悪魔神バロム

登録日:2011/11/26 Sat 14:01:49
更新日:2024/03/18 Mon 23:32:39
所要時間:約 21 分で読めます






悪魔の力が神をも超える!




悪魔神バロム》とは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-04 「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」に収録された闇文明デーモン・コマンドであり、デュエマを代表するクリーチャーの1体である。


解説


悪魔神バロム SR 闇文明 (8)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 12000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。

闇文明の代表的存在で、召喚と同時に敵味方関係なく闇以外の全てのクリーチャーを抹殺するという、神の名に恥じない豪快な能力が魅力のクリーチャー。
相手が非闇使いだった場合、バトルゾーンががら空きになる絶望ときたら・・・

あまりにも強力な効果から幾多の闇使いに愛用され、その人気は火文明の《ボルシャック・ドラゴン》、光文明の《聖霊王アルカディアス》と肩を並べる程。
実際幾度もデザインが一新され、幾多の派生カードが登場した所を見ても、人気の高さが窺える。

だが後に登場した転生し効果がさらに凶悪になった『ドルバロム』や、効果はそのままにマナコストが軽くなった『バロム・エンペラー』の登場で、やや向かい風気味。

非常に豪快な能力を持っているが、闇には効果が無いため、相手が同じ闇使いならまったく効果がなくなってしまうのが難点。敵であろうと同じ闇ならば許すとはさすがバロム様。


●派生カード


闘魂編


死の千年後、バロムが蘇る。

呪縛の剣豪バロスト SR 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき、バトルゾーンにあるクリーチャーをすべて持ち主の墓地に置く。

悪魔神になる前の若きバロム(封印時のバロムという説も)。効果がCIPからPIGになったが、こちらは闇クリーチャーも破壊できるのが強み。

バロムのような瞬発的な爆発力はないが、スーサイドカードと組めばバトルゾーンを一瞬で丸裸に出来る。
特に《邪魂転生》や《邪魂創世》を使えば、自分は手札補充しながらバトルゾーンを空にできる。

転生編


悪魔神が現れし時、すべてが闇に覆われる。

悪魔神ドルバロム SR 闇文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから持ち主の墓地に置く。
T・ブレイカー

バロムが転生した姿。コストはさらに高いがクリーチャーはおろかマナゾーンにまで効果が広まり、相手が非闇使いだった場合、勝敗は決まったも同然。
が、やっぱり相手が闇使いならただのバニラファッティ(現環境ならファッティかどうかも微妙だが)。さすが闇に寛容なバロム様。

最凶のデーモン・コマンド。これ程の鬼畜効果でありながら殿堂入りにならないのは、10という重すぎなコストと、上述の通りミラーマッチで効果が無くなるのが原因だろう。

背景ストーリーでは六体の「王」が消滅してから200年後の世界に復活。新たな戦争の火種となった。

漫画ではやはり黒城が使用。普段使わない自然のカードを利用し、コストの重さを補っていた。

極神編


時の流れの中で、王者だけがその力を研ぎ澄まし、次の世界を見据えていた。

悪魔神バロム・エンペラー SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 9000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー

効果はそのままにコストが軽くなって復活。パワーはダウンしているが、コストが低く早めに出せるので早く効果が使いたい方はこちら。
1マナの違いだが使うと意外と効く。特に闇単色にした場合、マナブースト・手札補充の無い闇では7コストためるのがせいぜいな場合が多い。
ただし後述する《邪霊神官バーロウ》や《追憶人形ラビリピト》を用いる際は元祖バロムの方が都合が良いので相互互換と言える。
どっちを使う場合でもドルバロムかバロム・クエイクの方が良いのは内緒。

体色が金色になっているシークレット版が存在する。
「ブラック・ボックス・パック」で再録された際には、あのうしおととら藤田和日郎先生がイラストを手掛けた。



神化編


古代の軍勢が立ち上がったとき、ベル・ヘル・デ・バロムの元で、闇は「死神」を生み出した。

死神明王バロム・モナーク SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 12000
進化-自分のデーモン・コマンドまたは名前に《死神》とあるクリーチャー1体の上に置く。
自分のデーモン・コマンドまたは名前に《死神》とあるクリーチャーがバトルに勝った時、クリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー

遂にモナーク家の血統に名を連ねた。しかし効果は除去から一転し、条件付きのリアニメイト能力になった。

デスモナークと比べ爆発力はないが、こちらはテキストが曖昧なおかげで進化クリーチャーも召喚できるのが売り。
墓地操作なんて闇文明の十八番。事前にデーモン・コマンドを墓地に送ってから召喚すれば、ねずみ算式にクリーチャーをワラワラと呼び出せる。コストが7とドルバロムより軽いのも嬉しい。

