登録日：2010/11/10(水) 23:39:21
更新日：2024/02/14 Wed 23:35:53
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タイガー軍団
タイガー軍団(たいがーぐんだん)は浜岡賢次の漫画作品「
浦安鉄筋家族シリーズ」の登場グループ。
主人公・小鉄も恐れる、中村タケシ率いる浦安第二小学校最強の上級生マフィア組織である。
……しかし、その権威を保っていたのは連載の極々初期だけの話であり、小鉄のキャラの変化に伴い、敵どころかライバルとすらも呼べない存在へと徐々に成り下がっていった。
「元祖」初期には似たようなポジションの黒髭三兄弟がいたためか、存在が消滅。
「元祖」の原点回帰後、彼らが消えた後に待望の復活を遂げるも、今イチ物語に定着しきれない、という状況が続いている。
【メンバー】
CV：堀内賢雄(ドラマCD)・松本ヨシロウ(旧アニメ)
タイガー軍団のリーダー。初登場は無印第4話。
幼少期から「刑務所を脱獄した幼稚園児」という異名を付けられていた筋金入りの極悪児童。
脅迫、監禁、浣腸、スカートめくり、大便中の児童を盗撮し晒し者にするなどの悪行を平気な顔でやってのける。
小鉄たちより3学年も年長な上に体格にも恵まれており、
象が踏んでも壊れない筆箱を手刀で一閃するなど、腕っ節も強かった(過去形)。
……が、前述の通り小鉄のガキ大将キャラへの変化や、西川のり子の登場など、小鉄の周囲が賑やかになるにつれ、どんどん情けない三枚目に変化。
腕っ節に関しては現在ではかなり弱い設定になってしまっている(本気のラリアットさえ「蚊さえ殺せない」「乾いたタオルが当たったかのよう」と評された)。
それと平行して、意外に小マメで、くだらない事に拘ったり、自分の楽しみのためならどんな努力も惜しまないなど、見た目とは似つかわしくないキャラクターを確立してきており、あまりの汚さに誰も寄り付かなくなっていた公園をタイガー軍団の理想郷にするべく美化・清掃した際には、その活動を勘違いした市役所から表彰される結果となった(この後、美化活動そのものにハマった)。
頭の程度やいじめっ子気質を含めて小鉄と似た部分が多く、お互いにシンパシーを感じるのか、仲が良い部分も見受けられる。
地獄新聞(後述)によると、通信簿は体育を除きオール2。
CV：山崎たくみ(ドラマCD)・中川玲(旧アニメ)
タケシの腹心。初登場は無印第4話。
その名の通り物隠しが得意だが、基本的にはタイガー軍団の良心で、タケシの名相方といえる。
小柄で、下級生の小鉄らと同じくらいの体格。
常にタケシの事を信じ、タケシが何かやる度「眠れる虎がついに目覚めた」と言っては裏切られていた。
スタイルに拘りがあるらしく、タケシより女性人気がある。
CV：岩永哲哉(ドラマCD)
初登場は少し遅く、無印第40話。
その名の通り、校庭にマキビシのように画鋲を設置するなどの細かい悪事が得意。
タケシの事は基本的に見限っており、くだらない事を思い付いたタケシに冷ややかな突っ込みを入れるのが役目。
地獄新聞でガム依存症と書かれた通り、いつもガムを膨らませている。
初登場時の肩書きは「ガム爆弾のリトルX」で、二度目の登場以降「雑用王子」に変化した。
初登場は無印第40話。
命より大切なタイガー軍団の軍旗を預かる。
連載初期からの登場にもかかわらず、現在まで一度も喋った事がない。
地獄新聞では旗しか持てないと書かれたが、昼休みに遊ぶための陣地を確保したり、トイレを張り込んで大便中の生徒を盗撮するといった任務も任されている。
タケシと並ぶ長身で、小鉄に先駆けて年中裸。
【関連グループ】
タケシの近所に住む幼児の集まり。
タケシからお菓子を貰い、タケシが執筆した絵本「正義のタイガー軍団」を読み聞かされ、タケシのギターが奏でる「タイガー軍団 愛のテーマ」を共に歌う事で洗脳された、恐るべき少年兵団である。
タケシの手駒として「学校クーデター」を遂行。学校中の靴と水道の取っ手を奪い、糞尿で出入口を塞ぐ事により生徒・教師の動きを封じた。
……しかし、そこまで大掛かりな手間と緻密な計画を練って実行されたクーデターの要求が「一日校長」である事が判明。
呆れた他のメンバーと共に去って行った事から、崩壊したものと思われる。
