュエルが終了しかねないほどの強力なランデス(マナ破壊)能力を持つカードである。

このゲームにおいて1ターンにチャージ出来るマナは、何らかのマナブーストを絡めない限りは1枚のみ。

つまり毎ターン2枚のランデスを行うというのは、相手のマナを毎ターン1枚ずつ減らして行くことと同義である。

このクリーチャーを出された相手プレイヤーは、少しずつ減って行くマナと限られた手札を使ってパワー13000のファッティを処理せねばならない。しかもこいつ自身がT・ブレイカーを持っている為、高速でシールドを持っていかれてしまう。

目の前には絶対倒さなければならないクリーチャーがいるのに、それに必要な時間もエネルギーもガリガリ削られていく。



こ ん な ん で ど う し ろ と



T・ブレイカーで3枚もの手札が入るにもかかわらず、必要なマナが足りずに泣きを見ることも多い。
ブロッカーを出しても殴られる回数が増えるため、時間稼ぎどころかかえって戦局を悪化させる始末であった。

パワー13000というのも頭一つ抜けた数値であり、《聖霊王アルカディアス》や《悪魔神バロム》、G・リンクした《ヘヴィ・メタル》を一方的に殴り付けることが出来る。

前述した様にドラゴンには沢山の進化クリーチャーが存在するが、その多くは「ロマン偏重」「オーバーキル」「高パワーバカ」といった今一実用性に欠けるものである。
その中で、単純に強力なランデスと安定したスペックのこのクリーチャーは一際輝いている。

また、進化元に関しても「アーマード・ドラゴン」「アース・ドラゴン」のような縛りが無い
そのため、ありとあらゆるドラゴンから進化できるという恐るべき手軽さも併せ持つ。
cipで一仕事終えたクリーチャーでもそれがドラゴンなら《バジュラ》の影をちらつかせることができるため、そういった目に見えない部分での影響力も持っている。


特に酷いのはドラゴン軸のランデス主軸デッキに採用された場合で、相手に回したが最後、ゲームが終わるまで1~2マナしか溜まらないといった状況も見られた。

そのため「ドラゴンデッキでフィニッシャーが欲しいな……」→「とりあえずバジュラでいいやw」という風潮さえあった。


なお、そんな《バジュラ》にも弱点はある。
それは「攻撃しなければランデスできない」ことである。

「当たり前だろ!」と思うかもしれないが、これは意外と重要。
タップ状態のクリーチャーがいない場合、アタックトリガーを誘発させるためにはシールドをブレイクしなければならない。
悠々と単騎で殴り込んでも、S・トリガーを踏んで除去されてしまうと相手に2枚もの手札を与えるだけの結果となり、《バジュラ》側のプレイヤーが大きく不利になってしまう。

また下手にタップ状態を晒すとの超次元呪文で《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》を出されて退場ということもありうる。
他にも《レッドゾーン》を侵略で出されるなど、少ないマナで除去する方法は格段に増えているので、下手なごり押しを仕掛けるのは禁物である。

逆に言うと、シールドを狙わずタップ状態のクリーチャーを狙ってランデスを繰り返すと非常に強力。
どんなカードもプレイングが肝心ということを忘れてはいけない。


その圧倒的性能から2008年4月15日付けで殿堂入り
この改正では《魂と記憶の盾》《パシフィック・チャンピオン》《インフェルノ・ゲート》《インフィニティ・ドラゴン》《母なる大地》《呪紋の化身》のようなそうそうたる顔触れがまとめて殿堂入り化。
これまで定番となっていたパワーカードの多くが規制されたことで、一気に環境が整備されることとなった。

というか「ランデス」は行動を起こすためのエネルギーである「マナ」そのものを奪う戦略であるため、「ハンデス」や「デッキ破壊」と並んで嫌われやすく、しかも強力。《バジュラ》が規制されるのは必然だっただろう。