イラストには歴代バロムと《死神明王 XENOM》が書かれており、このクリーチャーの巨大さが分る。
フレーバーテキストにのみ登場する「ベル・ヘル・デ・バロム」との関係は不明。同一人物かもしれない。

覚醒編

悪魔神王バルカディアス SR 光/闇文明 (10)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500
H・ソウル
E・ソウル
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化-エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のクリーチャーをすべて破壊する。
相手は呪文を唱えることができない。
T・ブレイカー

バロムとアルカディアスを合わせたカード
詳しくは当該項目を参照。

エピソード1


絶望の王はハンターとして再臨し、傷を受けし者以外を容赦なく骨とした。

悪魔神バロム・ハンター SR 闇文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 12000
進化-自分のハンター・クリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ハンター以外のクリーチャーをすべて破壊する。
T・ブレイカー

ハンターになったバロム様。本家バロム様とは違い、ハンター以外のクリーチャーを問答無用で破壊する。しかもハンターはコストが軽いものが多いため、バロムより出しやすい。

コストは重いが文明に縛られないためマナブーストや手札補充が使用でき、意外と出しやすい。ただし、ミラーマッチに弱いのはお約束。

その頃、ライバルのアルカディアスはエイリアン化していた。

エピソード2


ウェディングサスペンス、二体のゼニスは文明の壁を超越させ、新たな種族を生み出したのだ!

偽りの悪魔神(コードデーモン) バロム・ミステリー SR 光文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/アンノウン 12000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
自分のデーモン・コマンドがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。その後、進化でないデーモン・コマンドを1体、手札からバトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー

遂にアンノウン化まで果たした。
背景ストーリーでデーモン・コマンドが光文明の種族となったため、驚きの白さで帰ってきた。

バトルに勝つとドロー&手札からのデーモン・コマンド踏み倒しと、バロム・モナークによく似た能力を持つ。
光お得意の敵獣タップと相性がいい上にドローもあるため、バロム・モナークより使いやすい。

イラストはバロム・エンペラーが光文明式の鎧を着たような姿。なおこのカードは歴代バロムをデザインしてきたIttoku氏がイラストを担当していない。

漫画では特別編「BC(ブラックキャッスル)」で登場。黒城の新たな切札として活躍した。
アニメでは光デーモン使いのラオウ極丸が使用。勝太の《勝利宣言 鬼丸「覇」》返り討ちにする活躍を見せたが、小型クリーチャー達の大量展開を防ぎきれず《友情の炎獄ゲット》に破壊されてしまい、敗北。

バロム・ミステリーに限らず、《「呪」の頂 サスペンス》によって生み出された光のデーモン・コマンド達は、皆既存のデーモン・コマンドをモデルにした姿と、ミステリーやサスペンスに関連した名前を持つ(サスペンス自身も《憤怒の猛将ダイダロス》に似ている)。


魔神バルカディア・NEX 光/闇/火文明 (15)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アーマード・ドラゴン 25000
進化GV-自分のエンジェル・コマンド、デーモン・コマンド、アーマード・ドラゴンのいずれか3体を重ねた上に置く。
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
相手は呪文を唱える事ができない。
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、自分の山札を見る。その中からドラゴンまたはコマンドを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
ワールド・ブレイカー

バルカディアスから更にボルシャック・NEXが合体した姿。
詳しくは当該項目を参照。

ドラゴン・サーガ


悪魔神が「D」の力に目覚めし時、すべてが闇に覆われる。

悪魔龍王 ドルバロムD(ディー) SR 闇文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 13000
進化-自分の闇のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは自身のマナゾーンにある闇以外のカードをすべて墓地に置く。
T・ブレイカー

ドラゴン・サーガDの力に目覚めたバロム。
名前の通り、能力と弱点はドルバロムのそれと同じ。ただしこちらは闇を含むドラゴンならば何でも進化元にできる点で優れている。能力を使った後の勝利のガイアール・カイザー等がお勧めであろう。
一般的にバロム系統の効果は闇を相手にした場合の不安定さが故にメタゲーム入りは難しいと言われていたが、なんとデュエマ甲子園 エリア代表決定戦 東北A大会 3位入賞。
そう、今は単色フィーチャーがために環境が味方しているのだ。

因みに永遠のライバルのアルファディオスはデュエマ甲子園 エリア代表決定戦 東北B大会 優勝。

革命編


白きバロムの体が血に染まった時、バロム・ロッソが降臨する。

悪魔神バロム・ロッソ P  闇文明 (9)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは、自身の手札を見せ、闇以外のカードをすべて捨てる。
T・ブレイカー

