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ペガサス幻想 -PEGASUS FANTASY-

登録日：2012/07/11(水) 10:28:20
更新日：2021/08/21 Sat 13:38:06
所要時間：約 4 分で読めます


ペガサス幻想 そうさ夢だけは

誰も奪えない 心の翼だから

聖闘士星矢 少年は皆

聖闘士星矢 明日の勇者




アニメ「聖闘士星矢」の第1期OPテーマ。
「幻想」の部分は「ファンタジー」と読む。

歌うのは作曲を担当した山田信夫がメインボーカルを務めていたMAKE-UP。

80年代アニメらしく作品のタイトルを盛り込んだ分かりやすくもカッコいい歌詞と、
曲冒頭の「セインセイヤァァァァァァッ!!」などの山田信夫の熱いシャウトによって当時の少年達の心をガッチリと掴んだ、同バンドを代表する名曲中の名曲である。
何気に漫画連載時に劇中で歌われている（聖域の膝元にある村でリヤカーを引いているオッサンが歌っていた。英語で）

この曲に合わせたOPアニメも秀逸で、特にパンドラボックスに入った聖衣が、オブジェの状態から分解されて星矢の体に次々に装着されていくシーンは、
アニメだからこそ出来る表現であり、非常にカッコいい。
なお、全体的に主役の星矢を除く青銅聖闘士が全員ほぼ同格のような扱いとなっているのも特徴。この頃は青銅一軍・二軍の扱いの差が明確で無かったのだろう。

ちなみにこのOPアニメをよく再現したコピペが存在するが、長い上に歌詞が全て載ってしまうのでここでは割愛。気になったらグーグル先生を頼ってみよう。

大ヒットを記録したペガサス幻想だったが、MAKE-UPはこの曲を発表した翌年の1987年をもって解散。

以後、メインボーカルの山田信夫氏はNoB名義でのソロ活動を進めていく事になるが（後に轟轟戦隊ボウケンジャーや天装戦隊ゴセイジャーの主題歌を担当）、
「ペガサス幻想」は変わらず彼の代表曲として歌われ続け、海外でも高い人気を博している。

たとえばフランスでは、オーディション番組で日本語でこれを歌った男性が出た。その熱いハートは審査員の頬を見事に緩めた。
セイッセイヤァ、しゅおねんはミィーナー！


2011年には三洋からパチンコCR 聖闘士星矢がリリースされ、「ペガサス幻想 -2011ver-」として新録された本曲が使用された。

オリジナルから25年が経ち、既に御年47歳を迎えたNoB氏だったが、その年月は彼を劣化させるどころかむしろ超進化させていた。

オリジナルが若々しく熱い反面、まだ荒削りな部分が（録音器材の発展ももちろんあるのだろうが）見えていたのに対し、
本Verは長い年月をかけて研鑽されたキレ味のある仕上がりとなっている。

OPアニメも当時の絵コンテそのままに現在の技術で再現。パチンコに興味は無くとも、ファンならば是非一度は見て頂きたい。

肝心のパチンコ本体の出来に関してはお察し下さい



さらに2012年には新シリーズ「聖闘士星矢Ω」が始動。

今度は「Ver.Ω」と題して劇中でアテナ=城戸沙織を演じる中川翔子女史とのフューチャリングによるダブルボーカルで歌っている。

曲調もピアノの旋律を主軸にした落ち着いたイントロから、サビに向けて徐々に盛り上がっていくアレンジが成されている。


そしてメインはあくまでしょこたんなのにサビはきっちり奪いとっていくお茶目なNoBさんが見られる。

だがしょこたんも熱く歌い上げているので大丈夫だ、問題ない



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