ちなみに、アタックトリガー(攻撃“する”時)はアクティブプレイヤー側から処理していくため、シノビがニンジャ・ストライクで召喚出来るからと安心していたら……なんてこともある。
《バジュラ》の殿堂入りにはこれも影響していたのかもしれない。


【以降の環境での評価】

現在においてはカードパワー全体のインフレによって、《バジュラ》を出す前にゲームが終わることも珍しくない。よってドラゴンを多く採用するデッキでも必ずしも入っているというわけではなくなった。
現在では7コストというのはワンショットキルが行えるレベルのフィニッシャーが降臨するコスト帯であり、そうでなくても3ターン目にパワー13000を超すクリーチャーが平然と出てきたり速攻デッキならば3ターンキルが行えるような環境である。
そんな中で進化元を要求した上で盤面処理も行えない7コストクリーチャーというのはお世辞にも強いとは言い切れなくなってきていた。
また軽い除去カードも充実してきたので、ランデスしたのに返しのターンに簡単に処理されるという状況も珍しくはない。
いくら《闘龍鬼ジャック・ライドウ》でサーチできるとはいえ進化元を除去されてしまっては出す事すらままならない。

つまり殿堂入りしてから2021年初頭までの《バジュラ》の評価というものは、
書いてある事は強いが、出す手間とタイミングに見合う物じゃない
といった古参には信じられないようなものになっていた。
更に後述するがデュエプレで性能ほぼ据え置きかつ無制限で実装されるもそこまで環境を荒らさなかった事から「殿堂解除しても良いのでは?」と囁かれる始末である。



さて、色々とネガティブな事を書いたがこいつの欠点は上述した通り、「出す手間がかかり、効果が出るタイミングが遅い事」である。
では、もし出す手間を省いて《バジュラ》を早出しできるとしたら……?


時は流れ2021年4月、デュエル・マスターズは王来篇に突入。
王来篇の特徴として味方種族は新ギミック「スター進化」を含む進化全般のサポートをプッシュしているが、そんな中でこんなカードが登場した。

王来英雄 モモキングRX KGM 火/自然文明[ジョーカーズ] (5)
クリーチャー:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/レクスターズ 6000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、手札を1枚捨て、カードを2枚引く。その後、このクリーチャーから進化できるコスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーがバトルに勝つたびアンタップする。

多色5コストパワー6000でSA持ちW・ブレイカーのドラゴンとまずまずのスペックだが、注目すべきは下二つの効果。
一つ目はcipで手札交換を行い、その後の手札の中にこのクリーチャーから進化できるコスト7以下のクリーチャーがいればそのまま進化させても良いというもの。
そして《バジュラ》は進化元指定がドラゴンのコスト7の進化クリーチャー……そう、この条件を満たしているため《モモキングRX》に重ねる事ができる。
そしてこの《RX》、ドラゴンでありジョーカーズでもあるため非常にサポートが豊富。
上手く行けば《チャラ・ルピア》や《メンデルスゾーン》から繋げて3ターン目に《バジュラ》を降臨させる事も可能。
まぁ3ターン目降臨はかなり運に左右されるので現実的とは言えないが、間に《闘竜鬼 ジャック・ライドウ》を挟む事で安定して4ターン目には出す事ができる。
流石に3,4ターン目から2ランデスが入るのはどんなに受けが強いデッキだろうと非常に痛い。
除去できたとしても大幅なテンポロスは免れないし、除去できなければゲームエンドレベルである。
そして二つ目の効果であるシンカパワーによって《無限掌》効果が付与されるため、場合によっては盤面とマナの双方をまっさらにされる

また、《蒼き団長 ドギラゴン剣》と《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を組み合わせる事で相手のシールドをブレイクせずに毎ターンランデスを放ち、相手をロックして勝つ事も可能となった。
手順は下記の通り

1.モモキングRXでバジュラを場に出す
2.バジュラの攻撃時にランデスしつつ、ドギラゴン剣へ革命チェンジ
3.ドギラゴン剣のファイナル革命でカツキングを場に出す
4.カツキングの能力でドギラゴン剣をバウンス。攻撃がキャンセルされ相手のマナだけが減る