悪魔神ドルバロムが血に染まった新たな姿。
ドルバロムよりコストが1少ない分、そちらより被害が少ない闇以外のハンデス能力となった。破壊→ハンデスの順番なのでマッドネスの展開は許してしまい、自分の手の内を晒してしまうのも弱点である。
とは言え、手札はマナと違って染色する手段が現状無く、エターナル・Ωを持ったゼニスをそのまま墓地に叩き込むことができる強みがある。

革命ファイナル


大地の力を得た悪魔に敵は無い。

悪魔神バロム・クエイク P  /自然文明  (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
マナ進化―デーモン・コマンドを自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、デーモン・コマンド以外のクリーチャーをすべて破壊する。
相手のクリーチャーがコストを支払わずにバトルゾーンに出る時、相手はそのクリーチャーをバトルゾーンに出すかわりに自分のマナゾーンに置く。

大地の力を手にした新たなバロム。その為、全ての能力が歴代バロムとは似て非なるものとなっている。
まず、進化方法がマナ進化であること。その性質上バトルゾーンに出すと1マナ減ってしまうが、進化元をバトルゾーンに維持する必要が無くなったので、バトルゾーンがまっさらな状態でも降臨できるようになった。
次に、破壊対象が闇以外→デーモン・コマンド以外に拡大したこと。これまでのバロムに比べて圧倒的にぶっ刺さるデッキが増えたのは非常に嬉しい点である。また、自分の光単色のデーモン・コマンドが事が破壊されないのも地味な利点。
最後に、相手のコスト踏み倒しに対するメタ能力。相手クリーチャーが正規コストを払わずにバトルゾーンに出ようとすると、そのクリーチャーは直接マナ送りとなる。天に召されたライバル一族と同じく、バトルゾーンを介してないので、「バトルゾーンに出た時」や「バトルゾーンを離れた時」の能力も封殺してしまう。

双極篇


バロム砲は、すべてを闇と化す。

悪魔神バロム SR 闇文明 (8)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 12000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。
バロム砲 SR 闇文明 (10)
呪文
各プレイヤーは、闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから墓地に置く。

「甦れ!あのカード!ツインパクトカード投票所」という過去のカードをツインパクト化させるアンケート企画によりツインパクト化。呪文側に漫画版の必殺技であるバロム砲が17年超しにカード化した。

コスト10で闇以外のマナを破壊すると聞くとクリーチャーも破壊できるドルバロムが優先されそうだがツインパクトカードという事、それこそが最大の強み
《コンダマ/魂フエミドロ》や《始虹帝ミノガミ》のブースト対象になりマナのツインパクトカードを五文明にできマナゾーンのツインパクトカードを回収できる《虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め》と組み合わせることで相手のマナだけを破壊することができるのだ。またも、闇以外のデッキが多いために環境が味方した。

なお、ライバルのアルカディアスは投票結果が2位だったのにツインパクト化を逃している。

王来篇

連結王 バロディアス KGM 光/闇/火文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/エンジェル・コマンド 13000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
T・ブレイカー
多色ではない呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選ばれない。
このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のクリーチャーを1体破壊する。

連結王 ドルファディロム KGM 光/闇/火文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 13500
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。)
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手の多色ではないクリーチャーをすべて破壊する。
相手は多色ではない呪文を唱えられない。

敵アルファディオスと不本意な融合を果たしたディスペクターの王。
詳しくは当該項目を参照。


ゲンムエンペラー <バロム.Star> SR 闇文明 (7)
スター進化クリーチャー:∞・ドラゴン/デーモン・コマンド/レクスターズ 11000
このクリーチャーの召喚コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、このクリーチャーを破壊する。
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を好きな数捨ててもよい。その後、こうして捨てた手札の枚数に1を足した数、相手は自身のクリーチャーまたは手札を選び、墓地に置く。

レクスターズとしてドルバロムの力を継承した《∞龍 ゲンムエンペラー》。
バロム特有のcipによる全破壊効果が、アタックトリガーによる手札を捨てた数+1だけ相手のクリーチャーと手札を破壊する仕様になっており、除去範囲が広がっている。


黒城が従えし最強の悪魔神、バロム。それは全てを破壊する悪魔。

悪魔神バロムハデス P 闇文明 (9)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
進化:デーモン・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。
このクリーチャーが攻撃する時、闇のクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。