「元祖」より登場した教頭(新)の校長(新)抹殺計画を遂行する手下児童。
けんすけ、まさひろ、よしあきの三人組で構成され、学年はおろか、本当に血縁関係があるのかすら不明。
それぞれ佐々木健介、蝶野正洋、藤原喜明がモデル。
タイガー軍団に代わるポジションだったが、作品の原点回帰により、教頭(新)が消えると共に自然消滅。
【宿敵】
腐れ縁のある後輩。仲間の小鉄軍団を含めて活動圏内が被るためか、衝突する機会が多い。
前述の通り、極々初期には恐怖の対象として君臨していたのだが、のり子が加わった辺りから立場が逆転し、体のいいヤラレ役になってしまった。
現在では、学年が違うだけで友達と言ってもいいくらいの間柄。
初登場は無印第40話。
いじめられっ子転じて恐怖の「44浣腸」(44マグナムに匹敵する威力を持つ浣腸)を身に付けた復讐鬼。
初登場時にタイガー軍団に入団を申し込むも断られたため、逆にタイガー軍団を壊滅に追いやる。
かつてタケシによるイジメを受けた被害児童と思われるが正体は不明。
タケシを題材に虚実を綯い交ぜにした(しかし、確実にタケシの立場を奪う)「地獄新聞」を作り上げ、タケシを登校拒否に追いやった。
タケシへの復讐は果たしたものの小鉄にケガを負わされ、新たなターゲットに定める(放課後、恍惚の表情であかねの笛を吹いた事をすっぱ抜いた)……。
無印第183話に登場。
奇しくも214回目のエピソードとなったバレンタイン回に登場した可憐な美少女。
チョコレートを貰えない事を嘆き哀しんでいたタケシの前に現れ、天使の笑顔と共に手作りチョコを渡した。
……が、ミサの目的はかつてタケシに幼稚園～低学年時代を通してイジメ抜かれた事への復讐であり、チョコに見せかけた爆弾テロによりタケシは黒焦げ、学校は半壊という結末を迎えた。
「不沈艦」「ブレーキの壊れたダンプカー」とも評された最強外国人レスラー、スタン・ハンセンのパロディキャラ。
現在は隣町の行徳に住んでおり、タケシは敬愛するパンセンからラリアットの直接指導(余りにヘタなため)を受けるべく会いに向かうも、しょーもないトラブルから本気のラリアットを叩き込まれるハメになってしまった。
パンセンは浦安に何度か来訪しており、タケシ以外にも春巻や花丸木がラリアットの犠牲になっている。
【家族】
一度だけ登場したタケシのペット。虎……と思いきや、虎模様に塗装されたチワワである。
飼い主ともども公園荒らしとして近所の主婦に煙たがられており、公園の砂場に脱糞したが、天才闘乳児・大沢木裕太に退治される。
一度だけ登場したタケシの弟。兄そっくりのゲジゲジ眉毛と「
北斗の拳」風の肩パッドが特徴。
ブリーデンを倒した裕太にけしかけられるが、犬の糞を食べようとする馬鹿ぶりを発揮。タケシはギャラリーの主婦から「家で何を食べさせているのかしら」などと散々にこき下ろされた。
最後は裕太によって顔面に脱糞された兄を見限り、去る。
「やりますね、リーダー」
(今明かされる学校クーデターの目的……一体、何が目的なんだ？ 週休5日？ それともテストの廃止か！？)
「W i k i 籠 り の 誰 で も 1 日 追 記 修 正 し 放 題 だ ……！！」
「元から……そうっスよ……
やっぱり……この人は大馬鹿だ～～～～！！」
- 有森ミサは浦安屈指の美少女だった。 -- 名無しさん (2014-06-09 21:33:10)
- この記事を読むだけで笑い死にそうになる。原作は偉大だ -- 名無しさん (2015-11-27 10:04:13)
- 有森ミサまさかの再登場 -- 名無しさん (2016-02-12 22:16:19)
- デルザー軍団と勘違いしてクリックしてしまったｗｗｗ -- 名無しさん (2016-09-06 21:04:37)
- タケシはウンコオチが多い気が…。 -- 名無しさん (2018-02-07 20:50:18)
- 美月凛という期待のメスガキキャラ -- 名無しさん (2021-12-19 18:40:49)
- 仁を金で懐柔して手に入れた小鉄の縦笛で大巨人の主人になって、nTgことニュータイガー軍団(当時新日本プロレスで流行ったnWoのパロディ)を結成したこともあったな -- 名無しさん (2023-03-18 14:02:53)
最終更新：2024年02月14日 23:35