次ターンからは普通にカツキングの上にバジュラが乗って以降は同じ手順でループすればマナのロックが完了する。
とはいえ、カツキングの能力を活用する都合自身は毎ターン2枚山札を掘ってしまうので、そのままライブラリアウトを狙うのは困難。逆転不可能な体勢が準備出来たらアタックするなり、《神の試練》を使うなりする必要はある。

ドギラゴン剣もカツキングも色の合うドラゴンデッキ=モモキングRXを採用するデッキならばとりあえず入れておける程度には汎用性とカードパワーのあるカードである為、構築を一切歪ませることなくギミックを搭載できるのが最大の利点。
事実このギミックを採用した【リースRX】等が一時期環境で活躍を見せている。

このように相性の良いカードの登場によりそれまで時代遅れ扱いされていたのが一変し、環境レベルまで押し上げられCS等でも結果を残すようになった。
それに伴い殿堂解除を望む声も一気に少なくなる、と中々数奇な運命を辿っているカードである。


【派生カード】

転生版カードも強力なものが多い。


持つ者だけが、世界に平和を与えることができる。


バジュラズ・ソウル SR 火文明 (5)
クロスギア
これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。
これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置く。
※殿堂入り

直訳で「バジュラの魂」。
要は《バジュラ》のクロスギア版であり、クロスしたクリーチャーを《バジュラ》と同等のスペックに強化する。
小型クリーチャーに付けるだけでもW・ブレイカー+アタックランデスといったフィニッシャーに化けてしまう。

一応5マナという重さだが、実は《青銅の鎧》を召喚した次のターンに出せる。
バトルゾーンに出しておけばそれだけでプレッシャーをかけられ、隙を見てクロスできれば毎ターン2ランデスを仕掛けられる。
火文明の絡んだビートダウンや大量にマナブーストできるデッキなら、とりあえず投入を考えられる性能である。

こちらも転生編環境を中心に活躍したため、2008年10月15日に殿堂入り。
戦国編で登場した「サムライ流ジェネレート」と相性が良かったのもあるだろう。

なお、2007年1月23日に発売された構築済みデッキ「ビクトリー・ソウル」にはこのカードが3枚も入っている。このデッキにはあの強力トリガー《母なる大地》も4枚投入されており、全国のデュエリストを驚愕させた。
作中最強クラスのデュエリストである主人公・切札勝舞の父「切札勝利」が扱うデッキという設定であり、その名に恥じない超ガチデッキとして勝利父ちゃんの株をさらにあげた。

上記の一文もこのデッキの再録時に追加されたフレーバーテキストだが…平和(物理)
そりゃ相手が何もしてこなければ平和だろう。



伝説の超竜現るとき、大地と空は崩れ去り竜の時代が訪れる。


超竜バジュラズテラ P 火文明 (9)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン パワー12000
進化‐自分の種族にドラゴンとあるクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは種族にドラゴンとあるクリーチャーではないカードをすべて、自分自身のマナゾーンから墓地に置く。
T・ブレイカー

《悪魔神ドルバロム》や《聖霊王アルファディオス》のように、同型以外をほぼ行動不能にする効果を持つド派手なフィニッシャー。名前もその二者っぽい様な感じ。

【ロマネキリコ】のお供として有名な進化クリーチャー。
お互いのマナゾーンのドラゴン以外のカードを吹き飛ばすという豪快すぎるランデス能力を持つ。

スーサイド戦術の様だが、そもそも場で勝っている時にしか出さないのでさほど問題にならない。
いわば「優勢を決定づけるカード」であり、出たときにしか効果を発揮しないのもあって本家とは使い勝手から使う状況まで大きく異なる。

とりあえず9マナとかなり重いので、マナブーストかコスト踏み倒しが前提。
どんなドラゴンからでも進化できるので、状況を見ながら《母なる星域》で踏み倒してやるといい。

ちなみに、コイツの被害を受けない方法は簡単、デッキのほぼ半分をドラゴンにするだけである。
ね?簡単でしょう?