「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」に収録された、冥府の神の名を冠した新たなバロム。
破壊効果に加えアタックトリガーでのリアニメイトを行える。
対象は闇でさえあれば種類は問わない為、更にドルバロムを呼び込んでランデスする事も可能。
劣化デドダムの烙印を押されている《無敵死神ヘックスペイン》との相性も良好で、リアニメイト先を確保すると同時に自身が進化元になり、マナカーブ的にも綺麗につながる。

王来MAX

バロム魔神の封 R 闇文明 (5)
タマシード:デモニオ/鬼レクスターズ
S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
このタマシードが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。その後、捨てたカードのコスト以下の相手のクリーチャーを1体破壊する。
シンカパワー:このタマシードが進化する時、シールドを1つ選び、ブレイクしてもよい。

今度は鬼レクスターズとしてタマシードに封じられたバロム。
レクスターズとディスペクターと鬼レクスターズを全て経験しているクリーチャーは何気に希少である。

cipで相手の手札を1枚ランダムに捨てさせ、そうして捨てたカードのコスト以下の相手クリーチャーを1体破壊できるという、ハンデスと除去を兼ね備えた1枚。
S・トリガー持ちなので相手ターンに発動できる可能性もあり、防御札としても機能する。
更にこのカードを進化元にすればシンカパワーでシールドを1枚ブレイク可能。
どのプレイヤーかの指定はないので、場合によっては暴発狙いで自分のシールドを敢えてブレイクするのもありだろう。


関連カード


聖霊王アルカディアス VR 光文明 (6)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500
進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
W・ブレイカー
誰も光以外の呪文を唱えられない。

バロム様の永遠のライバル。
詳しくは当該項目を参照。


救命人形バロール C 闇文明 (2)
クリーチャー:デスパペット 1000
セイバー:デーモン・コマンド

バロムをモチーフにしたカワイイ人形。デーモン・コマンドの身代わりになれる能力を持つ。
コイツ自身が非力で死にやすい上、闇は墓地回収が豊富なので使われにくい。


従獄の凶獣ドルベロス VR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 7000
闇以外のクリーチャーを召喚する時、支払うコストは2多くなる。
W・ブレイカー

コッコ・ルピア》と真逆の効果を持つドルバロムのペット。だが種族は同じくデーモン・コマンド。同族をペットにするとはさすがバロム様。

召喚コストが水増しされるという非っ常に嫌な効果な為、非闇使いにとっては真っ先に潰しておきたい一体。
だが本人のコストが重いためやや使いにくい。つくづく闇には甘くそれ以外には非情なバロム様。

背景ストーリーでは、《聖霊王アルファディオス》率いる光軍に瞬殺されてしまった。


死神明王 XENOM(ゼノム) SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
ブレイク・ボーナス(このクリーチャーの攻撃が終わった時、このクリーチャーがまだバトルゾーンにあれば、その攻撃中にブレイクしたシールド1枚につき、次のBB能力を1回使ってもよい)
 BB-相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

神化編にて登場した軍団「死神」のボス。バロム様の形を模した杖を持っており、関連性をうかがわせる。
なおバロムの杖を持っているというのは、バロム様をこえる存在とのこと。どこが?とは聞いてはいけない
しかし、後にバロム本人が死神として登場してしまった。

能力は神化編での新能力「ブレイク・ボーナス」によるハンデス効果を持つ。自身がT・ブレイカーなので最低3枚、総攻撃の最後に殴ればそれ以上の効果が見込める。
しかし能力の関係上、シールド・トリガー等で退場させられたら終わりである。進化元もデーモン・コマンドのみ(バロム様の転生版は死神も対象)と、使いづらいのが実情。
やはり本家の壁は厚かったか。


悪魔の中の悪魔、バロム。彼らの血族がどこで生まれたのかは未だ知られていない。
だが、悪魔神を呼び出す神官の存在は知られている。

邪霊神官バーロウ P  闇文明  (9)
クリーチャー:デーモン・コマンド 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、名前に《バロム》とある進化クリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の墓地から召喚してもよい。

バロム登場から約13年後、遂に登場した専用サポートクリーチャー。
バトルゾーンに出ると墓地にある《バロム》1体をリアニメイトできる。バーロウ自身がデーモン・コマンドなので、こいつに重ねて即進化することも勿論可能。(ただし、バロム・ハンターやドルバロムDは別に進化元を用意する必要がある)。
特にバトルゾーンとマナを一掃するドルバロムはコスト10なので、1マナお特に出せるのである。
また、このリアニメイトはコスト0だが召喚扱いで出る。したがって、相手のバトルゾーンに革命0が発動している《時の革命 ミラダンテ》らがいると完封されてしまうので注意。

詳細は当該項目を参照。


デュエル・マスターズ プレイス



絶望が現世を呑み込み---悪魔神が、顕現する。

悪魔神バロム SR 闇文明 (8)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 12000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。

