カズマ(スクライド)

登録日:2009/08/13 Thu 08:26:45
更新日:2022/12/08 Thu 22:15:45
所要時間:約 6 分で読めます




※本項目にはアニメ版と漫画版の情報が混在しています。
それをふまえてお読みください。





真ん前から打ち砕く!

オレの自慢の!拳でぇぇッ!!


カズマ





16歳。
スクライド』の主人公。

ロストグラウンド出身のネイティブアルターの一人で、インナーに由詑かなみと同棲している。
普段は工事現場や牧場で働き、時たま悪友の君島邦彦が斡旋した非合法の仕事をアルター能力を使って解決する、一種の便利屋。

身勝手で負けず嫌いで喧嘩っ早い所があるが、何があっても他者に媚びない、諦めない性格で、「自分のケツは自分で拭く」漢。

漫画ではジュラ期から冷凍されて現在まで生還したり、時空の壁をぶち破ったり、海をモーゼ並みに真っ二つにするとやりたい放題。
アニメでは、人質をとられても無視して突っ込む。例えそれがかなみであっても無視する。
もっとも、そういう事ができたのはカズマだから、かなみだから、というのが大きいが。

そして、反逆者。
NOしか言わない反逆者。
NOと言ったそばからYESと言う反逆者。
漫画版では両腕両足がほとんど動かなくなるまで暴れ続けた反逆者。

喧嘩に関する機転は利くが、基本的にバカ。頭脳はホーリーの知能テストの結果、五歳児並みと判明。
カズマの語彙力は割とあるので、バカと言うよりむしろ天才的五歳児とでも言うべきなのかも知れない。

君島とは14歳の時に知り合う。
カズマと違って力が無いなりに、カズマの人間性や責任感を信頼して身を挺する様を見て以降一目置くようになったのが友人となった切っ掛け。

かなみや君島等の、当人にとって余程印象深い対象を除き、人の名前を覚えない。
というか、最早積極的に忘れようとしてるんじゃないか、という感すらあるくらい、覚える気が無い。

そしてどうしようもないレベルのロリコン
彼と渡り合えるロリコンは某女装の似合う探偵某家族の兄貴学園都市第一位くらいだろう。
だが、愛したかなみが偶々幼女だっただけであり、幼女であれば誰でも良い訳ではない。純情一途なロリコンなのだ。


ストレイト・クーガーとはかなみや君島と知り合う以前の幼少期に出会い、同じネイティブアルターとして生き方や力の使い方を学び、彼のことを「兄貴」と呼び慕っていた。
この頃のことは本編やオルタレイションでも少し描かれている。
諸々の事情からクーガーが何も言わずホーリーに所属したことで本編時点ではちょっとした喧嘩別れ状態になってしまっていたが、兄貴と弟分の関係に根本的な変化は無い。


そして、もう一人の主人公である劉鳳とは序盤で出会いライバル関係となる。
初めは自らが一番だと半ば天狗になっていたが、その自信を完膚無きまでに叩き潰された為、一方的にライバル視するようになる。

しかし、何度も激突・衝突を重ねる内に、互いを強敵と認め、遂にはライバルを超えた関係へと変わっていく。

終盤では戦友とも呼べる間柄になり、すべてが片付いた最終話では持てる力を尽くしたガチバトルを繰り広げる。
アルターを具現化できなくなってもなお泥臭く殴りあう姿は、正に「漢の戦い」と言えるだろう。 



アルター能力
融合装着型『シェルブリット』

カズマの右腕に秘められたアルター。
右手の甲の一部のアルター疵が酷く、常に一部がアルター化しており、それを隠すためにグローブを着けている。
どれだけダメージを負っても拳のアルター化が解けないのはこのため。
アルター能力発現の後遺症によりアルターを発動してなくても右腕の筋力はコンクリートを砕けるほど凄まじい。


▼アニメ版
  • 第一形態
第一話から使用している状態。
発動すると右腕が縦に三枚おろしになり更に装甲に覆われアルター化。背中の肩甲骨辺りに三枚の羽が生える。
また、髪の毛も逆立つ。

右腕の力が超強化され、岩盤を砕くなんてことは朝飯前。地面を殴って自身を高く飛ばすなどの芸等が出来るほどとなる。
背中の羽を一枚消費する事により、推進剤とし、以下の三発の必殺技を放つ。
「衝撃のファーストブリット」
「撃滅のセカンドブリット」
「抹殺のラストブリット」
技の名付け親はクーガー兄貴。
特にファーストブリットは兄貴の技名そのままを譲り受けている。

戦闘能力は下手なネイティブアルターやB級程度のホーリー隊員を圧倒するレベルだが、A級相手では不利は否めない。
また、必殺技の回数制限もあるため連戦には不向き。


  • 第二形態
アルター結晶体から奪い取った「向こう側」の力を取り込んだ事で得た新しい力。
基本的にカズマはこの形態を「シェルブリット」と呼ぶ。
右腕の装甲が更に大きくなり、手の甲は円盤状のフォルムへと変貌。
更に顔の右半分を覆うように装甲があらわれた。
背中の羽根も大きな風車のようなパーツへと変化。これを高速回転させることで飛行できるようになった。

必殺技は「シェルブリットバースト」
発動時には手首付けられている拘束パーツを弾き飛ばして手から肘にかけての装甲が展開し、手の甲に内蔵されたファンのようなものを回転させ「向こう側」のエネルギーを吸収。
そのまま背中の風車の回転で生まれた加速と共に拳を叩き込む。
威力は第一形態の必殺技から桁違いに上昇しているうえ、三回だけといった回数制限も無い。
それまで敵わなかった真・絶影を上回るほどの戦闘力を発揮するようになった。

