千堂武士

登録日:2010/06/08(火) 14:40:26
更新日:2023/02/21 Tue 19:02:31
所要時間:約 5 分で読めます




浪速の虎 千堂武士


漫画「はじめの一歩」の登場人物にして、主人公・幕之内一歩のライバルの1人。

◇データ
出身:大阪府
所属:なにわ拳闘会
階級:フェザー級
受賞歴:西日本新人王、日本フェザー級チャンピオン
タイプ:インファイター
身長:168cm
生年月日:1972年5月5日
血液型:B型
好きな物:猫
苦手な物:勉強、歌(本人に自覚なし)
副業:不明(駄菓子屋?)

一歩と同等、またはそれ以上の剛腕の持ち主。

地元関西では「浪速の虎」「浪速のロッキー」と呼ばれ、絶大な人気を誇る。


◇人物像
生まれてすぐに母親を亡くし、消防士だった父を5歳の時に失っている。
その後祖母の駄菓子屋に引き取られるがたちまちグレて中学時代にはヤンキーになっていた。
(しかし手当たり次第に暴れ回っていた青木村や沢村とは異なり、弱い子を守り、パンピーには手を出していなかった模様)
高校の頃、名古屋一円をシメていた沢村と出会っている。
学生時代のエピソードは78巻収録の『はじめの一歩外伝 浪速の虎』に詳しい。

「強さとは何か」を考え続けていた時に柳岡と出会い、ボクシングへの道を進み始めた。

学生時代ロクに勉強していなかっただけあって、常用漢字すら怪しいほどの学力ではあるが、絵は結構上手い。


最近『外伝』時代の恩師(美人)とフラグが経った。ただ、久美ちゃんのことも気になるらしい。


◇スタイル

基本に忠実な一歩と違い、力任せの殴り合いを好む。

その剛腕から繰り出されるパンチは全て殺人級の破壊力を持つ。
そして、本来は守備の補強に用いられる中距離ブロー、「スマッシュ」を攻撃力アップに改良したものを得意としている。


作中唯一、一歩と2度戦った相手でもある。


一度目は全日本新人王を賭けて戦った試合。
終始優位に試合を運ぶが、一歩が放ったテンプルへの一撃で気を失う。
そのまま意識が戻ることはなく、コーナーから出ることができずに棄権負けとなった。




二度目はかつて一歩を苦しめたヴォルグ・ザンギエフと冴木卓麻を破り、伊達英二が返上した日本フェザー級チャンピオンの王座を手に入れ、
チャンピオンとして一歩にリベンジマッチを挑んだ試合。
不足していた下半身の強化により強靭的脚力と王者の威圧感で、一歩を戦意喪失の寸前まで追い詰めた。
ちなみにこの試合は「ミックスアップ」と呼ばれ、お互いが相手の力を引き出し、限界を限界じゃなくすという、滅多に見られない試合であった。
しかし最後は、一歩の「リバーブロー」「ガゼルパンチ」「デンプシーロール」の必殺ブロー3連発の前に敗れた。




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最終更新:2023年02月21日 19:02