超竜バジュラ・セカンド R 火文明 (7)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000
進化−自分のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚相手のマナゾーンから選んで墓地に置く。その後、相手のパワー5000以下のクリーチャーを1体破壊する。
T・ブレイカー

DM38弾で登場した新たな「バジュラ」。ようやく鬼畜な複数枚ランデスをしなくなった。

後継者と言うよりは妥当な調整版と言ったところ。
元祖《バジュラ》の2マナ破壊が1マナ破壊+5000火力に置き換わっており、デュエルを終了させる程ではなくなった。ただし、歴代「バジュラ」が出来なかったバトルゾーンへの干渉により、場合によっては元祖よりも小回りがきく。

イラストを見ると、持っている武器が鎖鉄球ではなく大型の火器になっている。
《バジュラズ・ソウル》と合わせて考えると、どうやらあの鎖鉄球が複数ランデスの象徴のようだ。



「英霊王なんぞに負けはせぬ。」


バジュラ・ザ・スター P 火文明 (5)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000
進化:自分のドラゴン1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを1枚選んでもよい。相手はそのカードを自身の墓地に置く。

更にシェイプアップを果たしたバジュラ。コストが2軽くなったが、ランデス枚数が1枚に減った。
弱体化しているもののそれでも5マナの進化クリーチャーとしては破格のスペック。
元以上に早期に出してこそ活躍できるカードだが、出した後毎ターン殴るだけでもテンポアドバンテージを阻害できるのはやはり優秀。


メテヲシャワァ <バジュラ.Star> VR 水/火文明 (6)
スター進化クリーチャー:フェニックス/アーマード・ドラゴン/レクスターズ 12000
スター進化:レクスターズ、水のクリーチャー、または火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを3枚引く。
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーをコストの合計が自分の手札の枚数以下になるよう2体まで選び、破壊する。

王来篇に登場した《バジュラ》の力を受け継いだレクスターズ
美孔麗王国のリーダーである《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》へと力を継承された。
ランデス効果は無くなり、代わりにcipでのドロー効果とATによる手札の枚数を参照した破壊効果となっている。
《バジュラ》というよりはベースの《メテヲシャワァ》寄りの効果になっている。


クサリ変怪 <バジュラ.鬼> C 闇文明 (5)
スター進化クリーチャー:デモニオ/鬼レクスターズ 5000
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
このクリーチャーが出た時、タマシードから進化していれば、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。

王来MAXに登場した《バジュラ》の鬼レクスターズ
今度は《クサリ変怪》なるデモニオに取り込まれてしまった*2。何気にレクスターズと鬼レクスターズの両方を経験したクリーチャーはかなり希少である。
効果は更にシンプルになり、タマシードから進化していれば2枚のハンデスが出来るというもの。


連結 バジュエン・ザ・ロー SR 光/闇/火文明 (7)
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/デーモン・コマンド 12500
EXライフ
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
相手のターン中、このクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のマナゾーンのカードをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらのカードはアンタップしない。

『レジェンドスーパーデッキ 禁王創来』で登場した 《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》と連結させられたディスペクター。何気に冠詞がバジュラと同じ「ちょうりゅう」となっている所にリスペクトとディスペクトの両方を感じられる。
オーエンの相方の《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》が鬼レクスターズを経験した《完全不明》と混成されているため、恐らくは鬼の歴史に登場したディスペクターと思われる。
これでバジュラはレクスターズ・鬼レクスターズ・ディスペクターの3つ全てを経験した事となった。