しかし、その分反動も大きく、使う度に激しく消耗し、身体が壊れていく。最初は二日間気絶し、24話では10発ほど撃ったことで右腕の感覚がほとんど無くなってしまった。
だが限界突破してしまったらしく、その後は消耗こそすれ腕が完全にダメになるという状態にはならなかった。

なお、腕全体がアルター化しているため、万が一右腕をアルターごと斬られても再々構成すればすぐに腕を再生することができる。

シェルブリットバースト時に得られる推力は大気圏脱出用ロケットと同等かそれ以上まで加速することができる


  • 第三形態
無理やり「向こう側」の扉を開き、「向こう側」の力を引き出した事により得た形態。
右腕に加えて左腕も第二形態のような装甲で覆われ、両方の拳から技を繰り出せるようになる。
なお、風車の逆側の肩甲骨辺りには短いブレード状の物体が生えている。


  • 第四形態
更に「向こう側」の扉を完全に開いた事により得た形態。
両脚も装甲で覆われる。下の最終形態への繋ぎのため出番は僅か。


  • 最終形態
更に更に「向こう側」の力を引き出したことで獲得した姿。
公式ではこれを「第三形態」としている。

両手足の装甲が若干大型・鋭利化し、胴体も装甲で覆われる。
頭部にはフェイスマスクと巨大な赤い鬣のような装甲が出現。
第二形態の風車も長い尻尾のような形状へと変化し、空間を叩いてその衝撃を推進力にする。
全体的にライオンのような印象を与える姿に。
金ぴかのゴキ〇リではなく勇者王と呼べ。

必殺技は両掌に「向こう側」の力を纏わせ殴りつける「自慢の拳」。
主人公の最強技が自慢の拳なんてのもカズマだからこそ。
ちなみに、最終形態時のパンチ一発はシェルブリット一発に相当するそうな。
ただし過剰な使用は本人の体も蝕むことになる……筈だが、その後も使いまくっている。


最終形態獲得時点でその戦闘能力はアルター能力の中でも異常なレベルに達しており、最早同じく最終形態に至った劉鳳の絶影以外に太刀打ちできる者がいなくなってしまった程。
しかし、過剰なアルター能力の使用ならびに「向こう側」の力を手に入れた代償はかなり大きく、第二形態以降を発動した時しか右眼が開かなくなってしまった。
さらにもともと右手の甲のみだったアルター痕が右腕から肩、顔にまで伸び、右の前髪も最終形態の色に変色してしまった。



▼漫画版
  • 第一形態
基本的にはアニメ版と同じ。
しかし技名が変わっておりバリエーション豊富
てかそのエピソードごとに、使うシチュエーションに合わせた言葉を頭につけている。


断罪のシェルブリット 反撃のシェルブリット
憤激のシェルブリット 哀愁のシェルブリット
激昂のシェルブリット 怒涛のシェルブリット
双撃のシェルブリット 追撃のシェルブリット
粛正のシェルブリット 撃滅のシェルブリット
鎮魂のシェルブリット 最速のシェルブリット
弾劾のシェルブリット 強攻のシェルブリット
逆転のシェルブリット 青春のシェルブリット
信念のシェルブリット

トリプルフィン・モーション(三枚羽発動)攻速のシェルブリット


  • 第二形態
アルターを強制進化させる言葉『s.CRY.ed』を唱えて進化。

「なるほど。名付けるとするなら『ハイブリット』と言ったところか」
「いいねぇ、その名前。気に入ったぜ。ハイブリット!」

アニメ版第四形態のように両手両足がアルター化し、顔も半分ほど変化する。
また右手はケモノの口から出ているようになっており、完全発動時にはケモノの頭になる。

技名も「○○のハイブリット」に。



デジモン世界におけるカズマの姿。
幼年期、成長期、成熟期、完全体、究極体すべての枠におさまらない特殊なデジモン。
反逆っぷりは相変わらずで、デジモン世界の神に喧嘩を売り、その拳で世界を救った。
こちらでは重度のシスコン。てか理想の兄貴。


▼名言

「カズマだ!」

「あいよ」

「悪かったって。ごめん、わりぃ、すまねえ、許せ。」

「ないなら見つけてやる!なくても見つけ出す!」

「背骨貰ったぁぁ!」

「おい、何を我慢している!お前は今泣いていい!泣いて、いいんだ……」

「これが!これだけが!俺の自慢の拳だぁぁぁぁ!」

「意地があんだよ、男の子にはなぁ!!」

「いこうぜ!君島!こいつは…この光は!俺とお前の輝きだぁぁぁ!!」

「どうした、意地を見せてみろ!そんでもって喧嘩だ!喧嘩をやってやる!!」

「おいしい…サンドイッチ…」

「もっとだ!!もっと!!もっと…!!もっと輝けえええぇぇぇ!!」

「死ぬのが怖いわけじゃない…ただ…何もせずに死ぬのが…怖い…何の証もたてないまま…朽ち果てるのは…それだけは…死んでも御免だぁ!!」

「限界!?限界ってなんだよ!!!」

「最後まで名前間違えやがって……じゃあな、アニキ…」

「そんな事ぁ先刻承知よぉ!」

「まずはコイツからだ!アニキ譲りの『衝撃のファースト・ブリット!!!』」


「視野を狭めろ。余計なもんは視野の外に流せ!」

「オッケー!!刻んだぜ!!リューチョウ!!!」




「ああ、そうさ!
俺はただのwiki篭りだ!
ちゃんとした名前もねえ、テメエのような立派な立場ってやつもねえ
それでもただ一つ、一つだけテメエに勝っているモノがある!
さあ見せてやる!
これが! これだけが! 俺の自慢の追記・修正だぁぁっ!!」

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最終更新:2022年12月08日 22:15