2019年12月18日、デュエル・マスターズのアプリ、デュエル・マスターズ プレイス(略称、デュエプレ)が登場。その記念すべき第1弾のSR枠にバロム様が抜擢された。
破壊能力、コスト、パワーはそのままで念願のT・ブレイカーを得た。同じくパワー12000の《不落の超人》もT・ブレイカーを得ている辺り、デュエプレではパワー12000超えはT・ブレイカーをもらえるようである。
ライバルのアルカディアスも同じくSR枠に名乗りを上げるもあちらはその能力の特性上、逆転要素を簡単に封殺してしまうことを危惧されたのか、意図的にパワー11500に落ちてW・ブレイカーとナーフを受けてしまった。
なおこちらのバロムとアルカディアスはパックでしか手に入らないシークレットカードも存在しており、双方とも藤仲リュウ(藤山もんた)氏がイラストを新規に担当している。


背景ストーリー


覇王ブラックモナーク》が光の《聖霊王アルカディアス》に対抗するため復活させた存在。
アルカディアスとの死闘の末に封印されるも、《荒廃の巨王ジェノサイド》や火の連合軍と共に光・自然軍に甚大な被害を与え、撤退させている。

闇文明にとってまさに神と呼ぶべき絶大な存在で、倒されても闇文明総出で復活させようとしている。
実際、転生編では《悪魔神ドルバロム》として転生し、極神編では《魔刻の斬将オルゼキア》率いる闇軍がに対抗すべく《悪魔神バロムエンペラー》として復活させている。
ブラックモナークは全然復活しないのにこの差は……。まあ上位存在がそうホイホイ復活しても困るが。

しかしただ復活させてもらえるだけでもなく、覚醒編では因縁の相手である聖霊王と合体させられ《悪魔神王バルカディアス》と化した事もあった。
象徴的な存在である故に、時にはその力を利用されてしまうのだ。

更にエピソードシリーズではハンターの一員として加勢したり、ゼニスの力で文明を越えた光文明デーモン・コマンド偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》になったりしていた。

王来篇

悪魔神ドルバロム》として、因縁深い相手であり「超獣王来烈伝」の12王の一人である《聖霊王アルファディオス》と連結させられ、ディスペクターの王が一人《聖魔連結王 ドルファディロム》と化す。
バルカディアスに続いてまさかの二度目の合体となった。
連結勢力の王として最初にモモキングの前に立ちはだかり、彼を絶体絶命の窮地の陥れている。

その後は魂を解放されたようで、《∞龍 ゲンムエンペラー》に継承された《ゲンムエンペラー <バロム.Star>》となってレクスターズに助力している。

王来MAX

ディスペクターとして「超獣王来烈伝」の12王と合体させられていたクリーチャー達が、実は龍頭星雲の向こう側にあるデモニオが栄える世界『鬼の王の歴史』における12の王という新事実が発覚。
これに伴い、アルファディオスと縫合していたドルバロムは「悪魔王」として「邪鬼王来烈伝」にその名を刻んでいた事も明らかになった。

こちらの歴史でもドルファディロムとしてデモニオを急襲したが、鬼レクスターズとして覚醒した《終来王鬼 ジャオウガ》にその魂を飲み込まれてしまったようである。


漫画での活躍


黒城凶死郎が黄昏ミミ戦で使用。
ミミ優勢で進んでいた流れを一瞬にして覆すという大どんでん返しを見せ付け、読者の度肝を抜かせた。
以後、黒城の切り札として幾度も登場していく。必殺技はバロム砲流石コロコロのセンス。

勝舞がボルメテウスのデッキ構築に苦戦していた時にも登場。
シビレアシダケが白骨化していた。

単行本14巻に収録されている伍大翔が主人公の番外編にも登場し、闇坊主ぽく念が切り札として使用。
《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の効果を利用して翔が召喚した光属性ブロッカー7体を全滅させ、《飛翔の精霊アリエス》1体・シールド1枚まで追い込んだが、翔がアリエスを進化させて登場した《聖霊王アルカディアス》の「光の剣」で真っ二つにされた。


余談


初代バロムのイラストレーターは一徳氏。
現在では珍しくもないが、黎明期出身のクリーチャーとしては珍しくイラストレーターがほぼ固定されており(他にはボルメテウスの獅子猿氏ぐらい)、デュエマが20周年を迎えた現在でもバロムの派生やイラスト違い等を手掛けているため、バロムのイラストレーター=一徳氏という認識をしているプレイヤーは多い。



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最終更新:2024年03月18日 23:32