パワーが若干下がった代わりにcipで相手クリーチャーに3000の全体火力を放ち、小型メタクリーチャー等を一掃できる様になった。
進化クリーチャーではなくなったがスピードアタッカーを持っているためすぐ攻撃参加可能な点は変わってない。
連結勢力らしくEXライフと連動した効果も持ち、相手ターンに「EXライフ」シールドが離れる事を条件として相手のマナを全てタップした上で次のターンでもアンタップできなくなる
バジュラのランデス効果をオーエンの光文明らしいフリーズ効果でアレンジしたものであり、相手は下手に除去できず擬似アンタッチャブルとして機能してくれる。
特に《ナウ・オア・ネバー》と相性が良く、S・トリガーで引ければ場に出て手札に戻る際にEXライフが剥がされ、実質踏み倒せると共にマナのフリーズ効果まで起動できる。


デュエル・マスターズ プレイス

超竜バジュラ SR 火文明 (7)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン パワー13000
進化‐自分のドラゴン1体の上に置く。
攻撃する時、相手のマナゾーンからランダムなカード2枚を墓地に置く。
T・ブレイカー

第2弾カードパック「伝説の再誕」にて実装。
元からの調整は「ランデス対象がランダム」かつ「強制効果」になっているぐらいで、ほぼそのままのカードパワーで実装されている。
TCGとは異なり制限などもされていないが、第2弾時点ではそこまで相性の良いドラゴンが多くないのが向かい風。
弱点も大体同じでアタックトリガー故にS・トリガーを踏んで速攻退場してしまい、思う程の強さを発揮できない事が多い。
特にデュエプレではカウンター札が少ない故にS・トリガーを多めに入れるのが基本なため、シールドに攻撃せざるを得ないのが非常に響く。
《バジュラ》自体のコストが高めなのも影響して速攻とコントロールが主流な登場時環境ではそもそも出す事さえ叶わない事もある等、騒がれていた程壊れカードではなかった。

しかし、一度出せてしまえば理不尽なほどの圧倒的カードパワーを発揮するのは相変わらず。


【余談】

  • 《バジュラ》で遊ぶ方法としては、
    コッコ・ルピア》→《ライドウ》→《バジュラ》、さらに《スピア・ルピア》→《無限掌》
    のコンボが有名。
    04年当時のコロコロでは太田Qが《無限掌》と《フル・コマンド》でクリーチャーを全滅させるコンボを使用していたため、それを《バジュラ》に応用してマナとクリーチャーを全て墓地送りにするというのコンボを行う光景がよく見られた。
    もっとも3種類ものカードを手札に引かなければならないので、実現は少々難しい。
    決まればラッキー程度の認識でいた方がいいだろう。


  • 背景ストーリーでは一つの大陸を支配できるほどの力を持つらしいが、《英霊王スターマン》とかいうパワー9000のクリーチャーに一撃で倒されたらしい。バジュラェ…
    《スターマン》のイラストでも、奥で血を吹きだして倒れている《バジュラ》の姿が確認できる。
    《バジュラ・ザ・スター》 では逆にイラストの奥で《スターマン》がやられている様子が確認できリベンジに成功している。
    デュエプレ版では《スターマン》に必ずバトルに勝つ能力が追加された為、ストーリー通り一方的に倒されるようになった。
    フレーバーテキストよると叡智の防壁によって疲弊した所で倒したらしい。
    その《バジュラ》を倒すのはサイバーロードを再教育するより簡単だったらしいが、《スターマン》のボイスには「バジュラの方が手応えあったぞ」というものがあるため、ある程度強さは認めている模様。




この項目を開いた時、項目を2つまで選んでも良い。そうした場合、相手プレイヤーはその項目を追記・修正する。

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最終更新:2023年12月27日 23:08
添付ファイル

*1 画像出典:pixiv イラストレーターIWAO氏 『【デュエル・マスターズ 】超竜バジュラ20thプロモVer.』 2021年12月18日掲載 https://www.pixiv.net/artworks/94852724 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

*2 ただ鬼レクスターズはレクスターズと違い、素の名前も受け継いだ影響を受けているきらいがある。コイツの場合「クサリ」は《バジュラ》の象徴的な武器である